本や漫画が好きな人には、 ”本を持ち歩くのが大変! ”や”置き場所がなくて本が溢れてる”という悩みがあると思います。そんな悩みをあっという間に解決できる読書専用デバイスが「Kindle」です。
「Kindle(キンドル)」とは、Amazon(アマゾン)が展開する電子書籍リーダーで、機種によっては数千冊を保管・持ち運びできます。
本記事ではKindle端末使用歴6年の筆者が、「Kindleとは?」から機能や4つのおすすめ端末まで丁寧に解説。独自に集めた「Kindle」ユーザーのリアルなレビュー・口コミも紹介します。
この記事を読めば、あなたにあった端末が選べるようになりますよ!
1番おすすめはコレ! 機能充実でコスパ良し
Kindle Paperwhite 防水機能搭載 wifi 8GB

【2021】Kindle端末おすすめ4機種 使用歴6年が徹底比較&人気ランキング

紹介する人:サカグチシンリ
Kindle使用歴6年、所持冊数3,300。漫画を愛して止まないアラサー男子。口癖は「Kindleって気がついたら本増えてるよね?」
あなたにあったKindle端末をさくっと決める
Kindle端末の機種ごとにおすすめの人を一言で表しています。さくっと決めたい人はこちらからどうぞ。この記事後半の各機種解説に飛びます。
とにかく購入金額を抑えたい!
価格とスペックのバランスを重視
快適さを追及
子供に本を読む習慣を
比較検討したい方は Kindle4機種スペック比較表 をご覧ください。
「Kindle」とは? Amazonの電子書籍関連サービス全般
「Kindle」とは、Amazonが展開する電子書籍やリーダー、それらサービス全般の総称です。
Appliv TOPICSが独自に行ったアンケート調査では、利用したことのある電子書籍サービスNo.1が「Kindle」。多くの人に選ばれている国内最大級のサービスです。
Amazonが販売する電子書籍は「Kindle本」と呼ばれ、専用のリーダー端末「Kindle端末」の他にスマホやタブレット、パソコン(Windows/Mac)、Webブラウザの「Kindle Cloud Reader」(スマホからは使えません)などで読むことが可能。
Kindleストアで購入した本はAmazonのクラウドに保存され、紛失することも損傷することもなく、いつでもどこでも各種デバイスから読めます。
どこまで読んだかをクラウドで保存してくれるため、どの端末でも途中から読み始められることも特徴の一つです。
「Kindle端末」は本を読むために特化したデバイス
「Kindle端末」は電子書籍を読むことに特化した、Amazonが販売している電子書籍リーダーです。「Kindle本」の他にも、PDF・テキストファイルなどを認識し表示できます。
タブレットのような見た目をしていますが、本やマンガを読む以外のことは基本的にできず、アプリを使うこともできません。
しかし読むことに特化したデバイスのため、読書に関しての機能面はトップクラス。使い方も簡単で、集中して長い時間読み続けられるように作られています。
174〜191gと軽量のため持ち運びも楽です。一般的な文庫本(約200g)と同程度の重さだけで、数千冊の書籍をどこへでも持っていけます。
現在は「Kindle」、「Kindle Paperwhite」、「Kindle Oasis」、「Kindleキッズモデル」の4種類を展開。各端末ごとに特徴があり、容量や画面サイズ、機能面などに差があります。
「Kindle端末」の特徴 無駄を削り読みやすさを重視
読みやすく疲れづらい画面
読書が好きな人は、ついつい長時間読んでしまいがちですよね。スマホやタブレットなどで読んでいると、目が痛くなったり疲れたりすることはないでしょうか?
その原因は画面の光が影響しています。スマホなどのデバイスはバックライト形式で画面を直接光らせ、さらにブルーライトが強いため目に疲れが出やすいです。
一方「Kindle端末」はフロントライト形式を採用し、さらに「E-ink」を使用することでブルーライトを無くして疲れを軽減しています。
「E-ink」は色のついた粒子を使用しているため、紙の文字と同じようなくっきりとした文字を表示可能です。
だから「Kindle端末」は目に優しく、長時間読んでも疲れづらいという特徴があります。
バッテリー長持ち 1度の充電で数週間読書が楽しめる
携帯できる端末でネックになってくるのが、バッテリーの持ち具合。スマホやタブレットなどは多くのアプリを起動したり、Wi-Fi・Bluetoothなど使ったりすると充電の減りが早くなります。
朝は充電満タンだったのに、お昼には残りわずかなんていう経験もあるのではないでしょうか。
「Kindle端末」なら1度充電するだけで、毎日読書しても数週間はバッテリーが持ちます。(設定によって変動します)
筆者の経験上、3日間毎日8時間以上読んでも充電切れにならなかったので、ちょっとした旅行ぐらいであれば充電器を忘れても問題ありません。
安い価格設定 最安は8,000円台とお手頃
スマホやタブレットと比べると、価格設定が低いというのも「Kindle端末」の魅力。
一番安いモデルは8,980円。1万円あれば付属品まで買える値段です。Amazonではセールを開催していることもしばしばあり、ほぼ半額レベルで購入できることもあります。
紙にはない電子だからこその便利機能
「Kindle端末」は、電子書籍ならではの機能も搭載されています。
出典:Amazon.co.jp
ハイライト機能
本の中で気になった箇所があったとき、ラインを引きたいけど汚すのは嫌という躊躇いがあると思います。
「Kindle端末」なら、好きな箇所や覚えておきたい箇所にラインを引きたい放題。間違ったときには訂正でき、ラインを引いた箇所を一覧で表示することも可能です。
詳しい使い方はこちら
文字のサイズ・フォント変更
本によっては、文字が小さくて読みづらいものがありますよね。紙の本の場合は読みやすくする機能はありませんが、「Kindle端末」ならボタン一つで文字サイズの変更ができます。
さらに自分に合った読みやすいフォントを選ぶことも可能です。
詳しい使い方はこちら
辞書・翻訳機能
本を読んでいるときに出てきた難しい単語などを、その場で検索できます。
調べ方は辞書(大辞泉・英和・和英・英英)とWikipedia(ウィキペディア)の2種類。他の端末などを使うことなくそのまま調べることができるので、読書への集中が途切れません。
さらに洋書などを読んでいる際は、翻訳機能も便利です。英語や中国語などのわからない文章を選択することで、一瞬で日本語へ翻訳してくれます。
詳しい使い方はこちら
防水機能でいつでもどこでも読書可能
出典:Amazon.co.jp
読書が好きな人なら、ゆっくりと湯船に漬かりながら読書することもあると思います。お風呂場で本を読んでいると、湿気でページがふやけてしまったり、湯船に本を落としてしまったりすることも……。
そんな時でも防水機能付きの「Kindle端末」ならお風呂場でも快適な読書体験をさせてくれます。
※防水機能がついているのはKindle Paperwhite、Kindle Oasisの2機種。Kindle、Kindleキッズモデルは防水機能がついていません。
「Kindle端末」の特徴に関するユーザーのレビュー
”気に入っているところはどこですか?”という質問に答えていただいた利用者の声を、いくつか抜粋して掲載します。
主にバッテリーの持ちがいい、目の疲れが少ない、軽くて持ち運びしやすいという声が多かったです。

バッテリーの持ちがよく、目の疲れが少ないところが気に入っていますね。

本よりも軽くて、持ち運びがしやすい点は「Kindle」の強みだと思います。

防水機能が搭載している機種なので、お風呂でも読めるのが嬉しい!

操作のしやすさ、文字の読みやすさが気に入っています。

軽くて片手でも読みやすいですね。
「Kindle端末」はこんな人にオススメ!
●集中して読書がしたい人
●目の疲れを軽減したい人
●本の置き場所に困っている人
●いつでもどこでも読みたい人
これらの項目に当てはまる人は「Kindle端末」を購入すると、読書環境が向上することでしょう!
Amazonプライム会員は無料で本が読める!
Amazonプライム会員の方でKindle端末を持っている人は、「Kindleオーナー ライブラリー」にて毎月1冊無料で本を読めます。ベストセラーやコミックを含む2万冊以上の和書が対象です。有効期限が1ヶ月なので、ダウンロードしたら忘れずに読み切りましょう。
さらに「Prime Reading」も利用でき、「Kindle Unlimited」のタイトルから選ばれた数百冊を追加料金なしで読めます。
Kindle Unlimitedに加入すればさらに「Kindle端末」が便利に
「Kindle Unlimited(アンリミテッド)」は、月額980円で本・マンガ・雑誌など200万冊以上が読み放題になる”本のサブスプリクションサービス”です。1ヶ月でハードカバーの本なら1冊、マンガなら2冊ほど読めば元が取れるので、本が好きな人は登録しておくとお得!
「Kindle端末」でももちろん利用可能なので、端末を購入した際は加入を検討してみましょう。
⇒「Kindle Unlimited」に30日間無料登録する
各サービスの比較表
Kindleオーナー ライブラリー | Prime Reading | Kindle Unlimited | |
---|---|---|---|
対象 | Amazonプライム会員かつ Kindle端末 / Fireタブレットを 持っている人 |
Amazonプライム会員 | Kindle Unlimited加入者 |
料金 | 無料 | 無料 | 月額980円 |
対象作品数 | 和書:2万冊以上 洋書:60万冊以上 |
Kindle Unlimited内の数百冊 | 200万冊以上 |
読める冊数 | 毎月1冊 | 無制限 (保管できるのは10冊まで) |
無制限 (保管できるのは10冊まで) |
読める期間 | 1ヶ月 | 無制限 | 無制限 |
Kindle端末のデメリット
Kindle端末は読書に特化しているからこそ、苦手な部分もあります。デメリットをチェックし、十分理解した上で購入を決めましょう。
カラー表示はできない
「Kindle端末」はカラー表示に対応していません。そのためファッション雑誌や写真集などをメインで読む人にはオススメできないデバイスです。
もしAmazonデバイスでカラーの書籍を読みたい人は、「Fireタブレット」がオススメ。Amazonが展開しているタブレット端末で、1万円前後と比較的手頃な価格で購入できます。
「Kindle本」以外の電子書籍は利用不可
Kindle端末ではKindleストアで購入した電子書籍、もしくは自分で追加したPDFなどしか読めません。
『eBookJapan』『honto』『BookLive!』などの他社サービスで購入した電子書籍は、Kindle端末では読めないので注意してください。
容量を追加できない
Kindle端末は購入時点で容量を決めて購入し、後から追加することはできません。
AppleのiPhoneやiPad同様、microSDカードなどを使えないことを認識した上で購入しましょう。
読み上げなど音は出せない
何かしながら本を聴きたい人もいると思いますが、Kindle端末には音を出す機能がありません。
本の読み上げを聴きたい人は、Amazonが展開しているオーディオブックサービス「Audible(オーディブル)」を使いましょう。「Audible」はプロのナレーターや著名人が朗読したオーディオブックを聞くことが可能です。
月額1,500円の会員登録をすると、毎月1冊好きなオーディオブックをもらえるだけでなく、月ごとにボーナスタイトルとして1冊聴けます。
30日間の無料体験ができるので、気になる人は試してみましょう。
⇒「Audible」に30日間無料登録する
出典:Amazon.co.jp
ページの表示速度が遅い
Kindle端末は「E-ink」の特性上、iPhoneやAndroidに比べるとページ表示に時間がかかってしまいます。
新しい世代のKindle端末は表示スピードも早くなっていますが、気になってしまう人もいるでしょう。
筆者の経験上、1ヶ月ほど使えば表示速度は気にならなくなります。
デメリットに関するユーザーのレビュー
”使っていて不満があることや購入して後悔したことはありますか?”という質問に答えていただいた利用者の声を、いくつか抜粋して掲載します。
”特になし”という意見が多く寄せられましたが、いくつか気になる回答がありました。

「Kindle端末」は白黒表示なので、フルカラーのマンガを読むときに少し困る。

充電コードがmicroUSBのB端子で、接触不良になることがたまにあります。

起動時の立ち上がりに少し時間がかかる。

ページをめくる時の反応が遅いのが気になる。
「Kindle端末」の選び方 見極めポイント7つ
Kindle端末は以下の4種類あります。
●Kindle
●Kindle Paperwhite(ペーパーホワイト)
●Kindle Oasis(オアシス)
●Kindleキッズモデル
各端末ごとに容量や接続方法などの選択肢があり、初めて購入する人にとってはどれを選べばいいのか少々わかりづらいでしょう。
買ってから後悔しないように、選ぶ基準を7つの項目に分けて解説します。
容量で選ぶ:8GBでも数千冊保管可能
Kindle端末はモデルによって容量が異なります。「Kindle」と「Kindleキッズモデル」は8GBのみ。「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」は、8GBか32GBから選べます。
8GBの容量があれば、一般的な書籍なら数千冊も保存可能。小説や実用書がメインの人は、8GBを選んでも支障はないでしょう。
しかし漫画の場合、8GBで約130冊しか保存できません。漫画をよく買う筆者の経験上、8GBだとあっという間に端末へ保存できなくなります。
32GBの場合は約650冊保存できるので、漫画をよく読む人は32GBが選べる「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」をオススメします。
なお「Kindle本」は全てクラウド保存されています。もし端末の容量がいっぱいになったとしても、クラウドと端末間で簡単に本の入れ替えが可能です。
端末内の本はそんなに多くなくていい、本の入れ替えが面倒ではないと思う人は8GBを選んでも問題ありません。
「Kindle」ユーザーの口コミ

32GBはなんでも入るので気に入ってます。

半年ほど使っていますが、8GBでも問題ありません。

容量は多いに越したことはありませんが、入れ替えが面倒だと感じない人は8GBでも全く問題ないです。
筆者は8GBですが、今までストレージ不足に悩んだことはありません。
もっと詳しく知りたい人はこちら
広告の有無で選ぶ:広告ありなら2,000円OFF
「Kindleキッズモデル」以外の機種では、広告の有無を選択できます。広告ありモデルはスリープ画面に広告が表示される代わりに、広告なしモデルに比べると2,000円安く購入可能です。
少しでも端末費用を抑えたいという人は、広告ありモデルを購入するといいでしょう。
「Kindle」ユーザーの口コミ

広告はおすすめの本が表示されるので、あえて広告付きを選びました。

広告ありモデルを購入したけど、時々煩わしさを感じる。

広告は”おすすめの本”や”Kindle本のセール情報”などが表示されるので、あえて広告付きを選ぶということもありですね。
人によっては煩わしさを感じる人もいるようなので、普段スマホなどで広告が嫌だなと感じる人はなしを選ぶといいと思います!
もっと詳しく知りたい人はこちら
接続方法で選ぶ:4G回線の利用は無料
Kindle端末は基本的にWi-Fi接続で、Kindleストアから本を購入・ダウンロードします。しかし「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」は、Wi-FiモデルだけでなくWi-Fi+4Gモデルも選択可能。
4G回線を利用できるモデルの場合、Wi-Fiモデルに比べると本体価格は高くなりますが、4G回線利用料はAmazonが負担してくれるため無料です。
Wi-Fi環境が身近にない場合は、Wi-Fi+4Gモデルを購入するといいでしょう。ただし1つだけ注意点があり、マンガや雑誌などは4G回線でダウンロードができません。
「Kindle」ユーザーの口コミ

Wi-Fiのみでもテザリングがあれば、外でダウンロードできるので十分。

4G対応なら出先でもダウンロードできることが気に入っています。

Wi-Fi+4Gは外出先でも使えるのは便利なところ! ですがマンガなどはダウンロードできないので注意。
スマホのテザリングならマンガもダウンロードできますよ。
もっと詳しく知りたい人はこちら
画面サイズと解像度で選ぶ:漫画メインの人は高解像度
画面サイズは「Kindle Oasis」のみ7インチで他3機種は6インチ。解像度は「Kindle」と「Kindleキッズモデル」が167ppi、「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」が300ppiとなっています。
一般的な書籍に関しては、解像度を気にする必要はありません。しかし漫画などの細かい絵の表現をはっきりと見たい人は、解像度が高い「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」をオススメします。「Kindle Oasis」に関しては画面サイズも大きく、見開き表示にした時も読みやすいです。
もっと詳しく知りたい人はこちら
防水機能で選ぶ:お風呂で読みたい人は防水機能付き
Kindle端末は機種によって、防水機能が付いているものと付いていないものがあります。「Kindle」と「Kindleキッズモデル」は防水機能なし、「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」は防水機能ありです。
お風呂で読書を楽しみたいという人は、かならず「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」のどちらかを選びましょう。
「Kindle」ユーザーの口コミ

「Kindle」は寝室をメインで読むので防水機能は必要なかったです。

防水機能搭載しているので、海辺などでも読めることが気に入っています。

防水機能は「Kindle」と上位2モデルの大きな違いですが、水回りで読まないという人は「Kindle」でも問題ないようですね。
お風呂で読書がしたい人は、「Kindle」を選ばないように!
もっと詳しく知りたい人はこちら
端末価格で選ぶ:自分の予算に合わせたものを
Kindle端末は4機種すべて値段が違い、モデルによっても差があります。予算が限られている人は価格的に一番安い「Kindle」をオススメします。
以下、端末価格です。
●「Kindle」……¥8,980〜¥10,980
●「Kindleキッズモデル」……¥10,980
●「Kindle Paperwhite」……¥13,980〜¥22,980
●「Kindle Oasis」……¥29,980〜¥40,980
「Kindle」ユーザーの口コミ

値段の安さに引かれて「Kindle」を購入しました!

Oasisの32GB・広告なし・4Gモデルを使っていますが、少し高いなと感じます。

フルスペックの「Kindle Oasis」が少し高いと感じるのは、筆者も同じです。
逆に「Kindle」に関しては、1万円でお釣りが返ってくるレベルなので安さに魅かてしまうのも頷けます。
筆者的にはビッグセール狙いで、上位モデルを購入するのが一番コスパが高いと思っています。
価格を抑えたい人はセールを狙おう
Amazonのデバイスは、「Kindle端末」に限らずセールで安くなることが多いです。
特にプライム会員の人の場合、「プライムデー」などのビッグセールを狙うと2,000〜3,000円ほど安く買える可能性があります。
どうしても価格を抑えたい人は、セールまで待って購入するといいでしょう。
Amazonのセールについてはこちら
端末を選ぶときの注意点
広告の有無と接続方法は後から変更できない
Kindle端末を購入するときには、広告の有無と接続方法の選択に注意してください。購入後に「やっぱり広告が邪魔」、「4G回線を使いたい」と思っても変更することはできません。
購入する際は慎重にモデルを選びましょう。
Wi-Fi+4Gモデルは広告なしを選べない
Wi-Fi+4Gモデルを選ぶ場合、広告ありを選べません。そのため「4Gは使いたいけど費用を抑えたいから広告ありを選ぼう」と思う人がいるかもしれませんが、それは不可能です。
Wi-Fi+4Gモデルを選ぶときは、価格が一気に高くなることを頭に入れておきましょう。
「Kindle端末」機種別の特徴紹介
「Kindle」安さ重視の電子書籍エントリーモデル
とにかく価格を抑えてKindle端末を入手したい方に一番オススメ。
「E-ink」のデバイスを初めて使う、電子書籍の読みやすさを体感するといった形での購入にぴったり。容量は8GBのみですが、小説などの一般書籍なら数千冊を端末内に保存して置けるのであまり問題はありません。
また他のモデルに比べて機能面では劣っている点が多いですが、端末自体は約174gと最軽量。本体サイズも160 mm x 113 mm x 8.7 mmと最小になっており、持ち運びや長時間の読書でも体に負担をかけません。
本体のカラーリングはブラックとホワイトの2種類を展開しています。
価格 | ¥8,980〜¥10,980 |
---|---|
本体カラー | ブラック / ホワイト |
ディスプレイ | 6インチ/167ppi |
本体サイズ | 160 mm x 113 mm x 8.7 mm |
重量 | 約174g |
容量 | 8GB |
防水機能 | なし |
通信方法 | Wi-Fi |
広告の有無は価格で判断していい
「Kindle」は選べるモデルが「広告の有無」だけです。とにかく安く買いたい人は「広告あり」を、元から安いし広告くらいは外したいという人は「広告なし」を選びましょう。
個人的に広告が邪魔だと感じることはないので、「Kindle」なら安さ重視の「広告あり」でいいと思います。
「Kindle Paperwhite」コスパ重視の万能型
「Kindle端末」で最もコストパフォーマンスに優れたオススメ端末。
エントリーモデルの「Kindle」に比べ、解像度の高さや容量を8GBと32GBから選べること、防水機能つき、Wi-FiかWi-Fi+4Gを選べるなど全体的に性能アップ。
価格は「Kindle」と比べると5,000円高いですが、それ以上に機能面が優れています。予算にある程度余裕がある人が「Kindle」か「Kindle Paperwhite」で悩んでいるなら、間違いなく「Kindle Paperwhite」がオススメ!
ちなみにコミックをよく読む人で価格を抑えたいなら、「Kindle Paperwhite」の32GB・広告あり・Wi-Fiモデルがコスパ最高です。
本体カラーは、セージ・トワイライトブルー・ブラック・プラムの4色展開。カラーバリエーションがあるのもPaperwhiteだけの優位性です。
価格 | ¥13,980〜¥22,980 |
---|---|
本体カラー | セージ / トワイライトブルー / ブラック / プラム |
ディスプレイ | 6インチ/300ppi |
本体サイズ | 167 mm x 116 mm x 8.18 mm |
重量 | Wi-Fi:約182g / Wi-Fi+4G:約191g |
容量 | 8GB / 32GB |
防水機能 | あり |
通信方法 | Wi-Fi / Wi-Fi+4G |
あなたに最適な「Kindle Paperwhite」をYES / NOチャートで決める
「Kindle Oasis」最高の読書体験を得られるハイスペックモデル
電子書籍を日常的に利用していて、より良い読書体験を求める人にオススメの機種。
Kindle端末の最高スペックを誇るのが「Kindle Oasis」です。そのデザインは人間工学に基づいて作られており、長時間読んでも腕に疲労が溜まりづらくなっています。
「Kindle Oasis」の1番の魅力は「ページ送りボタン」です。通勤通学中など移動シーンで片手が塞がっていても、楽にページを進めることができます。
Kindle端末では最大の7インチ300ppiのディスプレイが搭載され、漫画などの絵も細部まできっちり表示可能。見開き表示も見やすく、読みやすさ抜群です。
またフロントライトは「Kindle Paperwhite」の5倍(25個)が使われており、明るさを自動で調整してくれたり、色調調整ができたりと読書環境をよりよくできます。
価格 | ¥29,980〜¥40,980 |
---|---|
本体カラー | ブラック |
ディスプレイ | 7インチ/300ppi |
本体サイズ | 159 mm x 141 mm x 3.4-8.4 mm |
重量 | 約188g |
容量 | 8GB / 32GB |
防水機能 | あり |
通信方法 | Wi-Fi / Wi-Fi+4G |
あなたに最適な「Kindle Oasis」をYES / NOチャートで決める
「Kindleキッズモデル」子供の読書・学習に最適
スペックは「Kindle」と同じですが、子供の読書や学習のために最適化されたモデル。
ゲームや動画、広告などが一切ないため、子供が読書に集中できる環境を作ってあげることができます。また「Kindleキッズモデル」を購入すると、子供向けのコンテンツが使い放題になる「Amazon Kids+」が、1年間無料で利用可能です。
「Amazon Kids+」内の「ペアレントダッシュボード」を利用することで、”子どもの年齢”や”読書の目標”を設定したり、本ごとの読書の進捗も確認したりできます。
さらに「Amazon Kids+」には、「ハリーポッター」や「ディズニー」といった人気シリーズが1,000冊以上あり、購入後1年間は追加料金なしで読み放題!
本体カラーはブラックのみですが、付属品のキッズカバーはピンク・ブルー・スペースステーション・レインボーバードの4種類から選べます。
価格 | ¥10,980 |
---|---|
本体カラー | ブラック |
ディスプレイ | 6インチ/167ppi |
本体サイズ | 162 mm x 119 mm x 14 mm(キッズカバー含む) |
重量 | 約288g(キッズカバー含む) |
容量 | 8GB |
防水機能 | なし |
通信方法 | Wi-Fi |
4機種のスペック比較表
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | Kindleキッズモデル | |
---|---|---|---|---|
価格 | ¥8,980〜¥10,980 | ¥13,980〜¥22,980 | ¥29,980〜¥40,980 | ¥10,980 |
本体カラー | ブラック / ホワイト | セージ / トワイライトブルー ブラック / プラム |
ブラック | ブラック |
ディスプレイ | 6インチ/167ppi | 6インチ/300ppi | 7インチ/300ppi | 6インチ/167ppi |
本体サイズ | 160 mm x 113 mm x 8.7 mm | 167 mm x 116 mm x 8.18 mm | 159 mm x 141 mm x 3.4-8.4 mm | 162 mm x 119 mm x 14 mm (キッズカバー含む) |
重量 | 約174g | Wi-Fi:約182g / Wi-Fi+4G:約191g | 約188g | 約288g (キッズカバー含む) |
容量 | 8GB | 8GB / 32GB | 8GB / 32GB | 8GB |
防水機能 | なし | あり | あり | なし |
通信方法 | Wi-Fi | Wi-Fi / Wi-Fi+4G | Wi-Fi / Wi-Fi+4G | Wi-Fi |
Kindle端末 人気ランキング
「Amazonデバイス・アクセサリ の 売れ筋ランキング」のデータを元に出した、Kindle端末4種の人気ランキングがこちら。
1位 : Kindle Paperwhite
2位 : Kindle
3位 : Kindle Oasis
4位 : Kindleキッズモデル
※2020年12月16日時点
筆者のオススメは「Kindle Paperwhite」
各機種どれも特徴があり、使う人によってオススメは変わってきます。最後にもう1度、どの機種がどんな人にオススメか簡単に紹介します。
●「Kindle」安さを重視する人、電子書籍リーダーを初めて使う人
●「Kindle Paperwhite」コストパフォーマンスを重視する人、漫画などをよく読む人
●「Kindle Oasis」ハイスペック重視の人、最高の読書環境を求める人
●「Kindleキッズモデル」子供がメインで使う人
筆者の個人的なオススメは「Kindle Paperwhite」です。とにかくコストパフォーマンスが高く、漫画なども読みやすいことが理由です。使ってみれば1番売れている「Kindle端末」と納得できます。
※記事内のユーザーレビュー・口コミは、チャットインタビューサービス「Sprint」で回答を集めました。
Kindle関連記事まとめ
セール・キャンペーン・お得情報
Kindle端末の選び方
容量は8GBと32GBどっちがおすすめ?
「広告つき」は何が表示されるか
4G通信は必要? Wi-Fiのみモデルと性能比較
モデル別サイズ・解像度比較
防水機能を検証
iPadと性能比較 電子書籍を読むならどっちがおすすめ?
Kindle本をカラーで読みたいならFireタブレット
Kindle各端末のスペック
Kindle(無印)
Kindle Paperwhite
Kindle Oasis
Kindleキッズモデル
Kindleの使い方
Kindle端末使い方マニュアル
Kindle本の買い方
iPhoneでKindle本を買う方法
Kindleの支払い方法
Kindle本の返品方法
Kindle本の削除方法
PCでKindle本を読む方法
「Kindle for Mac」のダウンロード・インストール
「Kindle Cloud Reader」とは
「ハイライト」機能の使い方
「辞書」「翻訳」機能の使い方
文字サイズ・フォントの変更方法
Kindle端末でPDFを見る方法
領収書の発行方法
閲覧履歴の削除・おすすめ表示の設定方法
関連サービス
Kindle Unlimited / 解約方法
Prime Reading
こちらの記事もおすすめ