iPhoneのスクリーンショット(以下スクショ)機能は意外と奥深いです。ボタンが壊れた状態での撮影や、画面に収まりきらないページの撮影も可能。基本的な使い方から、裏ワザ的な撮り方までまとめました。
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iPhoneのスクリーンショット撮影方法まとめ。長い画面も1枚で撮れる
最終更新日:2018年06月16日
スクリーンショットの撮り方
iPhone Xでは「サイドボタン+音量アップボタン」、ホームボタンのあるiPhoneでは「ホームボタン+サイドボタン」で撮影します。
iPhone X
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690912_029337300_0_434_745.jpeg)
iPhone 8系
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iPhone SE系
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撮影される厳密なタイミングは「2つのボタンを押した瞬間」ではなく「2つのボタンを押した状態から、片方でも指が離れた瞬間」です。
ゲームのワンシーンなど、動きの激しい画面でベストショットを狙う際はご参考まで。
また以前はスクショするとカシャッと撮影音が鳴っていましたが、iOS 10.2よりマナーモードにすれば撮影音が出なくなりました。
「AssistiveTouch」を利用してワンタップで撮影する方法
ホームボタンやサイドボタンが壊れたときのために、物理ボタンを使わずスクショ撮影する機能「AssistiveTouch(アシスティブタッチ)」が用意されています。
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/r/articles/118436/16338_1529036270_0_270_480.gif)
▲物理ボタンを使わず、画面内のボタンをタップしただけでスクショ撮影。
設定方法は次の通り。
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690913_099930100_0_750_1334.jpeg)
▲ホーム画面[設定]→[一般]。
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▲[アクセシビリティ]。
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▲[AssistiveTouch]。
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▲[AssistiveTouch]をオンにすると、画面に半透明のボタンが出てくる。
このボタンにはさまざまな機能をセットできます。
●シングルタップ
●ダブルタップ
●長押し
●3D Touch
のどこかに「スクリーンショット」を設定しておいて、撮影したいときにボタンを押しましょう。
スクショ撮影後の左下が邪魔? プレビュー機能をオフにはできない
iOS 11より、撮影したスクショの内容が画面左下へ出るようになりました。これをタップすることでスクショを確認したり、すぐ編集へ入ったりできます。
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▲スククショ撮影後、左下にプレビューが表示される。
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690914_086433500_0_750_1334.jpeg)
▲プレビューをタップすると編集モードへ。
プレビューは左にスワイプすると消せますが、人によってはこの機能が邪魔だと感じる人もいると思います。
残念ながらプレビュー機能をオフにはできません。左下には必ずプレビューが出るので、いらない場合はいちいち左スワイプする必要があります。
LINEで長いスクショを撮る方法
LINEのトークをスクショするにあたって、2018年5月より便利な新機能「トークキャプチャ」が登場しました。長いトークでも、画像を分割することなく1枚にまとめられます。
本記事執筆時点で、「トークキャプチャ機能」はまだ実験段階。新機能をお試しで使う「LINE Labs」から利用しましょう。あくまで”お試し期間中”のため、本実装されず使えなくなる場合もあります。
設定方法
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690915_001944900_0_750_1334.jpeg)
▲友だち一覧の左上にある設定(歯車)ボタンを選択。
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690915_013426200_0_750_1334.jpeg)
▲[LINE Labs](表示されていない場合は、アプリを最新版にアップデートしてください)。
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690915_028794000_0_750_1334.jpeg)
▲トークキャプチャをオンに。
撮影方法
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690915_043722600_0_750_1334.jpeg)
▲撮影開始したいセリフを長押しして[キャプチャ]。
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690915_061280800_0_750_1334.jpeg)
▲撮影終了したいセリフをタップして[完了]。
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690915_073887000_0_749_464.jpeg)
▲選択した範囲が画像化された。
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690916_030815800_0_750_2896.jpeg)
▲この機能を使えば、こんなに長いスクショでも画像1枚にまとまる。
Webサイトで長いスクショを撮る方法
専用のスクショアプリを使うと、Webサイトの1ページを上から下まで画像化できます。
使うのは『WebCollector』アプリ。
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690916_047998500_0_750_1334.jpeg)
▲本アプリ内で、検索するかURLを貼り付けてスクショしたいページを出す。
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690916_066107800_0_750_1358.jpeg)
▲ページを表示させたら、下段中央のカメラボタンを押して画像化。
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690917_023404200_0_1960_4118.jpeg)
▲このようにサイトの上から下まできれいに画像化できた。
ただしサイトの作りによっては必ずしもきれいにスクショできず、画像がおかしくなってしまうこともあります。
そんなときは次の方法を活用してください。
Webサイト以外(メモアプリなど)で長いスクショを撮る方法
LINEやWebサイトに限らず、どのアプリでも縦長のスクショ撮影を実現するのが『Tailor』アプリ。
画面を少しずつスクロールしながら連続でスクショすると、重なり合う部分をアプリが結合してくれます。
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▲少しずつスクロールしながらスクショを撮っていく。
![](https://appliv-domestic.akamaized.net/v1/900x/r/articles/118436/1_1530690917_078584500_0_750_1334.jpeg)
▲撮影し終えてから『Tailor』アプリを開くと、結合すべき画像を自動で選んで1枚にまとめてくれる。
認識精度がとても高く、十分実用的なアプリ。重なりを持たせながら何度もスクショするのが少し手間ですが、きれいな縦長画像を作ってくれます。
どんなときにスクショを撮る? 便利な使い道と保存方法
スクショが役立つ場面として
●電車の乗換案内
●料理サイトに載っているレシピ
●LINEトーク
●Twitterで長文を投稿するときのメモアプリ
●何度も読み返したいブログ記事
などがあります。
また日常的にたくさんスクショを撮るようになるとiPhoneの要領が圧迫されるので、外部に写真を移す方法をご紹介します。それが『Google フォト』。
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▲Googleの提供するクラウドストレージ。インターネット上に写真を保管でき、無料&容量無制限で使える。
設定すれば、iPhone内の写真を自動でGoogleフォトに移すことも可能。本体の容量を圧迫することなく、大量のスクショをガンガン撮れます。
詳しい使い方は、こちらの記事をご覧ください。
たまに使う機能だからこそ、賢い使い方をマスターしよう
誰でもスクショ機能を使うことはあるでしょう。シンプルですが無くてはならない機能ですよね。ぜひここで紹介した撮影方法を駆使して、iPhoneをより快適に使ってください。
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