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2017年10月11日に、音楽系SNS『nana』がユーザー数500万人を突破しました。
『nana』がサービスを開始した2012年は、自分の歌や演奏した音声を投稿できる『nana』同様の音楽投稿サービスが既に存在した時代。にもかかわらず『nana』は約5年でなぜ登録ユーザー数を伸ばすことができたのでしょうか。
そこでこの記事は、nanaユーザーに対して行ったアンケートやサービスの特徴から、500万人を夢中にさせた理由を探っていきます。
なぜ500万人が音楽系SNS『nana』にハマる? アンケートで見えた2つの理由
最終更新日:2017年10月11日
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『nana』ってどんなアプリ?
『nana』はユーザーが投稿した楽曲に、自分の歌や演奏を重ねて録音する「コラボ」という楽しみ方が特徴的な音楽系SNS。
また『nana』で投稿できるのは「最高90秒間の音声」のみ。
他の投稿サービスにように「姿を晒す動画&フル尺歌いきる実力」も必要もなく、誰でも気軽に投稿できる環境になっています。
アンケートでわかった『nana』を使う500万人の特徴
誰でも気軽にコラボを楽しめる『nana』ですが、一体どんな人がどのようにして使っているのでしょうか。
そこで『nana』を運営する株式会社nanaが実施した「6,435人のnanaユーザーを対象に行ったアンケート」をもとに、ユーザーの特徴を見ていきます。
半数が10代の女の子。nanaユーザーの年齢・性別・職業・人口分布は?
全nanaユーザーのうち約380万人……全体の76%が女性という結果になりました。
また年齢別に見ると女性は「~19歳女性」の割合が最も多く、主に20代までの女性が中心のサービスになっているようです。
一方男性も、女性と同じくメインユーザーは20代までのユーザー。ですが男性は年齢が上がってもさほど変化がなく、幅広い年代に好まれている印象です。
男女ともに「~19歳」が中心のサービスだけあって、ユーザーの職業の多くは学生。
自分の歌を聴いてもらいたいけど、聴いてもらう機会がない……といった学生が友達とカラオケに行ったり、部活動に励んだりする感覚で利用しているのではないでしょうか。
音楽活動というと都心部で盛んに行われるイメージがありますが、nanaユーザーが都心部・地方へ極端に偏る様子はありませんでした。
アプリを介してどこでも活動できる『nana』だからこそ、地方でも気軽に音楽活動が行われているようです。
楽器が弾けなくても、歌が下手でも楽しめる!? ユーザーの意外な利用方法とは
「nanaで投稿することが多いパートは?」の質問に対し、約95%が「ボーカル」と回答。「ボーカル」パートの男性の約11%が「ギター」でも投稿するなど、“1つのパートを専門に投稿する”といった他投稿サービス の風潮とは異なり、『nana』では複数のパートを楽しむスタイルが感じられます。
また一般的な投稿サービスではボーカルに次いでギター・ベース等の“弾いてみた”系の投稿が多くなる印象がありますが、『nana』では「コーラス」や「トーク」がボーカルに次いで大きな割合を占める結果に。
※トーク:声劇など、音楽以外の声を使った投稿
メインボーカルの上にハモリパートを乗せる「コーラス」、声劇を楽しむ「セリフ」は、どちらも『nana』ならではのコラボ機能を使ったもの。
楽器の演奏よりも気軽な「ボーカル」だけでなく、「コーラス」「トーク」といった90秒間歌いきる余裕がない人でも気兼ねなく投稿できるジャンルが人気を集めています。
「よく投稿するジャンル」として多くのnanaユーザーが挙げたのが、10代に人気のボカロ・アニソン。10代がメインユーザーの『nana』らしい結果となりました。
音楽投稿サービスでは高い技量が必要な「メタル」が人気を集める中、『nana』では少数派。むしろ「J-POP」といった誰でも気軽に楽しめるジャンルに人気が集まった印象です。
ユーザーは『nana』で開催するイベントをどう思ってる?
『nana』ではユーザー間でのコラボを楽しめるだけでなく、有名アーティストとのコラボをかけたオーディションやお題に沿った楽曲を投稿し合う企画などのイベントが随時開催されています。
そうしたイベントを、nanaユーザーはどう思っているのでしょうか……。
そこでお次は「nanaユーザーが持つイベント参加への意欲」に関する、アンケート結果を見ていきます。
nanaユーザーはイベントに対して意欲的
nanaが開催するイベントに「参加したことがある」と答えたのは23%だったものの、今後のイベントに参加の意思を表したのは最大で44.3%。イベント経験がないユーザーも「これから参加していきたい」という意欲的な姿勢を見せています。
また賞品効果で回答が増えそうなプレゼント企画は、意外にも伸びず38.6%。「商品よりも腕試し」と、イベントは意欲的に音楽へ取り組めるチャンスと考えているようです。
有名アーティストのコラボからリアルイベントまで。過去のイベント事例
憧れのシンガーと共演。片平里菜「誰にだってシンデレラストーリー」コピーコンテスト
『nana』では過去に、ROCK IN JAPAN FESTIVALへの出演経験もある片平里菜さんとのコラボ企画が開催されました。
1500人以上ものオーディションを勝ち抜いた3人のnanaユーザーに用意されたのは「片平里菜プレミアムライブ」の舞台。
3人とも片平里菜さんのファンだけあって「憧れの人との共演に委縮するのでは……」と筆者は思っていましたが、ライブが始まると3人は物怖じせずにパフォーマンスを披露。
アーティストとファンの関係ではなく、3人から「自分もアーティスト!」という気持ちが伝わってくるほど堂々としたステージとなりました。
ゆず・Superflyを手がけるプロが審査員。映画『SING/シング』歌うまオーディション
ゆず・Superfly・米津玄師などのプロデュースを手掛ける蔦谷好位置さんが、特別審査員を務めたオーディション企画。
映画『SING/シング』の予告編に使用される楽曲だけでなく、登場キャラの台詞アフレコも募集され、「セリフ」の投稿に精を出すユーザーにとっても刺激的なオーディションとなりました。
nanaユーザーの祭典。観客すら主役になれる「nanaフェス」
実力を認めらたユーザーが舞台に立てるオーディション・コラボ企画だけでなく、全ての人にスポットライトを当ててくれるのが「nanaフェス」。
メインイベントの人気ユーザーによるライブ以外にも、一般ユーザーが『nana』を疑似体験できるブースがスポンサーの協力により実現しました。
そうした一般ユーザーが参加するブースで印象的だったのが、オーディエンスがステージ上のユーザーに負けない勢いで大熱唱するシーン。
「アーティスト=歌う、オーディエンス=見る」のが当たり前と思っていた筆者にとって、nanaフェスは「参加者全員が1人のアーティストとして楽しめる場所」のように感じました。
またプロから本気の喝が入る「ボーカル審査ブース」は、筆者の「怖い思いまで審査してもらう人いるの?」というイメージをよそに、常に長蛇の列。
「ボロクソに言われてでも成長したい!」というnanaユーザーの貪欲な成長意欲を、行列の長さから感じたブースでした。
nanaフェス2017の詳しいイベントレポートはこちら
観客すら主役になれた『nanaフェス2017』。出演者が語った「nanaだと歌える理由」
出演者は約120人のnanaユーザー。「みんなでつくるプロモーションムービー」
上の『nana』公式プロモーションムービーの出演者……実は全員nanaユーザー。まるでオフ会のような、ユーザー間の交流を活発にするイベントも企画されています。
撮影の合間にセッションをして遊んだり、何気ない会話を楽しんだり……。初対面の人が多かった中でも、『nana』でコラボやコメントするように、積極的に交流するシーンが見られました。
『nana』は音声投稿のみのサービス。それだけに顔出しをしたくないユーザーが多いように思われましたが、このプロモーションビデオ出演企画には、選考で選ばれた120人が参加。
最初のキッカケは「顔出ししたくない」だったかもしれません。ですが次第に「顔出ししてでもユーザーとの交流を楽しみたい」といった気持ちの変化が、nanaユーザーには見られるようです。
「気軽な投稿スタイル+積極的なユーザー」が『nana』の魅力
「最高90秒間の音声」をスマホで録音できる投稿スタイル、歌の実力がなくても利用できる投稿ジャンルなど……アプリの使い方の実態からは「手軽さ」が好まれる様子が伺えました。
一方でイベントに対しては、多くのユーザーが「意欲的」な姿を見せる結果に。気軽でも意欲が低くなることなく「気軽さと高い積極性」を兼ね備える『nana』に、ユーザーは魅力を感じるのでしょう。
音楽系SNSとしては珍しい特徴を持つ『nana』だからこそ、企業とコラボして実現されるイベント次第では、さらなる可能性すら感じさせます。