ミールタイム「チンジャオロース」実食レビュー

ミールタイムの「チンジャオロース」は、中華料理屋で食べるチンジャオロースや市販のソースを使って作るチンジャオロースに比べると少し薄味ですが、ごま油の良い香りが広がって美味しかったです。

ピーマンやたけのこはシャキシャキで、豚肉もたくさん入っているため脂の旨みも感じられます。栄養バランスが整っていることを踏まえて考えると、満足度はかなり高いです。

ご飯も進みますが、濃い味に慣れている筆者からするともう少し味が濃いめだと嬉しかったです。

1品目の副菜は「中華風炒りおから」。おからはあまり食べる機会がないため不安でしたが、エビの香りとおからの香りがマッチして美味しかったです。

ただ食感はざらっとしているので、しっとり食感のおからを想像して食べると少し残念に感じるかもしれません。

中にはねぎも入っているようですが、あまり香りなどは感じませんでした。味付けも薄めで、かなり優しい味わいです。

2品目の副菜は「厚揚げトマト煮風」。トマト感はそこまでなく、ただのジューシーな厚揚げという感じでした。中はななめらかでツルっとした豆腐の食感を感じられます。

美味しいですがサイズがかなり小さいので、食べ応えはありません。

3つ目の副菜「きのことわかめのささみ柚子酢和え」は、味がほとんどなく柚子の香りが強い一品でした。ひらたけがジューシーでしたが、ひらたけ本来の香りや味はあまり感じられず残念。

まずいわけではありませんが、そこまで美味しいとは思えませんでした。また柚子酢和えという名前なのに酸味は一切なかったです。

4品目の「卵枝豆中華和え」は、素材の味を楽しめる副菜。

味付けは薄く少し塩味があるくらいで、ふわっとした卵と枝豆の味が際立っています。中華風味はあまり感じられませんでした。

5つ目の「ブロッコリーのピリ辛そぼろ味噌」は、今回の副菜のなかで一番味が濃かったです。ブロッコリーの食感が楽しく、味噌の旨みを感じられてご飯にも合います。

味噌にそぼろが入っているので、噛むと肉の旨みも出てきて美味しかったです。ただブロッコリーは少し水気を感じました。

ピリ辛とありますが辛みはほとんどないので、辛い物が苦手な人でも食べられそうです。

ミールタイムの「チンジャオロース」は全体的に味が薄かったです。主菜の「チンジャオロース」は割と味がしっかりしているので美味しく食べられましたが、副菜は素材そのものの味や香りを楽しむものがほとんどでした。

決してまずいわけではありません。薄味好きの人は気に入ると思います。ただ濃い味好きの人は満足できない可能性が高いです。