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  • iPhone テザリングの設定方法と3つの注意点 賢い使い方も紹介【2019版】

iPhoneをポケットWi-Fiのように使える「テザリング(別名:インターネット共有)」機能をご存知でしょうか。タブレットやノートPC、2台目のスマートフォンなどをインターネットに接続でき、外出先などで活躍する便利な機能です。

わざわざポケットWi-Fiなどの機器を使う必要がなくなり、Wi-Fiがない場所でもデータ通信を可能にしてくれる優れもの。この記事ではテザリングの仕組みや使い方や、あらかじめ知っておくべき注意点などを丁寧にご紹介します。

通信契約のプランによってはテザリングできないことも

テザリングは通信キャリアとの契約プランや、製品(iPhoneの種類)によってテザリングできる場合・できない場合があります。または申し込みすることで使えるようになるパターンもあります。

携帯電話の大手3キャリア、第4のキャリアとなる楽天、そして格安SIM(MVNO)それぞれの最新テザリング事情を調べました。

docomo

docomoはテザリングを無料で提供しており、特に登録作業などは必要ありません。

「期間限定キャンペーン」という名目で無料になっているのですが、長年無料のままであり今後も無期限に延長するとされているため、当面は無料で使えそうです。

docomoのテザリングの詳細はこちら

テザリング | NTTドコモ

au

auはテザリングに申し込みが必要。契約している料金プランによって無料または月額500円かかります。

テザリングが無料で使えるプラン

●auデータMAXプラン Netflixパック
●新auピタットプラン
●auピタットプラン(s)
●auフラットプラン7プラス
●auデータMAXプラン
●データ定額1/2/3/5(2019年8月31日受付終了)
●ジュニアスマートフォンプラン
●カケホ(ケータイ)
●スーパーカケホ(ケータイ)
●VKプラン
●VKプランS
●VKプランM
●LTEプランS

テザリングに月額500円かかるプラン

●auフラットプラン20
●auフラットプラン25 Netflixパック
●データ定額20/30

auのテザリングの詳細はこちら

テザリングオプション | au

ソフトバンク

ソフトバンクはテザリングに申し込みが必要。契約している料金プランによって無料または月額500円かかります。

テザリングが無料で使えるプラン

●データ定額ミニ 1GB/2GB
●データ定額(おてがるプラン専用)
●データ定額 5GB
●データ定額S(4Gケータイ)

テザリングに月額500円かかるプラン

●データ定額 50GBプラス/ミニモンスター
●データ定額 20GB/30GB/50GB
●データ定額スマホデビュー
●家族データシェア 50GB/100GB
●法人データシェアギガパック(50)/(100)

ソフトバンクのテザリングの詳細はこちら

テザリングオプション | ソフトバンク

楽天モバイル

2019年10月より第4のキャリアとなる楽天。楽天はすでに格安SIMの「楽天モバイル」を提供しており、こちらはテザリング無料、かつ申し込みも必要ありません。

格安SIM(MVNO)

格安SIMサービスは、主要なサービスを調べてみた限りどこも無料で、かつ申し込みも不要なところばかりでした。格安SIMなら基本的に無料でテザリングが使えると考えていいでしょう。

なおiPhoneの通信キャリアと格安SIMの通信キャリアが異なっている場合(例:docomoで購入したiPhoneにau系回線のSIMカードを挿す)、iPhoneのSIMロック解除が必要になるのでご注意ください。

テザリングの方法

テザリングの契約ができていれば、早速テザリングを試しPCやタブレットをネットに繋いでみましょう。Bluetoothを活用した機能で、使い方はとても簡単です。

ちなみにiPhone内の名称としては「インターネット共有」と記されていますが、これがテザリングのことです。

iPhoneの通信容量に注意!

テザリングはiPhoneのインターネット接続を、他のデバイスでも可能にする機能です。つまりテザリングを使えば使うほどiPhoneの通信量が増えるので、月々の通信量残高にはご注意ください。

基本の接続手順

1. [設定]アプリを開き[インターネット共有]を選択

設定アプリのホーム画面

2. [ほかの人の接続を許可]をオンにする

少し紛らわしいですが「ほかの人の接続を許可」と言っても、赤の他人にインターネット接続を許すという意味ではなく、とにかくテザリングをオンにするということです。

「Wi-Fiのパスワード」には、好きなパスワードを設定してください。このパスワードを他人に教えれば、他人でも接続できるようになります。

インターネット共有の設定画面

3. テザリングの準備完了

このiPhoneの名前が、そのままSSID(ネットワーク名)となります。カフェなど公共の場では他人にも普通に見られます。

iPhoneの名前は初期設定だと「田中太郎のiPhone」といったふうに自分の名前が表示されているので、それが嫌な方は変更しておくといいでしょう。

[設定]アプリ→[一般]→[情報]→[名前]でiPhone名を変更できます。

インターネット共有の設定画面

4. インターネットに繋ぎたいデバイスで、Wi-Fi設定を開く

タブレット、ノートPC、ゲーム機など、テザリングでインターネット接続したいデバイスからWi-Fi設定を開きます。

するとテザリングの準備をしたiPhoneの名前が出てくるはずです。

WindowsでのWi-Fi接続画面

▲Windows PCでの接続例。

5. パスワードを入力

先ほどiPhone側で設定したパスワードを入力します。

Wi-Fi接続時のパスワード入力画面

6. 接続完了

これにてテザリングが完了しました。iPhoneのデータ通信を利用して、他のデバイスでインターネット接続できます。

WindowsでのWi-Fi接続成功後の画面

なおテザリングが行われている最中は、iPhone上部のステータスバーが青くなります。

テザリング実行中のiPhone画面

テザリングを切断するには、iPhone側で[ほかの人の接続を許可]ボタンをオフにしてもいいですし、接続しているデバイス(PCやタブレット等)をスリープさせても切断されます。

またテザリングはiPhoneの電波を利用しているので、接続できるエリアや速度は当然そのiPhoneでの契約内容に基づいたものとなります。

【補足】iOS 13ではテザリング中のAirDropが可能に

iOS 12までは、テザリングをしているときはAirDrop(Bluetoothを使った、Apple製品間でのファイル受け渡し)ができませんでした。

しかしiOS 13ではそれが可能に。たとえば外出先でMacBookをテザリングしながら、iPhoneで撮った写真をMacBookに移す……といった使い方ができます。

MacやiPadでの簡単な接続方法(Instant Hotspot)

MacやiPadであれば、iPhone側で一切操作することなくテザリングのオン・オフを切り替えられます。

それはズバリ「Wi-Fi接続画面を開いて自分のiPhone名を選択する」たったこれだけなんです。

●それぞれのデバイスで同じApple IDにサインインしている
●それぞれのデバイスでWi-Fi、Blutoothをオンにしている
この2つを確認のうえ操作してください。

MacでのWi-Fi接続画面

▲MacのWi-Fi接続画面。「インターネット共有」という欄に自分のiPhone名が自動的に出てくるので、これをクリックするだけ。

サブiPhoneでのWi-Fi接続画面

▲こちらはサブのiPhoneでWi-Fi設定を開いた例。「インターネット共有」欄にある自分のiPhone名をタップするだけで繋がる。

場合によってBlutooth接続やUSB接続も役立つ

基本的にはWi-Fi接続で使うのが便利だと思いますが、Blutooth接続やUSB接続という手段もあります。

Blutooth接続

Wi-Fi接続のテザリングだと、ノートPCを閉じたりスリープ状態にするだけでテザリングが切断されてしまいます。PCを開くたびにテザリングをやり直すのは面倒に感じるもの。Blutooth接続であれば切断されることなく、再接続の手間がかかりません。

ただしWi-Fi接続より通信速度が劣ってしまうのが難点。

1. PCのBlutoothメニューを開き、iPhoneとペアリングする
2. PCに表示されたコードを、iPhoneで入力する
3. PCからiPhoneに接続する

ことでBlutooth接続できます。

USB接続

電波状況の良くない場所では、無線のWi-Fi接続よりUSBケーブルによる有線接続のほうが安定しています。

ケーブルで接続する手間がかかること、1台しか接続できないことが難点ですが、Wi-Fi接続がうまくいかないときはこの方法が便利。

1. iPhoneとPCをUSB接続する
2. PCのネットワーク設定からiPhoneを選択する

ことでUSB接続できます。

テザリング利用時の注意点

iPhone名は周囲に対して公になる

iPhoneの名前(SSID)は、周囲の誰にでも見られます。デフォルトでは「太郎のiPhone」などと自分の名前が表示されていることが多いので、情報セキュリティの観点から変更しておくといいでしょう。

変更方法は次の通りです。

1. 設定アプリを開き[一般]を選択

設定アプリのホーム画面

2. [情報]を選択

設定アプリの一般設定画面

3. [名前]を選択して、iPhone名を編集

日本語や絵文字を使っても構いません。自由な名前に変更できます。

iPhoneの情報編集画面
iPhone名の変更画面

iPhoneのバッテリー消費が激しい

テザリング(Wi-Fi接続)を利用しているとバッテリーの消費速度が明らかに早いです。

長時間の外出を予定しているなら、モバイルバッテリーを携帯しておくのがおすすめ。iPhone購入時についてくる1mのLightningケーブルを持ち運ぶより、10cm程度の短いケーブルがコンパクトで便利ですよ。

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知らないうちに通信量を消費してしまう可能性

パソコンでテザリングをするときに注意したいのが通信量。

PCソフトはバックグラウンドで通信するものも少なくありません。使っているつもりはなくても知らないうちに通信量を消費し、気がついたら通信制限にかかってしまうケースも考えられます。

隙間時間でちょっと使うくらいなら通信量がかさばることもないと思いますが、一応注意しておくのが良いと思います。

テザリングできない場合の対処法

テザリングできないときにはいろいろな原因が考えられるので、次の項目をチェックしてみてください。

テザリング契約をしているか、デザリング可能な端末か

通信事業者との契約にテザリングオプションが含まれていなければテザリングはできません。記憶が曖昧な場合は、契約内容をチェックしてみてください。

また格安SIMを使う場合、docomo系の回線ならdocomo版iPhone、au系の回線ならau版iPhoneを使う必要があります(手数料がかかることがありますが、SIMロックを解除すればどの組み合わせでも使えるようになります)。

もちろんテザリングに成功したことがあるのであれば、テザリング契約はちゃんとできています。

Wi-FiとBlutoothはオンになっているか

iPhone、テザリングしたいデバイス共にWi-FiとBlutoothがオンになっているか確認します(USB接続をする場合はオフでも可)。

1. 設定アプリを開き[Wi-Fi][Bluetooth]を選択

設定アプリのホーム画面

2. それぞれスイッチがオンになっているか確認

Wi-FiやBluetoothのスイッチ画面

インターネットに接続したい側の端末でも、Wi-FiやBluetoothがオフになっていないか確認してみてください。

速度制限をされていないか

「テザリング自体はできているみたいだけど、Webサイトが開かない」という場合は速度制限の問題かもしれません。

たいていの通信事業者では、速度制限にかかると通信環境が悪すぎて満足にネットサーフィンできなくなります。

端末の再起動で直ることもよくある

困ったときはとりあえず再起動。iPhone、テザリングしたいデバイスを再起動すると何事もなかったかのように直ることもあります。

またそれぞれのデバイスで、Wi-Fi・Blutoothをいったんオフにして再度オンにしてみてください。

テザリングを活用して、どこでも快適なネット接続を

筆者もテザリングを長年活用しており、出先でノートPCを快適に使っています。複数のデバイスを持つ人にとってテザリングはとても便利な機能。ぜひ活用されることをおすすめします。

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