『約束のネバーランド』好きにおすすめの漫画8選！ 似ていて面白い作品まとめ

『それでも街は回っている』や『ネムルバカ』などの石黒正数さんによるマンガで、月刊アフタヌーンで連載中。「このマンガがすごい！2019」ではオトコ編第1位を獲得しています！

綺麗で環境が整い外の世界と隔絶された学園と、文明崩壊後の日本で生きる少年少女たちの物語。隔絶された学園は孤児院、文明崩壊後の日本は孤児院脱出後というように『約束のネバーランド』感を感じる作品です。

『約束のネバーランド』は頭がいいメンバーのエマやノーマン、レイが知力を絞り孤児院からの脱出や脱出後の食用児開放をする流れが面白い作品。

対して『天国大魔境』は子供たちが奮闘する点は変わりませんが、近未来の設定なのでSF要素が多く、別ベクトルの面白さがあります。

石田スイさんの初連載版で、週刊ヤングジャンプにて連載していました。既に2期の『東京喰種 トーキョーグール：re』も完結しています。アニメ化や実写映画化などもされている大人気ダークファンタジー漫画。

『約束のネバーランド』とは状況などが違いますが、人間を食べるということに焦点が当てられている作品。

どちらの作品も焦点は同じですが、『東京喰種トウキョウグール』は人間を食べなくてはいけない苦痛、ハーフとしての生きづらさを主人公が解消していく様子にカタルシスを覚える漫画です。また喰種の能力を使った派手なバトルがあることも注目ポイント。

2009年10月号から別冊少年マガジンにて連載中のダークファンタジーマンガ。 本作は諫山創さんによる少年漫画で、「このマンガがずごい！」2011 オトコ編にて1位、「全国書店員が選んだおすすめコミック」2011にて1位など数多くの賞を獲得しています。

2013年よりアニメも開始され、現在ファイナルシーズンが放送中。

巨人がいる世界で人間たちが壁を作り、その内側で生活している世界感や巨人に人間が食べられてしまう要素が『約束のネバーランド』と似ているポイントです。

さらに『進撃の巨人』は巨人の謎というミステリ要素も欠かせません。巨人という生物は一体どこから来たのか、何が目的なのか、シリアス展開の中で徐々に明かされる謎がストーリーの面白さに拍車をかけていきます。

『ヒストリエ』や『レイリ』を描かれている岩明 均さんの作品で、講談社のモーニングオープン増刊号と月刊アフタヌーンで連載されたSFマンガ。1990年代に連載していましたが、2014年にアニメ化と実写映画化がされている今も人気のあるマンガです。

『約束のネバーランド』のムジカたちと対話するように、『寄生獣』では人間を食い殺す寄生生物との対話などが主軸として物語が作られています。

その主軸に欠かせないのが、真一とミギーの関係です。当初は他の寄生生物と同様に冷酷で感情表現が乏しいミギーでしたが、真一との交流の中で徐々に人間を理解し、親友と呼べるようになっていきます。

またミギーが人間を知っていく過程で発したセリフ、「『悪魔』というのを本で調べたが……いちばんそれに近い生物はやはり人間だと思うぞ……」からもわかるようにただの娯楽マンガではありません。

読者に対して人間のあり方を考えさせる哲学が、『寄生獣』の面白さにつながっています。

原案：水谷健吾、原作：蔵石ユウ、作画：イナベカズによるマンガで、eヤングマガジンで連載されていました。『アポカリプスの砦』を描いていたコンビの2作目。

『約束のネバーランド』は飼育施設を飛び出す脱獄劇という物語で、『食糧人類』も同じように施設から主人公たちが力を合わせて逃げる脱獄ストーリー。

『約束のネバーランド』以上にグロテスクな化け物や食われる恐怖を感じられる漫画です。特に人間が食われる描写や、解体される描写などは耐性がないと少々きついかもしれませんが、見応えがあります。

茂木清香によるマンガで、コミック・アース・スターにて連載されていました。第1回アース・スターコミック大賞 コミック部門佳作を受賞。2014年にはアニメ化もされるほどの人気マンガです。

カニバリズムと兄妹愛の2つの禁忌を描いた作品で、人を食べる・食べられるということに関して『約束のネバーランド』に似ています。

かなりグロテスクな描写が多いですが、妹が兄を食べることへの葛藤や兄が妹を想う心理描写などが繊細に描かれていて、2つの禁忌をうまく融合させていることが最大の魅力です。

TRIGGER・A-1 Picturesが共同で制作を行ったアニメのコミカライズ作品です。内容はアニメと異なり、IFストーリーとなっています。漫画家は『BLACK CAT』や『To LOVEる-とらぶる-』などで有名な矢吹健太朗さんです。

箱庭で育てられ世間を知らず、巨大兵器で闘うことしかできない少年少女たちが、恋愛感情や自分たちが生まれた理由などを知り、成長していく物語。箱庭で育てられた子供たちという点で『約束のネバーランド』に通づるものがあります。

ジャンプ漫画らしい友情・努力・勝利という形の中で、子供たちの心の機微が丁寧に描かれ、人として成長していく過程を強く感じられる作品です。またロボットでの戦闘は迫力や爽快感があり、ロボット好きな人にもオススメできる仕上がりになっています。

『SKET DANCE』や『ウィッチウォッチ』の作者、篠原健太さんによるSF漫画。「このマンガがすごい！2019」オトコ編3位、「マンガ大賞2019」大賞を受賞し、アニメ化もされている大ヒット作品です。

課外学習のキャンプ中に宇宙空間に突如投げ出された少年少女たちが、協力しながら食糧難や宇宙船の故障など、様々なアクシデントを乗り越え帰還を目指すストーリー。

『約束のネバーランド』の孤児院脱出後に子供たちだけで、鬼からの開放を目指すところに通ずるものがあります。

SF漂流記でありながらミステリ要素も感じられ、さらに5巻でしっかりと纏まっているという素晴らしい漫画です。家庭事情が複雑な9人の子供たちが、徐々に仲間となっていく過程は見応えがあります。

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