Amazonでの返品のやり方。送料、返送先住所、梱包方法など徹底解説
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Amazonでの返品(交換)をしたことがない人は、手続きが難しそうなイメージを持っているかもしれません。筆者もそうでしたが、いざやってみると簡単、そして何より親切でした。
「地球上で最もお客様を大切にする企業」という標語は伊達じゃないなと感じましたよ。
この記事では、返品方法やよくある疑問を丁寧に解説していきます。
目次
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返品できるもの、できないもの
自己都合を含めだいたいの商品が返品可能ですが、一部できないケースもあるので下記をご確認ください。
返品できるもの
●「Amazon.co.jpが発送する商品」の大半
●Kindle電子書籍は購入から7日以内。(カスタマーサービスへの連絡必須。Amazonの裁量で可否が決まる)
●Dash Buttonを通じて購入された商品(カスタマーサービスへの連絡必須)
返品できないもの
●デジタルミュージック
●ゲーム&PCダウンロード商品
●Androidアプリストアから購入した商品(アプリ、アプリ内課金、Amazonコイン)
●金庫
●プリペイド式商品(イベントチケット、サービスチケット、プリペイドカードなど)
●受注生産品、特注生産品、刻字入り商品
お客様都合の返品ができないもの
●本、雑誌
●ペット用品
●ドラッグストア、ビューティー
●飲食品
●Amazonパントリー
●ピアス、ボディピアス
●植物
●ファッション福袋
●原付き、車やバイクのバッテリー
●大型の家具や家電、DIY資材
返品の仕方。送料や住所について
「Amazon.co.jpが発送する場合」と「出品者が発送する場合」で多少異なる部分があります。
まずはオーソドックスな「Amazon.co.jpが発送する場合」からご紹介します。

▲購入ページで「Amazon.co.jpが発送します」と書いてある商品は、返品手続きがスムーズ。
Amazon.co.jpが発送する商品の返品手順
※たくさん画面遷移しますが、手順は一本道で簡単。今回はスマホのスクリーンショットを掲載しましたが、PCでも同じ手順で行えます。
まず「注文履歴」にアクセス。

▲商品を選択。

▲[商品の返品]を選択。返品期日も記されている。

▲返品理由を記入。100字程度の簡単な説明で大丈夫。

▲返金か交換を選択し(返金のみの場合もある)[次に進む]

▲[返送手続きを開始]を選択。

▲返品用のラベルを印刷(プリンターがない方は後述)。

▲返品用ラベルの例。上部のラベルはただの返送先住所なので、手書きでも問題ない。下部のラベルは印刷して箱に入れる。

▲配達時の段ボール箱があるならそれで、なければ自分で梱包。返品用ラベルをお忘れなく。
あとは郵便局から集荷に来てもらうなり、コンビニへ持ち込むなり、ヤマト等の営業所へ持ち込むなり、なんでもいいので郵送すればOKです。
数日後、返金が完了しましたとのメールが届き、Amazonの注文履歴でもそう表示されていました。

▲今回はクレジットカード決済を利用したため、すぐに返金処理が行われた。
決済方法と返金方法
クレジットカード:
商品到着後1~3日ほどでカードに返金。
代金引換・コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い:
商品到着後1~3週間ほどで返金。Amazonギフト券か銀行振込。ギフト券であれば口座登録の必要がないため、銀行振込より早い。
携帯決済:
商品到着後1~3日ほどで、携帯決済サービス事業者経由で返金。
Amazonギフト券:
商品到着後1~2日ほどで、ギフト券残高に戻される。
Amazonポイント:
商品到着後1~3日ほどで、ポイント残高に戻される。
Amazon.co.jp ヘルプ: 返金について
出品者が発送する商品の返品手順
Amazon.co.jpの倉庫から発送するのではなく、個人や企業が発送するケースもあり、これを「出品者が発送する商品」と呼びます。
返品の申し込み手順は上記と同じですが、返品可否の判断や返品方法は出品者が決めるため、出品者とメールでやり取りして返品方法をご確認ください。

▲出品者から来たメールの一例。
不良品は着払い可。コンビニや郵便局等で発送
送料についてですが、初期不良やトラブルのある商品であれば全て着払いで問題ありません。
また衣類・シューズなどファッション商品は「試着」という位置づけで購入できるため、デザインが気に入らないなどの理由でも着払い返品できます。

▲試着できないというネットショッピングの問題を、返品自由にすることでカバーしてくれている。
出典:Amazon.co.jp: 試着後の返品・送料無料: ファッション
自己都合の場合は元払いで発送。もし着払いで送ったとしても、自己都合と判断されれば返金額から送料が引かれます。
よくある疑問
Q. 電話でも返品できる? 電話番号は?
A. できます(メールやチャットも可)。ただしこちらから電話をかけるのではなく、Webで問い合わせてAmazonから電話をかけてもらう流れになります。

▲Amazonサイトの下部[カスタマーサービスに連絡]→[カスタマーサービスに連絡]

▲[電話でのお問い合わせ(メールやチャットもOK)]→[注文内容について]

▲商品を選択して[お問い合わせを続ける]→ 電話番号を入力して[今すぐ電話が欲しい]
あとは事情を説明し、サポートスタッフの指示を仰いでください。
Q. プリンターなしの場合はどうすれば?
A. 必要なIDを手書きすれば大丈夫です。
商品を受け取ったときの箱があるなら、バーコード付きのラベルが貼られていませんか? このラベルを貼ったまま郵送すれば大丈夫です。

ラベルがなくても、返品申し込み時に表示されるラベルのIDを伝票に書けば問題ありません。

▲郵便伝票の備考欄などに返品受付IDを書く。読み間違いや誤字にはご注意を。
Q. 開封済み、使用済み、箱を捨てた場合でも返品できる?
A. お客様都合の返品で開封済みの場合、返金額が50%になります。
配達時の段ボールは無くても問題ありませんが、商品の化粧箱は必要です。逆に「化粧箱にキズが付いているのが気に食わない(本体は無傷)」という場合は返品できません。
Q. 送料・手数料はいくら?
A. 不良品の返品なら着払いで送料負担なし。自己都合なら商品によります。手数料はかかりません。
送料は単純に運送業者次第なので、各運送業者の基準に従ってください。
Q. いつまで返品できる?
A. 商品の到着から30日以内です。それ以降も返品できますが、20%減額されます。
Q. 購入時についたAmazonポイントはどうなる?
A. もちろん返品時に引かれます。
もし引かれる前にAmazonポイントを使い切っていたら、不足分が返金額から差し引かれます。
Q. 受け取り拒否で返品できる?
A. できます。
「注文したけどやっぱりいらない」という場合は、配達時に受け取り拒否すればOK。Amazonがそのやり方を認めており、問題なくキャンセルされます。
Q. 返品しすぎるとブラックリストに入れられる?
返品しすぎて警告メールが来た、もしくは警告なしで一発アカウント停止になった、という報告がネット上に散見されます。
Amazonに問い合わせてみたところ、その件については社外秘で回答できないとのこと。基準はわかりませんが、ともかく返品のやりすぎは控えたほうが良さそうです。
返品制度を活用しつつ、Amazonの買い物を楽しもう
手順を細かく説明してきましたが、実際にやってみると想像以上に簡単。返品申し込み開始から梱包完了まで、せいぜい10分ほどでサッとできました。
こういう制度があると、高めの商品でも安心して注文できますね。もし不良品に当たってしまった際は、泣き寝入りせず返品してみてください。
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この記事を書いたライター
Applivの中の人。IT・スマホ・ゲーム関連の記事が得意です。