ニチレイフーズダイレクト「フライドサーモン 野菜のビネガーソース」実食レビュー

メインの「フライドサーモン」は身がふわふわ。普段食べているサーモンとは一線を画す舌触りで驚きました。ソースが触れていない部分は皮がパリッとしており美味しいです。衣のようなものがありますが、水分や油分を吸ってもったりしていることもなく軽いのも印象的でした。

銀座の名店「マルティグラ」監修である野菜のビネガーソースは、酸っぱいかと思ったらそんなことはなく、野菜の旨みとほんのり酢の香りがあるくらいで非常に美味。酢と油分のせいか、ほんの少しマヨネーズのような風味も感じます。

脂が乗っていてワインとの相性が良さそうな一品ですが、咀嚼していると少し生臭さを感じることがありました。しかし普段食べる焼き鮭程度なので、許容範囲です。

1つ目の付け合わせ「ペンネの黒胡椒オイルソース」には味がほぼ付いておらず、小麦の味と胡椒の香りが強いです。かなり油っこく、個人的にはオイルソースの良さがどこにあるのか分かりませんでした。

ビネガーソースを絡めて食べると美味しいですが、そのまま食べても美味しい付け合わせが良かったという気持ちが残ります。

2つ目の付け合わせは「いんげんのソテー」。食感が残っており、いんげん・にんじん・玉ねぎの甘みと旨みがあってとても美味しいです。野菜の苦みなどもないので、野菜嫌いの人も食べられるかもしれません。

ソテーされたときのソースが染み込んでいるからか、噛むとジュワっとジューシー。先ほどの「ペンネの黒胡椒オイルソース」に比べると味付けもしっかりしていて、そのまま食べても美味しかったです。

ニチレイフーズダイレクトのアットホームバル「フライドサーモン 野菜のビネガーソース」は全体的に油分が強いので、油っこいのが苦手な人には合わないかもしれません。またサーモンに小骨が残っているのも少し気になりました。

ただ味はとても美味しかったです。ワインなどのお酒にとても合いそうな味付けなので、魚料理が好きな人はもちろん、お酒好きの人にも試してほしいメニューでした。