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  • 映画「スパイダーマン」シリーズを観る順番 最新作やアニメなど一覧で紹介

アメコミヒーローきっての人気者、スパイダーマン。これまで3つの実写映画シリーズが製作され、近年はアベンジャーズシリーズにも参戦。さらに、ヴィラン(悪役)を主人公にしたダークヒーロー作品、疾走感あふれる長編アニメ作品も続々と製作されるなど、スパーダーマンの世界観は広がるばかりです。

まだ「スパイダーマン」を観たことがない人も、気にならずにはいられないはず。でも、初心者が楽しむにはハードルが高そう…と思っていませんか?

そんな心配を払拭できるよう、本記事では「これされ読めば楽しめる」という“スパイダーマンネタ”を徹底的に解説しましょう!

「スパイダーマン」シリーズの時系列と観る順番

マーベル・コミックを代表する大人気ヒーロー漫画『スパイダーマン』。クモのようにビル壁面を這い上がり、街を縦横無尽に飛び回る姿は、長らく「実写化不可能」といわれてきました。

しかし2002年、当時最先端のCG技術を駆使し、実写化の堰を切ったのがサム・ライミ監督×トビー・マグワイア主演による『スパイダーマン』です。それ以降、ハリウッド第一線の監督、クリエイター、キャスト陣が映像化に挑み続けています。

まずはこれらの関連作品を時系列で表にまとめました。スパイダーマンは「初期三部作」、「アメイジングシリーズ」、「MCUシリーズ」に大別され、シリーズごとに独自のストーリーが紡がれているため、シリーズ間の関連性はなく、どのシリーズから観ても楽しめます。

最新作が待機する「MCUシリーズ」から観る場合には、スパイダーマンが登場する『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』とも時系列でストーリーがつながっているため、同3作も合わせて公開順に観ることをおすすめします。

日本公開 Amazon
プライム・ビデオ
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スパイダーマン 2002年 - -
スパイダーマン2 2004年 - -
スパイダーマン3 2007年 - -
アメイジング・スパイダーマン 2012年 - -
アメイジング・スパイダーマン2 2014年 - -
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 2016年 -
スパイダーマン:ホームカミング 2017年 - -
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー 2018年 -
アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年 -
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 2019年 -
ヴェノム 2018年 - -
スパイダーマン:スパイダーバース 2019年 - -

※2021年5月10日時点

サム・ライミ監督が放つ初期3部作

実写版スパイダーマンを初めて世に放ったのが、『スパイダーマン』、『スパイダーマン2』、『スパイダーマン3』の初期3部作。

3部作全ての監督を務めたのは、「死霊のはらわた」シリーズを手掛け、ホラー映画の旗手として知られたサム・ライミ監督。斬新な構図で捉えたアクションの面白さに加え、ヒーローの苦悩や葛藤に切り込んだ心理描写が重層的で、原作ファンからも高評価を集めました。

三部作の興行の成功を受け、一時は6部作へ発展する構想が発表されたものの、残念ながらサム・ライミの降板によって実現に至りませんでした。

ピーター・パーカー(俳優:トビー・マグワイア)

サム・ライミ版のピーター・パーカーは、学校では気弱ないじめられっ子で、趣味のカメラに没頭する内向的な性格。期せずして超人的な能力を宿したパーカーが、ヒーローとしての万能感を得ながらも、やがてその責任と自我の狭間で葛藤する姿が描かれていきます。

そんな人間味にあふれた初代スパイダーマンに抜擢されたのは、実力派俳優のトビー・マグワイア。『サイダーハウス・ルール』の好演で評価を高めたトビーは、「スパイダーマン」シリーズを機に一気に人気俳優へ躍進を遂げました。

メリー・ジェーン・ワトソン(MJ)(俳優:キルステン・ダンスト)

「スパイダーマン」シリーズのヒロイン、MJことメリー・ジェーン・ワトソンは、ピーターが思いを寄せる幼馴染で、学校ではアイドル的な存在の女の子です。やがてスパイダーマンがピーターであることを知ったMJは、ピーターとの交際を始めるものの、ふたりの間にはすれ違いが続いていきます。

MJを演じたのは、キルステン・ダンスト。子役時代から『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイヤ』『若草物語』などへの出演を重ねてきた実力派です。

マーク・ウェブ監督によるアメイジングシリーズ

初期三部作の6部作構想が消えた後、新たな監督・キャストによるリブートが発表され、筆者を含め多くのファンが歓喜。それが「アメイジング・スパイダーマン」、通称“アメスパ”シリーズです。

初期3部作の続編ではなく、あらためて高校生のピーターがスパイダーマンになるいきさつから描かれ、2作品が製作されました。

新監督に迎えられたマーク・ウェブは、ミュージック・ビデオのクリエイターとして活躍し、長編初監督作品『(500)日のサマー』で賞賛をさらった気鋭の映像作家。

ピーターと新ヒロインのグウェン・ステイシーの恋愛模様が瑞々しく描かれ、スタイリッシュな映像表現がちりばめられていることも、マーク・ウェブ監督らしいといえるでしょう。

ピーター・パーカー(俳優:アンドリュー・ガーフィールド)

2代目スパイダーマンに抜擢されたのは、『ソーシャル・ネットワーク』で数々の映画賞にノミネートされたアンドリュー・ガーフィールド。

トビー・マグワイアに比べてスラリとシュッとした印象のアンドリューは、アクションシーンでその全身をダイナミックに躍動。本シリーズのピーターは、頭脳明晰な天才肌として描かれ、アンドリューはその内面に潜むナイーブな一面も繊細に演じています。

グウェン・ステイシー(俳優:エマ・ストーン)

本シリーズのヒロインは、原作コミックでピーターがMJと出会う前に恋仲になったグウェン・ステイシーです。

後に『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞に輝くエマ・ストーンが、グウェン役に起用され、科学に秀でた才色兼備の17歳を好演。本シリーズでの共演をきっかけに、私生活でもアンドリュー・ガーフィールドと恋仲になったことも知られています(後に破局)。

マーベル・ヒーローと共演! MCUシリーズ

「アメイジングシリーズ」は興行成績が振るわず、2作目での打ち切りが決定します。しかし、ファンが待ち望んだスパイダーマンの「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)参戦が発表され、アイアンマン、キャプテン・アメリカなど、マーベル・コミックの人気ヒーローたちと共闘することが決定しました。

MCU参戦が決まったスパイダーマンは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』へのゲスト出演でMCU作品に初登場。そして、スパイダーマン単独主演の再リブートシリーズがスタートします。

その第1弾を飾った『スパイダーマン:ホームカミング』、“アベンジャーズ後”を描いた第2弾『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に続き、現在は第3弾『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(原題)の公開が待機中です。

ピーター・パーカー(俳優:トム・ホランド)

内向的だった初期3部作や天才肌のアメスパのピーターと違って、MCUシリーズのピーターはお調子者で外交的な15歳の高校生。アベンジャーズの一員になるためにアイアンマンことトニー・スタークに猛プッシュするなど、猪突猛進タイプのキャラクターです。

そんな3代目スパイダーマンに選ばれたのは、イギリス人俳優のトム・ホランド。スパイダーマン役で日本での知名度も高まり、ファンからは“トムホ”と親しまれています。

ミシェル・ジョーンズ(MJ)(俳優:ゼンデイア)

第1作『スパイダーマン:ホームカミング』ではヒロイン的な扱いではなく、子どもっぽいピーターやクラスメイトを大人びた雰囲気で突き放すような存在だった彼女。

しかし、同作のラストに彼女のニックネームが「MJ」であることが判明。2作目では彼女とピーターとの距離が一気に縮まり、ストーリーの要所で彼女の言動が鍵になっていきます。

ミシェル役を射止めたのは、女優、歌手、ダンサーの顔を持つ多才なゼンデイア。ミシェルがピーターやクラスメイトに心を開いていく姿をナチュラルに演じています。

ヴィラン作品&アニメシリーズ

スパイダーマンがマーベル・コミックの中でも絶大な支持を集める由縁は、強くて魅力的なヴィラン(悪役)の存在なしには語れません。

なかでも高い人気を誇るヴィランは、『スパイダーマン3』に登場したヴェノム。2018年にはヴェノムを単独主人公とした『ヴェノム』がスマッシュヒットを記録し、現在は続編の公開が待たれています。

また、スパイダーマンの人気ヴィランを主人公とした作品として、ジャレッド・レト主演による『モービウス』がすでに撮影済で、公開も間近です。

さらに、スパイダーマンはアニメ界をも席巻。スパイダーマン初の長編アニメ作品『スパイダーマン:スパイダーバース』は、スパイダーマンとアニメの相性のよさをまざまざと見せつけ、第91回アカデミー賞長編アニメーション賞に輝きました。

いまさら聞けないスパイダーマン用語解説

スパイダーマン専門用語

スパイダー・スーツ

スパイダーマンが身にまとう赤と青のスーツ。

「初期三部作」「アメイジングシリーズ」ではピーター手作りのお粗末なコスチュームから始まり、ピーターが特殊能力を操れるようになると共に、自らの手によってスーツもスタイリッシュに改良。

「MCUシリーズ」でもお手製の“ホームメイド・スーツ”から始まりますが、アベンジャーズにスカウトされたことを機に、アイアンマンことトニー・スタークが最先端技術を駆使して開発したハイテクスーツがお目見えします。

ウェブ・シューター

クモの糸をつたって飛び回り、敵との攻防にも糸を巧みに操るスパイダーマン。

「初期三部作」ではピーターの特殊能力によって糸が噴射され、「アメイジングシリーズ」ではピーターが糸を噴射する装置「ウェブ・シューター」を自宅で作成して装着。

「MCUシリーズ」ではトニー・スターク特製のスーツに高性能なウェブ・シューターが搭載されています。

オズコープ社

「初期三部作」「アメイジングシリーズ」に登場する巨大軍事企業。

設立者のノーマン・オズボーンは初期三部作の『スパイダーマン』で強敵・グリーン・ゴブリンと化します。『アメイジング・スパイダーマン』でもオズコープ社はヴィラン誕生の鍵になります。

MCU

マーベル・シネマティック・ユニバースの略。マーベル・コミックを原作としたヒーローたちの実写映画やドラマシリーズにおいて、ヒーローたちが同一の世界でクロスオーバーして活躍する作品群のこと。

スパイダーマンも遅ればせながら『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から参戦。『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でMCUのフェーズ3が終了し、現在はフェーズ4に突入しています。

マルチ・バース

バースとは宇宙を意味するユニバースを差し、複数の世界がパラレルに存在する世界観のことを「マルチ・バース」といいます。スパイダーマンをはじめアメコミのヒーロー作品の根底にある考え方です。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に登場する新ヒーロー、ミステリオは別次元から来たとされ、複数のスパイダーマンが活躍する『スパイダーマン:スパイダーバース』で別次元のスパイダーマンが集結するのも、マルチ・バースの世界観があるためです。

初期三部作、アメイジングシリーズ、MCUシリーズの世界も別次元で並行していると考えると、歴代のスパイダーマンたちが今後共演することもあり得るというわけです。

ヴィラン

「悪党」「悪者」という意味の英語で、映画やアニメ、コミックの世界では悪役キャラクターのことをヴィランと呼びます。

スパイダーマンからは、グリーン・ゴブリン、ドクター・オクトパス、エレクトロ、バルチャーなどの人気ヴィランが多数輩出。なかでも人気を集めるヴェノムは、『ヴェノム』では主人公として描かれます。

スタン・リー

マーベル・コミックで数々のヒーロー作品の原作を手掛けた、ヒーローたちの生みの親。

サングラスに口ひげがトレードマークのスタン・リーは、実写映画にカメオ出演することでも知られ、スパイダーマンでは初期三部作、アメイジングシリーズ2作品、『スパイダーマン:ホームカミング』にチラリと登場します。2018年11月12日、95歳で永眠。

スパイダーマンの世界観

平凡な高校生活を送るピーター・パーカーはある日、特殊なクモに噛まれたことで超人的な能力を宿し、やがて数々の強敵と対峙するヒーローへ成長していきます。その成長と活躍を描いたのが、スパイダーマンです。普通の青年が自ら望んだのではなく、期せずしてヒーローの力を持ったことが大きな特徴です。

その根底に流れるのは、ピーターの伯父・ベンがピーターに捧げた「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉。ベンはピーターが見逃した強盗に殺害されてしまいます。罪悪感に打ちひしがれたピーターは、ベンの言葉から自分の特殊能力には責任が伴うことを自覚し、やがて悪と戦うことを決意するのです。

しかし、ピーターはまだまだ思春期真っただ中の高校生。その責任が重くのしかかり、普通の高校生としての自分とヒーローとしての自分の狭間でもがき苦しみ、孤独にさいなまれ、葛藤を繰り返していきます。そうしたヒーローのアンバランスな内面まで描き込んだところも、スパイダーマンの見どころです。

「スパイダーマン」シリーズ全作品解説

【初期三部作】『スパイダーマン』(2002年)

上映日 2002年5月3日 上映時間 121分
監督 サム・ライミ 脚本 デヴィッド・コープ
出演者 トビー・マグワイア、ウィレム・デフォー、キルスティン・ダンストほか

ストーリー

伯父のベン夫妻に育てられた高校生のピーター・パーカー。学校ではいじめられ、隣に住む幼馴染・MJに恋心を抱くも、思いを伝えられずにいた。そんなある日、ピーターは遺伝子操作されたクモに噛まれてしまう。それ以来、ピーターには超人的な能力が備わり…。

実写映画化の口火を切った原点

ピーターがスパイダーマンとして悪と対峙する決意を固める経緯が描かれ、やがて親友・ハリーの父にして軍事企業・オズコープ社の社長、ノーマン・オズボーンが肉体強化剤によって変貌したグリーン・ゴブリンとの死闘に挑みます。

本作で象徴的なのは、クモの糸で逆さにつられたスパイダーマンとMJのキスシーン。雨が降りしきるなか、正体不明のスパイダーマンに助けられキスをするMJと、正体を明かせぬままキスを受けるピーター。ロマンチックにして哀しさを含んだシーンが焼き付きます。

【初期三部作】『スパイダーマン2』(2004年)

上映日 2004年07月10日 上映時間 127分
監督 サム・ライミ 脚本 アルヴィン・サージェント
出演者 トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、アルフレッド・モリナほか

ストーリー

グリーン・ゴブリンとの死闘から2年が経ち、ピーターは大学に通っていた。ある日、ピーターはオズコープ社の科学者、オットー・オクタビアスと出会い、親交を深める。しかし、オクタビアスは人工知能を搭載した金属製アームと脊髄を直結し、ドクター・オクトパスと化して暴走し始める。

ドクター・オクトパスとの市街戦が圧巻

本作のヴィランは、背中から伸びる金属製アームが生き物のように襲い掛かる「ドクター・オクトパス」。走行中の電車や高層ビルなどを舞台に繰り広げられるバトルシーンの数々は、まさしく縦横無尽で観る者の方向感覚を奪い、度肝を抜かれること必至です。

スパイダーマンであることでMJとハリーとの関係がうまくいかず、ジレンマに苛まれたピーターは、一旦はスーツを捨て、ヒーロー活動から離れてしまいます。そこから3者の感情が入り組んでいく人間関係の行方にも注目です。

【初期三部作】『スパイダーマン3』(2007年)

上映日 2007年5月1日 上映時間 139分
監督 サム・ライミ 脚本 サム・ライミ
出演者 トビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、ジェームズ・フランコほか

ストーリー

ヒーローとしての誇りを取り戻したスパイダーマン。ピーターとMJの交際も順調に進んでいた。MJへのプロポーズを決意するピーターだったが、スパイダーマンの正体がピーターであることを知ったハリーは、ニュー・ゴブリンとなって父の仇であるピーターを襲撃する。

3体の人気ヴィランとブラック・スパイダーマンが登場

本作には人気ヴィランが大集結。スパイダーマンへの復讐心に支配されたニュー・ゴブリン、伯父のベンを殺した犯人が変貌した怪人・サンドマン、そして謎の生命体「シンビオート」に寄生されたヴェノムが相まみえ、スパイダーマンと繰り広げるバトルは超絶の迫力です。

その決戦前、シンビオートに寄生されてしまったピーターは、能力が増大してブラック・スパイダーマンに変貌。赤と青のおなじみのスーツが色を失って黒に変色し、行動も凶暴化してしまいます。邪念にかられたピーターの心理とシンクロしながらストーリーが進み、ピーター、MJ、ハリーはどんなラストを迎えるのか。最後まで目が離せません。

【アメイジングシリーズ】『アメイジング・スパイダーマン』(2012年)

上映日 2012年6月30日 上映時間 136分
監督 マーク・ウェブ 脚本 ジェームズ・ヴァンダービルト
出演者 アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、リス・エヴァンスほか

ストーリー

幼少時に両親が失踪し、伯父夫婦に育てられた高校生のピーター・パーカー。同級生のグウェン・ステイシーに想いを寄せつつ、ぱっとしない日々を送っていた。ある日、父を知るコナーズ博士を訪ねたピーターは、遺伝子実験中のクモに噛まれ、超人的な力を手にする。

グウェン・ステイシーがピーターも観る者も魅了

ピーターの父・リチャーズはオズコープ社の科学者で、ピーターの両親の失踪理由が本シリーズの重要な要素。本作ではヴィラン誕生のきっかけにもなります。

ヴィランと化すのは、リチャーズの同僚だったコナーズ博士。彼は爬虫類の再生能力を応用した薬品の開発を暴走させ、巨大なトカゲ人間・リザードになって凶暴化。スパイダーマンが立ちはだかり、“クモVSトカゲ”の火ぶたが切って落とされます。

そして何よりのキーパーソンは、新ヒロインのグウェン・ステイシー。校内一の才女であるグウェンが冴えないピーターと距離を近づける様子は瑞々しく、グウェンはピーターがスパイダーマンであることを知ってから、よりいっそうピーターへの思いを深めていきます。MJとは違ったヒロイン像のグウェンとピーターの恋の行方にも注目です。

【アメイジングシリーズ】『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)

上映日 2012年6月30日 上映時間 136分
監督 マーク・ウェブ 脚本 ジェームズ・ヴァンダービルト
出演者 アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、リス・エヴァンスほか

ストーリー

スパイダーマンことピーター・パーカーは、リザードに命を奪われたグウェンの父親に彼女と別れると約束したが、別れを切り出せずにいた。そんな時、ピーターの旧友であり、オズコープ社のCEO・ノーマン・オズボーンの息子、ハリー・オズボーンがピーターの前に現れる。

グリーン・ゴブリンとエレクトロが共謀

不治の病に侵されていたハリー・オズボーンは、スパーダ―マンの血液が治療に効果があると考え、旧友のピーターに協力を仰ぎます。しかし、ピーターがその効果を疑い、拒絶したことから、ふたりの関係は悪化。

やがてグリーン・ゴブリンに変貌したハリーは、同じくスパイダーマンに敵意を燃やす電気人間・エレクトロと共謀し、スパイダーマンに襲い掛かります。

スパイダーマンと2対のヴィランのバトルは、迫力とスピードの極致。そこに剛健なスーツをまとったヴィランのラノイも現れ、次々と畳み掛けられるバトルは圧倒的です。

本作ではパーカーの両親が失踪した理由が明らかになり、戦いに巻き込まれたグウェン・ステイシーの運命にも唖然とさせられます。サスペンス性と意外性にあふれたストーリーにも注目です。

【MCU】『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)

上映日 2016年4月29日 上映時間 148分
監督 アンソニー・ルッソ 脚本 クリストファー・マルクス
出演者 クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニー・Jr、ダニエル・ブリュールほか

ストーリー

アベンジャーズの戦いに一般市民から犠牲者が出たことを受け、彼らを国際連合の監視下に置くソコヴィア協定が施行される。この動きを容認するアイアンマンと、反発するキャプテン・アメリカによってアベンジャーズが分裂。両者は一触即発の事態に陥っていく。

スパイダーマンがついにMCUデビュー

キャプテン・アメリカのシリーズ3作目にして、アベンジャーズシリーズ3作目『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』へつながる作品。最大の見どころは、アイアンマン派とキャプテン・アメリカ派のヒーロー同士が空港で繰り広げる大乱闘シーンです。

スパイダーマンがニューヨークで躍動する映像を見たトニー・スターク(アイアンマン)は、スパイダーマンをスカウトします。そして、空港での大乱闘にスパイダーマンが軽やかに登場。ついに実現したスパイダーマンのMCU参戦に、世界中のファンが歓喜しました。

【MCU】『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)

上映日 2017年8月11日 上映時間 133分
監督 ジョン・ワッツ 脚本 ジョン・フランシス・デイリー
出演者 トム・ホランド、マイケル・キートン、ロバート・ダウニー・Jrほか

ストーリー

シビル・ウォーへの参戦を終えたスパイダーマンことピーター・パーカーは、トニー・スタークが開発したハイテクスーツを駆使し、ニューヨークの犯罪行為を阻止する活動に励んでいた。そんなピーターの前に、鳥型のスーツをまとったバルチャーが現れる。

トニーとピーターの師弟関係に注目

MCUに属する作品として再リブートされた、スパイダーマン単独主演のMCUシリーズ第1作。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場したトム・ホランド演じるスパイダーマンが、空を飛ぶヴィラン、バルチャーとの戦いに挑みます。

半壊したフェリーでのサバイバル、飛行機で繰り広げられる空中戦など、スパイダーマンとバルチャーとのぶつかり合いが幾度となく展開されます。手柄を立てようと躍起になるピーターを、アイアンマンことトニー・スタークが制するやりとりには、後のアベンジャーズでのふたりの関係性の布石にもなっています。

【MCU】『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)

上映日 2018年4月27日 上映時間 156分
監督 アンソニー・ルッソ 脚本 クリストファー・マルクス
出演者 ロバート・ダウニー・Jr、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロほか

ストーリー

6つ全てを集めると、全宇宙の生命の半分を一瞬にして滅ぼす力を得られるインフィニティ・ストーン。その究極の石を狙い、ついに宇宙最強のサノスが動き出す。アベンジャーズのヒーローたちは全勢力を結集させ、人類の命運をかけた戦いに挑むが…。

アベンジャーズの一員としてサノスと対峙

サノスに手から石を守るため、スパイダーマンはアイアンマン、ドクター・ストレンジ、カーディアンズとともに、惑星タイタンでサノスと壮絶な戦いを繰り広げます。

しかし、6つの石手にしたサノスが力を行使したことによって、全宇宙の生命の半分が塵と化しました。アベンジャーズのヒーローたちもその力にさらされ、スパイダーマンは塵になってしまいます。その散り際にも注目です。

【MCU】『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)

上映日 2019年4月26日 上映時間 181分
監督 アンソニー・ルッソ 脚本 クリストファー・マルクス
出演者 ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロほか

ストーリー

インフィニティ・ストーンを全て手に入れたサノスによって、全宇宙の生命の半分が消し去られてから3週間後。宇宙を漂流するトニー・スタークとネビュラは、キャプテン・マーベルの助けで地球に戻り、アベンジャーズの生存者たちと共にサノスの急襲に成功するが…。

最終決戦に加勢し、トニーとの別れに感涙

アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーらがサノスとの最終決戦に苦戦するさなか、塵となって消えたヒーローたちが復活を遂げ、スパイダーマンも加勢。

アイアンマンの命を懸けた行動によって、ついにサノスとその軍勢は消滅し、世界は平和を取り戻します。ラストにはトニー・スタークとピーター・パーカーの強い絆を感じさせ、涙を誘います。

【MCU】『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年)

上映日 2019年6月28日 上映時間 130分
監督 ジョン・ワッツ 脚本 クリス・マケナ
出演者 トム・ホランド、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタランほか

ストーリー

サノスとの決戦から戻ったピーター・パーカーは、親友のネッドやMJと一緒にヨーロッパ旅行に出掛ける。この旅の間に自分の思いをMJに伝えようと考えていたが、最初の目的地・ベネチアで水を操るモンスターが出現。謎のヒーロー、ミステリオが人々を救うと、ピーターの前にアベンジャーズを支えてきたニック・フューリーが現れ…。

ピーターが再びヒーローとして立ち上がる

『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後の世界を舞台にした、MCUシリーズ第2弾。

サノスとの戦い以降、胸に広がる悲しみを紛らわせるため、ピーターは親友たちとともに旅行に出かけますが、旅先で待ち受けるのは、水や火、土などを操るエレメンタルズという新たな敵。そこに別次元から来たという新ヒーロー、ミステリオが現れ、さらにはニック・フューリーがピーターに直接指令。

そんなハードな状況の中、普通の高校生活や恋愛に傾くピーターが、再びヒーローとしての使命に目覚め、戦いに身を投じていく姿にはグッときます。ピーター自らがアップグレードした新スーツ、全身黒のステルススーツなど、新たなスーツも続々と登場し、ロンドンを舞台に繰り広げられる最終決戦はまさに激闘の渦。

最後には驚きのどんでん返しが待ち受け、次回作への期待が高まらずはいられません。

【MCU】『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(原題)(公開日未定)

初期三部作、アメイジングシリーズのキャラクターも参戦か!?

MCUシリーズ第3弾は正式タイトル(原題)が発表されたばかりで、内容はいまだに厚いベールに包まれています。

そんななかでも明らかにされているのは、アベンジャーズで共闘したベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジは登場すること。また、『アメイジング・スパイダーマン2』のヴィラン、ジェイミー・フォックス演じるエレクトロ、初期三部作の『スパイダーマン2』のヴィラン、アルフレッド・モリーナ演じるドクター・オクトパスの登場も発表されています。

さらに驚くことに、トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールド演じる歴代スパイダーマンたちが共演するのではないかという噂も。ファンの想像のはるか先を行く作品が届けられることが期待され、いずれは本シリーズ配信中のVODで楽しめるかもしれません。

【ヴィラン作品】『ヴェノム』(2018年)

上映日 2018年11月2日 上映時間 112分
監督 ルーベン・フライシャー 脚本 スコット・ローゼンバーグ
出演者 トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッドほか

ストーリー

ライフ財団が人体実験で死者を出しているという噂を聞きつけ、真相を追う敏腕ジャーナリストのエディ・ブロック。財団の実験施設に侵入した彼は、タール状の地球外生命体・シンビオートに寄生され、その声が頭の中で聞こえるようになる。シンビオートはエディの体を蝕み、ヴェノムと名乗りを上げて人を襲い、食らい始める。

『スパイダーマン3』に登場した宿敵・ヴェノムが暴走

エディに寄生した地球外生命体・シンビオートは凶暴にして意思を持ち、宿主のエディを言葉巧みに悪へ引き込もうとします。やがてエディはシンビオートとの共生によって得た超人的なパワーに魅了され始め、正義と悪の狭間でもがき苦しむことに。

そのやりとりは既視感ゼロ。先の読めないゾクゾク感に観る者を陥れます。

エディ=ヴェノムの体から伸びるシンビオートの黒い触手がおぞましくも強く、かつてないアクションと映像の連続。最強ヴィランの称号にふさわしい凶暴ぶりに度肝を抜かれっぱなしです。

【ヴィラン作品】『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(原題)(公開日未定)

最凶ヴィランのカーネイジがついに実写デビューか?

『ヴェノム』続編の公式タイトルは、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(原題 Venom:Let There Be Carnege)に決定。

前作に続き、トム・ハーディがヴェノムを演じるほか、ウディ・ハレルソンがカーネイジ役で登場することが発表されました。カーネイジは、凶悪殺人鬼のクレタス・キャサディに凶悪な地球外生命体・シンビオートが寄生した、“凶悪×凶悪”の最凶ヴィラン。

さらに、女性ヴィラン「シュリーク」の登場も報じられ、ヴェノムとヴィラン2体がどんなバトルを繰り広げるのか、続報が待たれています。

【ヴィラン作品】『モービウス』(公開日未定)

ジャレッド・レト演じる天才科学者の孤独

「スパイダーマン」の敵役「モービウス」を主人公にした作品。

『スーサイド・スクワッド』でジョーカーを怪演したジャレッド・レトがモービウス役として出演。吸血鬼に変貌した天才科学者、マイケル・モービウスの苦悩や孤独をどう描き上げるのか注目です。

【アニメ】『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018年)

上映日 2019年3月8日 上映時間 117分
監督 ボブ・ペルシケッティ 脚本 フィル・ロード
出演者 シャメイク・ムーア、ジェイク・ジョンソン、ヘイリー・スタインフェルドほか

ストーリー

スパイダーマンことピーター・パーカーの訃報が、ニューヨークを悲しみに包み込んだ。スパイダーマンの能力を持つ13歳のマイルスは、ピーターの後を継いで街を守ろうと誓うが、彼の力は未成熟だった。そんな彼の元に、別の次元から死んだはずのピーターが中年の姿で現れる。

別次元のスパイダーマンたちが一堂に勢ぞろい

全く別の次元=ユニバースからスパイダーマンたちが集結し、歪んだ世界を元に戻すために協力する姿を描いたSFアニメーション。少年・マイルスの成長を軸にストーリーが展開されます。

見どころは、革新的な映像表現。アニメーションならではの縦横無尽な構図や作画タッチを織り交ぜ、ダイナミックにして躍動感あふれる表現で観る者をぐいぐいと惹きつけます。

しかも、登場するのはクセのあるスパイダーマンたち。中年太りのピーター、女性版スパイディのグウェン、モノクロの世界から来たノワール、ブタ型のハムなど、6者6様のヒーローたちによるコラボ戦は、胸踊らせずにはいられないはずです。

【アニメ】『スパイダーマン:スパイダーバース2』(仮題)(2022年公開予定)

前作が古風に見えるほど、画期的な手法を開発!?

『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編製作が着々と進んでいる模様。製作総指揮のクリス・ミラーがtwitterに書き込んだコメントによると、前作が古風に見えるほどの画期的なアート手法が開発されているとのこと。

また、続編の監督は、ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソンの3人が務めていることが発表されました。サントスとパワーズは本作が監督デビューとなり、トンプソンはアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した『ソウルフル・ワールド』で共同監督と脚本を務めた実力派。

前情報に触れるたびに、続編への期待がみるみると高まります。

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