SNSを見渡すと、周りは似たような写真ばっかり。そんな人と同じものを撮っても、何にも面白くありません。
そこで今回は、流行に流されないアナログカメラ風に撮影できるのアプリを紹介。ノスタルジックでありながらも、色褪せることのない……そんなアナタらしいアプリを探してみてください。
一癖あるレトロなアナログカメラ4選。流行に流されない1枚をiPhoneで
最終更新日:2016年11月11日
最近は写真をデータで保存することが増えましたが、プリントして手元に残しておくのもまた良いものです。
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「HOLGA」も「Lomo」も。名作トイカメラを再現。『Instants』
この『Instants』は名器と呼ばれるトイカメラの風合いを再現したカメラアプリです。
たとえば「Holi」というフィルタは、色の鮮やかさをグッと持ち上げてくれる「HOLGA」のような風合いに。「ただセピア色に、ただモノクロに」するだけのカメラアプリとは一線を画す、本物志向も納得のクオリティに仕上げてくれます。
他にもフレームも豊富で、インスタに最適な正方形から円形といった変わり種まで収録。
本格的なフィルタの上に個性的なフレームを重ねれば、あなたにしか作れない1枚が完成していることでしょう。
迫力あるフィッシュアイ撮影も、本格的に。『魚眼カメラ』
この『魚眼カメラ』を起動すると現れるのは、レンズがくりくりっとした目のような外見のアイツ。そう、魚眼レンズトイカメラの代名詞「LOMO fisheye」を再現したカメラアプリです。
「LOMO fisheye」の特徴と言えば、なんと言っても魚眼レンズによる撮影です。
もちろんこの『魚眼カメラ』でも、中心に吸い込まれるようなミステリアスな写真や、大迫力の至近距離の撮影もお手の物。
アナログカメラ風撮影のキモとなるフィルタは少なく、10種類のみ。ですが、各フィルタの個性が立っているのが特徴的です。
白黒フィルムのように陰陽をくっきり際立たせるフィルタに、トイカメラユーザーならおなじみのフィルム「FUJI PRO400H」を髣髴させるフィルタなど……。アナログカメラのように、フィルム選びからこだわる感覚でフィルタを楽しめます。
何気ない日常も、オスカー作品に。『8ミリカメラ』
オスカー受賞作であるドキュメンタリー映画『シュガーマン 奇跡に愛された男』。輝かしい受賞の裏側には、制作資金が底を尽き、スマホアプリで撮影を余儀なくされた……という話があるのです。
次に紹介するのは、『シュガーマン 奇跡に愛された男』の窮地を救った『8ミリカメラ』というアプリ。
文字通り8ミリカメラ風の色合い・ノイジーな画質で、ノスタルジックな動画撮影をすることができます。
もちろんフィルタの種類も豊富。同じシーンを撮影した動画であっても、ガラッと印象を変えてしまうほど、個性派なフィルタが揃っています。
さらに本アプリは自分の手で、画面の乱れといったノイズ処理を施すことが可能。実際の8ミリカメラではノイズが現れる位置は運任せなだけに、自分の好きな位置で加工を施せるのはうれしいポイントです。
現像した写真を眺めるときの胸の高鳴りをアプリでも『Tomo』
最後に紹介するのが、この『Tomo』というアプリ。
このアプリの中でデジタルな点は、スマホで撮影できるという点だけ。あとはすべて、アナログカメラと変わりありません。
アプリを起動して表示されるのは、まるでアナログカメラのファインダーを覗くかのような小さな画面。アナログカメラの持つ体験をコンセプトとしたカメラアプリです。
ファインダー越しに景色を覗くワクワク感、いつもの景色と違って見える発見……技術の発達によって失われたアナログの良さが詰め込まれています。
しかも本アプリで撮影した写真を見られるのは、36枚撮影してから72時間後……。
フィルムの一枚一枚が貴重で「ここぞ!」というときにしかシャッターを切れないもどかしさ、現像した写真を初めて見る高揚感……。まさにアナログカメラの趣が漂う内容になっています。
■デジタルになっても、アナログの持つ美しさは変わらない
今回紹介したアプリは一般的なカメラアプリと同様に、フィルターをかけて撮影するだけの簡単なもの。だからと言って、アナログカメラが持つ風合い、心躍る高揚感がなくなったわけではありません。
アナログカメラがアプリになっても、アナログの良さを噛みしめながら、あなたらしい1枚を撮りに出かけてみませんか?
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