「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」は更新日に定額料金が支払われるサブスクリプションサービスで、解約は自動更新を止めるだけなので簡単にできます。
本記事では「Kindle Unlimited」を解約(退会)する方法を解説しながら、解約すべきタイミングや注意点について触れていきます。解約後、ダウンロード済みの本は利用期間終了とともに読めなくなってしまうので注意が必要です。
これから加入を検討している人も無料体験後の解約に必要なので、ぜひチェックしてみてください。
「Kindle Unlimited」解約・退会方法 ダウンロード済みの本はどうなる?
最終更新日:2023年06月26日
電子書籍サービス人気ランキング おすすめ21社徹底比較
ebookjapanを使ってみる [AD]
Amazonの読み放題サービス「Kindle Unlimited」が、30日間無料で利用できるキャンペーンが実施中。
さらに今なら2カ月99円で楽しめるキャンペーンも開催しています!(表示される特別プランの金額が異なる場合があります)
ビジネス書・実用書・小説・マンガなど読み放題のジャンルは多岐にわたるのできっとあなたの読みたい本が見つかります!
「Kindle Unlimited」解約時の注意点
まさに今「Kindle Unlimited」を解約しようとしている人は、以下の注意点を確認してから手続きをおこなうようにしましょう。
解約後ダウンロードした本は自動返却される
「Kindle Unlimited」の読み放題サービスでダウンロードした本は、解約して利用期限が切れると読めなくなります。
もしまだ読み切れていない本があれば、なるべく読み切るようにしましょう。
閲覧履歴は残り、削除できない
「Kindle Unlimited」で読んだ本の履歴は解約後も残り続け、以前読了したことのある作品のページでは利用終了済みと記載されます。
解約後に[カテゴリー]→[Kindle本]→[Kindle Unlimited]→[マイページ]と順番にアクセスすると、履歴の確認が可能です。
この閲覧履歴は消すことができないので、見られたくない書籍がある場合には解約後もアカウント管理を徹底しましょう。利用できる期間中に適当な書籍をダウンロードして、見せたくない作品を下の方に追いやってしまうのも手です。
解約すべきタイミング
サービスによっては決められた期間で解約をしなければいけなかったり、解約する手続きに時間が取られてしまうこともあります。
その点でいえば「Kindle Unlimited」は定額制で追加料金などはないため、すぐに辞めたり再開したりできるのは非常にありがたいです。
とはいえ解約のタイミングはなかな決めにくいと思うので、以下に個人的な意見も交えながらいつ解約すればいいのかを解説していきます。
いつ解約しても次の更新日までは利用できる
大前提として、「Kindle Unlimited」はいつ解約しても次のステータス更新日までは利用できます。
そのため来月以降は解約すると決めているなら、忘れないうちに早い段階で解約しましょう。システム的に解約のキャンセル(利用継続)も簡単なので、筆者としては解約を決めたその日から解約してしまってもいいと思います。
無料体験は期間終了の翌日から料金発生
現在「Kindle Unlimited」を無料体験で利用している人は、期間終了後翌日から自動で有料になってしまうので注意が必要です。
もし「無料体験だけにしよう」と考えているなら、無料体験の登録と同時に解約してしまうというのも手です。解約しても、無料体験中は問題なくサービスを楽しめます。
更新日は人によって違う
「Kindle Unlimited」はいつでも登録でき、すぐにサービスを始められるシステムとなっています。無料体験から始めた場合の更新日は「無料体験期間終了後翌日」の日付です。
過去に無料体験をしてから改めて始めた人などはまた変わってきますし、入会したタイミングで更新日は異なってくるので更新日は必ず確認して把握するようにしましょう。
次の見出しでは更新日の確認方法について解説しているので、わからない人は参考にしてみてください。
更新日の確認方法
スマホとブラウザ(PC)に分けて更新日の確認方法を解説します。
もし現在無料体験を利用している人がいれば、無料体験終了後翌日から料金が発生してしまうため、きちんと確認するようにしましょう。
スマホ版
Amazonのホームページからも開けますが、URLを使用したほうが早いので下記リンクにアクセスしてから進んでください。
なお端末はiPhoneでもAndroidでも、大まかな手順は同じです。
画像左側赤枠内の、青文字で表示されているのが更新日です。
無料体験をしてから利用を継続している場合、入会日と更新日が異なっていることがあるので注意しましょう。
PC(ブラウザ)版
Amazonのホームページからも開けますが、URLを使用したほうが早いので下記リンクにアクセスしてから進んでください。
なお手順画像ではWindowsPCを使用していますが、Macでも大まかな手順は同じです。
-
STEP1
[マイページ]をクリックする
-
STEP2
画面左の更新日を確認する
画像左側赤枠内に表示されているのが更新日です。
無料体験をしてから利用を継続している場合、入会日と更新日が異なっていることがあるので注意しましょう。
「Kindle Unlimited」の解約方法
注意点を確認したうえで、実際に解約する方法を解説していきます。もしも注意点を読まずにここから見ている場合は、先にこちらを確認しましょう。
スマホ版
Amazonのホームページからも開けますが、URLを使用したほうが早いので下記リンクにアクセスしてから進んでください。
-
STEP1
[マイページ]をタップ
-
STEP2
[Kindle Unlimited会員登録をキャンセル]をタップ
-
STEP3
確認画面が出たら[メンバーシップを解約する]をタップ
-
STEP4
解約完了の画面が出たら閉じる
PC(ブラウザ)版
Amazonのホームページからも開けますが、URLを使用したほうが早いので下記リンクにアクセスしてから進んでください。
-
STEP1
[マイページ]をクリック
-
STEP2
[Kindle Unlimited会員登録をキャンセル]をクリック
-
STEP3
確認画面が出たら[メンバーシップを解約する]をクリック
-
STEP4
解約完了の画面が出たら閉じる
解約をキャンセルする方法
「解約したけど、やっぱり利用を継続したい」「うっかり解約をしてしまったので元に戻したい」など、そういったときのために解約キャンセル(再登録)の方法を解説します。
スマホ版
端末はiPhoneを使用していますが、Androidでも手順はほぼ同じです。まずは以下のボタンリンクからAmazonのページを開きましょう。
PC(ブラウザ)版
Windowsでの手順解説ですが、Macでもほぼ同じ手順です。まずは以下のボタンリンクからAmazonのページを開きましょう。
-
STEP1
[マイページ]をクリック
-
STEP2
[kindle Unlimited 会員登録を継続]をクリック
解約時、お得なキャンペーンが表示される場合あり
解約の最終確認まで進めると、ときどきお得なキャンペーンが表示されることもあるようです。利用状況等条件は不明ですが、SNSなどの情報では「1か月無料延長キャンペーンが表示された」「3か月299円キャンペーンが表示された」といった報告が確認できます。
もしも解約を考えている人は、見逃さないように注意しましょう。
解約後のおすすめサービスは?
もし解約後に他の電子書籍サービスを利用したいと考えているなら、以下に電子書籍サービスの比較をまとめているので参考にしてみてください。
サービス名(※1) | 配信数 | 特筆ジャンル | 定額読み放題 |
---|---|---|---|
Kindle | 非公開 | オールジャンル (洋書多数) |
○ (和書12万冊、洋書120万冊) |
楽天kobo | 500万冊 | オールジャンル | 同運営の雑誌読み放題有り |
dブック | 60万冊 | オールジャンル | 同運営の雑誌読み放題有り |
ebookjapan | 85万冊 | マンガ | - |
BookLive! | 100万冊 | マンガ (ビジネスも多め) |
- |
auブックパス | 75万冊 | マンガ | ○ (総合コース・マガジンコース) |
BOOK☆WALKER | 100万冊 | ラノベ | ○ (マンガ、雑誌・ラノベコース) |
U-NEXT | 84万冊 | オールジャンル | ○ (雑誌読み放題) |
Kinoppy | 非公開 | オールジャンル | ー |
honto | 72万冊 | オールジャンル オーディオブック(※2) |
ー |
DMMブックス | 非公開 | 成年向け書籍、同人誌、ビジネス書 | ○ (成年向け書籍読み放題) |
Audible | 非公開 | オーディオブック | ー |
Reader Store | 非公開 | オールジャンル オーディオブック |
ー |
こうしてみると実はオールジャンルの書籍が読み放題のサービスは、あまり多くありません。「Kindle Unlimited」とジャンルやラインナップの多さで比較できる読み放題サービスは「楽天kobo」くらいです。
読み放題ではなくポイントなどの面で別の電子書籍サービスを利用したい、漫画に絞った読み放題サービスを探したいという方は以下の記事を参考にしてみてください。
電子書籍サービスについて詳しくはこちら
漫画読み放題サービスに付いて詳しくはこちら
解約も再開も簡単、気軽に試してもOK
定額でサービスを受けられるサブスクリプションは便利です。しかし実はあまり使っておらず無駄な出費をしていたり、逆に料金分以上の利用はしていたのに解約して損をしたりと、サービスを続けるか辞めるかの判断は難しいです。
「Kindle Unlimited」は月額980円。小説一冊の単価はだいたい700~800円くらいです。読了後手元に残らない、期限が切れると読めなくなるというデメリットを考慮しても月に3冊以上サックリと読めてしまうなら元は取れるでしょう。
とはいえ「Kindle Unlimited」の場合、解約してしまったとしてもすぐに再開可能です。登録・解約が簡単にできるので、これから加入を検討している人もぜひ利用してみてくださいね。
こちらの記事もおすすめ