「Amazonのアカウントを削除したい」と考えている人は、すぐに削除せず、一度アカウントの利用状況をよく確認しましょう。一度Amazonアカウントを削除すると、アカウント情報の確認や変更が一切できなくなります。
本記事ではAmazonアカウントを削除する前に確認することや、アカウントの削除方法、アカウントを削除すべき/削除しないほうが良いという判断基準を説明します。

Amazonアカウント削除方法 解約するべき?判断基準も紹介
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Amazonのアカウントを削除すべき人・しない方が良い人
Amazonのアカウントを削除するのには手間がかかるうえ、一度削除してしまうとそのアカウント情報の確認や変更ができなくなります。
削除してしまったあとに後悔しないためにも、Amazonアカウントを削除すべきか・削除しないほうが良いかという判断の基準を説明します。
アカウントを削除すべき人
- 今後Amazonを利用する予定がない人
- 他のアカウントがあり、該当のアカウントを放置している人
- 何からの理由によりアカウントを作り直す必要がある人
「Amazonを利用する環境ではなくなった」「Amazonではなく他のサービスを利用する」などさまざまな事情により今後Amazonを利用することはない人はアカウントを消しても問題ないでしょう。
また複数のアカウントがあり、該当のアカウントをまったく利用していない場合も削除したほうが安全です。放置されたアカウントで、パスワードが更新されない状態が続くとアカウントが乗っ取られるおそれがあるうえ、乗っ取られたことに気づかないまま時間が経ってしまう危険性があります。
そのほか、登録情報や注文履歴などをすべて消去したうえでアカウントを作り直す必要がある人などは、アカウントを削除すべき人といえます。
アカウントを削除しない方が良い人
- 注文履歴やほしい物リストを残しておきたい人
- Amazonの有料プランのみを解約したい人
- Amazon関連のサービスを利用している人
Amazonアカウントを削除すると、注文履歴やほしい物リストなどあらゆる情報が確認・変更できなくなります。今後Amazonで注文しないとしても、履歴を確認したい人やほしい物リストを公開している人などはアカウントを削除しないほうが良いです。
また、Amazonにはさまざまな有料プランがありますが、有料プランを解約し無料で利用を継続する場合、アカウントを削除する必要はありません。
さらに、Amazonアカウントは通販だけでなく、他のさまざまなAmazonサービスと連携しています。通販を利用しなくても、動画や電子書籍の配信サービスなどを利用している場合はアカウントは残してください。
Amazonのアカウント削除前に確認することは4つ
Amazonのアカウントを一度消してしまうと、本人や他のユーザーはそのアカウントにアクセスできなくなります。
アカウント情報の確認・変更なども一切できなくなるため、例えば「注文履歴を確認したい」と思ってもアカウントを削除したあとでは手遅れとなってしまいます。
余計な手間を増やさないためにも、Amazonのアカウントを削除する前に4つの点を確認しておきましょう。
- ギフト券やAmazonポイントが残っていないか
- Amazonで手続き中の注文がないか
- Amazon関連の会員登録や配信サービスを全て解約・停止したか
- デジタルコンテンツを全てダウンロードしてあるか
①ギフト券やAmazonポイントが残っていないか
Amazonギフト券やAmazonポイントが残っていないか確認しましょう。削除したアカウントにAmazonギフト券やAmazonポイントが残っていても利用できなくなるほか、他のアカウントに移行することもできません。
受け取ったAmazonギフト券やせっかく貯めたAmazonポイントもすべて使えなくなってしまうため、できればAmazonギフト券やAmazonポイントを使い切ってからアカウントを削除しましょう。
②Amazonで手続き中の注文がないか
未発送の注文があるかどうかを確認します。もし未発送の注文がある場合はすべてキャンセルしてください。またAmazonギフト券の送付日時を指定している場合は、その送信予定も取り消しましょう。
Amazonの公式サイトによると、アカウントを削除する前に未発送の注文をすべてキャンセルする必要があるため、商品の注文状況やカートの中身をしっかりチェックしましょう。
未発送の注文品を受け取ってからアカウントを削除したい場合は、商品がすべて「発送完了」となっていることを確認したあとに手続きをおこないましょう。
なお、アカウントを削除したあとに受け取った商品は返品できません。
③Amazon関連の会員登録や配信サービスを全て解約・停止したか
定期おトク便やAmazonプライム、Prime Student会員、Kindle Unlimited、Amazon Drive UnlimitedストレージなどのAmazon関連の会員登録や配信サービスをすべてキャンセルしてください。
また、メールやSMSなどの情報配信サービスも停止しましょう。配信を停止しなかった場合、アカウントを削除した後もメールやSMSが配信されます。
さらに、購読しているKindle無料マンガ雑誌をクラウドから削除してください。削除を忘れた場合、アカウント削除後も更新のお知らせメールが届いてしまいます。
「Amazonを無料で利用したい」と考えている場合は、Amazonプライムをはじめとした有料プランを解約して無料会員として利用を継続しましょう。無料会員に戻るだけであればアカウントを削除する必要がないうえ、条件を満たせば年会費が返金されることもあります。
④デジタルコンテンツを全てダウンロードしてあるか
まだダウンロードをしていないデジタルコンテンツがないか確認してください。
Amazonアカウントを削除したあとは、アカウントに保存されているデジタルコンテンツ(Kindle本、デジタルミュージック、ゲーム&PCソフトダウンロード商品、Amazonビデオ、Androidアプリなど)をダウンロードできなくなります。
また、Amazon Driveやプライム・フォト、デスクトップ版Amazon Music、Fire TVおよびFire TV StickといったAmazon関連の各種サービスへのアクセスもできなくなります。
Amazonのアカウントを削除する方法
Amazonのアカウントを削除(閉鎖)するには、カスタマーサービスに連絡し削除依頼をする必要があります。
スマホ・PC(パソコン)どちらを操作する場合でも、カスタマーサービスとのチャットで削除依頼を出します。チャットは24時間受け付けているため、対応外の時間はありません。
スマホからアカウントを削除する方法
7.チャットでアカウント削除を依頼する
Amazonカスタマーサービスの担当者とのチャットが始まったら、アカウント削除を依頼する旨を伝えます。
カスタマーサービス担当者からアカウントを削除する際の注意点に関する説明がありますので、同意するとその日のうちにアカウント削除が実行されます。
PC(パソコン)からアカウントを削除する方法
6.チャットボットで問い合わせ内容を選択
チャットがはじまると、まずAIによるチャットボットが起動します。「わかりました」をクリックすると、問い合わせ内容を選択肢から選べるようになります。
アカウントを削除するには、「アカウントまたはプライムに関する問題」「アカウント設定を変更する」「チャットでサポート受ける」を順にクリックします。
7.アカウント削除を依頼する
「チャットでサポートを受ける」を選択すると、チャットボットではなく担当者との会話がはじまります。
担当者にアカウント削除依頼のメッセージを送ると、アカウントを削除する際の注意点について説明がありますので、同意するとその日のうちにアカウント削除が実行されます。
削除したAmazonアカウントの復活・再登録はできない
カスタマーサービスに削除依頼をすると、すぐにアカウントが削除されます。一度アカウントを削除すると、そのアカウントの復活や再登録はできません。
そのため再びAmazonを利用したいときは、新たにアカウントを作り直す必要があります。ただし、削除したアカウントの情報を引き継ぐことは一切できませんので注意してください。
Amazonアカウント削除前に利用状況を確認しよう
Amazonアカウントは、通販に関する利用状況だけでなく他のさまざまなサービスとも連携しています。Amazonアカウントを削除するとこれらの情報を確認・変更できなくなるため、例えば「メール配信設定を変えたいけどアカウントを削除したため変更できない」といったトラブルが発生するおそれがあります。
Amazonアカウントを削除する前に、そのアカウントでの利用状況をよく確認し、安全に手続きを進めましょう。
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