「楽天マガジン」と「dマガジン」どちらを選んだらいいか迷っている人のために、本記事では利用料金や雑誌ジャンルや独占雑誌タイトル、サービス機能などを徹底的に比較しました。
サブスクリプション(定期的な料金の支払いで利用できるサービス)が一般的になりつつある現在、雑誌の読み放題において圧倒的な人気を誇るのが「楽天マガジン」と「dマガジン」のふたつ。どちらも紙の雑誌をいくつも購入するより断然コス良く楽しめます。
一見すると似ているサービスですが、それぞれどのような違いがあるのか・何を基準に決めると良いかをチェックしてみてください!
楽天マガジン・dマガジン徹底比較 料金・雑誌ジャンル・サービス機能などの違い
最終更新日:2023年11月14日
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楽天マガジンとdマガジンの料金比較
雑誌読み放題サービスとしておなじみの2社を比較した結果です。詳細な違いについて下記で解説していきます。
安さ重視なら楽天マガジン
少しでも価格を抑えたい人は「楽天マガジン」がおすすめ。「楽天マガジン」の月額プランは418円(税込)と「dマガジン」の月額440円(税込)よりも安価になっています。
年額プランの場合、「楽天マガジン」は3,960円(税込)なので実質月額330円で利用可能です。「楽天マガジン」の年額プランを利用した場合「dマガジン」よりも毎月110円節約できます。
さらに「楽天マガジン」では利用料金の1%分の楽天ポイントが貯まるのでお得です。
年額プラン登録で1,000ポイントもらえる
「楽天マガジン」では初めての年額プラン登録で、1,000ポイントプレゼントされるキャンペーンを実施しています。年額プランの登録を検討している人は、キャンペーンを利用するとお得です。
楽天マガジンについて詳しく!
dポイントを貯めたいならdマガジン
dポイントを貯めたい人は「dマガジン」がおすすめです。「dマガジン」の月額料金は440円(税込)と「楽天マガジン」より少し高いですが、利用料金に応じてdポイントが貯まります。
ドコモユーザーなら「d払い」が支払い方法となるので、スマホ料金の支払いと「dマガジン」の利用料金が合算された金額に対し、1,000円ごとに10ポイント付与されます。
ドコモユーザー以外でも100円につき1ポイント付与されるため、dポイントを日常的に貯めている人には「dマガジン」がおすすめです。
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楽天マガジンとdマガジン雑誌の掲載数比較
「楽天マガジン」と「dマガジン」の雑誌掲載数を比較してみると、どちらも1,200誌以上と公表されています。全体の掲載数に大きな差はありませんが、それぞれ特徴があるので理解した上で検討するのがおすすめです。
定期刊行雑誌は楽天マガジンのほうが多い
「楽天マガジン」と「dマガジン」に掲載されている定期刊行雑誌は以下のとおりです。
雑誌掲載数(増刊号・ムックを除く)
- 楽天マガジン:401誌
- dマガジン:329誌
※2023年11月時点
上記のように「楽天マガジン」のほうが定期刊行雑誌数が70誌ほど多いので、別冊やムック以外の定期刊行雑誌を中心に読みたい人は「楽天マガジン」のほうがより楽しめます。
それぞれ独占配信している雑誌もある
「楽天マガジン」と「dマガジン」には、それぞれ以下のような独占雑誌タイトルがあります。
楽天マガジンのみ掲載中の雑誌一例
- ELLE mariage
- Tokyo graffiti
- Richesse
- +1 Living
- コスプレイモード
- SOCCER KING
dマガジンのみ掲載中の雑誌一例
- 美人百花
- ヨガジャーナル日本版
- & ROSY
- ハルメク
- junon
- 報知高校野球
- HugMUG
- カメラマン
毎月決まって読みたい雑誌がある場合は、掲載されているほうのサービスを選ぶのがおすすめです。
楽天マガジン・dマガジン配信中の雑誌例(ジャンル別)
それぞれ配信している雑誌のジャンルは次のとおりです。
楽天マガジン配信雑誌ジャンル
- ファッション(女性・男性)
- ライフスタイル(女性・男性)
- 生活・暮らし
- 料理
- 健康
- ヘア・ビューティー
- ニュース・週刊誌
- ビジネス・経済・国際
- IT・ガジェット
- 趣味
- 芸能・エンタメ
- スポーツ・アウトドア
- 車・バイク
- グルメ・トラベル
- キッズ・ファミリー
dマガジン配信雑誌ジャンル
- ファッション(女性・男性)
- ヘア・美容
- くらし・健康・料理
- ライフスタイル
- お出かけ・グルメ
- 芸能・音楽・エンタメ
- 趣味・教養
- 総合誌・週刊誌
- ビジネス・経済
- IT・ガジェット
- スポーツ
- アウトドア
- 車・バイク・乗り物
- ファミリー・キッズ・ペット
どちらも、定番のファッションや美容関係・仕事関連や趣味・旅行関係など充実したラインナップが揃っています。いずれかを登録するだけで、公私どちらの目的でも便利に活用できそうです。
ここで、人気カテゴリーや注目度が高いジャンルをピックアップして配信されている雑誌を比較してみました。
本記事では下記の条件で計測しています。
雑誌数カウント条件
- カウント日(※)より1ヶ月以内に配信開始された定期刊行雑誌を計測
- バックナンバー・ムックは対象外
※2023年11月時点
女性誌(ファッション誌)
該当カテゴリー(女性ファッション)より該当する定期刊行雑誌をカウントしました。
楽天マガジン:46誌
- LEE
- VERY NaVY
- Precious
- おしゃれ手帖
- steady.
- InRed
- VERY
- VOGUE
- STORY
- Oggi など
dマガジン:40誌
- LEE
- VERY NaVY
- Precious
- steady.
- InRed
- VERY
- STORY
- VOGUE
- Oggi
- 大人百花 など
ファッション系では「楽天マガジン」がわずかにリード。ちなみに男性ファッションも「楽天マガジン」のほうが数多く配信されていました(楽天19誌、dマガジン14誌)。それぞれ独占配信雑誌もあります。
好みのファッション・新しいジャンルのファッション両方を参考にできるので、特に付録はいらない人ならお得に利用できます。
ビジネス
該当カテゴリー(楽天マガジン:ビジネス・経済・国際、dマガジン:ビジネス・経済)より該当する定期刊行雑誌をカウントしました。
楽天マガジン:22誌
- 週刊エコノミスト
- 週刊ダイヤモンド
- 週刊東洋経済
- 日経マネー
- PRESIDENT
- 日経トレンディ
- ダイヤモンドZAi
- Wedge
- COURRiER Japon
- NATIONAL GEOGRAPHIC
- WiLL など
dマガジン:9誌
- 週刊エコノミスト
- 週刊ダイヤモンド
- 週刊東洋経済
- 日経マネー
- PRESIDENT
- 日経トレンディ
- ダイヤモンドZAi
- Wedge
- COURRiER Japon
圧倒的な差をつけて「楽天マガジン」が有利。「dマガジン」もさまざまな雑誌を配信していますが、「楽天マガジン」のほうがより幅広いジャンルを網羅していておすすめです。
ただし「dマガジン」はバックナンバーの数が多いのが特徴でもあるため、必ずしも不利とは言い切れません。普段から最新・過去の情報をくまなくチェックしたい場合は、「dマガジン」の登録を検討するのもいいでしょう。
アイドル(旧ジャニーズなど)
該当カテゴリー(楽天マガジン:芸能・エンタメ、dマガジン:芸能・音楽・エンタメ)より該当する定期刊行雑誌をカウントしました。
楽天マガジン:17誌
- TVLIFE
- Duet
- POTATO
- WiNK UP
- Cinema★Cinema
- シネマスクエア
- SCREENプラス
- BACKSTAGE PASS
- Myojo
- 月刊スカパー! など
dマガジン:16誌
- TVLIFE
- Duet
- POTATO
- WiNK UP
- Cinema★Cinema
- シネマスクエア
- SCREENプラス
- BACKSTAGE PASS
- JUNON
- Myojo など
わずかな差で「楽天マガジン」が優勢でしたが、先述した通り「dマガジン」でのみ配信している「JUNON」があるため、特に男性アイドルの情報収集をしたい場合は悩ましいところ。
なお、今回の条件ではカウント外だった隔月配信の「韓流ぴあ」は両方配信、「韓国TVドラマガイド」は「dマガジン」のみ配信でした。
韓流系の作品情報を探すときは、特に初回無料利用期間で最新情報を読めるかどうか気をつけたいところです。長期で利用する予定なら、隔月配信の雑誌でも気にせず利用できます。
アニメ・ゲーム系
該当カテゴリー(楽天マガジン:芸能・エンタメと趣味、dマガジン:芸能・音楽・エンタメ)より該当する定期刊行雑誌をカウントしました。
楽天マガジン:7誌
- アニメディア
- アニメージュ
- B's-LOG
- 声優グランプリ
- メガミマガジン
- 週刊ファミ通
- Nintendo DREAM
dマガジン:7誌
- アニメディア
- アニメージュ
- B's-LOG
- 声優グランプリ
- PASH!
- 週刊ファミ通
- Nintendo DREAM
特にオタクとしては気になるのがこのジャンルですが、ラインナップはほぼ横並びで、数だけでいえば大きな違いはなし。ただ、じっくりと見てみると配信されている雑誌にわずかながら差があります。
調査日時点では、男性向けに美少女キャラが集結した「メガミマガジン」は「楽天マガジン」のみ、女性向けアニメやゲーム情報がメインの「PASH!」が「dマガジン」のみで配信されていました。
ジャンルによって多少の違いはあっても、「楽天マガジン」「dマガジン」どちらでも過不足なく複数の雑誌を楽しめます。
配信日と掲載終了日はほとんど変わらない
「楽天マガジン」と「dマガジン」で雑誌の掲載開始日と掲載終了日はほとんど同じです。
「楽天マガジン」と「dマガジン」どちらでも8割近い雑誌は発行日に掲載されて、掲載終了日は発行日から3ヶ月後の雑誌が多くなっています。
掲載雑誌の中には発行日から2、3日経ってから掲載されるものもあり、すべてが同じではないので読みたい雑誌がある場合は事前に確認するようにしましょう。
楽天マガジンとdマガジンのサービス機能比較
楽天マガジンはホーム画面をカスタマイズ可能
「楽天マガジン」では自分のお気に入りジャンルを設定して、ホーム画面で表示される雑誌をカスタマイズできます。
アプリを開くと自動で好みのコンテンツが表示されるようになるので、読みたい雑誌が探しやすいでしょう。
一方「dマガジン」はおすすめ雑誌が自動で表示される仕様なので、ホーム画面のカスタマイズができません。
dマガジンは閲覧履歴が共有されない
「楽天マガジン」は複数の端末間で閲覧履歴が共有されますが「dマガジン」は端末間で閲覧履歴が共有されません。
閲覧履歴が共有されると別の端末で「楽天マガジン」を開いても雑誌の続きから読むことが可能です。一方「dマガジン」は別の端末で開いても、雑誌の続きから読めないので注意しましょう。
dマガジンはダウンロード機能が充実
「楽天マガジン」と「dマガジン」はダウンロード機能がついていますが「dマガジン」は雑誌全体のダウンロードだけでなく、記事単体でのダウンロードが可能なので、データ容量を節約できます。
「楽天マガジン」と「dマガジン」はどちらもダウンロード機能に制限はなく、スマホなどのデバイス容量が足りるならダウンロードが可能なので、オフラインでも雑誌を楽しめます。
検索・ブックマーク機能はどちらも変わらない
「楽天マガジン」と「dマガジン」はどちらも記事・雑誌の検索機能があります。
ブックマーク機能としても「dマガジン」はしおり、「楽天マガジン」はふせんがあり、名前が異なるだけで機能自体は変わりません。
楽天マガジンとdマガジンの解約に関する比較
「楽天マガジン」は有料会員なら解約手続き後、会員期間終了まで引き続き利用できますが、「dマガジン」は有料会員でも解約手続きをおこなった段階でコンテンツを利用できなくなります。
「dマガジン」は解約手続きをおこなうと、会員期間が残っていても雑誌が読めなくなってしまうので、解約するタイミングに注意しましょう。
楽天マガジンとdマガジンのメリット・デメリット比較
楽天マガジンはこんな人におすすめ
楽天マガジンはこんな人におすすめ
- 利用料金を抑えたい人
- 家族とアカウントを共有したい人
- 楽天ポイントを貯めたい人
「楽天マガジン」は数ある雑誌読み放題サービスの中でも、月額418円(税込)とお得です。「楽天マガジン」の年間プランを利用すれば実質月額330円なので「dマガジン」よりも年間で1,320円利用料金を抑えられます。
「楽天マガジン」は1アカウントを家族でシェアできるほか、利用料金1%の楽天ポイントが貯まり、利用料金を楽天ポイントで支払える点も利点のひとつ。楽天関連サービスを多く利用している人にもおすすめです。
楽天マガジンについてもっと詳しく知りたいなら
dマガジンはこんな人におすすめ
dマガジンはこんな人におすすめ
- ドコモユーザー(dポイントを貯めたい人)
- バックナンバーを多く楽しみたい人
- 端末のデータ容量を節約したい人
「dマガジン」は特にドコモを使っている人におすすめ。ドコモユーザーなら「dマガジン」の料金にd払いを使うことができます。
スマホ料金と「dマガジン」の利用料金を合算した金額で、1,000円ごとに10ポイント付与されるのでdポイントも貯めやすくなるほか、支払いにもdポイントを使用できます。
また、「dマガジン」はバックナンバーが充実しているので、ジャンル関係なく過去情報やページ余すことなくも確認したい人に向いています。記事単位のダウンロード機能があるので、端末のデータ容量を節約したい人にもおすすめです。
dマガジンについてもっと詳しく知りたいなら
迷ったら無料期間で両方試してみよう
「楽天マガジン」と「dマガジン」を比較してみて、どちらにするかまだ迷っている人もいるでしょう。そんな人は両サービスともに31日間の無料期間があるので、実際に利用してみるのがおすすめです。
無料お試し期間を利用するには「楽天マガジン」なら楽天会員、「dマガジン」ならdアカウントを作成する必要があります。すでに楽天会員の人や、ドコモユーザーでdアカウントがある人は簡単に利用しやすいでしょう。
無料お試し期間中に解約手続きをおこなうと「楽天マガジン」「dマガジン」ともに、解約手続きをした段階でサービスが利用できなくなってしまうので、無料お試し期間終了間際に解約するとお得です。
楽天マガジン・dマガジンの違いについてよくあるQ&A
- 楽天マガジンとdマガジンの違いは? どっちがおすすめ?
- 2つのサービスは使い勝手や機能のほか、配信されている雑誌が異なる場合があります。基本的には、読みたい雑誌が掲載されているサービスを優先して選択しましょう。
どちらも目当ての雑誌が掲載されている場合は、コスパ重視なら「楽天マガジン」・dポイントを貯めるなら「dマガジン」がおすすめです。
- 楽天マガジンやdマガジンでバックナンバーは読める?
- 「楽天マガジン」「dマガジン」どちらも、バックナンバーの購読は可能です。ただし、どこまで遡って読めるかは雑誌によって異なります。
3ヶ月~半年、タイトルによっては1年間購読可能な雑誌もありますので各サービスのラインナップを確認してみましょう。
- 楽天マガジンとdマガジン、お得に利用できるのはどっち?
- どちらも初回特典で31日間無料で利用可能。長期利用を視野に入れているなら、年額割引がある「楽天マガジン」がおすすめです。なお、読みたい雑誌があるかどうかは事前確認しておきましょう。
楽天マガジンとdマガジンは比較してから選ぼう
「楽天マガジン」と「dマガジン」はそれぞれメリット・デメリットがあります。料金を少しでも抑えたいなら「楽天マガジン」、ドコモユーザーなら「dマガジン」がおすすめです。
どちらにするか迷ったら無料お試し期間も利用できるので、ぜひこの記事を参考に検討してみてください。
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