アプリ内で完結する簡単な注文方法や、対応店舗の幅広さが特長のフードデリバリーサービス『Uber Eats(ウーバーイーツ)』。嬉しいことに「注文は◯◯円以上から」といった最低注文金額はなく、ひとりでも気軽に出前をとることができます。
また、必ずしも届け先を自宅にする必要はなく、公園や駅前など指定すれば大抵の場所に配達してくれます。そんな融通の効く『Uber Eats』での注文方法を、実際に使いながら初めて利用する人にもわかりやすいよう解説していきます。

『Uber Eats』の使い方 登録方法から注文の流れまで徹底解説【置き配も対応】
『Uber Eats(ウーバーイーツ)』とは?
出典:Uber Eats
『Uber Eats』は注文された食事を宅配業者ではなく、一般の方が届けるフードデリバリーサービス。自社のサービスでは宅配を行っていない飲食店でも、『Uber Eats』からなら注文できるため、普段お店でしか食べられない料理も自宅で楽しめます。
『Uber Eats』の仕組み
ユーザーがアプリで料理を注文する → 飲食店が料理を作る → ウーバー社と契約した配達パートナー(個人)が料理を受け取りユーザーに届けるというシステムです。配達パートナーの名前や顔写真はアプリで確認できるため、安心して料理を受け取ることができます。
『Uber Eats』のメリット
料理のラインナップが充実
『Uber Eats』の最大のメリットといえば、お洒落なカフェやスイーツ専門店など、他のデリバリーサービスでは見かけない店舗もたくさんラインナップされていることです。
『Uber Eats』だからこそ注文できる飲食店が多いため、フードデリバリーサービスとして絶大な人気を誇っています。
最低注文金額がなく1人でも注文しやすい
最低注文金額が決められているデリバリーサービスも多いですが、『Uber Eats』ではそれがありません。数百円のファストフードを1品だけ注文することも可能。割引クーポンを使えば、注文合計金額が0円になることも。
お花見やピクニック時にも使える
『Uber Eats』は自宅の他にも公園や駅前、オフィスなど指定した場所に配達してくれます。お花見をするから公園に来てほしい、駅まで運んでほしいなど融通が効きます。
また、配達員に住所が知られたくない場合にも便利で、『Uber Eats』なら気軽に注文しやすいです。
『Uber Eats』の対応地域
2016年のサービス開始当初は東京の港区・渋谷区にしか対応してしていませんでしたが、2020年3月現在では大阪や名古屋、福岡など日本全国の都市部を中心に対応地域が拡大しています。
日本の対応地域一覧
東京エリア | 東京23区 |
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西東京エリア | 武蔵野市・調布市・三鷹市・狛江市・西東京市・東久留米市・小金井市・府中市・国分寺市・国立市・立川市・小平市・東村山市・日野市・八王子市・町田市 |
横浜・川崎エリア | 横浜市・川崎市 |
埼玉エリア | さいたま市・戸田市・蕨市・川口市・草加市・新座市・和光市・朝霞市・志木市 |
千葉エリア | 市川市・船橋市・千葉市・習志野市・浦安市 |
名古屋エリア | 名古屋市 |
京都エリア | 京都市 |
大阪エリア | 大阪市・東大阪市・八尾市・豊中市・吹田市 |
兵庫エリア | 神戸市・西宮市・芦屋市・尼崎市 |
広島エリア | 広島市・福山市 |
岡山エリア | 岡山市 |
松山エリア | 松山市 |
高松エリア | 高松市 |
松山エリア | 松山市 |
福岡エリア | 福岡市 |
※市内全域が対応しているわけではありません
『Uber Eats』の手数料
配送手数料 | 50円~ |
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サービス料 | 注文金額の10% |
少額注文における手数料 | 150円 |
天候が悪いときなどは配送手数料が1,000円を超える場合もあるが、料金相場は50円~500円ほど。
『Uber Eats』は「配送手数料」と注文金額の10%分の「サービス料」に加えて、注文金額が700円未満の場合には「少額注文における手数料」が発生します。
一人分から頼みやすいものの、注文金額が700円未満の場合は150円の「少額注文における手数料」が発生するため、手数料だけで食事代と同じぐらいの料金が掛かることもあるので注意してください。
『Uber Eats』の使い方
それではアプリの使い方を見てみましょう。アプリストアから『Uber Eats』をダウンロードし、会員登録します。
会員登録
電話番号、氏名、メールアドレス、配達先など基本的な情報を入力。このあたりは画面の指示通りに進むだけなので、特に迷うことはないでしょう。
受け渡し場所として自宅や会社を登録しておけるほか、注文ごとに任意の場所を指定することもできます。位置情報を許可しておくと、現在地をすぐに指定できるので登録がスムーズです。
注文方法
ホーム画面には近隣のおすすめ人気店がずらりと並んでいて、キーワードや料理ジャンルから検索することもできます。各店舗ごとに配達時間、レビュー、送料が書かれているので参考にしてください。送料は一律ではなく、配達場所によって異なります。
1. 人気店やジャンル・キーワード検索でお店を決める
2. 商品を選択し、「カートに追加する」をタップ
3. 受け渡し場所を確認し、「注文する」をタップ
これで注文は完了しました。今回、受け取り方法を「玄関先に置く(置き配)」にしたので、配達パートナーが玄関先に料理を置いてくれるのを待つだけです。
現在、新型コロナウィルスの影響で配達パートナーとの濃厚接触のリスクや不安を感じている方も多いと思います。そんなときは配達オプションの「玄関先に置く(置き配)」を選択して、人との接触をできるだけ控えることも。
また、知らいない人と顔を合わせて受け取るのが嫌……という方にとっても、置き配は便利です。そのほか、配達パートナーへのコメント欄があるので、どこどこへ持ってきてくださいなど細かい要望を書くこともできます。
『Uber Eats』で注文できないときの原因
いざ料理を注文しようとしたら「ご注文を完了できませんでした」と表示され、店舗・料理は選択できるのに注文できない場合もあります。そのときに考えられる原因は以下の6つです。
・住所やクレジットカードの入力ミス
・店側がオフライン設定(※1)をしている
・お店が営業時間外になった
・受け渡し場所の住所がサービスエリア外
・クーポンの利用条件が満たされていない
※1:オフライン設定とは入店客数が多く、店舗が忙しいときに店側が注文を受け付けないようにすることです。
またその地域周辺の配達パートナーが不足している場合「ただいまご利用できません」と表示され、注文ページに入ることすらできなくなっていることがあります。
『Uber Eats』の配達パートナーは勤務する曜日や時間に決まりはなく自由に働くことができるので、たとえば雨の日などは配達パートナー不足になることが多いです。
配達状況の確認
注文を済ませると配達予定時間が表示され、配達状況を確認できます。まず店が料理を準備している間は「ご注文品を準備しています」と表示されます。
料理を届ける配達パートナーが決定すると、マップ上で配達パートナーの現在地が見られるようになります。
マップ上に表示されていた配達予定時間とほぼ同じ時間に到着。「置きました!」と配達パートナーからメッセージが届いたので、玄関先を見てみると注文した料理がきちんと置かれおり、無事に料理をいただくことができました。
『Uber Eats』はオートロックの場合でもエントランスを開ければ、玄関先に料理を置いていってくれます。
配達完了後にフィードバックを求められるので、配達パートナーおよび店舗の評価や改善してほしいポイントなどがあれば送信します。
『Uber Eats』の支払い・決済方法
『Uber Eats』は現金、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、LINE Payで支払うことができます。使用できるクレジットカードのブランドはVISA、Mastercard、JCB、American Express、Dinersの5社です。
『Uber Eats』のクーポン情報
『Uber Eats』は時期によって内容が異なりますが、新規ユーザー限定の割引クーポンが用意されています。そのほか、LINE Payなどのコラボキャンペーンで割引クーポンが配布される場合もあります。
お会計ページの「プロモーションコードを追加する」をタップし、クーポンのプロモーションコードを入力することで使用可能です。
『Uber Eats』の評価・口コミ
Applivに寄せられたユーザーレビューの一部抜粋です。
商品の選びやすさと、届く速さを考えると大満足です。そして何より500円で注文できるメニューもあるのでめっちゃ嬉しい。
少量でもOKなので便利です。ただ場所によってはまだ制限があるかなと感じています。検索画面などの機能も、もう少し使いやすくなると嬉しいです。今後に期待したいです。
ランチ時は到着まで時間がかかるので、時間的に余裕を見たオーダーが必要。
対応地域が狭くて……。これが全国に広まってくれれば、本当すごいことになりそうですね。
『Uber Eats』の配達パートナーになるには?
18歳以上かつ日本での就労が可能であれば、誰でも配達パートナーに申し込めます。アルバイトではなくウーバー社と契約した個人事業主という扱いで、勤務時間の決まりは一切ありません。働きたいときに働きたい分だけ配達できます。
自転車やバイクが必要ですが、ウーバー社からレンタル(自転車は月4,000円~、バイクは月16,000円~)することも可能です。
初めてでもわかりやすく、料金面でも実用的なデリバリーサービス
店舗で直接買うのに比べれば価格帯が少し高めですが、それは出前全般に言えること。料金や所要時間を具体的に把握できることや、アプリ内マップで配達パートナーの位置がリアルタイムにわかることなど、親切なシステムで満足させてくれます。
初回利用時はクーポンが使えるので、軽食の単品買いであれば無料で食べることも可能。1度は試してみてほしいサービスです。
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