日々改良が加えられているとは言え、やはりスマホのバーチャルパッドでアクションゲームは不安……。そうお悩みのゲーム好きに朗報です。現在ではPS4など家庭用ゲーム機のコントローラーがスマホで利用可能になり、コントローラー対応ゲームも増加中。
そこでスマホで使えるコントローラーと、コントローラーでぜひ遊んで欲しいおすすめゲームを紹介しましょう。


三国志がベースの異世界RPGです。鬼頭明里、梶裕貴ら豪華声優陣が演じる魅力的な英雄たちが登場! バトルはセミオート方式で展開。編成画面で戦闘に出陣する英雄の入れ替えをしても、強化した経験値と装備を引き継げるシステムが特徴です。
アプリの詳細を見るPS4など家庭用ゲーム機がある人は、まず動作確認
iOSならiOS 13(iPad OS)、AndroidならAndroid 10移行のOSバージョンから、家庭用ゲーム機のコントローラーに正式対応しました。使えるコントローラーと接続方法は以下の通りです。
これらのゲーム機を持っている人は、新しくコントローラーを買う前に一度接続を試してみるのがおすすめです。
DUALSHOCK 4(PS4コントローラー)【iOS/Android】
PlayStation 4の標準コントローラー「DUALSHOCK 4」(デュアルショック 4)が利用可能です。DUALSHOCK 4のボタンが◯△□×に対し、ゲーム内表記がAボタンやBボタンになるため少々混乱しますがそれ以外は問題なし。十分快適に遊べます。
接続方法(iOS)
1.DUALSHOCK 4の電源を切る(PSボタンを3秒間長押し)
2.スマホのBluetooth設定画面を開く
3.DUALSHOCK 4の「SHEREボタン」と「PSボタン」を3秒間同時押しする
4.スマホのBluetooth設定画面に「DUALSHOCK 4 Wireless Controller」が表示されたらタップ
5.接続完了
接続方法(Android)
※Google Pixel 3での接続方法。他の機種でも大筋は同じ
1.DUALSHOCK 4の電源を切る(PSボタンを3秒間長押し)
2.スマホのBluetooth設定画面を開き「新しいデバイスとペア設定する」をタップ
3.DUALSHOCK 4の「SHEREボタン」と「PSボタン」を3秒間同時押しする
4.スマホに「Wireless Controller」が表示されたらタップ
5.接続完了
こちらも参考に
Nintendo Switch用コントローラー【Android】
Android限定ですが、Nintendo Switchの「Nintendo Switch Proコントローラー」(プロコン)や「Joy-Con」が利用可能です。
「Joy-Con」はボタン数やレスポンスにやや難ありですが、プロコンはボタン数もレスポンスも十分。快適にゲームを楽しめます。
接続方法
※Google Pixel 3での接続方法。他の機種でも大筋は同じ
1.コントローラーの電源を切る
2.スマホのBluetooth設定画面を開き「新しいデバイスとペア設定する」をタップ
3.コントローラーの「シンクロボタン」を長押しする
4.スマホに「Pro Controller」や「Joy-Con」が表示されたらこれをタップ
5.接続完了
Xbox ワイヤレスコントローラー【iOS/Android】
日本国内では所持ユーザーは少なめですが、Xbox One用コントローラー「Xbox ワイヤレスコントローラー」も使用可能です。
接続方法(iOS)
1.コントローラーの電源を切る
2.スマホのBluetooth設定画面を開く
3.Xbox ワイヤレスコントローラーの「接続ボタン」を3秒間同時押しする
4.スマホのBluetooth設定画面に「Xbox Wireless Controller」が表示されたらタップ
5.接続完了
接続方法(Android)
※Google Pixel 3での接続方法。他の機種でも大筋は同じ
1.コントローラーの電源を切る
2.スマホのBluetooth設定画面を開き「新しいデバイスとペア設定する」をタップ
3.Xbox コントローラーの「接続ボタン」を3秒間長押しする
4.スマホに「Xbox Wireless Controller」が表示されたらタップ
5.接続完了
【小ネタ】Androidなら実はゲーム以外でも使える
Android限定ですが、ホーム画面の操作やアプリの起動もコントローラーで行えます。DUALSHOCK 4ならタッチパッドでマウスカーソルの操作も可能。実用性は別として、覚えておいて損はないかも。
スマホ対応コントローラーを買う場合。購入のポイント
家庭用ゲーム機を持っていなかったり、他のコントローラーを試したりしたい場合は、スマホ対応のコントローラーの出番です。
ですがスマホ対応のコントローラーはたくさんあるため、購入時に迷う人も多いでしょう。コントローラー選びのポイントから解説していきます。
コントローラーが対応しているOSの確認が最優先
当然の事ですが、iOS用のコントローラーはAndroidでは動作しません。逆もまた然り。対応OSは最優先でチェックしましょう。
特にiOSはMFi(Made For iPhone/iPad)認証済みのコントローラーでないといけないので、要確認です。
▲Amazonなどの通販で購入する場合、必ずと言っていいほど対応OSが記載されているので要確認。
出典:Amazon.co.jp 【ipega公式製品】ipega-PG-9083伸縮性のゲームパッド
アプリがコントローラーに対応しているかの確認も忘れずに
そもそもアプリがコントローラーに対応していなければ動作しません。またコントローラー対応でも、動くコントローラーと動かないコントローラーが分かれているケースもあります。
特に『荒野行動』と『PUBG MOBILE』は基本的にコントローラー対応しておらず、特殊なコントローラーが必要なため注意が必要です。
コントローラーで遊びたいゲームがある場合は、事前のチェックが必須。方法としては、ゲーム何の「ヘルプ」や「設定」を見る、「(アプリ名) コントローラー」でGoogle検索してみる、などがあります。
有線、無線の違い。レスポンスにこだわるなら有線
スマホ用コントローラーは大きく分けて、スマホの充電口にケーブルを差し込んで使う「有線タイプ」と、Bluetooth接続して使う「無線タイプ」があります。
一般的には有線タイプの方がレスポンスに優れているとされているため、FPSなどわずかな差が勝敗に直結するゲームでは有線を選ぶといいでしょう。
一方無線タイプはプレイ中にケーブルが邪魔にならない事、スマホを充電しながら遊べるというメリットがあります。
▲有線はBlootoothを介さない分、接続が安定しラグも少ないとされている。
出典:Amazon.co.jp Rotor Riot RR1850 iOS 用ゲームコントローラー
ボタン配置、形状をチェック
対応OSと有線/無線をチェックしたら、コントローラーの形状やボタン配置などを考慮して自分好みのコントローラーを選びましょう。
コントローラーの形状は大きく分けて3種類。PS4/プロコン/Xboxコントローラーに近い形状のタイプ、Nitendo Switchのようにスマホを挟むタイプ、バーチャルパッドの操作をサポートするアタッチメントタイプです。
▲PS4/プロコン/Xboxコントローラーに近い形状のタイプ。
出典:Amazon.co.jp GameSir T4proコントローラー
▲Nitendo Switchのようにスマホを挟むタイプ。
出典:Amazon.co.jp ipega PG-9083S
▲バーチャルパッドの操作をサポートするアタッチメントタイプ。
出典:Amazon.co.jp 使命召唤 コントローラー
おすすめコントローラー5選。『PUBG』『荒野行動』対応タイプも
GameSir T4proコントローラー【iOS/Android、無線】
GameSir T4proコントローラーはiOS、AndroidのほかNintendo SwitchとPCにも対応した多機能コントローラー。
構造はNintendo Switchのプロコンに近い形で、ABXYボタンと右スティックのLEDバックライトが印象的。
さらに連射機能とカスタマイズ可能な背面ボタンもあり、機能性も十分。これだけの汎用性の高さを持ちながら、値段は3,999円とお手頃です。
Rotor Riot RR1850 iOS 用ゲームコントローラー【iOS、有線】
iOS用の有線コントローラーならこちらがおすすめ。「Apple Arcadeのゲームを含む約1,000を超えるアプリに対応」「MFi認証で唯一L3とR3ボタンを搭載した有線型コントローラー(2019年11月時点)」と謳われており、実用性は十分。
さらにスマホを固定するデバイスホルダーも付いているため、場所を選ばずゲームをプレイできるのも嬉しい所です。
OPOLAR ゲームコントローラー【Android、有線】
Android用の有線コントローラーをお探しならこちら(スマホのUSBポートに合わせたOTG変換器が必須)。人間工学に基づいた設計で、長時間プレイでも疲れないという触れ込み。
スマホ以外にもPCやNintendo Switchに対応、左スティックと十字キーの機能入れ替え可、連射機能ありと機能性も十分です。
OTG変換器(USB TYPE-C)の一例がこちら。
ipega PG-9083S【iOS/Android、無線】
ipega PG-9083Sはスマホを挟み込んでNintendo Switchのように遊べるコントローラーです。iOS、Android、WindowsPCなどさまざまな機種に互換を持つほか、伸縮性があるため幅広い機種に対応。
さらに『PUBG MOBILE』、『荒野行動』が遊べるよう特別設計されているため、これらのゲームを遊ぶ人にも嬉しいコントローラーです。
使命召唤 コントローラー【iOS/Android用アタッチメント】
こちらはコントローラーよりもアタッチメントに近く、上部のリバーシブルボタンでスマホに表示されたバーチャルパッドの操作を物理的に補助してくれます。
そのため『PUBG MOBILE』『荒野行動』、などコントローラー未対応のアプリでもコントローラー感覚で遊べるのが魅力。移動、射撃、スコープ切り替えなどの操作が滑らかに行えます。
伸縮性もあり、冷却ファン付きと機能性も十分。これでドン勝率もアップするかも!?
コントローラー対応のおすすめアプリ10選(10ジャンル)
コントローラーを用意したら、あとはゲームで遊ぶだけ。『フォートナイト』、『Call of Duty®: Mobile』など定番ゲームのほかにも、対応ゲームは多数。コントローラーでぜひ遊んでほしいゲームを10ジャンル10個紹介します。
『フォートナイト』TPS
クラフト要素の加わったバトルロイヤルゲーム『フォートナイト』。コントローラー無しの場合、従来のTPS操作に加えクラフト操作があるため、バーチャルパッドを使った二本指での操作は大変。
ですがコントローラーならスティックや各種ボタンを駆使して、移動、クラフト、戦闘などの各種操作の切り替えがスムーズになります。慣れればクラフトをしながら戦闘を行うといった芸当も可能に……!?
『Call of Duty®: Mobile』FPS
FPSの定番『Call of Duty』シリーズのモバイル版。コントローラーを使用することで、家庭用ゲーム機さながらの操作性が実現します。その代わりエイムアシストが使えなくなる玄人仕様。
ですが射撃、エイム、スコアストリークといった操作があらかじめ割り当てられており、細かい感度調整も可能と至れり尽くせり。家庭用ゲーム機でFPSを遊んでいる人ほど、効果を実感できるでしょう。
『聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝-』アクションRPG
ゲームボーイで発売されたスクウェア(現:スクウェア・エニックス)の『聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~』のリメイク版。リメイク版は元よりスマホ向けに設計されていますが、やはりコントローラーを使うとよりスムーズなを操作感を実感できます。
なにより指で画面が隠れない恩恵を大きく受けられるのがポイント。3Dで描かれた幻想的な世界を、画面いっぱいに味わえます。
『シャドウファイト3』対戦格闘ゲーム
スマホアプリでは珍しい対戦格闘ゲーム。差し合い重視のバランスで、ジリジリとした駆け引きを楽しめます。格闘ゲームは精密な操作を要求されるだけに、コントローラーを使えるのはそれだけで十分な価値。
特にバーチャルパッドでは出しづらい、バックステップ、フロントステップが出しやすいのがポイント。格闘ゲームは間合いの調節も重要なため、勝率がアップすること間違いありません。
『ICEY』横スクロールアクション
ナビゲーター(日本語版CV:下野紘)に逆らうと思いっきり怒られる”メタ”性が魅力の『ICEY』。
アクションゲームとしても弱攻撃、強攻撃、高速移動、カウンターなど多彩な要素が揃っており、キャンセルも利くため自由度の高さは随一。コントローラーがあればより滑らかなアクションが実現するのは言うまでもありません。
『Downwell』縦スクロールアクション
果てしなく深い井戸をひたすら下っていく縦スクロールアクションゲーム。井戸を下りていくという性質上、キャラクターが空中にいる時間が長く、空中での立ち回りがクリアを大きく左右します。
コントローラーならばより細かい空中制御が可能になり、快適性が大幅アップ! 難所の攻略もラクになること間違いなしです。
『アスファルト9:Legends』レースゲーム
PVかと見間違うほどの映像美が魅力の人気レースゲーム。左スティックで繊細なハンドリングが可能になるほか、Lボタンにドリフト、Rボタンにニトロ(超加速)が割り当てられており、操作の柔軟さが増します。
またコントローラーだとバーチャルパッドが非表示になるため、より映像美が際立つのも嬉しい点です。
『Minecraft』サンドボックス
サンドボックス系の大定番『Minecradt(マインクラフト)』。スマホ版ではバーチャルパッドが用意されていますが、斜め移動や移動しながらの視点移動がしにくいのが泣き所。
そんな問題をコントローラーが全部解決。建築や素材集めが捗ること間違いなし。より充実したマイクラライフが実現します。
『東方恋覚想』弾幕シューティング
「東方Project」の二次創作ゲームで、世界観、BGM、システムなどあらゆる部分が忠実に踏襲されている弾幕シューティングです。
コントローラーを使用することで、緻密な操作が可能に。弾幕シューティングは1ドットの差がミスに直結するため、コントローラーが使えるのは本当に嬉しい限り。攻略の大きな助けとなってくれます。
『Bleak Sword』バトルアクション(Apple Arcade)
月額600円で対象のゲームが遊び放題になる「Apple Arcade(アップル アーケード)」の一作。敵をすべて倒せばステージクリアのシンプルなゲームながら、歯ごたえのある難易度が魅力です。
本作ではコントローラー使用時のみ、「歩き」操作が使用可能に。ちなみにコントローラーなしだと移動操作は一定距離を転がる「ローリング」のみ。
純粋に立ち回りの幅が広がるため、動かす楽しさが増します。
Apple Arcadeの詳細はこちら
スマホゲームはコントローラーで化ける!?
家庭用ゲーム機に慣れ親しんだ人だと、やはりスマホの操作性は気になるもの。ですがスマホ用のコントローラーと、コントローラー対応アプリは確実に増えています。なによりPS4やNintendo Switchのコントローラーが正式に対応したのは大きな進歩ですね。
操作性に難があったゲームでも、コントローラーを使えば化けるかも!? スマホゲームは、日々進化しています。
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