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  • iPhone『AirDrop』使い方と設定【iOS13対応】 接続できないときの対処法も

iPhoneのユーザー同士で、写真や動画などを送り合える『AirDrop(エアドロップ)』。手間がかからないうえ高速で送受信できる利便性が特長です。筆者もこの機能はよく使っており手放せません。

この記事ではAirDrop初心者向けの使い方解説、不具合が起きたときの対処法、そして問題となっている「AirDrop痴漢」についても詳しく説明します。

『AirDrop』とは

Bluetoothを利用し、約9m以内のAppleデバイス同士でファイル送受信ができる機能です。iPadやiMacなどでも利用可能。他人と(または自分自身のApple製品同士で)写真・動画などを無線で受け渡せます。

●ワイヤレス送信なのにかなり高速
●連絡先登録などしていない他人とでもやり取りできる
●USBを使うのと違って物理的なモノのやり取りをする必要がない


とメリットだらけで、近くのAppleデバイスとファイルを受け渡すならこれ一択と言える利便性を誇ります。

『AirDrop』が使えるデバイス

対応しているデバイス・OSは以下の通り。

●iOS 7以降を搭載した、iPhone 5、iPad(第4世代)、iPad mini、iPod touch(第5世代)以降
●OS X Lion(10.7)以降を搭載した、2010年以降のMac(MacBook ProやMacbookなど一部は2008年モデルから対応)

かなり古い端末でも使える機能なので、ここ数年以内に買ったものならどれも対応しています。

送受信できるもの

幅広いコンテンツを共有でき、知っておくと役立つときもあるでしょう。使い方は下記「『AirDrop』の使い方」の項目で詳しく説明するので、まずはどんなものを送れるのかご覧ください。

写真・動画

これが最も定番ではないでしょうか。写真はもちろん、長時間撮影した重い動画ファイルでも送れます。

写真を共有する画面

Webサイト

家族に「このサイトの商品買ってほしい」とお願いしたり、友達に面白いブログを教えてあげたり、Webサイト情報を共有することができます。

Webサイトを共有する画面

アプリ

自分が持っているアプリ、またはApp Store内のアプリを共有できます。遊んでいるゲームを人に教えて誘いたいときなどに。

アプリアイコンを長押しして共有メニューを出した画面

メモ

買い物メモを家族に渡したいときなど、メモの内容を共有できます。

メモの共有画面

地図(位置情報)、スポット情報

現在位置でも任意の住所でも、位置情報やスポット情報を共有できます。これから行く観光地の住所を車の運転手に教えたいときなどに。

マップアプリでのスポット情報共有画面

共有ボタンが用意されているものなら送れる

この他にも連絡先やボイスメモなど、いろいろなものが送信できます。次に具体的な送信方法を見ていきましょう。

『AirDrop』の使い方

ここでは例として1枚の写真を送信してみますが、複数の写真・動画をまとめて送ることもできます。

Bluetoothを利用するので、普段オフにしている方はオンにしておいてください。

ファイルを送信する方法

1. 送りたいファイルの共有メニューを開く

まず送りたいファイルを選び、共有メニューを開きます。

写真選択時の画面

2. メニューからAirDropを選択

写真の共有メニュー画面

3. 送る相手のデバイス名を選択

近くにあるAppleデバイスの名前が表示されるので、相手のデバイス名を選択します。

AirDropの送信先選択画面

4. 「送信済み」と表示されれば完了

「送信済み」と表示されれば送信完了です。

動画など重いファイルを送ると送信に時間がかかりますが、送信途中でホーム画面に戻ったりしても特に問題ありません。

AirDropで送信完了後の表示

ファイルを受信する方法

1. コントロールセンターで『AirDrop』を開く

コントロールセンターとは画面下端から上スワイプ(iPhone X以降の場合は画面右上から下スワイプ)して出てくる場所のことです。

Wi-FiやBluetoothのマークがある枠を強く押す(または長押しする)ことで『AirDrop』が出てきます。

コントロールセンター画面
コントロールセンター内のAirDrop設定画面

▲もしBluetoothをオフにしている人は、ここでオンにしておく。

2. 設定で「すべての人」か「連絡先のみ」にする

受信する側には3つの設定が用意されています。

●受信しない:誰からもファイルを受信しない
●連絡先のみ:連絡先に登録した相手からのみ受信できる
●すべての人:誰からでも受信できる

当然「受信しない」ではこの機能が使えないので、残り2つのどちらかにしましょう。

AirDrop受信範囲の選択画面

3. ファイルを送ってもらう相手に、自分のデバイス名を教える

相手に自分のデバイス名を教えて、ファイルを送ってもらいます。

デバイス名の確認方法:
[設定]アプリを開いて[一般]→[情報]をタップします。

設定アプリの画面

[名前]という項目に書かれているのが自分のデバイス名。ここをタップして、自由に名前を変えられます。

iPhone情報の一覧画面

変えた直後は反映されないかもしれませんが、数分ほど待っていると切り替わっているはずなのでしばらく待ってみてください。

4. ファイルが送られてきたら「受け入れる」を選択

ファイルを送られた側のiPhoneには「○○が1枚の写真を共有しようとしています」などのアラートが出るので「受け入れる」を選択。これでファイルを受け取れます。

AirDrop受信側のアラート

『AirDrop』が使えない、表示されないときの対処法

自分の単純な設定ミスで使えなかったり、電波的な問題でか一時的にうまくいかなかったりすることがあります。問題が発生したら、次の項目をチェックしてみてください。

確認すべき項目

Bluetoothがオフになっていないか

iPhoneのバッテリー消費を抑える手段の1つとして、Bluetoothをオフにするテクニックが巷で紹介されています。

普段ワイヤレスイヤホンなど使わない人はそれでいいのですが、AirDrop利用時は送信側・受信側、両方ともオンにしなければなりません。

コントロールセンター画面

▲Bluetoothのボタンが青くなっていればオンの印。

設定で「受信しない」になっていないか

後述する「AirDrop痴漢」への対策として『AirDrop』設定を「受信しない」にしている場合、うっかり解除し忘れていることがあります。

上記の使い方を参考に「すべての人」または「連絡先のみ」にしておきましょう。

距離が離れすぎていないか

約9m以内の相手と通信できる機能なので、あまり離れた場所にいるとデバイス名が表示されない、またはうまく通信できないことがあります。

端末をくっつけたりする必要はありませんが、障害物のないところで十分に近づいてください。

壁や電子レンジ等の干渉はないか

電子レンジ、ワイヤレススピーカー、電源、ブレーカーボックス、コードレス電話機、外部ディスプレイなどの機器はBluetooth通信を妨げる原因になり得ます。

参考:Wi-Fi や Bluetooth を使用した通信を妨げる要因 - Apple サポート

また距離が近くても部屋が別々だったりすると通信がうまくいかないこともあるので、各種障害物がないか確認してみてください。

ファイルが極端に重すぎないか

1時間以上撮影した動画ファイルでも送信できますが、写真と違って一瞬では終わらず時間がかかります。

送信している途中に何らかの原因で通信が妨げられ、送信失敗してしまうこともあります。その場合は何度か送り直してみてください。うまくこともあります。

iCloudからログアウトしていないか

基本的にはApple ID(メールアドレス)を使ってiCloudにサインインしていると思いますが、サインアウトしていると「共有の準備中にエラーが起きました。あとでやり直してください」というエラーが出て送信できません。

対処法

何度か繰り返し試してみる

一時的にデバイス名が表示されなかったり、送信に失敗したりすることもあります。何度かトライしたら普通に送信できたというケースも多いので、試してみてください。

Bluetoothを1度オフにして再度オンにする

Bluetoothをいったん切ってから再度オンにしてみてください。シンプルな方法ですが、これも一時的な問題を解決するのに有効な方法です。

デバイスを再起動する

送信する側・受信する側ともにデバイスを再起動してみてください。『AirDrop』に限らず何かしらトラブルが起きたときの定番手法ですが、これも有効な対処法の1つです。

話題になった「AirDrop痴漢」は最新のiOS 13で対策済!

連絡先に登録していない他人でもファイルを送れるのは便利ですが、それを悪用してわいせつ画像を見せつける「AirDrop痴漢」が起きています。

ファイルを送ると受け手の画面で強制的にプレビューが表示され、望まずとも画像が見えてしまうのが原因。デバイス名が女性らしき名前になっている人などが被害に遭っていました。

iOS 12以前、写真プレビューが表示されていた頃の様子

▲強制的に見せつけられる写真のプレビュー。

このことを受けてか、iOS 13からは仕様が変わり、プレビューが表示されなくなりました。もし公共の場所などで心当たりのないデバイスから送信要求がきたら、「辞退」ボタンを押してください。

iOS 13で変わったAirDrop受信側の画面

誰からでも受信できる設定にしていると、自分のデバイス名が他者から見られる状態になります。

iPhoneのデフォルトでは自分の名前(Apple IDに登録した名前)で「太郎のiPhone」といった表示になっているので、個人情報が気になる人はデバイス名を変えておくと良いと思います。

他人からの送信を受け付けない設定方法

根本的な解決策として、他人からの送信を受け付けない設定にしておくのも良いと思います。設定方法は次の通り。

1. コントロールセンターでネットワーク設定欄を開く

コントロールセンター左上にある、Wi-FiやBluetoothボタンがある欄を長押しします。

2. AirDropボタンをタップ

3. 「連絡先のみ」か「受信しない」を選択

文字通り連絡先に登録した相手からしか受信できなくする「連絡先のみ」にしておくのがおすすめ。使う機会が全くなければ「受信しない」でもOKです。

他人とファイルをやり取りする際に優秀! 有効活用しよう

これまでは写真をメールで送ったり、メモ・WebサイトをLINEで共有したりした経験のある方も多いのではないでしょうか。しかしAirDropを使えば、ずっと簡単でスピーディに情報共有できます。

AirDropの使い方を把握して、どんどん活用してみてください。

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