ウォーターピーリング美顔器は顔に当てるときは顔の下から上に向かって使うのがコツ

自宅で手軽にケアができるウォーターピーリング美顔器ですが、顔に当てるときは下から上に動かし、使用順序や使用頻度を守りながら、２〜３ヵ月は継続してみましょう。

ウォーターピーリング美顔器を使う前、使用後の基本的な使用手順は次のとおりです。
クレンジング・洗顔→毛穴を開かせる→顔全体を濡らす→ピーリング→保湿

ウォーターピーリング美顔器を顔に当てるときは、顔の下から上に向かって動かすのがコツ。使用頻度は週１〜２回程度を目安に、ケアのしすぎには気をつけましょう。

また、ピーリング機能だけでなくイオン導入出やEMS機能が搭載されているなど多機能な美顔器もあるので、説明書をしっかり確認して機器ごとの正しい使い方を守ってください。

その他、肌が乾いていない状態で使用しない、すぐに効果を求めずに２〜３ヵ月は使用を継続するなど注意点を守ることで理想の美肌作りをしていきましょう。

ウォーターピーリング美顔器はクレンジングと洗顔でしっかり汚れを落とすなど正しい使い方をすることで、より効果を発揮します。

【ウォーターピーリング美顔器の基本的な使い方】
①通常のクレンジングと洗顔をする
②毛穴を開かせる
③顔全体を水で十分濡らす
④ヘッドを優しく顔に当てる
⑤ピーリング後はしっかり保湿する

使用前にまずは、クレンジングと洗顔をして基本的な汚れをオフ。ただし、過度な刺激を避けるためにピーリング石鹸などを使用するのは控えましょう。

ピーリング前に蒸しタオルや入浴などであたためて毛穴を開かせておくと、汚れや角質がいっそう落ちやすくなります。

使用前と使用中は顔全体を水で十分濡らしておき、ヘッドは優しく当てましょう。ピーリングが終わったあとは、乾燥によるトラブルを防ぐためにしっかり保湿を心がけることが大切です。

ウォーターピーリング美顔器を使う前に、まずはクレンジングと洗顔で余計な汚れなどを落としておきましょう。

クレンジングや洗顔は普段通りの方法で十分です。ゴシゴシ擦ったり、何回も洗顔をする必要はありません。

また、ピーリング石鹸やスクラブ、洗浄力の高いものを使うのもやめましょう。クレンジングと洗顔の後にウォーターピーリング美顔器を使うので、刺激を与えすぎてしまう場合があります。肌トラブルに繋がる可能性もあるので注意が必要です。

クレンジング剤や洗顔の泡はやさしく滑らせましょう。終わった後は肌触りのよいタオルで水気を拭き取ってしまってOKです。

ウォーターピーリング美顔器を使ったときに、毛穴が開いている状態だと、汚れを浮かせやすく、落としやすいです。

毛穴を開かせるためには、温かいお湯に浸かって湯気を浴びるのがよいので、防水性のウォーターピーリング美顔器であれば、バスタイムに使うのがおすすめです。

入浴中に使うのが難しい場合は、できるだけお風呂上がりに毛穴がまだ開いている状態でウォーターピーリング美顔器を使いましょう。それだけで効果が変わってきそうです。

そのほかには、蒸しタオルを当てることでも毛穴は開きやすくなります。スチーマーを持っているという方は、顔にまんべんなく蒸気を当てておきましょう。

準備が整ったらウォーターピーリングを顔に当てていきましょう。その際に優しく当てることを心がけてください。

汚れを落としたいと思い、ついつい力が入ってしまうこともあるかもしれませんが、それでは肌に負担がかかってしまいます。

摩擦が起きて肌トラブルの原因になることもあるので注意が必要です。強く押し当てないことを心がけましょう。

また、すぐに汚れを落とそうとして速く動かすのも逆効果。ヘッドを優しく当てたらゆっくり肌の上を滑らせましょう。

ヘッドは30〜40度の角度で肌に当てるのがよいといわれています。ヘッドの先端だけが肌に当たっていることを確認しながら使いましょう。

ウォーターピーリング美顔器を使った後の肌は、汚れが落ちてきれいな状態ではありますが、刺激を受けた分いつもより敏感になっています。

ピーリング後はしっかり保湿することを心がけましょう。保湿を怠ってしまうと、敏感になった肌は乾燥しやすくトラブルを引き起こしてしまいます。

ピーリング後は化粧水をたっぷりつけるのがおすすめ。余裕がある場合は、保湿力の高いフェイスパックをしてうるおいをプラスするのもよいでしょう。

最後は乳液でさらにうるおいを与え、クリームなどで蓋をしてうるおいを逃さないようにするのがポイント。

毛穴の汚れが落ちたことで美容成分が浸透しやすくなっているので、スペシャルな美容液を使うのもよいでしょう。

ウォーターピーリング美顔器を使うときは、毛穴が開いていて汚れや角栓、黒ずみが落としやすい状態がおすすめ。

つまり、湯船であたたまり、湯気で毛穴が開いているお風呂上がりはウォーターピーリング美顔器を使うベストタイミングです。

できるだけ、お風呂から上がってから時間が経たず、毛穴が開いているタイミングで使いましょう。

お風呂上りであっても、ウォーターピーリング美顔器を使用する前は精製水などの清潔な水を霧吹きで吹きかけてから行ってください。少しでも乾いていると感じた場合も追加で水をかけましょう。

また、防水やコードレスで使えるものであれば、湯船に浸かりながら使うのもおすすめです。

スチーマーを使用することで、毛穴の開きをよくし、汚れや角栓、黒ずみを除去しやすくなります。そのため、スチーマーはウォーターピーリング美顔器を使用する前に当てるのが効果的です。

スチーマーは１回だけ使用するパターンと、２回使用するパターンが考えられます。

まず、１回使用する場合は、準備段階であるクレンジングや洗顔をする前に使用するのがよいでしょう。スチーマーで毛穴を開かせることによって、基本的な汚れを落としやすくするのです。

２回使う場合は、クレンジング・洗顔の前と後がよいでしょう。
スチーマー→クレンジング・洗顔→スチーマー→ウォーターピーリング美顔器という順番です。

最近では、多機能なウォーターピーリング美顔器も発売されています。代表的な機能としては「ウォーターピーリングモード」の前に「イオン導出モード」、後に「イオン導入モード」ができるもの、さらに、表情筋の引き締めやリフトアップを目指せる「EMS」がついているものが多いです。

多機能なウォーターピーリング美顔器の使い方の一例
①「イオン導出モード」でメイク・皮脂汚れをオフ
②「ウォーターピーリングモード」でケア
③スキンケアの後は「イオン導入モード」で美容成分を浸透させる
④「EMSモード」で表情筋ケア

ピーリングだけでなく、総合的なケアが１台でできてしまうのでとても便利です。正しく使えばより美肌効果が期待できるので、説明書をしっかり読んで使用しましょう。

イオン導出とは、プラスイオンを発生させることで、マイナスである皮脂や落ちづらい汚れなどを引き出して落としやすくするという機能。

ウォーターピーリング美顔器を使う前は、クレンジングや洗顔をしてからが基本ですが、通常の方法では落としけれない汚れというのがどうしても肌に残ってしまいます。

そこで、ウォーターピーリング美顔器の「イオン導出モード」を使うことで、クレンジングや洗顔だけでは落としきれなかったメイクや皮脂汚れを落としやすくするのです。

まずはこの「イオン導出モード」を使うことで、洗顔では落ちにくい汚れを除去して、その後のウォーターピーリングをしやすくします。

洗顔・クレンジング、イオン導出などの準備が整ったら、いよいよ「ウォーターピーリングモード」で汚れを落としていきます。

ウォーターピーリング美顔器は、超音波と水が必ず必要です。使用前に顔全体に霧吹きで精製水などの清潔な水を吹きかけ濡れた状態に。使用途中で肌が乾いてきたと感じた場合も追加で霧吹きをしましょう。

美顔器それぞれによって異なりますが、「ウォーターピーリングモード」の所要時間はだいたい１〜２分程度の場合が多いです。

汚れをしっかり落としたいからと、強く押し当てたり、速く動かしたりはせず、ヘッドを肌に優しく当てて、ゆっくりと動かしましょう。

イオン導入とは、微弱な電流を流すことで、美容成分を肌により浸透しやすくする機能です。

「ウォーターピーリングモード」で汚れや角栓、黒ずみを除去した後は、美容液が浸透しやすい状態になっています。そこでさらに「イオン導入モード」を使うことで美容効果をアップさせましょう。

「イオン導入モード」を使うときは、化粧水や美容液を肌につけた状態でおこないます。化粧水や美容液を肌にたっぷりとぬったら、美顔器のヘッドを肌に優しく当てて、滑らせるように動かし浸透させていきましょう。顔の内側から外側に向かってヘッドを当てていくのがよいでしょう。

途中で肌が乾いてきたと感じたら、化粧水や美容液をプラスしましょう。また、フェイスパックをしてその上からヘッドを滑らせていく方法もあります。

ウォーターピーリング美顔器を使うときは、摩擦による肌負担を加えないようにするなど使用上の注意点もあります。

例えば、ウォーターピーリング美顔器は超音波と水を使って汚れを落とす機器なので、肌が乾いている状態では使わないようにしましょう。

また、摩擦による肌負担を加えないようにすることも大切です。美顔器を強く押し当てたり、ゴシゴシ擦るように使うのはやめましょう。優しく滑らせるように使うのが基本です。

美顔器を使った後は肌が敏感な状態なので、乾燥トラブルを防ぐために、化粧水・美容液でスキンケアしましょう。

すぐに効果を実感しようと考えずに、肌のサイクルであるターンオーバーを意識して、最低でも２～３ヵ月は使用を続けることが大切です。

ウォーターピーリング美顔器は超音波と水で毛穴の汚れや角栓、黒ずみを落とすもの。つまり、水の力がなければ汚れが落とせないのです。

使うときは、機器を濡らすのではなく、顔を濡らします。精製水などの清潔な水を霧吹きなどで顔全体にまんべんなくかけ、濡らしておきましょう。

また、肌が乾いている状態では、汚れが落ちないだけでなく、摩擦が起きたり、機器で肌が傷ついてしまったりといったトラブルが起こることがあります。

使用前に肌を濡らしておくのはもちろん、使用中に肌が乾いていると感じたときは、こまめに霧吹きで水分を足すように心がけましょう。

美顔器によっては化粧水や美容液が使えるものもあるのでチェックしてみるのもおすすめです。

いくら汚れを落としたいからといって、ウォーターピーリング美顔器を毎日使うのはおすすめできません。また、念入りに落としたいという理由で、同じ場所に何度も当てたり、強く当てたりするのもやめましょう。

使用頻度が高く、やりすぎになってしまうと逆に肌を傷つけて炎症を起こすなど、トラブルを引き起こしてしまうこともあります。


ウォーターピーリング美顔器を使うのは、週に１〜２回を目安にしましょう。どうしても落としたい頑固な汚れや角栓、毛穴の黒ずみなどがある場合も、１回で改善させようとせずに何回かに分けて徐々によくしていくことを目指しましょう。

頻繁に使うことよりも、正しい使用頻度を守ってじっくり美肌を目指していくのがおすすめです。

肌に摩擦を与えてしまうとさまざまなトラブルに繋がります。皮膚に傷がついて炎症や肌荒れが起きたり、皮膚が擦れることによってシミやシワができやすくなったり、引っ張られることによりたるみに繋がったりすることもあります。

ウォーターピーリング美顔器を使うときは、どうしても力が入ってしまってヘッドを肌に押し当ててしまいがちなので気をつけましょう。

また、速く動かすことで摩擦が起きやすくなるので、ゆっくりと動かすことも心がけてみてください。肌が乾いていると摩擦も起きやすくなるので、霧吹きなどで水を吹きかけてウォーターピーリング美顔器の使用中は常に肌が濡れているかも確認しましょう。

ウォーターピーリング美顔器を使った後に、化粧水・美容液でスキンケアをすれば、さらなる美容効果が期待できます。

そもそも、ウォーターピーリング美顔器を使った後の肌は、乾燥しやすい状態でもあるため、保湿をしっかりするためにも化粧水をたっぷりつけるなどのスキンケアをしましょう。

また、ウォーターピーリング美顔器を使ったあとの肌は、毛穴の汚れや角栓、黒ずみが取れた状態で、化粧水や美容液が浸透しやすい状態です。そこでしっかりスキンケアをすることで効果を高めましょう。

化粧水や美容液は保湿力の高いものがおすすめですが、例えば美白、エイジングケアなど改善したい悩みに特化したものを使うのもおすすめです。

ウォーターピーリング美顔器は、最低でも２〜３ヶ月は使用を続けるのがおすすめです。これは、肌の周期であるターンオーバーが関係するためで、成果を実感するにはその程度の期間で様子を見るのがよいでしょう。

１回の使用で効果を感じる場合もあれば、あまり変わらないと感じることもあるかもしれませんが、すぐに使うのをやめてしまうのはもったいないです。２〜３ヶ月継続してみて本当に効果があるかを検証してみましょう。

もちろん、肌トラブルなどを感じる場合は無理に継続する必要はありません。また、速く効果を出そうと思って毎日使うなど頻度を上げても効果は変わらないどころか、肌にダメージを与えてしまうこともあるので注意しましょう。

ウォーターピーリング美顔器は、基本的に痛みはありません。

ただし、強い力を使って肌に押し当てたり、ゴシゴシと擦るように使った場合は痛みが出ることもあります。

肌とヘッドの理想的な角度といわれる30〜40度を守り、ヘッドの先端だけが肌と接するように優しく当てましょう。速く動かさず、ゆっくり滑らせるのも大切です。

顔が十分に濡れていないと摩擦が起きて痛みが出てしまう場合もあるかもしれません。霧吹きで顔にまんべんなく水分を与えておきましょう。

金属アレルギーが反応して痛みを感じてしまう方ももしかしたらいるかもしれません。肌が敏感な方は購入前にヘッドの材質は必ず確認しておきましょう。メッキ素材は避けること、チタン製・ステンレス製のものを選ぶのがおすすめです。

ウォーターピーリング美顔器を買ってはいけない、という意見もあります。

その理由として考えられるのは、間違った使い方をすることで摩擦によるトラブルが引き起こることがあるからでしょう。ウォーターピーリング美顔器を使用するといに、強く押し当てたり、ゴシゴシと擦ったり、肌が乾燥している状態で使用すると余計な摩擦が起きます。

その結果、肌の炎症や肌荒れ、ニキビなどに繋がる場合も。また、肌に合っていない材質のヘッドを使うことで金属アレルギーを起こすというトラブルもあります。

また、効果を感じられない方もいるため、買ってはいけないと言われるパターンも。長年、毛穴の汚れや角栓、黒ずみを放置してしまっている場合は１回や２回の使用では汚れが落ちづらい場合があります。そういう場合は数回の使用で結果を判断せず、２〜３ヶ月継続して使用してみるのがおすすめです。

ウォーターピーリング美顔器は毛穴の汚れや角栓、黒ずみを落とす目的で作られているので、顔のリフトアップは期待できません。

毛穴の汚れが除去されて引き締まりやすくなれば、むくみの改善に繋がったり、多少のタイトニング効果はあるかもしれません。ただし、劇的な変化はないと思っておきましょう。

ただし、ウォーターピーリング美顔器でもEMS搭載のものであれば、筋肉にアプローチして引き締めることで結果的にリフトアップ効果が期待できるものもあります。

また、毛穴の汚れや角栓、黒ずみが落ちることで肌の浸透力がアップしているので、その状態でハリ感アップが期待できる美容液を使えばリフトアップに繋がることもあるかもしれません。

※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※本記事における「リフトアップ」とは、下から上に引き上げるお手入れのことを指します。