2016年は大作ゲームがたくさん登場し、Applivでも話題作は1つ残らずレビューしてきました。この記事では、1年を振り返って特に面白かった・流行ったソーシャルゲームを「どこが面白いのか? なぜ流行ったのか?」といった観点も踏まえつつ紹介していきます。
2016年ベストゲーム「ソシャゲ部門」Appliv編集部が選んだ10本
最終更新日:2016年12月30日
最近は写真をデータで保存することが増えましたが、プリントして手元に残しておくのもまた良いものです。
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『セブンナイツ』リアルタイム&ターン制、矛盾を越えた奇跡の融合
「リアルタイムターン制バトル」と銘打たれたファンタジーRPG。敏捷性ステータスの高いキャラから勝手に攻撃をしてくれるリアルタイムバトル、そして、チーム全体としては交互にスキルを発動するターン制の攻撃……異なる2つのシステムを融合させたのが特長です。
リアルタイムバトルのスピード感と、ターン制バトルの戦略性が一挙に味わえるという、1粒で2度おいしい欲張りなゲーム性が高評価に繋がりました。
『誰ガ為のアルケミスト』コンシューマクラスの本格タクティクス
スマホのRPGは、良く言えばお手軽、悪く言えば単調なポチポチゲーが多いもの。しかしこのアプリは、コンシューマクラスのガチな戦いが繰り広げられるシミュレーションRPGです。
良くも悪くも1戦1戦に時間がかかり、マス目上で繰り広げられるバトルにのめり込めます。スマホゲームとは思えないバトルの充実度が、本格志向のユーザーから広く支持されました。
『逆転オセロニア』スキルで石が激しくひっくり返る。逆転性は本家以上
誰もがご存知、リバーシをRPG化したゲーム。リバーシでありながら、デッキを組んで戦うカードゲーム要素も備えています。「角を狙う」という基本的な戦略性を引き継ぎつつ、派手なスキルが入り乱れることでインパクトを演出。
元々リバーシ自体がメジャーなゲームだけあって、幅広い世代に興味を持たれ遊ばれました。
『マーベル ツムツム』スパイダーマンやアイアンマンがツムツムに登場
女性からも高い人気を得ているゲーム『ディズニー ツムツム』のマーベル版。細かい違いはあるものの、基本的にディズニー ツムツムと同じ操作性です。
マーベルのファンや従来からのツムツムプレイヤーを一気に取り込みつつ、協力プレイやPvPなどの新しい遊び方を提供し飽きさせないようにしています。
『ヴァルキリーコネクト』旅を共にするのは、ロキやヘルなど神様達。
北欧神話をモチーフにした、3DファンタジーRPG。神・神獣・巨人・人間、4つの種族が世界樹ユグドラシルの下で平和に暮らしている中、ある頃から世界の均衡が崩れ始め……戦乙女の導きに従って平和を取り戻す度に出るという、重厚なストーリーが特長です。
もちろんバトルも本格的ですが、プレイヤーが行うのはスキルや特殊技の発動のみ。オートプレイや倍速プレイも搭載し、世界観がこってりしている割にサクサク遊べるわけです。これがライトユーザーの支持を広く集めました。
『シャドウバース』闇に包まれた世界で勝利するのは? 美麗イラストのTCG
アニメ『神撃のバハムート』をゲーム化したカードバトルRPG。戦況を左右する要素が豊富なため、課金で戦力を集めゴリ押しするパワーゲームになりにくいのが特長です。
メインとなるキャラカードを効果カードで補助しつつ戦うのですが、注目はバトル中にカードが進化する点。最初は弱かったキャラが大幅にパワーアップします。タイミング良く進化すれば劣勢からでも大逆転できるため、頭脳戦を楽しみたい無課金派ユーザーに広く受け入れられました。
『ドラゴンプロジェクト』遊び方は白猫と同じ。でも敵は凶暴な怪獣たち
凶暴・巨大なモンスターが溢れかえる世界で、伝説のドラゴンを追い求め旅する3DアクションRPG。『白猫プロジェクト』のコロプラが開発しており、親指1本で縦横無尽に動けます。
大きな違いは、キャラグラやストーリーなどの世界観。ポップでかわいらしかった白猫とは打って変わって重厚かつダークな雰囲気になり、シリアスなゲームが好きな男性ユーザーを中心に人気を博しました。
『白猫テニス』第2の白猫はPvP。豪快スキル乱打のテニス対決
『白猫プロジェクト』の姉妹作で、白猫のキャラたちがテニスに励みます。CPU相手に戦う本家と違って、プレイヤー同士で対戦するPvPメインのシステムが特長。
ボールの動きやキャラクターの挙動も非常になめらか、かつ細かく制御されており、思い通りにテニスを楽しめます。本家白猫プレイヤーの多くがテニスも兼業し、当然のようにユーザー数を伸ばしていきました。
『HIDE AND FIRE』誰でも遊べるのに、とことん本格派なTPS
NEXONが手掛け、全世界で配信されているTPSです。初心者にはハードルの高いガチゲーマー向けなシューティングが多い中、本アプリは操作が簡単で誰にでも遊びやすいのが特長。砂袋や壁などに隠れつつ、タイミングを見て敵を撃ちますが、照準がサッと合うので思い通りの銃撃ができます。
類似ゲームよりワンランク上をいっているのが、プレイモードの豊富さ。ヘリ爆破や人質開放などガラリと変わったミッションが用意されていますが、操作は一貫してイージーなのが嬉しいです。そのためか、TPS初心者を含め幅広いレベルのユーザーに遊び込まれました。
『遊戯王デュエルリンクス』OCGを忠実に再現。懐かしい!
20〜30代の男性だと、少年時代に遊戯王カードで遊んでいたという方は多いでしょう。そんな遊戯王がゲームアプリ化。全国のユーザーとデュエルを楽しめます。
ライフは4000、カードを出せる場は5枚でなく3枚になるなど縮小版となっているものの、ルールは遊戯王OCGそのまま。むしろ短時間で決着がつくので遊びやすいです。懐かしさからか大人もこぞってDLし、2016年下半期を代表する大ヒット作となりました。
オリジナリティの高いゲームが多く、豊作だった1年。
ここまで振り返ってみると、今年ヒットしたゲームは似たようなものが全くなく、どれもシステムや世界観にオリジナリティのあるものばかりです。毎年数多くの新作が出るゲーム界ですが、今年は特に豊作だった1年と言えるのではないでしょうか。
果たして2017年はこれらをも上回るゲームが登場するのか、期待したいところです。
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