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  • 「楽天kobo」と「Amazon Kindle」の違い・特徴まとめ おすすめはどっち?

楽天Kobo」と「Amazon Kindle」は、どちらも国内最大級の品ぞろえを誇る電子書籍サービス。どちらもマンガ・小説・雑誌・ビジネス書などが幅広く読め、大手企業が運営しているのでサービスの質も高いのが特徴です。

とはいえ「どちらを選んでいいか分からない」と悩んでいる方もいるはず。本記事では『「楽天Kobo」と「Amazon Kindle」の7つの特徴・違いを徹底比較しました。あわせてデメリットにもふれているので、ぜひ登録する前にご一読ください。

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楽天KoboとAmazon Kindleの基本情報

まずは「楽天Kobo」と「Amazon Kindle」の基本情報から見ていきましょう。

大きな違いとしては、作品数の多さと読み放題の有無です。比較検討に必要な材料をまとめたので参考にしてみてください。

楽天Kobo Amazon Kindle
作品数 600万冊 非公開
無料作品数 4,100冊以上 非公開
ジャンル マンガ/小説/エッセイ/ミステリー・サスペンス/ライトノベル/ビジネス・経済・就職/人文・思想・社会/ノンフィクション/語学・学習参考書・資格/科学・医学・技術/PC・システム開発 文学・評論/人文・思想/社会・政治/ノンフィクション/歴史・地理/ビジネス・経済/投資・金融・会社経営/科学・テクノロジー/医学・薬学/コンピューター・IT/アート・建築・デザイン/実用・ホビー/スポーツ・アウトドア/資格・検定/暮らし・健康・子育て/旅行ガイド・マップ/語学・辞事典・年鑑/教育・学参・受験/絵本・児童書/コミック/ライトノベル/BL/タレント写真集/エンターテイメント/アダルト
読み放題
利用料金 都度課金 Kindle unlimited:月額980円(税込)(※1)
都度課金
ポイント 楽天ポイント Amazonポイント
ポイント還元率 1%~(※2) 1%
支払い方法 クレジットカード
クーポン
楽天ポイント
楽天キャッシュ
クレジットカード
キャリア決済
あと払いペイディ
Amazonギフト券
Amazonポイント
運営 楽天株式会社 アマゾンジャパン合同会社

(※1)不定期のキャンペーンにより割引になる場合あり
(※2)利用内容で還元率が変動

楽天KoboとAmazon Kindleを7項目から徹底比較

基本情報をもとに「楽天Kobo」と「Amazon Kindle」の細かな違いについて解説していきます。7項目に分けてまとめたので、登録するうえで重要視するポイントを確認しましょう。

1.品揃えやジャンルの幅

読書好き、マンガ好きにとって作品数の多さやジャンルの幅は重要です。

「楽天Kobo」の作品数は600万冊に対して「Amazon Kindle」は非公開ながら、インディーズ作品も含めて700万冊を超えているともいわれています。倍近くも違うため「とにかく多くの作品を読みたい!」という方は「Amazon Kindle」がおすすめです。

扱うジャンルに関しては、両サービスとも小説・コミック・雑誌などを全てカバーしています。「Amazon Kindle」のほうが細かな分類分けがされており、使いやすい印象を受けました。

2.読み放題プランの内容

読み放題プランがあるかないかが「楽天Kobo」と「Amazon Kindle」の大きな違いです。

「楽天Kobo」には、読み放題プランがありません。購入するときは、その都度課金しなければならず、お金を気にせず楽しみたい方にとってはマイナスポイント。

逆に新刊だけ買いたい方や、毎月の利用頻度が高くない方にとっては、毎月決まった金額を払う「Amazon Kindle」よりも都度課金ができる「楽天Kobo」がぴったりです。

Amazon kindleの無料体験画像
「Kindle Unlimited」30日間無料体験を始める

3.初回特典の違い

初回特典だけを比較すると「Amazon Kindle」のほうがお得感があります。読み放題の「Kindle Unlimited」であれば30日間の無料体験が利用できるほか、不定期開催のキャンペーンで月額料金が安く利用できる場合もあります。都度の購入であっても初回購入の70%OFFクーポンもあり、とにかくサービスの使い始めがコスパ最強です。

「楽天Kobo」はというと、もらった楽天ポイントは楽天圏内で利用できるメリットがあります。

4.クーポン・セール・キャンペーンの内容

クーポンやセール内容は「Amazon Kindle」より「楽天Kobo」のほうが優れています。毎週決まった曜日に割引クーポンが配布されたり、SPU(スーパーポイントアッププログラム)でポイント還元されたり、お得感満載です。

「楽天Kobo」は読み放題プランがない代わりに、単品購入やまとめ買いがしやすい工夫が多い印象をうけました。

5.貯まる使えるポイントについて

「楽天Kobo」では楽天ポイントが、「Amazon Kindle」ではAmazonポイントが貯まります。

どちらも貯めたポイントは電子書籍サービス内だけでなく、それぞれの大元のサービス圏内で利用可能です。以前まではポイント還元率3%だった「楽天Kobo」のほうがお得だったのですが、現在は1%になっているためどちらもほぼ変わりない結果となりました。

ただし「Amazon Kindle」は商品やキャンペーンの内容によって大幅なポイント還元が受けられる場合もあります。気になる作品があれば、まずは作品ページに記載されているポイント獲得数を確認してから判断しても良いでしょう。

ふだん利用するサービスと一致すれば、どちらであっても効率的にポイントを貯められます。

楽天ポイントの効率的な貯め方 実際に8万ポイント貯めた筆者が徹底解説

6.アプリ機能の違い

「楽天Kobo」も「Amazon Kindle」も、ブラウザよりもアプリで読むほうが便利です。しおり機能や、本棚機能といった読書をするときにポイントになる機能はしっかりと搭載。読みやすいように字の大きさや画面の明るさも調整できます。

違いとしては「Amazon Kindle」では縦読みができない点のみ。横スクロールが苦手な方は、若干不便に感じるかもしれません。

とはいえ毎月アップデートを行っているため、今後の「Amazon Kindle」アプリ版に期待がもてます。

「楽天Kobo」と「Amazon Kindle」のアプリ機能比較

楽天Kobo Amazon Kindle
縦読み
しおり・付箋
本棚機能
フォントサイズ調整
複数端末で同期
オフラインで視聴
クラウド保存
アプリのダウンロード容量 96.9MB 137.5MB
アプリ評価 4.4 4.6

※2024年8月時点の情報

7.電子書籍リーダーのスペック

「楽天Kobo」と「Amazon Kindle」から、それぞれの専用リーダーが発売されています。

スペックは、ほとんど同じ。定期的に新モデルが発表されるので、性能を求めるなら最新端末の購入をおすすめします。ただし「楽天Kobo」で購入した書籍は、Kindle端末で読めません。逆も同じなので、端末の購入は慎重に。

もっと詳細が知りたい方は、以下の記事で端末を紹介しているので参考にしてみてくださいね。

【2024】Kindle端末 最新全7機種おすすめ・選び方・比較・売れ筋ランキング

楽天KoboとAmazon Kindleそれぞれのデメリット

電子書籍サービスは、利用時にお金がかかるので登録した後に後悔したくありませんよね。「楽天Kobo」と「Amazon Kindle」の両者を比較した際に、それぞれのサービスの弱い部分をまとめました。

楽天Koboのデメリット3つ

「楽天Kobo」のデメリットとして、ふだん楽天を利用しない方や学生さんにとっては使いづらい点があげられます。まずは、以下の3つのポイントをご覧ください。

「楽天Kobo」のデメリット

  • ブラウザでは閲覧できない
  • 支払い方法の選択肢が少ない
  • 登録しないとアダルト作品が読めない

ブラウザでは閲覧できない

購入した作品は、アプリもしくは専用端末でしか視聴できません。

ブラウザでの閲覧ができないことに加え、アプリからでは電子書籍の購入ができないデメリットもあります。つまりブラウザで購入し、読むときはアプリを起動しなければなりません。「Amazon Kindle」よりもひと手間掛かるので、不便に感じる方もいるでしょう。

ユーザーからは機能追加の要望がでているので、今後のアップデートに期待です。

支払い方法の選択肢が少ない

楽天を利用していない場合「楽天Kobo」の支払い方法は実質クレジットカードのみです。キャリア決済に対応していないので、クレジットカードを持てない学生の方は購入しづらいかもしれません。

ただし楽天カードで支払うと、ポイント還元率が倍以上に。「楽天Kobo」に登録するのであれば、あわせて楽天カードへの申し込みをおすすめします。

登録しないとアダルト作品が読めない

「楽天Kobo」で扱うアダルトコンテンツは、会員登録しないと視聴できません。履歴を残さずにこっそり見たい方にとっては、マイナスに感じるポイントでしょう。

逆に、小さなお子さんがいる家庭でアカウント共有する場合は、メリットにもなり得ます。18歳以下はしっかりと規制がかかるので、安心して利用できるでしょう。

Amazon Kindleのデメリット3つ

「Amazon Kindle」は「楽天Kobo」と比較するとお得感が少ないと感じる点もあります。大きなデメリットとして、以下の3つをまとめました。

「Amazon Kindle」のデメリット

  • マルチデバイスは6台まで
  • 無料作品が少ない
  • ポイント還元率は1%と低い

マルチデバイスは6台まで

「Amazon Kindle」は、購入した書籍を視聴できる端末数に制限があります。同時利用は6台までなので、通勤時のスマホや、自宅でPC・タブレットに接続したら、あっという間に上限に。家族でアカウントを共有したい場合はマイナスポイントといえるでしょう。

事前に、使いたい端末の数が6台を超えないかをチェックしておくと安心です。

無料作品が少ない

「楽天Kobo」と比較すると、無料作品数が少ないと感じます。また取り扱うマンガもメジャーなタイトルばかりという感じではないので、マンガ目当ての方にとっては物足りないかも。月額プランに入会しないと「Amazon Kindle」を選ぶメリットは少ないでしょう。

とはいえ「神様の言うとおり」「犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい」など、メディア化された人気マンガも見かけました。まずは気になる作品がないかチェックしてみましょう。

ポイント還元率は原則1%・ただしキャンペーンによる還元もあり

「Amazon Kindle」は、原則購入時のポイント還元率が一律1%です。こちらだけなら取り立てて特徴もありませんが、定期的にポイント還元セールなどのキャンペーンを実施しています。

Amazon ・キャンペーン例

※2024年8月時点で実施されたポイント還元キャンペーンの一例

こうしたキャンペーン時にタイミングを見計らって購入すれば、大量のポイントを獲得できる可能性もあるでしょう。

楽天KoboとAmazon Kindleのおすすめタイプ

最後に「楽天Kobo」と「Amazon Kindle」のおすすめタイプを紹介。どちらに当てはまるかチェックしてみましょう。

『楽天kobo』と『Amazon kindle』の画像

「楽天Kobo」はこんな人におすすめ

  • 楽天ポイントを貯めたり使ったりしたい人
  • クーポン・セールを利用してお得に単品購入したい人
  • 家族でアカウントをシェアしたい人
「楽天Kobo」で電子書籍を読む

「Amazon Kindle」はこんな人におすすめ

  • 毎月たくさん書籍を楽しめる定額読み放題に加入したい人
  • Kindleリーダーで読書したい人
  • とにかく取り扱う作品が多い電子書籍サービスを使いたい人
「Amazon Kindle」で電子書籍を読む

【結論】楽天KoboとAmazon Kindle、好きな方を選ぼう

「楽天Kobo」も「Amazon Kindle」も、電子書籍サービスの中では群を抜いて使いやすいと定評があります。作品数の多さやコンテンツの幅の広さだけでなく、大手企業が運営するからこそできるセール・キャンペーンも豊富。「安くマンガを買えた!」と実感できます。

結論、どちらも素晴らしいサービスなので好きな方を選びましょう。決められないのであれば、ふだん楽天を使う人は「楽天Kobo」を、Amazonで買い物する人は「Amazon Kindle」を選ぶと、ポイントも効率よく貯まるのでおすすめです。

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