楽天スーパーセールでは、楽天市場でのふるさと納税もポイントアップキャンペーンの対象のため、楽天ふるさと納税の利用を考えている方も多いことでしょう。
本記事では、楽天ふるさと納税のやり方を徹底解説します。寄付の申し込み方から税金控除の手続きまで詳しく紹介しているので、楽天スーパーセールで楽天ふるさと納税を利用される方は、ぜひ参考にしてください。
楽天スーパーセール「ふるさと納税のやり方」を徹底解説! 寄付・税金控除の申請方法
最終更新日:2024年02月29日
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楽天スーパーセールは「ふるさと納税」も対象
買い回りや5と0のつく日など、楽天スーパーセール期間中に実施されるキャンペーンは、楽天ふるさと納税もポイントアップの対象です。
例えば、楽天スーパーセールの買い回りを楽天ふるさと納税で行う場合、1自治体1,000円以上(税込)の寄付でポイントアップしていきます。
楽天ふるさと納税は寄付金額が数万円以上するものが多いので、ポイントアップしたときの恩恵も大きいです。そのため、とくに楽天市場で欲しいセール品がない場合は、楽天ふるさと納税を利用するのがおすすめです。
楽天ふるさと納税とは
楽天ふるさと納税とは、楽天市場が提供するふるさと納税サイトのこと。 楽天の会員情報を利用するので、すでに楽天会員になっている方は、新たに寄付者としての情報を登録する必要がありません。そのため、手軽に自治体への寄付を始められます。
楽天ふるさと納税について詳しくはこちら!
そもそも「ふるさと納税」って何?
ふるさと納税とは、自分の生まれ育った土地や好きな自治体に寄付ができる制度のことです。ふるさと納税の手続きをすると、寄付金のうち2,000円を除いた全額が、所得税・住民税から控除されます。
例えば3万円を寄付した場合、2,000円を引いた2万8,000円分の金額が、所得税・住民税から控除されます。つまり、返礼品を用意している自治体に寄付をすると、実質2,000円でお肉や魚など地域の名産品を堪能できるということです。
なお、自分の住んでいる自治体へ寄付した場合は、返礼品を受け取ることができません。税金控除の対象にはなりますが、ふるさと納税サイトによっては、そもそも寄付の申込みができない場合もあります。
楽天ふるさと納税のやり方
楽天スーパーセール期間中に、楽天ふるさと納税で寄付をする場合、以下の6ステップで簡単におこなえます。
※寄付の申し込みをしただけでは税金控除は適用されません。寄付をしたあとに忘れず、税金控除の申請を行うよう注意してください!
楽天ふるさと納税のやり方
- 寄付できる上限額を確認
- 楽天会員の登録(任意)
- 寄付先の自治体・返礼品を探す
- 寄付を申込む(注文確定)
- 返礼品を受け取る
- 寄付金証明書の受取り・税金控除の申請
※返礼品によっては⑤と⑥の順番が逆になる場合があります。
①控除上限額を確認
楽天ふるさと納税で寄付できる金額自体には上限はありません。自分が好きな自治体にいくらでも寄付することができます。
ただし、税金控除額には上限が決まっており、この範囲内で寄付してこそ、実質2,000円で返礼品を受け取れます。控除上限額を超えた分は自己負担になるので注意しましょう
そのため、楽天ふるさと納税で寄付をする方は、控除上限額を確認してからにしましょう。
②楽天会員の登録(任意)
楽天ふるさと納税は楽天会員の登録をしなくても、自治体に寄付できますが、楽天会員になることをおすすめします。というのも、楽天会員に登録していないと楽天ポイントが付与されないので、せっかくの楽天スーパーセールのお得なキャンペーンを活用できないからです。
また楽天会員であれば、寄付をする際に都度必要情報を入力する手間が省ける、各種申請等に必要なデータを取得できるなどの多くのメリットもあります。
③寄付先の自治体・返礼品を探す
手順①で確認した税金の控除上限額を超えないように、自分の好きな返礼品を探します。上限額ギリギリに調整するほどお得です。
④寄付を申し込む(注文確定)
寄付を申し込む前に、いくつか選択する項目があります。選択項目は返礼品ごとに異なるため、しっかりと確認してから寄付しましょう。
選択項目には「寄付金の用途を選択」「税金控除申請に必要な書類送付について」「配達希望日」などがあります。特に「税金控除申請に必要な書類送付について」の項目は、ワンストップ特例制度や確定申告をする上で必要な書類に関することなので要確認です。
寄付を申し込んだら、あとは画面の指示に従って手続きを済ませるだけ。送付先やお支払い方法を入力して、注文を確定させたら寄付の完了です。
ワンストップ特例制度・確定申告について詳しくはこちら!
寄付の申込日に注意しよう
年末ギリギリに寄付を申し込むと、寄付金の支払いが年をまたいでしまう場合があり、そうなると税金控除が翌年ではなく翌々年になってしまいます。というのも、寄付金の支払いが完了した日付が、楽天ふるさと納税の申込日になるからです。
楽天ふるさと納税を利用する際は、余裕を持って申込みを済ませましょう。
⑤返礼品を受け取る
楽天ふるさと納税で寄付が完了すると、返礼品が送られます。自治体や返礼品によっては配達希望日を選択できず、申込みから受け取りまでに1週間弱~数ヶ月かかることもあります。詳しくは各自治体のページを確認してください。
⑥寄付金証明書の受取り・税金控除の申請
楽天ふるさと納税で寄付を申し込む際に「税金控除申請に必要な書類送付について」の項目で必要と選択した方は、税金控除の申請に必要な書類が届くので受け取りましょう。書類は返礼品よりも先に届く場合もあります。
税金控除の申請に必要な書類が届いたら、忘れずに税金控除の手続きを行いましょう。手続きの詳しいやり方については後述します。
税金控除の申請方法
ワンストップ特例制度の申請と確定申告それぞれのやり方で、税金控除の申請方法を紹介します。どちらもオンライン申請に対応していますが、オンライン申請を行う場合はマイナンバーカードが必要です。
ワンストップ特例制度で申請する場合
まずは、ワンストップ特例制度の申請の方法です。紙の書類を提出する従来の手順を紹介します。マイナンバーカードを所持していて、オンライン申請を利用したい方は「ワンストップ申請オンラインサービス」から申請してください。
ワンストップ特例制度の申請方法
- ワンストップ特例制度の申請用紙と本人確認書類を用意
- 申請書に必要事項を記入する
- 申請書を寄付先の自治体に郵送する
ワンストップ特例制度の申請には、「ふるさと納税ワンストップ特例の申請書」と本人確認書類が必要です。特例申請書は自治体から郵送されるほか、楽天ふるさと納税の公式サイトでダウンロードすることもできます。
特例申請書に住所や氏名、寄付金額などの必要事項を記入し、本人確認書類とあわせて寄付したすべての自治体に郵送すれば、税金控除手続きは完了です。
確定申告で申請する場合
続いては、確定申告の場合です。ここでは、自分の住んでいる自治体の税務署に、紙の書類を提出する従来の手順を紹介します。マイナンバーカードを所持していて、オンライン申請したい方は、「e-Tax」や「マイナポータル連携」を利用しましょう。
確定申告の申請方法
- 確定申告で必要なものを用意(※)
- 確定申告書の作成
- 確定申告書の提出(税務署へ郵送するか直接持参)
※寄付金受領証明書・対象期間の源泉徴収票・還付金受取用口座番号・マイナンバーカード(マイナンバーカードを持っていない場合は、番号確認書類と身元確認書類それぞれ1つ必要)
寄付先の各自治体から郵送される「寄付金受領証明書」の代わりに、楽天ふるさと納税での寄付を1つの電子データにまとめた「寄付金控除に関する証明書」を利用することも可能です。
万が一、郵送された「寄付金受領証明書」を紛失した場合は、楽天ふるさと納税で「寄付金控除に関する証明書」をダウンロードしましょう。
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