フリマアプリ『メルカリ』で販売・出品をしていると、コメント欄に「専用ページをお願いします」といった言葉を見かけることがあると思います。専用ページとは、いわゆる商品の取り置きをすることです。ただし 公式ルールではないのでトラブルが起きても、『メルカリ』はサポートしてくれません。
この記事では専用ページで、どのようなトラブルの可能性があるのかを紹介していきます。『メルカリ』で広く使われている専用ページですが、デメリットもあるので気を付けてください。

『メルカリ』専用ページの作り方とデメリット。トラブルの原因になることも
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専用ページとは? 特定のユーザーに向けた「取り置き」
専用ページは販売すると決めた取引相手に対し、商品を取り置きしておく出品方法です。「◯◯様専用」と記載しておくことで、交渉した取引相手以外に買われる確率が下がります。
専用出品はメルカリガイドで述べられているように、規約違反ではありませんが公式ルールでもないので、トラブルが起きてもサポートはされません。あくまでユーザー独自の出品方法なので自己責任です。
「専用にしてください」の意味
値下げ、送料負担の交渉後にコメント欄に「専用にしてください」と言われることがあります。それはつまり「購入するので商品を取り置きしてください」という意味です。
また、値下げ交渉した商品を確保する以外に給料日まで支払いを待ってほしいときなど、今すぐに支払いができないときに専用ページを依頼することも。
専用ページを依頼されるとき
■商品の取り置き
■値下げ交渉が成立したとき
■送料負担を変更したとき(送料別→送料込)
■複数の商品を同じ取引相手に販売するとき
■セット販売していた商品をバラ売りするとき
専用ページのデメリット
専用ページは購入者にメリットはあるものの、出品者にはあまりメリットがありません。逆に、トラブルの原因となるデメリットの方が大きいです。専用ページを作ることで、どのようなトラブルが起こりうるのか見ていきましょう。
他の人が商品を横取り
『メルカリ』では基本的に早い者勝ちなので、専用ページにした商品を他ユーザーが購入する場合もあります。その場合、横取りしたユーザーと取引することになり、横取りされた購入希望者からクレームが入ることも。
専用ページを作ったのに購入されない
専用ページを作って商品を取り置きしていたのに、購入されないケースも。専用ページにすると他の人が買いづらくなるので、取り置きしていた期間だけ時間が無駄になります。
もし専用ページを作る場合は、何日までと期限を決めることでトラブルが起きても被害を抑えられます。
トラブルを避けるためのテクニック
一番の対策は専用ページを作らないことです。作らなければ横取り、購入しないといったトラブルが発生することもありません。商品説明に「取り置きお断り」と記載しておくと、専用ページを依頼されにくくなります。また、お願いされても断りやすいです。
専用ページの作り方
個人的に専用ページはあまりオススメしませんが、知識として作り方は知っておくといいでしょう。専用ページの作り方はとても簡単で、基本的には商品タイトルに「◯◯様専用」と記載するだけです。
①出品中の商品ページ右下にある「商品の編集」をタップ
②商品タイトルに「◯◯様専用」を付け加える
③価格や配送料の負担を変更し、「変更する」をタップ。完成
新しく作り直す方がトラブルを避けられる
既存ページの編集で値下げすると、「いいね!」しているユーザーに値下げの通知が発信されます。そのため、新しく専用ページを作った方が横取りされにくいです。
新しく作ったら元の商品ページは削除または出品を一旦停止。そうすることで、よりトラブルが起きづらくなります。
専用ページはお断りして、トラブルを回避
何度も言いますが専用ページは『メルカリ』の公式ルールではなく、ユーザー同士で暗黙の了解となっている独自ルールです。それ故、トラブルが起こっても運営からのサポートはないので、初めから断っておくことをおすすめします。
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