「コーヒーとちょっとした社会貢献」をテーマに自家焙煎コーヒーの販売やカフェの運営を行う株式会社Rendeaf（ランデフ）が、障がい福祉施設で焙煎したコーヒーを取り扱うオンラインストアを開設しました。
施設に通う利用者が焙煎したコーヒーを通じて社会貢献しながら美味しい一杯を楽しむことができます。
「ランデフコーヒー」オンラインストア開設！本格コーヒーを飲んで社会貢献 障がい者の自立への支援へつなげる取り組み
最終更新日：2024年06月17日
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オンラインストア開設の背景
東京の西日暮里にあるカフェ「ランデフコーヒー」では、様々な障がいが原因で働くことが困難な方が、福祉施設で焙煎を行ったコーヒーを提供しています。
ランデフコーヒーでの売上は全て、福祉施設にて作業を行う利用者の賃金となり、コーヒーの売上を通して、利用者の自立への支援へとつなげる取り組みを行っているそうです。
しかしながら、障害者施設（就労継続支援B型）での工賃（賃金）は、国の平均でも一ヶ月で2万円弱と、自立へは程遠い水準となっています。
今回、ランデフコーヒーオンラインストアを開設することで、店舗への来店が困難な遠方の方を含め、多くの方に施設で焙煎した本格的なコーヒーを楽しんでいただく機会を提供するとともに、施設で作業を行う利用者の工賃向上へ向けた取り組みを始めました。
これまでのランデフコーヒー店舗での経験や、オンラインストアのトライアル期間を経て、まずは厳選した3種類のコーヒー豆及び、ドリップバッグコーヒーの取り扱いを販売しています。
それぞれの豆の特徴に合わせた焙煎を行うことで豆の個性を引き出した、高品質なコーヒーを楽しむことができます。
法人や団体等の業務用の購入相談も可能とのことです。
コーヒー豆について
注文を受けてから丁寧に焙煎を行うコーヒー豆は、ブラジル、インドネシア、エチオピアの3種類の取り扱いよりスタートしました。
季節等に応じて、順次種類の入れ替え等が予定されています。
・価格：700円〜
・種類：ブラジル、エチオピア（イルガチェフェ）、マンデリン
ドリップバッグコーヒーについて
お湯とカップを用意するだけで、簡単に本格的なコーヒーを楽しむことができます。
忙しい時等に、手間なく美味しいコーヒーを楽しみたい時や、プレゼント用等に活用できます。
・価格：1,000円〜
・種類：ブラジル、エチオピア（イルガチェフェ）、マンデリン
株式会社Rendeaf（ランデフ）について
就労継続支援B型事業所「ランデフワークス」及びコーヒーショップ「ランデフコーヒー」の運営を行っています。
私たちのコーヒーで障がいを持つ方々のお仕事、そして賃金を生み出し、コーヒーを通じて、より良い社会作りへの貢献を目指しています。
ランデフコーヒーの店舗にご来店いただいたお客様から、ランデフコーヒーの焙煎した豆は美味しいという、うれしいお声をいただけるようになってきたことから、今回新たな取組としてオンラインストアを開設いたしました。
コーヒーの焙煎のみではなく、パッケージのデザイン、ECサイトの構築等も全て、施設に通って頂いている利用者さんと行っています。
ぜひ、オンラインストアを訪問していただき、たくさんの方に美味しいコーヒーをお届けできればと思っています。