今やコンデジ並みの画素数、さらには4K動画も撮影できるようになったスマホカメラ。ですが、夜景を撮ってもブレまくり……料理を撮ってもなんだか不味そう……のように、高性能カメラだからといって、キレイな写真が撮れるわけではありません。
そこで今回は、どんなスマホで撮った写真も、最新機種並みの一枚に変えるカメラアプリを紹介します。

写真の腕はアプリで上げろ!最高の一枚を収めるカメラ特集
■夜景編:夜空と光の共演をスマホの中に。『Camera360』
ぼかし・無音・色彩調整……と約200のフィルタを完備する『Camera360』の中でも、特に群を抜く性能を誇るのが夜景モード。フィルタから“Night”を選択して撮影すれば、たちまち夜景の光と、漆黒の夜空の対比が美しい写真に大変身です。
これならプロでも撮影の難しい夜景を、見たままの姿で保存することができそうですね。
■自撮り編:奇跡の一枚を、奇跡にしない『BestMe Selfie』
美白狙いでフラッシュを使っても全体的に青白くなって、狙って撮った奇跡の一枚だとバレバレです。
ですが、この『BestMe Selfie』に搭載されるフィルタを使って撮影すれば、光を抑えたナチュラルな表情に自動で加工。盛りすぎた印象も与えず、いつでも奇跡の一枚を生み出すことができそうですね。
■料理編:撮るだけでシェフの味!?『SnapDish』
蛍光灯の青っぽい光で、料理が冷たそうに映ってしまう環境でも、この『SnapDish』を使えば、肉汁による照り光・添え物の野菜のみずみずしさを強調!
これならSNSに料理の写真をアップするときの、隠し味になってくれるでしょう。
■動物編:気まぐれニャンコの逃亡も許さない『さかのぼり連写カメラ』
動物を相手にベストショットを狙っていたら、動物が逃亡……。生き物相手では、高画質カメラは全く歯が立たないことも。
ですが、この『さかのぼりカメラ』なら、1~2秒前にさかのぼって撮影可能です。これなら物音に敏感な動物相手でも、ベストショットが連発できそうですね。
■番外編:4Kを台無しにするビンテージ加工『VHS Camcorder』
「高画質だ!4Kだ!」と騒ぐ世間をよそに、この『VHS Camcorder』はその逆。なんとどんな動画も、昔懐かしきVHS風の加工を施してしまう代物です。
画面の乱れ・ノイズ……細か過ぎる数々のギミックが、4Kをたちまち昭和の世界に。これなら高画質が蔓延する世の中の注目を一気に浴びること間違いなしです。
大事なのは画質よりも、カメラアプリの使い分け!
カメラの性能は上がったと言っても、良い写真を撮るために大切なのは、状況に応じてカメラを使い分けること。
今回ご紹介したカメラアプリを、状況に合わせて使い分けて、スマホカメラの性能を120%引き出してはいかがでしょうか。