日本でも多くの人が利用しているECサイト『Amazon(アマゾン)』では日用品や家電、本、生鮮食品など生活に必要なものをほとんど買うことができます。
『Amazon』で買い物をし過ぎて「今月の支払い厳しそう……」といった状況になっている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は『Amazon』の分割払いの設定方法を画像つきで紹介します。分割払いを利用する際の手数料や注意点についても解説しますので、あわせてチェックしてください。

Amazonで分割払いができる! 設定方法や手数料・注意点を解説
Amazonで分割払いを行う方法
Amazonで分割払いを行う方法画像つきで解説します。またAmazonのスマホアプリとWebで手順は大きく変わらないので、今回はアプリでの画面で分割払いの方法説明していきます。
①購入する商品をカートに追加、レジに進むをタップ
②支払い方法をタップ
③登録済みのクレジットカードが対象かどうか確認
登録してあるクレジットカードが分割払いの対象かどうか確認します。「分割・リボも可能(ご利用状況により異なります)」と表示されていれば、分割払いの対象のカードです。
④対象のクレジットカードを選択し、分割払いをタップ
支払い方法が表示されたら、分割払いをタップしましょう。
⑤表示されるドロップダウンリストから分割回数を選ぶ
分割払いをタップすると分割回数が表示されるので、回数を選びます。今回は3回を選択。
⑥分割払いの表示がされていれば完了
分割払いには手数料が発生する点に注意
3回以上の分割払いにすると、支払いの際に手数料が発生します。分割の回数(3、5、6、10、12、15、18、20、24回)とその実質年率に応じて、支払手数料も異なります。
たとえば三井住友カードを参考にすると1ヶ月で10万円を使い、10回払いにした場合、分割払いの手数料は6,700円です。そのため合計で支払う金額は106,700円となり、月々支払う金額は10,670円という計算になります。
手数料の実質年率はご自身の利用しているカード会社のHPなどを参考にしてください。今回はこちらを参考。
分割払手数料 | 支払総額 | 分割支払額 |
---|---|---|
100,000円×(6.70円÷100円)=6,700円 | 100,000円+6,700円=106,700円 | 106,700円÷10回=10,670円 |
▲利用代金100円あたりの分割払手数料を6.70円として計算。
参考:分割払い|クレジットの三井住友VISAカード
分割は2回払いなら手数料がかからない
分割払いは2回までであれば手数料がかからないのでおすすめです。3回以上だと手数料がかかるため、手数料を支払いたくない人は自分の財布と相談しつつ、2回払いを選択したほうが良いでしょう。
分割払いにしたAmazonの商品を返品した場合
分割払いにしたAmazonの商品を返品した場合、購入時に利用したクレジットカードへの返金もしくはAmazonギフト券での返金が選択できます。
返金までの日数は返品商品が受領されてから1日~3日程度です。
ご利用のカード会社によってはカード締日に引き落とし額のすべてが請求された後、翌月以降に返金される場合や、請求金額分から返金額が引かれて、引き落としされる場合があります。
Amazonの分割払いを利用できないケースもある
ここではAmazonの分割払いを利用できないケースについて紹介します。
デビットカード・プリペイドカードによる支払い
デビットカードは支払いと同時に自分の銀行口座から引き落としがされる仕組みのカードのため1回払いしか対応しておらず、分割払いができません。高額な買い物をする際は事前に口座にお金を用意しておきましょう。
プリペイドカードは事前に自分で金額をチャージする前払いのため、支払い方法がすべて一括払いとなり分割払いができません。
これらのカードを利用されている方は分割払いができないので、クレジットカードを新たに作る必要があります。
37円未満の商品が含まれている
カート内の商品に37円(送料を除いた商品の金額)未満の商品が1点でも含まれている場合はそもそも分割払いを設定することが出来ません。37円未満の商品がカートに入っていると、注文は一括払いとして処理されてしまいます。
上記のような場合は37円未満の商品だけカートから削除して、改めて分割払いの購入手続きを行う必要があります。
どうしても37円未満の商品がほしい方は、一括で商品を購入しましょう。
分割払いの対象外サービス・商品
- ご注文金額がご自身の限度額を上回っている場合
- カート内の商品に37円未満の商品が1点でも含まれている場合
- American Express, Diners Club, 銀聯カードでの支払いの場合
- Visa・Mastercard以外で2回払いの支払いの場合
- 海外で発行されたクレジットカードを利用する場合
- Amazonギフト券の購入
- デジタルコンテンツの購入(Kindleコンテンツ、デジタルミュージックなど)
- デジタルコンテンツの定期購入(Kindle Unlimited、Amazon Driveのストレージプランなど)
- Amazonプライム会費の支払い
- ライフ/バロー注文の支払い
- Amazonフレッシュの注文の支払い
- Prime Student年会費の支払い
- Amazon Pay利用の支払い
- 定期おトク便注文の支払い
分割回数の選択はお財布事情と相談しながら
繰り返しにはなりますが、分割払いでの支払いは手数料がかからない2回払いがオススメです。3回以上だと手数料がかかります。
とはいえ高額な買い物をするときは2回払いでは月の生活が厳しくなりそうな時もありますよね。そんな時は迷わず複数回の分割払いにした方が良いです。また37円未満の商品がカートに入っていないかも忘れずにチェックが必要。
自分のお財布事情と相談しながら分割払いを利用していきましょう!
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