カードゲームと聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか? トランプやUNOなどの定番テーブルゲーム、もしくは『遊戯王』や『Shadowverse』などのトレーディングカードゲーム(TCG)かもしれません。しかしそれらとは異なる、個性的なルールのカードゲームが多数あるんですよ。
比較的有名なものだと「Love Letter」「ごきぶりポーカー」などなど。本記事ではアプリで楽しめる、ちょっとアナログ感のある名作・良作カードゲームを15本チョイスしました。
ソロプレイ&オンライン対戦も楽しめる、バラエティに富んだラインナップです。
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おすすめカードゲーム15選 ルールが個性的! 1人でも大人数でも楽しめる
最終更新日:2019年05月18日
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三国志がベースの異世界RPGです。鬼頭明里、梶裕貴ら豪華声優陣が演じる魅力的な英雄たちが登場! バトルはセミオート方式で展開。編成画面で戦闘に出陣する英雄の入れ替えをしても、強化した経験値と装備を引き継げるシステムが特徴です。
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店舗でも販売されているカードゲーム 10本
こちらではおもちゃ屋さんなどで販売されている、アナログゲームやボードゲームを元にしたアプリを紹介。
人が集まらないとできない大人数向けアナログゲームとは違い、NPC戦やオンライン対戦ができるといった利点があります。友だちとプレイする前にこっそり1人で練習……なんてこともできますね。
東海道(Tokaido)™
京都~江戸観の景色や食事処、温泉などを満喫して旅行気分。すごろくのように進み、東海道の様々なスポットへ立ち寄ってポイントを貯めるゲームです。最後に一番多くポイントを持っていたプレイヤーが勝利となります。
旅をするキャラを選ぶことができ、彼らの姿も魅力的。芸者風、虚無僧風、将軍風……江戸時代を思わせる姿をしています。それぞれ特性も違うので、毎回キャラを変えて遊ぶのもおもしろいですよ。
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▲ゴールする速さは関係ないので、のんびり旅行を楽しもう。全体的に見た目がオシャレなのであちこち立ち寄りたくなる。
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▲山や水田などの美しい景観をゲットすることも。本当に旅行しているようで心が安らぐ……。
・プレイ人数:2人~5人
・CPU戦:有
・オンライン対戦:有
Patchwork The Game
ゲーム内でかわいいパッチワークを作っていくというユニークなルールが特徴。ターンごとに布の切れ端を選び、繋ぎ合わせていきましょう。布の種類の多さ、布に付いたボタンの多さで勝敗を競います。
布の切れ端は複雑な形で、毎回繋ぐのが大変! スキマをなるべく作らないように敷き詰めていく、パズルのような面白さがあります。
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▲パッチワークと共に、すごろくも進行。止まったマスによって、布のスキマを埋めるアイテムやボタンをゲットできる。
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▲自分と相手それぞれのフィールドでパッチワーク作り。最終的にどんな模様になるのか、完成が楽しみ。
・プレイ人数:2人
・CPU戦:有
・オンライン対戦:有
通路(Tsuro)
ボードに道が描かれたカードを置き、自分の手駒となる石を移動させていくゲーム。毎ターン配置できるカードは入れ替わるので、その都度ルートを考えなくてはいけません。石がボードからはみ出してしまうと脱落です。
「カードを置くだけ」というごくシンプルな操作ながら、道筋一つで石の行方が大きく変わる奥の深さが魅力。東洋っぽい雰囲気もオシャレでハマってしまいます。
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・プレイ人数:1人~8人
・CPU戦:有
・オンライン対戦:無
Love Letter(ラブレター)
「姫に愛を届けるのは誰?」女中や衛兵など8種類のカードを使い、姫からの愛を獲得するゲーム。日本ボードゲーム大賞を受賞した作品です。
カードにはそれぞれ「価値」があり、山札が0枚になった時に手持ちカードの価値が一番高かった人が勝利。この試合は連続で行い、勝つたび姫の愛を獲得できます。最大4回勝利して、姫の最高の恋人になりましょう!
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▲プレイヤーを追い出すカードもあり、山札が0枚になる前に脱落することも。カードの使い方、推測、運が勝敗を左右する。
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▲キーカードとなるのは最も価値のあるカード「姫」。カードは使うたび破棄されるので、このカードは手元に大事に持っておこう。
・プレイ人数:1人~4人
・CPU戦:有
・オンライン対戦:有
シェフィ―Shephy―
「産めよ」などのひつじを増やすカード、「疫病」などのひつじを減らすカードを使いながら、世界をひつじまみれに! すべてのカードを必ず使い、ひつじを1000匹にするのが目的です。いつ手札を切るのか、自分との駆け引きが楽しめますよ。
ひつじが0匹になるとゲームオーバー。ひつじを減らすカードと、手札を捨てるカード……悪い効果のカードをいかに処理するかが攻略のカギです。
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▲手前の5枚が自分の手札。その中からカードを1枚切っていき、ひつじを増やしていく。
・プレイ人数:1人
・CPU戦:無
・オンライン対戦:無
Cat Lady(キャット レディ)
気まぐれな猫たちを満足させるには……。猫が求める数に合うよう、食べ物のカードを集めていくゲームです。数が余ったり足りなかったりすると減点され、最終的にポイントが高かったプレイヤーの勝利。ちょうどになるよう計算する必要があり、カードを選ぶ時は毎回長考してしまいます。
ゲーム性はもちろんですが、猫たちのイラストがかわいいのも魅力。お気に入りの猫ばっかりに食べ物を与えてしまうかも!?
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▲毎ターン配置されるカードから、3枚ずつ選んでいく。食べ物から取るか、猫から取るか……。
・プレイ人数:1人~4人
・CPU戦:有
・オンライン対戦:無
Sushi Go!(スシゴー)
イカは3点、タマゴは1点……寿司をネタにした計算バトル。毎ターン寿司を取り、ポイントを一番稼いだプレイヤーが勝ちのシンプルなルールです。
「3枚揃うと10点」「マキズシを一番多く集めたら6点追加」など、カードによって様々な効果が。計算しながらいかに効率よくポイントを稼ぐか、がっつり頭脳戦が楽しめますよ。
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▲コンベアに流れる寿司を1種ずつ取っていく。お刺身やてんぷらもあるぞ。
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▲カードの効果を上手く使うと勝率アップ。相手プレイヤーが集めているカードをあえて取り、ポイント稼ぎの邪魔をするのも手かも。
・プレイ人数:1人~6人
・CPU戦:有
・オンライン対戦:有
おばけキャッチ
ルールはわかるのに間違える!? カードに描かれたお題と一緒のアイテム、もしくはまったく違ったアイテムを素早くタップする斬新なゲーム。色や形をすばやく判別する必要があり、時にはおばけの騙し討ちに引っかかりミスすることも……。
カードには難しい文字もなく、反射神経を競うだけ。ルールがシンプルなのでお子様でも遊べるのが魅力です。親子で楽しめるので一緒に挑戦してみてはいかがでしょう。
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▲例えばお題が「赤いソファと緑のねずみ」だったら……お題と一致する「赤いソファ」が正解。
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▲「緑色のソファも無いし、青色のネズミもいない!」そんな時は、色も姿も一致していない「白いおばけ」が正解!
・プレイ人数:1人~4人
・CPU戦:有
・オンライン対戦:有
Onirim(オニリム)
こちらは1人用のカードゲーム。手札5枚の中から1枚選び、場に並べていくことで進行します。同じ色のカードを3枚続けて置くと、扉が1枚開放される仕組み。山札が無くなる前に、プレイヤーは合計8枚の扉を開放しなければいけません。
一見簡単そうに見えますが、山札の中にはデメリット効果を持つ「ナイトメアカード」が……。「山札から5枚捨てる」「手札をすべて捨てる」など、まさに悪夢と呼べるデメリットをどう対処するかが肝です。
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▲完全1人用なので黙々と考えながら進められる。このゲームは自分と悪夢との戦いだ。
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▲「ナイトメアカード」は山札の中に10枚入っている。どのデメリットにするか、自分で選べるのがせめてもの救い。
・プレイ人数:1人
・CPU戦:無
・オンライン対戦:無
Spot it(スポットイット、ドブル)
フランスでは「ドブル」。アメリカでは「Spot it!」という商品名で発売された、パーティゲームのスマホ版。丸いカードを使った絵合わせゲームです。
次々と変わるカードの絵柄。相手と自分のカードを見比べ、マッチした絵があったらタップしてポイントを稼ぎます。反射神経が試されるので、始めた後は熱中して汗だくになってしまうかも……。
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▲手前が自分のカードで、上側が相手のカード。この場合は爆弾の絵柄がマッチしているので、逃さずタップしよう!
・プレイ人数:2人
・CPU戦:無
・オンライン対戦:有
アプリならではのカードゲーム 5本
ここからはアナログゲームからではなく、デジタルゲーム発祥のアプリを紹介しています。
アナログゲームでは表現しきれない動きや演出が光るラインナップ。ゲームシステムと共に、ビジュアルも魅力的なものが多いです。
MIYAMOTO(ミヤモト)
侍や忍者の仲間カードを配置し、4×4マスのフィールドで戦いを繰り広げていきます。親玉を倒した方の勝ち、という実にシンプルなルール。キャラによって異なる攻撃力や特性を利用した、戦略的な戦いが楽しめます。
本ゲームは8ステージ連続で勝負するのが特徴。途中で1回でも負けるとやり直し、ゲットしたカードもリセットされる……というローグライクっぽい要素も魅力です。
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▲自分のキャラ周辺に、1ターンに何枚でも配置可能。画像上だと青い四角の場所に配置できる。
・プレイ人数:1人
・CPU戦:有
・オンライン対戦:無
Card Crawl(カード クロール)
ここはほの暗く、薄汚れた酒場。オオカミ男みたいなおやじに勝負を挑まれたあなたは、ひたすらカードバトルに明け暮れることになります……。
カードでダンジョンを攻略していく、ソリティアとRPGを融合させたようなゲーム。剣、盾、モンスター、コインといった6種類のカードがあり、ソリティアの容量で54枚の山札を使い切ると勝利です。
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▲残りカード枚数を0にしたら勝利。自分のHPが0にならないように、モンスターカードを倒していく。
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▲スキルを編成できる機能も。より深い戦略を立てられるのが魅力。
・プレイ人数:1人
・CPU戦:有
・オンライン対戦:無
Card Thief(カード シーフ)
盗賊カードを操作し、3×3マスのフィールドを歩いてゲームを進行。フィールドには兵士、お宝、松明などのカードが並んでおり、盗賊はそのカードの上を通り出口(扉やマンホールのカード)を目指します。
なるべく多くお宝を取得して脱出するのが目的。松明を消して兵士の目をごまかす、後ろから襲い掛かる……など切り抜け方が多くあり、作戦の練り甲斐があります。
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▲ターンを消費して行動していく。盗賊の行動力や、兵士の目線に注意しながら出口へ。
・プレイ人数:1人
・CPU戦:有
・オンライン対戦:無
Solitairica(ソリタイリカ)
山札をめくり、出たカードを場にあるカードの上に数字順で並べていく……遊び方はほぼソリティアと同じ。しかし並べたカードの模様によって、攻撃・防御・回復などが行えるRPG風のゲームです。
並べるカードの数字は「3→2→1→2→3……」と、順番さえ合っていれば数が増えても減ってもOK。このルールを利用して、なるべく多くのカードを1ターンで使うことが攻略のカギです!
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▲並べたカードは消え、エネルギーに変換される。オレンジ色のエネルギーが溜まったらタップして攻撃!
・プレイ人数:1人
・CPU戦:有
・オンライン対戦:無
Pirates Outlaws(パイレーツ アウトロウズ)
海賊として様々な島を巡り、戦い、取引、お宝を探すなどして冒険していきます。
戦闘はカードで進行し、弾薬を消費して行動。通常攻撃の「射撃」から「ノックバック」「武装解除」など多彩なカードがあり、道中でどれが手に入るかはわかりません。ローグライク風の要素もあり、手元のカードで戦略を練るのがおもしろいです。
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▲カードによって消費する弾薬も変化。使わなかったカードは他カードと入れ替わってしまうので、毎ターンどれを選ぶか取捨選択も必要。
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▲ポイントを消費してフィールドを移動する。選択した島によって、消費ポイントや展開も変わるストーリー性の高さも魅力。
・プレイ人数:1人
・CPU戦:有
・オンライン対戦:無
初めて見るルールもあるかも? 新鮮味あるカードゲームで新しい扉を開ける
既存のカードゲームをアレンジしたようなものや、このゲームでしか遊べない独特なものも。カードゲームは個性的なルールが多数ありバリエーションが尽きません。
紹介した中で筆者が一番ハマったのは『Card Thief』。盗賊の見た目がオシャレで、難易度も程よく一時期ずっと遊んでました。同じデベロッパーが配信している『Card Crawl』もおすすめです!
他にも気になるものがあったらぜひ遊んでみてくださいね。