Twitterにはたくさんの写真や動画が投稿されています。しかし画像はダウンロードできますが、動画は保存できないのが公式の仕様。
以前に投稿したけど自分のスマホから消してしまった場合や、友人がシェアしてくれた動画、何度も見返したくなる面白動画などを端末に入れておきたいと思う状況はしばしばあるでしょう。
そこで今回は、スマホ(iPhone/Android)でアプリを使って動画を保存する方法、パソコンからWebツールを使って動画を保存する方法を解説していきます。

Twitterの動画を保存する方法【iPhone/Android/PC】
スマホでTwitter上の動画を保存する方法
スマートフォンでTwitterの動画を保存したい時は、別途アプリや外部サービスが必要です。代表的なアプリと動画の保存方法を確認していきましょう。
※Twitterに表示された動画でも、YouTubeからの埋め込みの場合は保存できません。
※Twitterに直接投稿された動画でも、保存できない場合があります。
『Clipbox+』の使い方・動画保存方法【iPhone】
『Clipbox+』は動画やPDF等のファイルを展開できるビューアアプリで、Twitterの動画を抽出しアプリ内で視聴が可能です。
以前はiPhone、Android両方で動画保存可能でしたが、記事執筆時の2020年3月時点ではAndroidでは保存不可となっています(アップデートで再びAndroidでも保存できるようになる可能性はあり)。
Androidで動画保存したい方は、以下の『ついっとぺーん』や『ふぁぼーん』を使った方法をご覧ください。
『Clipbox+』と『TheWorld for Twitter』の違い
『Clipbox+』と次に紹介する『TheWorld for Twitter』。どちらもiOSで動画を保存できるアプリですが、その違いは動画の保存先です。
『Clipbox+』はアプリ内に保存されるのに対し、『TheWorld for Twitter』ではカメラロールに保存されます(※)。
『Clipbox+』で保存すると、動画の使用用途がアプリ内での再生に限定されます。もし編集したり別のプレーヤーで再生したりしたい時は、『TheWorld for Twitter』を利用しましょう。
(※)『Clipbox+』の公式サイトでは「一部ファイルのみカメラロールに移動できる」と記載されているが、編集部で検証したところ確認できなかった
1.保存したい動画ツイートから『Clipbox+』を起動
Twitterアプリを起動。動画を保存したいツイートの動画を開き、右下の[共有ボタン]をタップ。出てきたメニューの中から、[その他の方法でツイートを共有]を選択します。
メニューを下にスクロールすると[Clipbox+]のボタンがあるので、これをタップします。
2.『Clipbox+』で動画を保存する
自動的に『Clipbox+』でツイートが開くので、ツイート内の動画を再生した状態で[+]ボタンをタップします。
[Are you ok?] → [really?]とタップしていきます。
ファイル名と保存先(デフォルトは「マイコレクション」)を指定して、[OK]をタップ。
特にこだわりがなければ、何もいじらなくて問題ありません。これでアプリ内への保存は完了です。
「マイコレクション」を覗いてみると、先ほどダウンロードした動画があります。
『TheWorld for Twitter』の使い方・動画保存方法【iPhone】
iOS専用のTwitterクライアント『TheWorld for Twitter』(以下 TheWorld)でも動画を保存できます。
先述の通り、『Clipbox+』との違いは動画をカメラロールに保存できる事。アプリ外でも動画を取り扱いたい時は、TheWorldがおすすめです。
1.TwitterアカウントでTheWorldにログイン
TheWorldを開いたら[Login to Twitter]をタップ。クライアント名の選択ですが、基本的にどれも同じです。今回は一番上の[TheWorld]を選択しましょう。
Twitterのユーザー名(もしくはメールアドレス)と、パスワードを入力して[連携アプリを認証]をタップ。するとTheWorldにアカウントが追加されるので、アカウントをタップすればログイン完了です。
2.システム言語を日本語に変更
TheWorldはデフォルトではシステム言語が英語になっています。日本語にしたい人は以下の手順を参照してください。全部のテキストが日本語化されるわけではありませんが、設定画面は日本語になるので、多少使いやすくなります。
画面右下の[…]ボタン→[Settings]ボタンの順にタップします。
一番上の[Localaize]にチェックを入れればシステム言語が日本語になります。若干翻訳が怪しい所もありますが、使う分には問題ありません。
3.動画を保存したいツイートを開いて端末に保存
ツイートのサムネイルをタップして動画を再生させます。
動画再生中に画面下メニューの、左から2番目のアイコンをタップ。これで保存が完了です。
カメラロールを確認してみると、先程の動画がしっかりと保存されています。
『ついっとぺーん』の使い方・動画保存方法【Android】
2020年3月時点では、Androidでは『Clipbox+』で動画を保存できません。その代わり動画保存ができるサードパーティー製Twitterクライアントはたくさんあります。
その中でも特に『ついっとぺーん』の動画保存方法は非常に簡単。動画再生画面を開いて[保存する]ボタンをタップするだけです。画像付きでやり方を確認していきましょう。
1.『ツイットペーン』を起動し、動画を保存したいツイートを開き、動画を再生する
動画のサムネイルをタップすると、再生画面が開きます。
2.再生画面右下の[点が縦に3つ並んだボタン(︙)]をタップ
3.[保存する]をタップ
4.スマホの「download」フォルダに動画が保存される
『Google フォト』などで「download」フォルダを確認すると、Twitter内の動画が保存されています。
『ふぁぼーん』の使い方・動画保存方法【Android】
Androidでは『ふぁぼーん』というアプリでも動画を保存できます。『ふぁぼーん』のメイン機能はツイートを保存し、オフラインでも読めるようにするというものですが、ツイート内の動画を保存する機能も備わっています。
『ふぁぼーん』は公式のTwitterクライアントをそのまま使えます。わざわざTwitterクライアントを切り替えたくない、という人にはこちらがおすすめです。
1.Twitterアプリから『ふぁぼーん』にツイートを保存
ふぁぼーんをインストールしたら、動画を保存したいツイートを開き、右下の共有ボタンをタップ。出てきたメニューの中から[その他の方法でツイートを共有]をタップします。
[ふぁぼーん]をタップ。すると『ふぁぼーん』に移行するので、[Twitterにログイン]をタップします。
[アプリにアクセスを許可]をタップすると、『Twitter』とふぁぼーんが関連付けられます。
次にツイートを保存するカテゴリー(フォルダのようなもの)を選択します。デフォルトで「あとで読む」が用意されていますが、ユーザーが任意に増やせます。今回は「あとで読む」に保存しましょう。
2.『ふぁぼーん』を起動し、ツイート内の動画を保存
『ふぁぼーん』を起動し、保存したツイートを開きます。
大きな矢印ボタンをタップすると、メディアデータをダウンロードするか質問されるので、[OK]をタップします(通信量が発生します)。この時点ではまだスマホ端末には動画が保存されていません。
『ふぁぼーん』で動画を視聴できるようになりました。次に動画のサムネイルをタップして再生画面に移行します。
再生画面左下のボタンをタップすれば、動画がスマホ端末に保存されます。
『Google フォト』などを見てみると、「Favoon」というフォルダが作られ、その中に動画が保存されています。
パソコンでTwitter上の動画を保存する方法
パソコンの場合は、外部サイトのWebツールを使えばOK。アプリよりも手順が少なく、より簡単です。今回は『Twi-douga』というサービスを使って説明していきます。
『Twi-douga』の使い方・動画保存方法
1.保存したい動画ツイートのURLをコピー
目的の動画ツイートを開き、アドレスバーからURLをコピーします。
2.『Twi-douga』に、コピーしたURLをペースト
『Twi-douga』にアクセスし、ホーム画面の「ここにURLをペースト」と書かれたフォームにURLを貼り付けます。
3.出てきたURLを右クリックして保存
URLを貼り付けたら、フォームの下にある「抜き出し」ボタンをクリック。
すると画像のように動画のURLが生成されます。URLを右クリックして「名前を付けてリンク先を保存」で、動画の保存は完了です。(Macの場合はcontrol+クリック)
類似の動画ダウンロードサービスはいくつかありますが、ツイートのURLをコピーして変換という基本の流れはどれも同じ。お好きなサイトを使ってください。
動画ダウンロードの注意点
ダウンロードした動画は個人で楽しむ範囲にとどめておきましょう。特に他人の動画を再アップロードするようなことは、絶対にしないようにしてください。
またTwitterの利用規約の変更により、動画のダウンロードが禁止となる可能性もあります。最新の利用規約を確認しておきましょう。
『Twitter』使い方&便利ツールまとめ。基本から応用編まで
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