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  • RPGを自作『ビットゲームメーカー』キャラ設定やマップ、作り方の流れを解説
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RPGを自分で作ることができるアプリ『ビットゲームメーカー』が登場しました。スキマ時間にこつこつとゲーム制作ができたり、他の人が作ったゲームを簡単にダウンロードできたりと、スマホアプリならではの良さがあります。

今回は、実際にアプリを使って、オリジナルのRPGを作ってみました!

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三国志がベースの異世界RPGです。鬼頭明里、梶裕貴ら豪華声優陣が演じる魅力的な英雄たちが登場! バトルはセミオート方式で展開。編成画面で戦闘に出陣する英雄の入れ替えをしても、強化した経験値と装備を引き継げるシステムが特徴です。

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作り方の流れ

キャラクターからマップまで、一から作成するのはかなり大変でした。まずは、ある程度できあがった「サンプルクエスト」が用意されているので、それを改変して作っていくのがオススメです。

編集画面を開くと、「基本設定」「データ編集」「マップ編集」「テストプレイ」「アルバム」「公開設定」から作業を選べます。順番に説明していきましょう。

①基本設定

「基本設定」では、タイトル名やゲームシステムなどを設定することができます。ゲーム作りの基礎となる部分なので、まずはここで大まかなゲームの流れを決めておくと良いですね。

タイトルとゲームの説明文を書き込みます。オリジナリティにあふれるタイトルをつけましょう!

ゲームシステムもここで設定できます。戦闘時の視点をフロントとサイドから選べるので、好きな方を設定してみてください。

他にも、クリティカル率などのパラメータや、BGMや効果音も変えられます。

②データ編集

「データ編集」では、キャラクター・アイテム・スキルの細かなデータを記入できます。

キャラクターデザインが豊富に用意されているので、自分好みの主人公を作れるのは嬉しいポイントです。

ステータスやスキルなど細かく設定できるのですが、キャラが多いと設定するのがかなり面倒……。そんなときは「かんたん設定」が便利です。レベルと属性と職業タイプを入れて、あとは下の「適用」ボタンを押すだけ。アプリが自動でステータスなどを振ってくれます。

バトル中の敵キャラの隊列や、オートバトルのAIの行動パターンも設定が可能です。

アイテムは武器・道具・装飾まで幅広く作れます。全体回復ができる万能薬から、状態異常を付与できる剣までさまざま。

スキルも消費MP・属性・状態異常などを選択可能。また、エフェクトも選べるので、戦闘シーンを盛り上げることもできます。

ちなみに、アイテムやキャラクターに使えるアイコン素材はプリセットでも用意されているのですが、足りない場合はアプリ内で別個にダウンロードすることが可能です。ただし、保存できる数に制限があるので注意!

アプリ内通貨で保存数を増やせるので、足りない人はぜひお試しあれ。

③マップ編集

大まかなキャラ設定が決まったら、「マップ編集」でマップを作成します。ここが一番、時間と手間がかかる部分です。

床や壁のタイルを配置していって、マップを作成します。一気に配置する「バケツ」やコピーする「スポイト」など、Windowsのペイントソフトに似たアイコンを採用しているので分かりやすいです。

タイルは上層と下層の2層のレイヤーに分かれています。立体的なマップを作成できるのは嬉しい所です。

ただし、一からマップを作るのは手間がかかるので、まずはサンプルクエストのマップを改変して作ってみてください。

また「マップ編集」では、CPUと会話するときや宝箱を開けるときのイベントを設定できます。

例として、RPGでお馴染みの「壺を割ってコインをGET」を作ってみましょう。マップ上にイベントを設置し、「イベント追加」をタッチ。

「メッセージを出す」や「バトルが始まる」などの様々なイベントが用意されているので、お目当てのイベントを選びます。

まずはメッセージを入れてみます。名前やセリフを記入していきましょう。喋っている人のイラストまで載せられます。

セリフを入力し終わったあとに、動作が固まることがしばしばあったので注意が必要です。保存はこまめにしておきましょう。

その後、再びイベントを追加して、「お金の増減」で100G手に入るように設定。すると、壺を壊す→100G手に入るという流れを作ることができます。

他にも、「はい」「いいえ」の選択肢で分かれるイベントも作成可能。あまりに複雑すぎるイベントを作ってしまうと、こんがらがってしまうので注意が必要です。

まずは「かんたん設定」でイベントを作るのがオススメ。宝箱の中身や宿屋の料金を入れるだけで、イベントを設定できるので、初心者でも作りやすいです。

④テストプレイ

ある程度ゲームが完成したら、「テストプレイ」で問題が無いかを確認しておきましょう。

バトルやイベントを一通り試してみて、不具合が無いかを確かめます。主人公のスタート地点の設定は忘れやすいので特に注意!

⑤アルバム

テストプレイ時などで、左側のカメラアイコンを押すと、ゲーム画面を撮影することができます。サムネイルに使えるので便利です。

⑥公開設定

最後にRPGが完成したら、「公開設定」で全国のユーザーへ公開することができます。他の人が作ったゲームを遊べるのが、このアプリの面白いところ。

3パターンの公開設定が可能で、「非公開」だと他ユーザーには見えないのでバックアップとして使えます。また「改変可」にしておけば、通常公開よりも多くの報酬をもらえるのでオススメ。

実際に自作RPGを公開してみた!

今回は、オリジナルのRPGを作成してみました。それがコチラ。

個人的に落語が好きなので、「落語が学べるRPG」なるものを作ってみました。

『寿限無(じゅげむ)』をモチーフにした、その名も『Ju-Game』。魔王の手によって名前を奪われてしまった主人公ジュゲムが、名前を取り戻しに冒険の旅にでるストーリーです。

お試し用のゲームなので、モンスターの強さをかなり弱くして、10分くらいでサクッと遊べる仕様にしています。今回はサンプルクエストを改変して作ったのですが、プレイ時間10分程度のRPGでも作るのに丸一日はかかってしまいました……。一から作るのはなかなか大変そうですね。

▲魔王の呪文によって、名前を奪われてしまった主人公……。

▲モンスターを倒していき、自分の名前を徐々に思い出していく。ところどころに「寿限無」の解説を入れているので、為になるかも?

▲最後は魔王と対決。予想を裏切るエンディング(オチ)を用意しています。

「Ju-Game」や作者名の「もす」で検索すると、ゲームを探すことができます。エンディングが気になった方がいれば、よかったらぜひプレイしてみてください!

動作に不安定な部分があるものの、細かく設定できるのは嬉しい!

セリフを入れようとすると時々画面が固まるなど、動作が不安定なところが見受けられました。まだリリースしたばかりのアプリなので、これからの改善に期待です!

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