Amazon(アマゾン)の有料会員サービス『Amazonプライム』。配送料無料、お急ぎ便無料、『Amazonプライム・ビデオ』で動画が見放題など、嬉しい特典が盛りだくさん。会費は月額で税込500円、年額で4,900円。十分に元は取れる金額です。学生向けのお得な「Prime Student」では半額に!
そんなAmazonプライムの全特典とメリット・デメリット、登録方法・解約(退会)方法まで詳しく確認していきましょう。

Amazonプライムとは?無料で使える? 16の特典、会費、解約方法など徹底解説
Amazonプライムの特徴
- 月額500円/年額4,900円で利用できる
- 学生なら月額250円/年額2,450円
- Prime Studentは無料期間が6ヶ月
- プライム・ビデオやプライムミュージックなど16の特典が使える
Amazonプライムとは?
Amazonをより便利に使える有料会員サービスです。
送料・お急ぎ便無料、会員限定セールへの参加、映画・ドラマなど動画見放題、音楽聴き放題、電子書籍読み放題、写真保存し放題、など豊富な特典が用意されています。それに対して会費は月額500円、年額4,900円。全部は使わなくても十分に元は取れるコストパフォーマンスです。
Amazonを利用すればするほど、ショッピングすればするほどお得になっていきます。
登録はこちら
初回登録時は30日間完全無料!
Amazonプライムには、通常のプライム会員なら30日間、学生向けのPrime Studentなら6ヶ月の無料体験期間が設けられています。期間中は制限なくプライム会員の特典が使い放題です。
最初にクレジットカードか携帯決済か、支払い方法を登録しなくてはなりませんが、期限内に解約すれば料金はかかりません。解約しなければ、30日後に自動更新となるので注意しましょう。
学生の場合は無料体験期間が6ヶ月と非常に長いため、ゆっくり試してみてください。
登録後解約しても30日間利用可能、ペナルティ無し
解約は絶対に忘れないようにしましょう。体験期間終了ギリギリにする必要はありません。加入した直後に解約手続きをしておけば、30日(6ヶ月)間経過後に解約となります。親切なシステムですね。
再登録は簡単にでき、解約時のペナルティも特にないので、とりあえず無料体験だけしようと考えている方は早めに解約しておきましょう。
解約は以下のリンクから、[会員情報を更新し、プライムをキャンセルする]を押して解約手続きができます。
・解約の詳しい方法はこちら
解約はこちら
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Amazonプライム会員の会費(月会費・年会費)
特典は多種多様ですが、費用はごくごくシンプルな定額制。月間プランと年間プランが用意されています。月間プランは500円/月で、年間プランが4,900円/年。年間プランは月換算で408円/月になるのでお得です。
学生は「Prime Student」で半額に。無料期間も6ヶ月
学生向けのAmazonプライムプラン「Prime Student(プライム・スチューデント)」も用意されています。通常のAmazonプライム会員と同じ特典を利用できて、値段は半額。月間プランで250円/月、年間プランで2,450円/年。
さらに通常は30日間の無料体験期間が、Prime Studentなら6ヶ月と桁違い。学生にはとても嬉しいプランになっています。
年間プラン
一般:4,900円(税込)/年
月換算408円
学生:2,450円(税込)/年
月換算204円
月間プラン
一般:500円(税込)/月
学生:250円(税込)/月
月間プランは無料お試し期間が終わってもまだ加入を迷っている方、または一時的にプライム特典を使いたい方に向いていますね。
年会費について詳しくはこちら
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Amazonプライム 16の特典・メリット
Amazonプライムには非常に多くの特典が用意されているので、概要やメリットをまとめてご紹介していきます。
お急ぎ便、日時指定便が使い放題
通常は有料のお急ぎ便、日時指定便が無料で使い放題になります。
一般会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
お急ぎ便 | 510円/550円 | 0円 |
発売日/発売日前日に配送 | 370円 | 0円 |
お届け日時指定便 | 510円/550円 | 0円 |
▲注文した当日または翌日に届くお急ぎ便は、急用のときにとても便利。無料でいくらでも使えるのは嬉しい。
少額購入でも配送料無料
通常は注文合計額が2,000円未満の場合、410円/450円の配送料が発生します。プライム会員ならこれが無料に。少額注文を気兼ねなく行えるようになります。
一般会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
注文額2,000円未満 | 410円/450円 | 0円 |
注文額2,000円以上 | 0円 | 0円 |
▲100円ほどの日用品を1つだけ注文しても配送料無料で届けてもらえ、なんだか申し訳なさを感じるほど。
「Amazon Prime Day(プライムデー)」など会員限定セールに参加可能
プライム会員になると、会員限定のセールに参加できるようになります。特に年に一度開催される「Amazon Prime Day(プライムデー)」は、割引額の大きいビッグセール。家電や日用品、デバイス・パソコン周辺機器などの人気商品が幅広く売り出されます。
参考までに2019年のプライムデーでは「Kindle Paperwhite」、「Amazon Echo」、「Fire TV」シリーズなどが半額に近い価格で販売されていました。
タイムセールに30分早く参加可能
プライム会員限定セール以外の、一般のセールにも特典があります。
Amazonでは連日タイムセールが行われており、一部の数量限定商品でプライム会員は30分早く参加できます。
競争率の高い商品だとその30分で売り切れることも多々。プライム会員になっておくと、思わぬ目玉商品を安くゲットできるかもしれません。
家族2人まで、プライム特典を利用可能
Amazonプライムに登録した本人のほか、同居する家族2名までが「家族会員」として次の特典を使えます。
●お急ぎ便が無料
●お届け日時指定便が無料
●特別取扱商品の取扱手数料が無料
●プライム会員限定先行タイムセール
●Prime Now
●Amazonパントリー
●Amazonフレッシュ
『Prime Video』映画やドラマ、TV、アニメが見放題
Amazonでは『Amazonプライム・ビデオ』として動画も配信されています。通常は1週間レンタル300円程、購入なら1000円以上しますが、プライム会員に加入すると『Amazonプライム・ビデオ』内の1万本以上の動画が見放題になります。
見放題動画数は競合より少ないが、コスパの良さは圧倒的
ラインナップは洋画、邦画、ドラマ、韓流、バラエティ、アニメ、アイドルなど多岐にわたります。またAmazonオリジナル番組、独占配信もあり、ここでしか観られない動画も盛りだくさんです。
▲往年の人気映画から最新アニメ、オリジナル作品など豊富なラインナップ。
出典:Amazon.co.jp: Prime Video
『Amazonプライム・ビデオ』と他サービスの見放題作品数比較
サービス名 | 見放題作品数 |
---|---|
Amazonプライム・ビデオ | 1万本以上(※) |
Hulu | 7万本以上 |
dTV | 12万本以上 |
U-NEXT | 18万本以上 |
Netflix | 非公開 |
▲他サービスと比べると動画配信数は少ないものの、1万本以上と単純な数は多い。
(※)検索結果画面からの推測
『Amazonプライム・ビデオ』と他サービスの料金比較
サービス名 | 料金(税込) |
---|---|
Amazonプライム・ビデオ | 500円/月 4,900円/年 |
Hulu | 1,026円/月 |
dTV | 550円/月 |
U-NEXT | 2,189円/月 |
Netflix | 880円~1,980円/月 |
▲動画本数で劣る分、料金的にはお得。さらにAmazonプライム会員の他の特典まで付いてくる。
幅広いデバイスの視聴に対応。アプリならDLも可能
PC、スマホ、タブレット、Fire TV Stick、PS4など多くのデバイスに対応しており、アプリ版であれば動画のダウンロード機能もあります。
再生終了した場所を記憶してくれるなど、機能面での気配りもなかなか良い感じです。
観たい作品が配信されているかどうかピンポイントに調べるなら、こちらの検索バーに作品名を入れてみてください。
Amazon.co.jp: Prime Video
『Prime Music』200万曲の音楽が聴き放題
プライム会員になることでPrime Musicが適用され、音楽配信サービス『Amazon Music(アマゾン・ミュージック)』内の楽曲約200万曲が聴き放題になります。競合の音楽ストリーミングサービスに比べると曲数は少なく、ラインナップは洋楽中心。
ピンポイントに好きな曲が見つかることは少ないですが、追加料金なしでいろんな音楽を楽しめるのでぜひ使いたいサービスです。
洋楽を中心に200万曲。邦楽ではJ-POP定番曲が多い
ストリーミングにもダウンロードにも対応
パソコンやスマホ、タブレット、Fire TV Stickなど幅広いデバイスに対応し、ストリーミング再生で配信。アプリ版であれば、あらかじめWi-Fi環境でダウンロードしておくこともできます。
お目当ての曲を探すより、おすすめプレイリストから新曲発掘
曲数はさほど多くないため、自分の聴きたい曲がピンポイントに見つかることはそう多くないと思います。
それよりは、Amazonの専門チームが作成したプレイリストを聴いてみるのがおすすめ。新しい曲やアーティストを発掘するのに役立つでしょう。
上位版の音楽サービス『Amazon Music Unlimited』もあり
『Prime Music』の上位版のサービスとして『Amazon Music Unlimited』もあります。こちらは曲数が約6,500万曲と、競合のApple MusicやLINE Music、Spotifyと対等なラインナップ。
月額料金は通常980円(税込)/月ですが、プライム会員であれば780円(税込)/月で利用できます。
ラインナップが増えただけでアプリの使い勝手は『Prime Music』と同じなので、まずは『Prime Music』からお試しで使ってみるといいですよ。
『Prime Gaming』Twitchがより便利に。さらに毎月ゲームがもらえる
以前は『Twich Prime』という名称だったAmazonプライム特典です。ゲーム専用ライブ配信サービス『Twitch』で以下の特典が受けられます。
●毎月1回無料でサブスクライブ(スポンサー登録)ができる
●チャットで専用のスタンプ、バッジが使える
●配信保存期間が14日間から60日間に延長
など
さらに毎月無料でゲームやゲーム内特典のダウンロードも可能になります。
『Amazon Photos』画質の劣化なしで、写真を保存し放題
Amazonのクラウドストレージ『Amazon Drive』は通常5GBまでしかファイルを保存できません。
ですがプライム会員になると、写真に関しては容量無制限で保存可能に。しかも競合サービスの『Google フォト』と異なり画質の劣化がなく、一眼レフで撮ったRAWファイルにも対応しています。
『Prime Reading』Kindle電子書籍約1,000冊が読み放題
Amazonの電子書籍サービス『Kindle』に関連したサービスで、約1,000冊の対象書籍が無料で読めます。
Kindle電子書籍全体の和書が約100万冊あることに比べればごく僅かですが、ロングセラー本を含め幅広いジャンルに対応。読んでみたい本の何冊かはきっと見つかると思います。
Kindle Unlimitedなら和書12万冊が読み放題
Amazonプライムとは別料金になりますが、980円/月で和書12万冊、洋書120万冊が読み放題になる「Kindle Unlimited」もあります。
まずはPrime Readingを使ってみて、もっと幅広く本が読みたい時は、別途加入を検討してみてもいいでしょう。3ヶ月99円などのキャンペーンも頻繁に開催されています。
『Kindleオーナー ライブラリー』特定の端末を所有で、毎月1冊本が無料
Amazonプライム会員かつ、Kindle端末またはFire端末を持っていれば、対象の本が毎月1冊無料で入手できます。意外と見落としがちな特典なので、KindleまたはFireの端末を持っている方はぜひ利用しましょう。
『Amazon フレッシュ』生鮮食品や日用品をまとめ買い
『Amazon フレッシュ』は生鮮食品や専門店のこだわり食材など、通常のAmazonでは取り扱っていない商品が数多く揃うプライム会員専用のストアです。
2020年10月現在は、東京23区、神奈川県、千葉県の一部地域が対象。最低注文金額は4,000円のため、まとめ買いに向いています。
▲野菜、肉、果物などの生鮮食品を、新鮮なまま届けてくれる『Amazon フレッシュ』。
出典:Amazonフレッシュ | 生鮮食品、日用品・雑貨、専門店グルメ - アマゾン
『Prime Now』食品スーパー「ライフ」の商品を最短1時間でお届け
食品スーパー「ライフ」の商品を届けてくれるプライム会員限定サービスです。配達時間は通常2時間(送料無料)で、地域によっては1時間(送料890円)で届けてもらえます。ほか『Amazon フレッシュ』とは対象地域や品揃えが異なっています。
2020年10月時点での対応地域は東京都・大阪府の一部地域。
自分の地域が対応しているかどうか、詳しくはこちらで確認できます。
Prime Now - 対象エリア @ Amazon.co.jp
『Prime Wardrobe』試着ができるファッションサービス
「Prime Wardrobe(プライム・ワードローブ)」を利用すれば、気になった服を取り寄せて試着が可能。気に入ればそのまま購入でき、サイズ違いなどで合わなければ送り返せばOK。試着ができないというオンラインショッピングの悩みが解決します。
商品のバリエーションも、レディース、メンズ、キッズ、シューズ、バッグと幅広く揃っています。
『バーチャルダッシュ』ボタンワンタッチでリピート注文
リピートしている食品や日用品を、スマホのボタンひとつで注文できるサービスです。
実物ボタンの「Amazon Dash Button」は終了
以前はスマホではなく実物のボタンを押して注文できる「Amazon Dash Button」も販売されていましたが、2020年8月31日に終了となりました。スマホのバーチャルダッシュは継続しています。
『Amazonファミリー』おむつ・おしりふきが15%オフ
『Amazonファミリー』自体は通常会員でも無料で利用でき、登録者限定セールへの参加や、初回登録で300ポイント獲得などの特典が用意されています。プライム会員になると一層お得に。
おむつやおしりふきが、「定期おトク便」を利用することでいつでも15%オフになります。
『Prime Pets』ペットの餌やペットシートなどが常時10%オフ
『Prime Pets(プライムペット)』は自分の飼っている犬・猫の情報を登録すると利用できる特典です。餌・ペットシーツなどの対象商品が常時10%OFFになるほか、定期おトク便の初回注文が50%OFFなど大幅割引もあり。
ほか登録したペットの情報に合わせて、おすすめ商品やお役立ち情報も教えてくれます。
Amazonプライムのデメリット、注意点
Amazonプライムにさまざまな特典があることがわかりました。逆にデメリットは、次の点が挙げられます。
案外使わないサービスも多い
買い物をして、映画を観て、音楽も聴いて、読書もして、ゲーム実況も見て……と全部やり尽くせる人はそう多くないですよね。いざプライム会員になってみると、案外使わないサービスも多くあると思います。
とはいえ十分に元が取れるはず。月1本でもプライム・ビデオの映画を見れば、それだけで月額500円の元は取れています。
さらに配送料無料などのおトクが積み重なるのだから、ある程度Amazonを使っている方であればまず問題ないでしょう。
年会費大幅アップの可能性がある
日本のAmazonプライムは年会費4,900円ですが、これは諸外国に比べてこれは異例の安さ。アメリカのAmazon.comなどでは100ドル(1万数千円)前後の価格帯です。
アメリカでは段階的に値上げしてきた経緯があるため、日本でもいずれそうなるかもしれません……。
ただそもそも現在の会費がおトクすぎるので、ラッキーと思ってプライム特典を味わっておきたいですね。
Amazonプライムの登録方法(無料体験)
Amazonプライムは30日間の無料体験から始められます(学生は6ヶ月)。
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Amazonプライムの解約・退会方法
Amazonプライムの解約は以下の会員情報ページで行います。
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解約処理を行っても、期限まではAmazonプライム会員の特典を利用できます。
また「会員資格終了前に知らせを受ける」を選択すれば、期限3日前にメールで連絡してもらえます。続けるかやめるか迷っている方はこれを選んでみてください。
Amazonプライムは相当お得! 万人におすすめできるサービス
海外に比べると会費は半額以下と非常に安く、使い切れないほどの特典が揃っている『Amazonプライム』。
月に1~2回でもAmazonでショッピングしたり、動画や音楽をダウンロードしたりするなら、十分に元が取れます。
まずはぜひ30日間の無料体験を始めてみてはいかがでしょうか。その後は月間プランで2~3ヶ月ほど試してみるのもいいですが、いきなり年間プランを買っても十分な納得感を得られます。
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