『メルカリ』や『ラクマ(旧:フリル)』、『オタマート』などのフリマアプリが登場したことで、誰もが簡単に売買できるようになり、洋服やアクセサリー、CD、インテリア、骨董品など様々な商品が出品されています。

その中で出品者が気になるポイントといえば「どのフリマアプリが一番高く売れるのか」ということではないでしょうか。そこで我々Applivは、2大フリマアプリである『メルカリ』と『ラクマ』両方を利用する方に対しアンケート調査を実施。その結果、コアな出品者は『メルカリ』を支持する方が多く、その調査結果を元に「なぜメルカリが支持されるのか」を探ってみました。

ポイントは「利用者数の多さ」と「出品のしやすさ」あたりにあるようです。

高く売れるフリマアプリはメルカリ?

メルカリ イメージ画像

出典:メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ

メルカリはラクマの2倍の利用者

ニールセン デジタル」のデータによると、2019年4月1日時点で『メルカリ』は2,216万人、『ラクマ』は1,115万人と利用者が約2倍近く差があることが分かりました。利用者が多ければ多いほど、早く購入しないと他ユーザーに取られてしまうなどの心理が働きやすく、多少高くても購入する利用者もいるようです。

残り1点の商品を目の前で違う人に買われた場合、買っておけばよかったと後悔するのと同じですね。

49.5%がメルカリを支持

Appliv編集部は2019年7月5日から7月10日の期間で、アンケート調査サービスを通して無作為に選出された20代~50代の男女8,712人に対し、フリマアプリの利用実態を調査。

その中で「直近1年以内にメルカリとラクマの両方に週1回以上出品している」と回答したコアユーザー111人に、「メルカリとラクマ、どちらの方が高く売れるのか」と追加質問をしたところ49.5%のユーザーが『メルカリ』と答えました。

フリマアプリ アンケート調査結果

▲「直近1年以内でメルカリとラクマの両方に週1回以上出品しているユーザー」111人にどちらが高く売れるのか聞いた結果。

『ラクマ』と比較して利用者が1,000万人も多い『メルカリ』の方が閲覧するユーザーが多い分、購入側の競争率が高くなるので多少価格を高く設定しても売れやすいということでしょうか。

実際に売り切れている商品を確認して比較してみた

アンケート結果を検証するべく、実際に『メルカリ』と『ラクマ』の両方で同じ商品を検索してみた結果、商品によっては多少金額差があるにしても何千円、何万円ほどの大きな差はないように思えました。ただ、『メルカリ』の方が出品数、購入数ともに多い印象です。

フリマアプリ 商品検索

▲左:メルカリの検索画面、右:ラクマの検索画面。メルカリは「6,666円」、ラクマは「6,000円」が最高販売額。

ユニクロとポケモンのコラボTシャツの中でも人気のあるメタモンやゲンガーTシャツを検索した結果、『ラクマ』は156件、『メルカリ』では500件以上のTシャツが売り切れていました。また、『メルカリ』は2XLや3XLなどサイズも幅広く出品されていました。

フリマアプリ 商品検索 その2

▲左:メルカリの検索画面、右:ラクマの検索画面。『メルカリ』の方が3XL、4XLなど出品されているサイズが豊富。

高く売れるというより"売れやすい"

商品を検索してみた結果では『メルカリ』の方が高く売れるというよりは、売れやすい印象です。

▲「直近1年以内でメルカリとラクマの両方に週1以上出品しているユーザー」111人に「直近1年のそれぞれの売上額」を聞いた結果。

先述のコアユーザー111人に、直近1年間での『メルカリ』と『ラクマ』それぞれでの売上についても質問したところ、売上なし~39,999円までは『ラクマ』が占める割合が高く、40,000円以上になると『メルカリ』の方が高くなっています。

それぞれで最も多く回答を得た売上額でも『メルカリ』が40,000円~59,999円が15.2%、『ラクマ』が10,000円~19,999円20,000円~39,999円が同率で16.2%と、『メルカリ』の方がより多く稼げていることが分かります。

さらに10万円以上の売上でよりはっきり差が表れており、『メルカリ』での10万円以上の売上がある人は合わせて32人、『ラクマ』は19人という結果に。利用者の多い『メルカリ』の方が継続的に商品が売れやすいことで、高い売上に繋がっていると思われます。

一番稼ぎやすいフリマアプリはメルカリ!

売り切れ商品の多さ、高い売上をあげている層を占める割合から『メルカリ』は『ラクマ』、いや他のフリマアプリよりも売れやすい、つまり稼ぎやすいフリマアプリだと言っても過言ではないでしょう。

手数料が3.5%と安い『ラクマ』より『メルカリ』の方が利用者が多いのには、何か理由があるはずです。出品者、購入者目線から考察してみました。

出品者のメリット

出品のしやすさ

『メルカリ』はTシャツや本、おもちゃなどの紹介文のテンプレートがいくつか用意されており、出品が初めての方でも商品の説明ができます。また、自分で考えた紹介文をテンプレートとして保存することも可能で、同じような商品を何個も出品する場合に便利です。

メルカリ テンプレート

▲『メルカリ』はさまざまなテンプレートが用意されており、商品説明が簡単。

加えて、商品の画像も『ラクマ』は4枚、『メルカリ』は10枚まで投稿可能。商品の画像が多いほどキズや汚れなどの詳細が分かりやすく、購入者から信用されやすいため売れやすさにつながります。

フリマアプリ 出品画面比較

▲左:メルカリの出品画面、右:ラクマの出品画面。

メルカリの方が送料が安い

メルカリ便(送料) ラクマパック(送料)
ネコポス 195円 200円
宅急便コンパクト 380円(箱代:65円) 540円
ゆうパケット 175円 179円

「宅急便」の160サイズなど一部『ラクマ』の方が安い配送方法もありますが、「ネコポス」や「ゆうパケット」などメインとなる配送では、『メルカリ』の方が送料がお得です。

出品する商品のサイズによっては送料が100円以上も違うので、販売手数料が『ラクマ』より6.5%も高い『メルカリ』の方が利益が大きいケースも。

例:厚い書籍などの配送に便利な宅急便コンパクトを利用し、1,000円の商品を出品した場合

メルカリ:販売価格1,000円 - 販売手数料10%(1,00円) - 送料445円 = 455円
 ラクマ:販売価格1,000円 - 販売手数料3.5%(35円)- 送料540円 = 425円

送料を含めると『メルカリ』の方が30円分、利益が大きくなりました。確かにメルカリの方が販売手数料が10%と高いですが、送料を含めると『メルカリ』の方がお得になるケースもあることを覚えておきましょう。とくに1,000円~2,000円ほどの価格帯なら、送料の安い『メルカリ』の方が利益率が高くなるケースが多いです。

利益率が高くて利用者の多い『メルカリ』に出品者が集まるのは至極当然。商品の数も増えることで市場が大きくなっていく分、『ラクマ』よりも売れやすい環境になっています。

『メルカリ』送料が安い配送方法一覧 最安の送り方をサイズ・重量・厚さで比較【2019年版】  - Appliv TOPICS

メルカリは信頼度が高い

『メルカリ』は『ラクマ』のほかに『ヤフオク!』と比較されることが多いです。『メルカリ』で欲しい商品を見つけた際は、『ラクマ』と『ヤフオク!』でも同じ商品を検索する人もしばしば。ですが利用者にインタビューを実施したところ、結局は『メルカリ』で購入する人も意外といるようで、その理由の一つが”安全性”です。

『メルカリ』は取引した商品が不良品・偽物だった場合やユーザー間のトラブルが発生した場合、対応してくれるケースもあります。ネット上で運営が対応して問題解決に至った事例が散見されるため、ユーザーの信頼度や安心感が高まっているのではないでしょうか。

そのため、購入者は偽物? 不良品? と疑わずに安心して取引できるからこそ、商品が売れやすいと考えられます。

購入者のメリット

商品が探しやすい

利用者数が多いだけでなく、商品の探しやすさが『メルカリ』で購入する人が多い理由の一つだと感じました。『ラクマ』と違って『メルカリ』は「売り切れ商品」をタップ1つで非表示にできるのがポイント。わざわざ絞り込みで設定する必要がありません。

メルカリ 商品検索画面

コンビニ受取り可能な出品物が多い

『ラクマ』にもコンビニ受取り可能な配送方法(クロネコヤマトのサービス)が一応ありますが、送料が高いので基本的に使われません。(※ラクマ独自のかんたんラクマパックは未対応のため)

一方、『メルカリ』は送料の安い独自の配送サービス「ゆうゆうメルカリ便」が、コンビニ受取りに対応しています。コンビニ受取りできる商品が多いのも、一部の購入者にとっては嬉しい点と言えるでしょう。

「ゆうゆうメルカリ便」の発送方法や梱包方法、らくらくメルカリ便との違い - Appliv TOPICS

ファッション関連は売れやすい!

メルカリ 売上上位カテゴリーランキング(男性)
メルカリ 売上上位カテゴリーランキング(女性)

▲2018/01/01~2018/12/31の間に、売上額が高かったカテゴリーランキング。
出典元:メルカリ - プレスリリース

トップスやアウター、バッグ、スニーカーなどのアイテムが人気。とくにサイズ感が分かりやすい「ユニクロ」や「ナイキ」、「アディダス」などの有名ブランドはとくに売れやすいです。逆に知名度が低いブランドだとサイズ感が分からなくて、購入しづらいため売れにくい印象です。

実物を見なくてもどのような商品なのか、簡単に想像できるかどうかが大切です。

メルカリ 取引ブランドランキング

▲2018/04/01~2019/03/31までの取引ブランドランキングTOP10。
出典元:メルカリ - プレスリリース

買われているブランド7位、10位に「ミキハウス」「ディズニー」がランクインしていることから、ベビー用品やキッズ商品も人気だと分かります。子育て真っ最中の方々は、『メルカリ』で子供服を販売してその売上で新しい服を買うのも良いかもしれません。

『らくらくメルカリ』なら集荷サービスも受付しているので、わざわざコンビニや郵便局に行かなくてもOK。ちょっとした時間さえあれば気軽に出品して販売できます。

「らくらくメルカリ便」の使い方 送り方、梱包方法、送料など - Appliv TOPICS

ユニクロやナイキなど、アパレルブランドの需要が高い

上述の取引ブランドランキングTOP10にランクインしているブランドのほとんどがアパレルブランドです。買われているブランドTOP3は1位「ユニクロ」、2位「ナイキ」3位「アディダス」のほか、「ラルフローレン」や「ジーユー」、「ザラ」などファッション関連が占めています。

サイズ感が分かっているもの、年代や性別に関係なく幅広い層が長く使えるものは購入されやすいようですね。「ユニクロ」や「ザラ」などで買ったはいいけど、全然着ていない商品があれば出品してみましょう。

『メルカリ』出品から発送まで徹底解説! 売るコツや梱包の仕方も - Appliv TOPICS

フリマアプリへ出品するならメルカリ!

『メルカリ』は販売手数料が10%と『ラクマ』よりも高いですが、利用者が2,216万人とケタ違いに多いので、出品した商品が見られやすく購入されやすいです。また、出品から取引まで簡単におこなえるので、フリマアプリに慣れていない人でも気軽に売買できるのもポイント。

商品を売って小遣いを稼ぎたい、不用品を処分したいと思っている方は『メルカリ』で出品するのが一番稼ぎやすくオススメです。

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