プレミアムウォーターはクーリングオフできない？ 契約手続きの方法や注意点

「プレミアムウォーター」がクーリングオフできるのは、店頭もしくは電話勧誘を受けて契約した場合です。Webサイトから購入した場合はクーリングオフの対象外となるため注意してください。

クーリングオフの制度の基本や注意点については以下で詳しくまとめています。制度を利用したことがない人は確認しておきましょう。

クーリングオフ制度とは、一度契約したものでも一定の期間内であれば無条件で解除できる制度のことです。

この制度により、店頭販売・電話勧誘・訪問販売など断りづらい状況で契約してしまったものでも、あとから「本当に必要？」「金額に見合う価値がある？」と再考できるようになりました。

クーリングオフの対象商品は多岐に渡り、「プレミアムウォーター」のようなウォーターサーバー以外にも貴金属や不動産などが挙げられます。

消費者のために設けられたクーリングオフ制度ですが、利用にはいくつかルールがあります。

以下に「プレミアムウォーター」のクーリングオフに関するルールをまとめたので、すでに契約済みの人もこれから契約を検討している人もチェックしておきましょう。

クーリングオフは申請期限があり、期限を過ぎた場合は解除ができなくなるため注意が必要です。期限は購入（取引）方法によって異なります。

「プレミアムウォーター」を店頭販売や電話勧誘で購入した場合は8日間が申請期限です。

購入日から起算して9日目を過ぎると申請できなくなってしまうため、クーリングオフを決めたらすぐに手続きをしましょう。

ネットショップなどの通信販売やWeb契約で購入した商品については、クーリングオフができません。なぜなら、購入前にじっくり検討する余地があるためです。

例外として、Webサイト上に「返品不可」などの文言がなければ通信販売でもクーリングオフが適用されます。

ただし「プレミアムウォーター」の場合は「返品不可」と記載されているため、クーリングオフは適用されません。

クーリングオフの手続き方法は、以下の3種類から選べます。

「プレミアムウォーター」では郵送方法に簡易書留を推奨しています。これは、万が一配送事故などによりハガキが届かなかった場合に配送事務手数料が発生してしまうためです。

クーリングオフを申請する際に必要な情報は以下のとおりです。

上記の情報を、契約日から8日以内に「プレミアムウォーター」の公式サイトに掲載されている宛先まで送りましょう。

＞＞プレミアムウォーターの送り先はこちら

クーリングオフの期限を超えている場合やWebで契約した場合など、クーリングオフができない状況のときには以下のいずれかの方法で対処すると良いでしょう。

クーリングオフと同じく、上記の対処法にもルールがあります。それぞれについて詳しく解説していくので、自分に適した対処法はどれか確認してみましょう。

「プレミアムウォーター」では利用開始前のキャンセル期限を設けており、期限内であれば無料でキャンセル（契約解除）が可能です。

キャンセル方法はカスタマーセンターへの電話連絡のみ。繋がりにくい時間帯が多いですが11時台と15時台は比較的空いているため、このタイミングを狙って連絡すると良いでしょう。

＞＞カスタマーセンターの連絡先はこちら

期限は申し込みプランによって異なるため、すでに契約済みの人は以下を参考にしてください。

上記の期限を過ぎてしまっても、ウォーターサーバーを受け取る前なら事務手数料5,000円を払ってキャンセルが可能です。

一方、すでにウォーターサーバーを受け取っている場合は休止もしくは解約が必要になります。

前回の配送日から59日以内であれば無料で休止ができるため、ウォーターサーバーを受け取り済みの人はまず休止手続きをおこないましょう。

手続きはWebサイトのマイページか公式アプリから可能です。

60日以上休止する場合は手続き方法が異なるほか、休止事務手数料が別途発生します。

＞＞カスタマーセンターの連絡先はこちら

休止期間は119日が上限のため、それ以上利用する予定がない場合は解約してしまうのも手です。一度解約した後でも再契約は可能なため、現在の利用状況に合わせて解約をするかどうか考えてみましょう。

ただし、解約するに当たっていくつか注意点があります。注意点を理解しないまま解約手続きをしてしまうと返却時のトラブルや思わぬ出費が発生する恐れがあるため、事前にしっかり確認しておいてください。

「プレミアムウォーター」の解約はWeb（公式サイト・アプリ）もしくは電話から手続きが可能です。ただし電話は繋がりにくい場合があるため、日中何度も電話するのが難しい人にはWeb手続きがおすすめ。

本記事ではWebの解約手順を紹介しているので、参考にしてください。

最初に公式サイトもしくは公式アプリからログインします。

公式サイトの場合はマイページ、公式アプリは右上の[≡]のメニューから「お客様登録情報」ページの解約手続きページを開きましょう。

ページ内の手順に沿って必要情報を入力して、解約手続きを進めてください。

解約の申請をすると、後日「プレミアムウォーター」のカスタマーセンターから解約確認の連絡が入ります。

ウォーターサーバーはレンタル品のため、解約する際には返却が必要です。電話連絡時に返却日を決めるため、あらかじめ希望日を決めておくとスムーズです。

ウォーターサーバーは返却日までに水抜きしなければなりません。水抜きの手順は以下のとおりです。

水抜きには最低でも6時間かかるため、必ず返却日の前日までに上記の手順を実施しておきましょう。

返却日に引き取り業者（ヤマト運輸）が回収用の梱包材を持って訪ねてくるため、梱包材を自分で用意する必要はありません。受け取った梱包材を使って、ウォーターサーバー本体を梱包していきます。

梱包材には説明書が同封されているため、内容にしたがって簡易梱包をしてください。梱包が終わり業者に引き渡したら返却（解約）は完了です。

「プレミアムウォーター」を解約する人は、以下の4点に注意しましょう。

返却当日に回収を断られたり、想定外の出費で支払いができなくなったりしないためにも、解約手続きの前に注意点をしっかり確認しておきましょう。

「プレミアムウォーター」の解約は契約者本人が手続きしなければなりません。

親や知人などの第三者による代行はできないため、電話の折り返し先は必ず自分の電話番号を登録しておきましょう。

ウォーターサーバーに設置済みの水は、返却前に飲み切る（使い切る）必要があります。ボトル内に水がたっぷり残っている場合は返却希望日を遅めに設定するか、お風呂や洗濯などで使い切っておきましょう。

回収前にはウォーターサーバー内の水抜きも必要です。ボトルを外してから水抜きまでに最低6時間は開ける必要があるため、返却までの時間を考慮して回収準備を進めてください。

「プレミアムウォーター」のウォーターサーバーは種類によって回収方法が異なります。

比較的コンパクトな本体（スリムサーバーⅢ、amadanaスタンダードサーバーなど）の場合は自分で玄関まで運ぶ必要があるため、高齢者や力に自信がない人は持ち運びに注意が必要です。

「プレミアムウォーター」は最低利用期間が設けられているため、期間よりも早く契約を解約した場合には早期解約手数料として契約解除料が発生します。

契約解除料は契約プランとウォーターサーバーの種類によって変わるため、以下の表を参考に自分が契約したプランの最低利用期間と解除料をチェックしておきましょう。

「プレミアムウォーター」のクーリングオフやキャンセル期間が過ぎてしまい契約期間内に解約をする場合、通常であれば契約解除料が発生します。

ただし、解除のタイミングや方法を工夫すれば契約解除料を無料もしくは実質無料で解約することも可能です。その方法について詳しく解説していきましょう。

もっともシンプルな方法は、最低契約期間まで利用を続けることです。

2年もしくは3年の契約満了まで使い切った後であれば無料で解約ができるため、あとは解約手続きとウォーターサーバーを返却するだけです。

もしも契約満了後に「使い続けたい！」と感じた場合には、交換事務手数料を支払って新しい機器にしてもらうことも可能です。

「今すぐ解約したいけど、解約手数料は払いたくない！」という人には、他社の乗り換えキャンペーンを利用する方法がおすすめです。

「プレミアムウォーター」の解約金は最大20,000円のため、キャッシュバック額が20,000円に近いサービスを選ぶと良いでしょう。

2023年10月現在、乗り換えキャッシュバックの上限額が高いウォーターサーバーは以下のとおりです。

「プレミアムウォーター」を契約期間前に解約したい人は、上記の乗り換えキャッシュバックの利用も検討してみましょう。