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  • 【3万円以上】ハイエンド ゲーミングキーボードおすすめ4選 選び方やキースイッチの特徴を徹底解説
本サイトは一部にプロモーションを含みますが、記載されている情報は一切その影響は受けておらず、公平・中立な立場で制作しております。

APEX、CoD、VALORANT、ファイナルファンタジーXIV(FF14)ど、PCで遊ぶFPSやTPS、MMORPGにおいてゲーミングキーボードは必須とも言えるデバイス。反応速度や打鍵感が通常のキーボードよりも良いので、ゲームのパフォーマンスが向上しやすいです。

この記事では、『Logicool』や『Razer』、『東プレ』など数多くのゲーミングキーボードを使ってきた筆者がFPSやMMOなどを快適に遊べる3万円以上のハイエンド(最上級)ゲーミングキーボードを紹介しています。

★おすすめの高性能ゲーミングキーボードをすぐに確認したい方はこちら
※価格は時期や販売店によって多少変動します。実際の価格は各サイトにてご確認ください。

この記事を監修する人:ぺかそ

ゲームはオンラインよりオフラインゲーム派。ジャンルは主にアクション、レース、パズル系など。好きなキーボードのキースイッチは「Zealios V2 67g Krytox GPL 105 Lubed」。

自分に合うキーボードを追い求め、2016年頃からキーボードを自作する趣味を始める。2019年からは毎週日曜日にキーボードに関するニュースを紹介する「ほぼ週刊キーボードニュース」を配信している。2020年「マツコの知らない世界 キーボードの世界」に出演。

Youtube:ほぼ週刊キーボードニュース

Twitter:https://twitter.com/Pekaso

ハイエンドゲーミングキーボードのおすすめメーカー

『Logicool』や『Razer』など有名メーカーのゲーミングキーボードは機能性に優れており、どれを買うのか迷ったときは、これから紹介するメーカーの製品を選んでおけば、買って損することはほとんどありません。

それに予算3万円以上もあれば、世界中のプロゲーマーが愛用しているものや、マクロ機能やアンチゴースト機能などが備わった高性能なものも余裕で買えます。高い買い物なので性能だけでなく、デザイン性で選ぶのもアリですよ!

5千円以下のおすすめゲーミングキーボードはこちら
5千円~1万円のおすすめゲーミングキーボードはこちら
1万円~2万円のおすすめゲーミングキーボードはこちら
2万円~3万円のおすすめゲーミングキーボードはこちら

Logicool(ロジクール)

ロジクール G公式サイト

出典:ロジクール G

キーボードだけでなくマウスやヘッドセットなど、数多くのPC周辺機器を輩出している『Logicool(ロジクール)』。ゲーミング向けのデバイスを専門とした「Logicool G」はスピード、一貫性、信頼性に優れており、世界中のプロゲーマーに愛用されています。

「Logicool G」のゲーミングキーボードは、さまざまなプログラムや機能を割り当てられる「Gキー」を搭載したモデルが多く、ゲームだけでなくデスクワークの作業でも活用します。

メカニカル式なのにパンタグラフのような押し心地のワイヤレスキーボード「G913」「G913 TKL」は「Logicool G」の中で最高峰のゲーミングキーボードで、ゲームをする上で必要な機能はすべて備わっているので、かなりおすすめ。

その他、「G913」と性能は全く同じで英語配列の「G915」や有線版の「G813」もあるので、自分好みのタイプにあわせて買うことができます。

ロジクールのゲーミングキーボードはこちら

Razer(レイザー)

Razer公式サイト

出典:Razer Japan

最先端のテクノロジーや数多の賞を獲得したデザインによる、高性能なゲーミング周辺機器を提供する『Razer(レイザー)』。

スローガンが「For Gamers. By Gamers.(ゲーマーの為にゲーマーが作る)」なだけあって、ゲーマーのことを考えた高いアドバンテージを誇る製品を開発しています。

『Razer』のゲーミングキーボードも『Logicool』と同様に、さまざまなプログラムや機能を割り当てられるマクロ機能を搭載したモデルが多く、とくに光学式で画面の明るさやボリュームを調整できる「Razer Huntsman Elite」がおすすめ。

Razerのゲーミングキーボードはこちら

東プレ(Topre)

東プレ株式会社

出典:東プレ株式会社

ゲーミングキーボードの中でも高性能を誇る、静電容量無接点方式を採用した「REALFORCE(リアルフォース)」シリーズが有名な『東プレ(Topre)』。

2万円を超える高価格帯の製品が多いものの、キー入力の正確性、クリック感、耐久性など、あらゆる性能面で優れており、機能性に少しでもこだわりたい方におすすめのメーカーです。

とくにアクチュエーションポイントを変更できる、リアルフォースの中でも最高峰の「REALFORCE SA R2」がおすすめ。東プレのキーボードは静電容量無接点方式を採用しているだけあって、耐久性はかなり高く、5年10年も当たり前に使える製品ばかりです。

東プレのゲーミングキーボードはこちら

3万円以上のハイエンドゲーミングキーボードおすすめ4選

30,000円以上は各社のフラッグシップモデルの高級キーボードが並び、とくに打鍵にこだわりのある方におすすめです。

中にはLEDによるライティング機能が未搭載のゲーミングキーボードらしくない製品もありますが、その分打鍵感の良さや大きな音が出やすい底打ち時の音が軽減される筐体設計など、全体的な完成度は高く満足できます。

安価なゲーミングキーボードを繰り返し交換するより、高級なキーボードを長く使い続けたい方に向いています。

※ここでおすすめする4つのゲーミングキーボードは監修している「ぺかそ」が選んだものではなく、編集部が選んだものです。

Razer Huntsman V2 Analog

Razer Huntsman V2 Analog

ここがポイント

  • USB 3.0のパススルー搭載。マウスやヘッドセットの接続に便利
  • 1.5mm~3.6mmまでアクチュエーションポイントを調整可能
  • マグネット式のレザー調リストレスト付属

ここがイマイチ

  • フルサイズなのでマウスの可動域が狭くなりがち
  • 価格は高め

Razerのゲーミングキーボードの最上位機種。アナログオプティカルスイッチと名付けられた独自のキースイッチはプレイスタイルに合わせたアクチュエーションポイントを設定できます。

またゲームコントローラーのスティックのような入力を割り当てたり、1回の押し下げに2つの別々のキーを設定する2段式アクチュエーション機能を持っていたり、機能性も充実しています。

REALFORCE RGB TKL

東プレ REALFORCE RGB TKL

ここがポイント

  • キースイッチは高耐久で、アクチュエーションポイントも3段階から設定可能
  • ゲーミング向けにRGB機能を搭載
  • テンキーレスなのでマスウスペースが広がる

ここがイマイチ

  • 一般的なREALFORCEシリーズと比べて若干打鍵音がうるさい

静電容量無接点方式のキースイッチを持つ国産キーボードREALFORCEのゲーミングモデル。

高耐久なスイッチは3段階のアクチュエーションポイントを設定可能なほか、ゲーミングキーボードとしてのLEDライティング機能が追加されています。筐体の堅牢な作りや細かな完成度の高さは、さすが東プレのREALFORCEといったところ。

HHKB Professional HYBRID Type-S

HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨

ここがポイント

  • 高速タイピング性と静音性に優れたキー構造
  • 無駄を削ぎ落としたキー配列によって実現したコンパクトサイズ
  • Bluetooth接続では最大4台までペアリング可能

ここがイマイチ

  • キーボード自体に高さがあるので手首が疲れやすい
  • 価格は高めでコスパが良いとはいえない

四半世紀に渡って愛され続けているPFUのHappy Hacking Keyboardシリーズの最新作。HYBRIDシリーズはUSBの優先接続とBluetooth接続を切り替えて接続できるほか、最大4台までペアリングできるためPCやスマホ、iPadなど複数のデバイスを1つのキーボードでシームレスに操作できます。

また、背面にはDIPスイッチと呼ばれる最適なOSを切り替えるボタンがあり、オン・オフでWindows用・Mac用に切り替えることも可能。

ゲーマーよりプログラマーに多く愛されているHHKBだが、コンパクトな筐体でゲーミングマウスと組み合わせた際の操作性は高いので一見の価値あり。

Corsair K100 RGB

CORSAIR K100 RGB

ここがポイント

  • 光学式スイッチのため耐久性が高く、チャタリング等の誤作動も発生しない
  • 1.0mmの最速クラスのアクチュエーションポイントを搭載
  • 摩耗に強いPBTダブルショットキーキャップを採用

ここがイマイチ

  • 高価格なため手が出しづらい
  • 他メーカーに比べて専用ソフトウェアの使い勝手が悪い

光学式スイッチの高耐久性と1.0mmという最速クラスのアクチュエーションポイントを搭載した、コルセアの光学式スイッチ搭載の最上位ゲーミングキーボード。

さらに独自技術「AXON」により、一般的なゲーミングキーボードの16倍のキースキャン速度を実現し、キーの押下時の反応速度が向上。キー入力からPCに信号が送信されるまでの応答速度は0.5ms(0.0005秒)としています。

高品質なアルミニウムフレームの筐体のほか、摩耗に強いPBTダブルショットキーキャップ、ソフト素材の取外し可能なパームレスト、豊富なLEDライティング設定など最上位モデルらしい装備が搭載されています。

3万円以上のゲーミングキーボードをもっと見る

ゲーミングキーボードに関するアンケート結果

実際にPCゲームで遊んでいる10代~40代前半の103人を対象に「ゲーミングキーボードを使っているのか」「使っているゲーミングキーボードの価格帯はどれくらいなのか」など、ゲーミングキーボードに関するアンケートをいくつか採ったので、その結果を紹介していきます。

ゲーミングキーボード使用率のアンケート結果

PCゲームで遊んでいる人の8割近くがゲーミングキーボードを使用しています。最近は5千円ほどで買えるゲーミングキーボードも多く、手を出しやすくなっていることから、このような結果になったと考えられます。

使っているゲーミングキーボードの価格帯は?

価格帯に関するアンケート結果

5千円~1万円以下のゲーミングキーボードを使っている人が一番多いという結果に。一方で4割が1万円以上のものを使用していることが分かるので、メカニカル式や光学式などキースイッチにこだわり、少しでも良い性能のゲーミングキーボードを選んでいる人も多いようです。

メカニカル式を使っている人は何軸?

軸に関するアンケート結果

メカニカル式の基本的な軸である赤軸と青軸を選ばれている方が多いですね。軸に関しては静穏性を求めるか、打鍵音を求めるか、好みによって選択が分かれます。

ゲーミングキーボードを買って満足?

満足度アンケート結果

満足、やや満足を合わせると9割を超える結果に。ゲーミングキーボードを買って後悔されている方は少ないので周りにPCゲームを始める友達がいれば、ゲーミングキーボードをおすすめしてもいいかもしれません。

何のゲームをするためにゲーミングキーボードを買った?

ゲームタイトルのアンケート結果

フォートナイトやAPEXを遊ぶためにゲーミングキーボードを買われている方が多いようです。FPSやTPSはキーの反応速度や押し心地が、MMORPGではマクロ機能などが重要になるので、通常よりもゲーミングキーボードが好まれます。

どのメーカーのゲーミングキーボードを使っている?

メーカーのアンケート結果

Logicoolは有名なメーカーなので安心感があるほか、低価格帯のモデルも多く販売しているのが理由でしょうか。アンケート結果での使用率は低いですが、Razerや東プレなどの他メーカーも品質が高いのでおすすめです。

ハイエンドゲーミングキーボード購入者の口コミ

実際にハイエンドゲーミングキーボードを購入したことのある方を対象に、購入時の決め手や重視したポイントを聞いたところ、さまざまな回答を得られたので紹介します。やはりハイエンドなだけあって不満点はあまりないようですね。

購入したゲーミングキーボード:Logicool GのG913

使用している主なゲーム:Apex、原神

購入の決め手:耐久性と静音性です。ゲームで長時間キーボードを使い、タイピングをしたりするので耐久性と静音性は重視しました

Good:静かにタイピングができ、耐久性も問題がないところ

Bad:不満点は特にありませんが、少し価格が高いかなと思いました

購入したゲーミングキーボード:東プレのREALFORCE

使用している主なゲーム:FF14

購入の決め手:キータッチとチャタリングしない無接点構造、さらに、指への負担を軽減し、指の動きをスムーズにするステップスカルプチャー構造によって長時間のキー入力操作でも快適に操作できるからです

Good:長時間プレイしていても疲れにくい点

Bad:不満に思うところはありません

購入したゲーミングキーボード:Logicool GのG913

使用している主なゲーム:フォートナイト

購入の決め手:打鍵感、押し心地を重視した結果、G913がピッタリだった

Good:打鍵感が気に入っています

Bad:不満な点はとくにありません。

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ゲーミングキーボードとは

ここからはキースイッチの種類や選ぶポイントなど、ゲーミングキーボードに関する知識・情報について紹介しているので、気になる方はチェックしてみてください。

ゲーミングキーボードの画像

ゲーミングキーボードはその名のとおり、ゲームを快適にプレイするために作られた専用キーボードです。

通常のキーボードに比べてキーを押したときの打鍵感が良かったり、反応が速かったりするものが多く、FPSやTPS、MMORPGなど機敏な動作が必要なゲームで活躍します。

また複数キーの同時押しを認識する機能(ロールオーバー)や、複数のキーを押したときに誤入力を防ぐ機能(アンチゴースト)など、ゲームをする上で役立つ機能が備わっているものが多いです。

ゲーミングキーボードを選ぶときのポイント

ゲーミングキーボードを選ぶときに一番大切なのはキースイッチの種類および打鍵感です。メンブレン方式やメカニカル式、光学式などキースイッチの種類がたくさんあり、それぞれ打鍵感が異なるので、実際に店舗でゲーミングキーボードの打鍵感を確認してから買うのがおすすめです。

その他、ゲーミングキーボードを選ぶポイントとしては、アクチュエーションポイントの深さやマクロ機能の有無、サイズ感などを確認するといいでしょう。

※キースイッチの種類やアクチュエーションポイントについて詳しくは後述しています。

ゲーミングキーボードを選ぶポイント

  • キースイッチの種類、キーの打鍵感(押しやすさ)
  • アクチュエーションポイントの深さ
  • キーボードのサイズ
  • キーボードの配列

アクチュエーションポイント

アクチュエーションポイントとは、キーが反応する深さのことで、ゲーミングキーボードの場合は基本的にキーが底に到達する前に反応します。

このアクチュエーションポイントが浅いほどキーの反応が速いので、FPSやTPSなど瞬時にさまざまなキー操作が必要なゲームにおいては重要なポイントとなります。

例えばキーの底までの距離が4.0mmで2.0mmに到達した時点で反応するキーボードと、1.5mmで反応するキーボードを比較した場合、1.5mmで反応するキーボードの方が反応が速いです。

アクチュエーションポイントの注意点

アクチュエーションポイントが浅いほど反応は速いのでゲームをする上では向いていますが、ゲーム以外にデスクワークでも使う場合は気をつけてほしい点が一つあります。

それはキーを押したときの反応が速いため、少し指が触れただけで他のキーも反応し、誤入力が増えてしまう心配があることです。そのため個人的にはアクチュエーションポイントは浅くとも1.5mmまでをおすすめします。

キーボードのサイズ

ゲーミングキーボードの比較

▲上の白いキーボードがテンキーレス。下の黒いキーボードが60%のコンパクトサイズ。

ゲーミングキーボードのサイズも、選ぶポイントとして大切です。デスク上のスペースを広くしたい方やマウスの可動領域を大きくしたい方は、フルサイズよりもテンキーレスのタイプがおすすめ。

フルサイズだとマウスを動かしたときにキーボードの角に当たることもあるので、筆者もテンキーレスのゲーミングキーボードを使用しています。もっとコンパクトにしたい方はファンクションキーや矢印キーを省いた60%のタイプもおすすめです。

キーボードの配列(日本語配列or英語配列)

日本語配列のゲーミングキーボード

▲日本語配列のゲーミングキーボード。「全角/半角」や「無変換」などのキーが存在する。

英語配列のゲーミングキーボード

▲英語配列のゲーミングキーボード。日本語配列と違って変換に関するキーがなく、その分スペースキーが大きくなっている。また「Enter」の大きさは1行に。

ゲーミングキーボードに限らず、キーボードには日本語配列(JIS配列)と英語配列(US配列)の2種類があり、「全角/半角」や「無変換」など変換に関するキーの有無やEnterキーやスペースキーの大きさが違うため、使い勝手が大きく変わります。

ゲームによってはスペースキーを押す機会が多いので、日本語配列よりスペースキーの幅が広い英語配列を選ぶ人もいますが、普段使いも考慮するのであれば使い慣れている配列のゲーミングキーボードがおすすめです。

キースイッチの種類

キーボードに使われている主なキースイッチは「メンブレン方式」「パンタグラフ方式」「メカニカル式」「静電容量無接点方式」「光学式」の5種類。

打鍵感が軽かったり、静音性が高かったり、キースイッチごとに特長があるので紹介していきます。

メンブレン方式

メンブレン方式のキーボード

標準的なパソコンのキーボードとして広く使われているのが「メンブレン方式」。

キーボード全体に1枚のスイッチが敷かれている一体式のため、一つひとつのキースイッチが独立している「メカニカル式」に比べて精度や反応速度は劣りますが、打鍵感は軽くて静かです。

「メンブレン方式」のキーボードは低価格帯のものが多いので、キーボードにあまりお金をかけたくない方は「メンブレン方式」のものを探すといいでしょう。

パンタグラフ式

パンタグラフ式のキーボード

ほとんどのノートPCに採用されているのが「パンタグラフ式」。一般的なキーボードに比べて薄型で、キーの中心を押さなくてもキー全体を押し込めるので、軽いタッチで入力できるのが特長です。

デスクトップ用のキーボードでもパンタグラフ式のように薄型のモデルがあるので、ノートPCのタイピング感が好きな方におすすめです。筆者が使用している『Logicool』の「G913 TKL」はメカニカル式ですがパンタグラフに近い薄型で気に入っています。

メカニカル式

メカニカル式のゲーミングキーボード

「メカニカル式」はゲーミングキーボードで主に使われているキースイッチで、赤軸や青軸、茶軸など色の種類によって打鍵感やタイピング時の音などの違いがあります。

また軸を作っているメーカーはたくさんあって、ゲーミングキーボードでよく見かける赤軸や青軸などの「○軸」は一般的にCherry社の「Cherry MX」またはその互換性のあるキースイッチを指すことが多いです。

独自規格の軸を開発・採用している『Logicool』や『Razer』の場合、赤軸や青軸ではなくリニア、クリッキー、緑軸、オレンジ軸などで表記されている製品もあり、赤軸や青軸とクリック感は似ているものの、全くの別物なので覚えておきましょう。

Cherry MX Logicool Razer
赤軸 リニア -
青軸 クリッキー 緑軸
茶軸 タクタイル オレンジ軸
銀軸 - 黄軸

※青軸=クリッキー=緑軸ではなく、クリック感が似ているキースイッチを横並びで表しています。

同じ機種のゲーミングキーボードでも軸の色だけが違うモデルも販売されているので、メカニカル式のゲーミングキーボードを購入する際は、何軸なのか確認するようにしましょう。

赤軸(リニア)

CHERRY MX SILENT RED

出典:CHERRY MX

クリック感  :★★★☆☆
静穏性    :★★★★☆

赤軸はメーカーによって静音性が大きく異なり「Cherry MX Red」はまだ品質が高いので静かな方ですが、極めて安価な互換キースイッチを採用しているキーボードは静音性が低く、赤軸だから打鍵音が静かというわけではないので、赤軸を選ぶ際はどのメーカーキースイッチを採用しているのか確認するといいでしょう。

特徴として赤軸(リニアスイッチ)はキーを押した感触(タクタイル感)が無く、素直に底まで押し下げることのできるスイッチ。故にキー入力が反応した感触をつかみにくいですが、キーの戻りも抵抗が無いため少ない力で大量にキー入力をする人におすすめです。

青軸(クリッキー)

CHERRY MX BLUE

出典:CHERRY MX

クリック感  :★★★★★
静穏性    :★★☆☆☆

青軸はキーの押し心地が良く、メカニカル式の中で一番打鍵感があり、タイピング時のカタカタ音が好きな方におすすめ。ただ、『Discord』などでボイスチャットをする際に、マイクが打鍵音を拾いやすいので気をつけてください。

茶軸(タクタイル)

CHERRY MX BROWN

出典:CHERRY MX

クリック感  :★★★★☆
静穏性    :★★★☆☆

茶軸は赤軸と青軸の中間のような位置づけで、赤軸よりもしっかりしたクリック感とキーの重みがあり、青軸のように打鍵音が大きすぎることもないので初めてメカニカル式のゲーミングキーボードを触る人におすすめ。

銀軸(スピード)

CHERRY MX SPEED SILVER

出典:CHERRY MX

クリック感  :★★★☆☆
静穏性    :★★★☆☆

銀軸はキーの反応が速く、キーストロークも浅めになっており、高速入力に特化した軸です。打鍵音も比較的静かで、キーのタッチも軽いので、高速でタイピングが必要なゲームをプレイする方におすすめ。

自分にあった軸を見つけるなら「キースイッチテスター」がおすすめ

赤軸や青軸など、さまざまなキースイッチの試し打ちができる「キースイッチテスター」といった製品もあるので、近くにゲーミングキーボードを販売しているお店がない方は買ってみるといいかもしれません。

ACAMPTAR アクリルキーボードテスター12クリアプラスチックキーキャップサンプラー、Cherry MX スイッチ用
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静電容量無接点方式

静電容量無接点方式のキーボード

東プレのキーボード「REALFORCE」やPFUの「HHKB(Happy Hacking Keyboard)」で採用されている「静電容量無接点方式」。

キーを押し込む際に物理的な接点を持たないため、メンブレン方式やメカニカル式に比べて耐久性に優れています。また静音性は高く、指への負担も少ないため、赤軸のように長時間ゲームをプレイしていても疲れにくいです。

光学式

光学式のキーボード

「光学式」は「静電容量無接点方式」と同様に物理的な接点を持たないため、耐久性に優れたキースイッチです。

「静電容量無接点方式」との違いはキースイッチ単体の構造が独立しているので、クリッキー、リニア、タクタイルのようなメカニカルキーボードの打鍵感のバリエーションがあります。

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