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ホラー映画は、刺激的な映画体験をしたいときにぴったりです。しかし、ひとことに「ホラー映画」といっても幽霊ものやグロテスクなもの、コメディ風のものなどさまざまなジャンルがありますね。

そこで本記事では、ホラー映画のおすすめ作品をジャンルごとに厳選してご紹介します。オカルトものにゾンビもの、サスペンスものといったバラエティ豊かな11ジャンルから、一押しの作品を3つずつピックアップしました。

がっつり怖い作品が知りたい方も、あまり怖くない作品がいい方も、この記事を読めばきっと次に観たい作品が見つかるはず! 怖さのポイントに加えてレーティングなども併せて掲載しているので、作品選びに役立ててください。

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レーティングの解説
なし……年齢を問わず、誰でも鑑賞可能とされています。
PG12……性描写や暴力描写を含むため、12歳未満の方は保護者の助言・指導が必要です。
R15+……PG12よりも刺激の強い描写を含むため、15歳以上の方が鑑賞可能です。
R18+……R15+よりさらに刺激の強い描写を含むため、18歳以上の方が鑑賞可能です。

トラウマもの! 「最恐」ホラー映画のおすすめ3選

ホラー映画に求められるものといえば、とびっきりの怖さ。まずは、身の毛もよだつような恐怖を味わえる作品を3つ紹介します。あまりの恐ろしさに「観なきゃよかった」と後悔しても責任は負えませんので悪しからず……。

シャイニング

『シャイニング』のイメージ

▲出典:Hulu

あらすじ

小説家志望の男・ジャック。彼は、かつて一家惨殺事件があったといういわく付きのホテルの管理人として働くことになる。妻子を伴い、雪に閉ざされたホテルへと向かうジャック。

しかし、不思議な超能力「シャイニング」を持つ息子のダニーは、ホテルに漂う邪悪な気配を感じ取っていた。

吹雪によって外界と隔絶されたホテルの中で、一家は次々と襲い来る奇妙な現象に心を蝕まれていく。とりわけ邪気の影響を強く受けたジャックは狂気に陥り、ついに妻子を殺害しようとするが……。

扉の隙間からのぞくジャックの狂った笑顔が、あまりにも有名な「シャイニング」。徐々に狂気の淵へと引きずり込まれていくジャック、恐怖におののく妻のウェンディなど、俳優陣の鬼気迫る演技が生々しい恐ろしさを作り出しています。

「シャイニング」の怖さの真骨頂は、ひたひたと静かに迫りくるような「違和感」や「不快感」。大量の血しぶきや突然大写しになる幽霊といった分かりやすい恐怖演出は少ないにも関わらず、気持ちの悪い不協和音のような得体の知れない恐ろしさを感じさせてくれますよ。

ストーリーはもちろん、外の世界と断絶された雪深いホテルという舞台設定も秀逸。そこへ、胸をざわつかせる音楽、役者が本当に狂ってしまったのではないかと不安になるほどの演技といった要素が複雑に絡み合い、混沌とした極上の恐怖を形作っています。

公開年(制作国) 1980年(アメリカ)
レーティング R15+
上映時間 119分
主要キャスト ジャック・ニコルソン
シェリー・デュバル
ダニー・ロイド
スタッフ 原作:スティーブン・キング
監督:スタンリー・キューブリック
製作総指揮:ヤン・ハーラン
脚本:スタンリー・キューブリック/ダイアン・ジョンソン
撮影:ジョン・オルコット
編集:レイ・ラブジョイ
音楽:ベラ・バートックほか
主な動画配信サービス※ U-NEXTAmazonプライム・ビデオHulu

※「U-NEXT」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」より、配信中のサービスを記載

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SAW(ソウ)

『SAW』のイメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

老朽化した見知らぬバスルームで目覚めたアダム。彼の片足は鎖でつながれており、部屋の反対側には同じく鎖に繋がれた医師のゴードンがいた。二人の間には、拳銃自殺したと思われる血まみれの死体。混乱する二人は、各々のポケットに入っているカセットテープに気づく。

死体が握っていたプレーヤーを使い、それぞれのテープの内容を聞く二人。アダムのテープには「ここで死ぬか、逃げ出すか試す」、ゴードンのテープには「6時までにアダムを殺さなければ、妻と子を殺す」というメッセージが録音されており……生死をかけた、醜いゲームがはじまる。

身動きが取れない状況下でのスリリングな物語を描く、「ソリッド・シチュエーション・ホラー」の代名詞的存在として知られる「SAW」シリーズ。

シリーズ第一作目にあたる本作には、衝撃的で恐ろしい要素がたっぷりと詰まっています。理不尽な殺人ゲーム、目を覆いたくなるグロテスクなシーン、密室の中で極限状態に陥っていくアダムとゴードンの心理描写など、怖いポイントを挙げればきりがありません。

そして、特筆すべきはストーリーの秀逸さ。人間の狂気をこれでもかというほど感じさせてくれる場面の連続に、視聴者の精神も摩耗することうけあいです。最後の最後まで容赦なくショッキングな展開が続くので、鑑賞の際は体調を崩さないようご注意を。

公開年(制作国) 2004年(アメリカ)
レーティング R15+
上映時間 111分
主要キャスト ケイリー・エルウィズ
リー・ワネル
スタッフ 監督:ジェームズ・ワン
製作総指揮:ピーター・ブロック/ジェイソン・コンスタンティン/ステイシー・テストロ
製作:マーク・バーグ/グレッグ・ホフマン/オーレン・クールズ
脚本:リー・ワネル
撮影:デヴィッド・A・アームストロング
編集:ケヴィン・グルタート
音楽:チャーリー・クロウザー/ダニー・ローナー
主な動画配信サービス※ U-NEXTAmazonプライム・ビデオ

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ミッドサマー

『ミッドサマー』のイメージ

▲出典:『ミッドサマー』公式サイト

あらすじ

悲しい事故により家族を失った、大学生のダニー。精神的に不安定となった彼女は、恋人や学友と一緒にとある村へと旅行する。優しい村人たちに、咲き乱れる花々……のどかで魅力的なその村では、明日から「90年に一度の祝祭」が行われるのだという。

楽園のようだった村に漂いはじめた不穏な空気に、ダニーの心は徐々に苛まれていく。そして、さんさんと降り注ぐ太陽の光の中、悪夢のような祝祭が始まった。

恐ろしい出来事は夜に起こるもの。明るい昼間なら怖くない……そんな思い込みをコテンパンに叩きのめしてくれる作品が「ミッドサマー」です。明るいのに怖い、むしろ「明るいからこそ」怖いという、体験したことのない恐怖を味わえますよ。

本作が描くのは、生きた人間の怖さ。恐ろしい行為の数々を心からの善意で勧めてくる村人たちは、理解の範疇を超える出来事への恐怖をリアルに体感させてくれます。さらに、明るい光の中で鮮明に映し出される残酷描写の数々も、恐怖度を格段に高めているポイントです。

キャー! と悲鳴を上げるような恐怖ではなく、じわじわと精神が蝕まれるような恐ろしさ。そんな苦痛にも似た恐怖を味わってみたい人に、ぜひおすすめしたい作品です。

公開年(制作国) 2019年(アメリカ、スウェーデン)
レーティング R15+(ディレクターズカット版はR18+)
上映時間 147分
主要キャスト フローレンス・ピュー
ジャック・レイナー
ウィリアム・ジャクソン・ハーパー
ヴィルヘルム・ブロングレン
スタッフ 監督:アリ・アスター
製作総指揮:フレドリク・ハイニヒ/ペレ・ニルソン/ベン・リマー/フィリップ・ウェストグレン
製作:ラース・クヌーセン/パトリック・アンデション
脚本:アリ・アスター
撮影:パヴェウ・ポゴジェルスキ
編集:ルシアン・ジョンストン
音楽:ボビー・クーリック
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオHulu

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映画史に輝く「名作」ホラー映画のおすすめ3選

次に、名作として名高いホラー映画を3つ紹介します。ホラーが好きな方はもちろん、映画ファンなら一度は観ておきたい珠玉の作品ばかりですよ。

エクソシスト

『エクソシスト』の作品イメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

ワシントン近郊のジョージタウンで、仮住まいをする女優のクリス。ある日、クリスの一人娘のリーガンが、異様な変化を示し始める。見た目も声も別人のように豹変し、卑猥で暴力的な言動を繰り返すリーガンは、悪魔にとり憑かれていたのだった。

人間の本能に直接訴えかけるような衝撃の恐怖描写の数々で、アメリカはもとより世界中でヒットした「エクソシスト」。公開から50年近く経過した令和の時代でも、史上最も怖い映画のひとつとして称えられています。

オカルト映画の金字塔である本作には、生理的嫌悪感をもよおすような恐怖シーンが盛りだくさん。可愛らしい少女だったリーガンの見る影もない変貌ぶりには異様な迫力があり、脳裏に焼き付くほどの怖さを味わえます。

なお、初回公開から40年後にあたる2013年には、未公開映像を盛り込んだディレクターズカット版も公開されています。より強い恐怖とインパクトを求める方は、ぜひディレクターズカット版をどうぞ。

公開年(制作国) 1973年(アメリカ)
レーティング PG12
上映時間 122分
主要キャスト リンダ・ブレア
エレン・バースティン
ジェイソン・ミラー
マックス・フォン・シドー
スタッフ 原案:ウィリアム・ピーター・ブラッディ
監督:ウィリアム・フリードキン
製作総指揮:ノエル・マーシャル
製作:ウィリアム・ピーター・ブラッディ
脚本:ウィリアム・ピーター・ブラッティ
撮影:オーウェン・ロイズマン
編集:ノーマン・ガイ/エヴァン・A・ロットマン/バド・S・スミス
音楽:マイク・オールドフィールド/ジャック・ニッチェ
主な動画配信サービス※ U-NEXT(通常版、ディレクターズカット版)、Amazonプライム・ビデオ(通常版は見放題、ディレクターズカット版は有料)

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羊たちの沈黙

『羊たちの沈黙』のイメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

クラリスは、FBIの訓練生。彼女が任されたのは、「若い女性ばかりが皮を剝がされて殺害される」という猟奇的な連続殺人事件の捜査だった。クラリスは、9人の患者を殺害してその肉を食べた前科を持つ獄中の精神科医・レクター博士に助言を求める。

隣の房の囚人が彼女にはたらいた非礼の償いとして、捜査へのヒントを与えるレクター博士。彼は捜査に協力する見返りとして、クラリスに過去を語るよう要求するが……

本作の怖さは、視覚的な恐怖というよりも全体を通して漂う「不安感」や「不気味さ」、心を締め付けるような「緊張感」にあります。

常軌を逸した殺人鬼、バッファロー・ビルの恐ろしさはもちろん、レクター博士とクラリスの緊張感ある心理戦も大きな見どころ。計算されたカメラワークによる臨場感も素晴らしく、生々しい恐怖感を味わえます。

そして、猟奇殺人者でありながら知性を漂わせ、優雅さすら感じさせるレクター博士が本当に魅力的! まるで全てを見透かしているかのような彼の言動に恐怖を覚えながらも、いつの間にか魅了されている自分に気づくはずです。

公開年(制作国) 1991年(アメリカ)
上映時間 118分
レーティング PG12
主要キャスト ジョディ・フォスター
アンソニー・ホプキンス
スコット・グレン
テッド・レヴィン
スタッフ 原作:トマス・ハリス
監督:ジョナサン・デミ
製作総指揮:ゲイリー・ゴーツマン
製作:エドワード・サクソン/ケネス・ウット/ロン・ボズマン
脚本:テッド・タリー
撮影:タク・フジモト
編集:クレイグ・マッケイ
音楽:ハワード・ショア
主な動画配信サービス※ U-NEXT

※「U-NEXT」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」より、配信中のサービスを記載

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リング

『リング』の作品イメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

テレビディレクターの玲子は、「見ると1週間後に死ぬ」という呪いのビデオの噂を耳にする。最初は半信半疑だった玲子だが、姪の死をきっかけにビデオの存在を信じ、ビデオの謎を突き止めるべく調査を開始した。

調査を進めるうちに、ついに玲子自身も呪いのビデオを目にしてしまう。彼女の元夫であり、調査の協力者である竜司もまた、そのビデオを見てしまったが……

日本国内のみならず、世界的に大ヒットを記録した「リング」。ジャパニーズホラーのアイコン的存在である貞子はもちろん、「呪いのビデオ」という得体の知れない都市伝説、見るからに恐ろしげな暗い古井戸など、恐怖をあおる数々の要素が巧みに組み合わさっています。

特に怖いのが、死までのタイムリミットの存在。「ビデオを見た直後に死ぬ」のではなく、「1週間後に死ぬ」とわずかな猶予があることによって、じわりじわりと締め付けられるような焦りと緊張感が増幅しています。

また、物語全体を通して漂うじっとりと湿度のある空気感もとても秀逸です。ビデオテープが身近なものではなくなった令和の時代においても、極上の恐怖を味わえますよ。

公開年(制作国) 1998年(日本)
レーティング なし
上映時間 95分
主要キャスト 松嶋菜々子
中谷美紀
竹内結子
佐藤仁美
松重豊
真田広之
スタッフ 原作:鈴木光司
監督:中田秀夫
製作:河井真也/一瀬隆重/仙頭武則
脚本:高橋洋
撮影:林淳一郎
編集:高橋信之
音楽:川井憲次
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオHulu

※「U-NEXT」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」より、配信中のサービスを記載

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血みどろ「グロ・スプラッター」ホラー映画のおすすめ3選

続いて、派手な流血や内臓の露出といったグロテスクな描写が特徴のホラー映画を3つ紹介します。ショッキング度満点の作品ばかりなので、残酷描写が苦手な方はご注意くださいね。

死霊のはらわた

『死霊のはらわた』作品イメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

楽しい休暇を過ごそうと、恋人や友人らと山奥の小屋を訪れたアッシュ。アッシュの友人であるスコットは、小屋の地下室を物色するうちに不気味な古い本とカセットテープを見つけた。

軽い気持ちでテープを再生するアッシュたち。しかし、そこに録音されていた音声は、森の悪霊を蘇らせるための呪文だったのだ……

「斧で全身をバラバラにする」「素手で目を潰す」といった、執拗なまでの人体破壊描写が本作の特徴。CGのない時代に作られた作品だからこその、死臭まで感じるような生々しい恐怖を味わえますよ。

特に印象的なのが、死霊の口や切断された身体から噴き出る白い液体。血ではないにも関わらず異様に気持ちが悪く、作品の雰囲気をいっそうおぞましいものにしています。

俳優陣の迫真の演技や、怪物目線の斬新なカメラワークも恐怖感をあおるポイント。また、気分が悪くなるような血みどろの恐怖と同時に、サム・ライミ監督の持ち味であるコミカルな演出を楽しめる点も魅力のひとつです。

公開年(制作国) 1981年(アメリカ)
レーティング R18+
上映時間 85分
主要キャスト ブルース・キャンベル
エレン・サンドワイズ
ベッツィ・ベイカー
ハル・デルリッチ
サラ・ヨーク
スタッフ 監督:サム・ライミ
製作総指揮:ロバート・タパート/サム・ライミ/ブルース・キャンベル
製作:ロバート・タパート
脚本:サム・ライミ
撮影:ティム・ファイロ
編集:エドナ・ルース・ポール/ジョエル・コーエン
音楽:ジョセフ・ロデュカ
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflix(リメイク版のみ)、Amazonプライム・ビデオ(有料)

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悪魔のいけにえ

『悪魔のいけにえ』作品イメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

1973年、テキサスの夏。サリーやフランクリンら若い男女5人が、ワゴン車に乗ってドライブに出かけた。道中でヒッチハイカーの男を拾ったサリーたちだが、男はナイフで自らを切りつけるなどの異常な言動を繰り返す。

恐怖を感じ、男を車から追い出したサリーたち。しかしこの出来事は、これから始まる悪夢の序章に過ぎなかった……

人間の皮でできたマスクをかぶった殺人鬼、レザーフェイスが有名な本作。「閉鎖的な田舎町に潜む得体の知れない狂人」という、ともすれば現実で遭遇してしまいそうなキャラクター設定が恐怖感をかきたてます。

若者たちにさしたる落ち度がないにも関わらず、理不尽かつ無慈悲に淡々と惨殺されていくのも怖さを高めるポイント。傷口を大写しにするような直接的なグロ描写はさほど多くないにも関わらず、「とてつもなく残酷で恐ろしいものを見た」という気持ちにさせてくれます。

また、 本作をリメイクした2003年の映画「テキサス・チェーンソー」もおすすめです。大まかな筋書きは「悪魔のいけにえ」と同じですが、登場人物や物語の展開がより衝撃的に変化しています。グロテスクな描写もパワーアップしており、より直接的な恐怖感を味わえますよ。

公開年(制作国) 1974年(アメリカ)
レーティング R18+
上映時間 83分
主要キャスト マリリン・バーンズ
ガンナー・ハンセン
ポール・A・パーテイン
アレン・ダンジガー
ウィリアム・ヴェイル
スタッフ 監督:トビー・フーパー
製作総指揮:ジェイ・パースレイ
製作:トビー・フーパー/ルー・ペレイノ
脚本:トビー・フーパー/キム・ヘンケル
撮影:ダニエル・パール
編集:ラリー・キャロル/サリー・リチャードソン
音楽:ウェイン・ベル/トビー・フーパー
主な動画配信サービス※ U-NEXTAmazonプライム・ビデオ(有料)、Hulu

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グリーン・インフェルノ

『グリーン・インフェルノ』作品イメージ

▲出典:Netflix

あらすじ

過激な環境活動家・アレハンドロに好意を持ち、彼らのグループに加わった女子大生のジャスティン。活動のために仲間と連れ立ってアマゾンの熱帯雨林を訪れる彼らだが、帰路についた際に飛行機が墜落。同行したメンバーの多くが命を落としてしまう。

生き残ったジャスティンらは、なんとか助けを求めようとジャングルをさまよう。しかし、全身を赤く塗った部族の襲撃を受け、彼らの村へと連行されることに。その部族「ヤハ族」は、人を喰らう食人部族だったのだ……

知らない場所で言葉が通じない相手に蹂躙され、なすすべもなく殺される恐怖。そして、「人が人を喰らう」というカニバリズムの恐怖……「グリーン・インフェルノ」には、こうした本能に訴えかけるような恐怖が詰まっています。

殺戮シーンはもちろん、ジャングルを訪れるまでの前半シーンにもしっかりとしたリアリティがあり、物語に「ウソ臭さ」を感じにくい点も秀逸です。全身を赤く塗ったヤハ族たちによってしばしば真っ赤に染まる画面も、ますます恐怖感を高めてくれますよ。

もちろん、「人体の切断面を映す」「目玉をえぐりだして食べる」など、グロテスクかつショッキングな表現も満載です。なお、残酷描写に加えてエロティックな描写も比較的多いため、苦手な方は注意してくださいね。

公開年(制作国) 2015年(アメリカ)
レーティング R18+
上映時間 100分
主要キャスト ロレンツァ・イッツォ
アリエル・レヴィ
ダリル・サバラ
カービー・ブリス・ブラントン
スタッフ 監督:イーライ・ロス
製作総指揮:ジェイソン・ブラム
製作:イーライ・ロス/ミゲル・アセンシオ・ジャマス/ニコラス・ロペス/モリー・コナーズ/クリストファー・ウッドロウ
脚本:イーライ・ロス/ギジェルモ・アモエド
撮影:アントニオ・クエルチャ
編集:エルネスト・ディアス=エスピノーサ
音楽:マヌエル・リベイロ
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオ

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忍び寄る恐怖!「オカルト」ホラー映画のおすすめ3選

続いては、霊や悪魔、怪奇現象といったオカルティックな要素をふんだんに含むホラー映画を紹介します。この世のものとは思えない存在に追い詰められる、心理的な怖さを味わえますよ。

死霊館

『死霊館』の作品イメージ

▲出典:Netflix

あらすじ

超常現象の専門家である、エドとロレーヌのウォーレン夫妻。2人のもとに、恐ろしい怪奇現象に苦しむペロン一家からの相談が寄せられる。

ペロン一家を助けようと、現地へ向かうウォーレン夫妻。しかし、霊の強大な力と邪悪さは夫妻の想像を遥かに超えており……

森の奥の古めかしい屋敷、呪いの人形に奇怪な心霊現象と、オーソドックスなオカルト・ホラーの魅力をたっぷり味わえる「死霊館」。一つひとつの恐怖シーンのレベルが高いうえに中だるみがなく、冒頭からラストまで絶え間ない緊張を強いられる名作です。

怖さのポイントのひとつが、忍び寄る悪霊の描き方。いきなり目の前にドンと現れるのではなく、少しずつ不穏な気配を感じさせる手法により、ジャパニーズ・ホラー作品に似たじっとり重い恐怖感を演出しています。

そして、さらに恐ろしいのはこの作品が「実話をもとに作られている」という点です。自分の身にも起こり得るかもしれないと思いながら鑑賞すると、いっそう濃厚な怖さを味わえますよ。

公開年(制作国) 2013年(アメリカ)
レーティング PG12
上映時間 112分
主要キャスト ヴェラ・ファーミガ
パトリック・ウィルソン
スタッフ 監督:ジェームズ・ワン
製作総指揮:ウォルター・ハマダ/デイヴ・ノイスタッター
製作:トニー・デローザ=グランド/ピーター・サフラン/ロブ・コーワン
脚本:チャド・ヘイズ/ケイリー・W・ヘイズ
撮影:ジョン・R・レオネッティ
編集:カーク・M・モリ
音楽:ジョセフ・ビシャラ
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオHulu

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シックス・センス

『シックス・センス』作品イメージ

▲出典:Amazonプライム・ビデオ

あらすじ

精神科医のマルコムは、かつての患者・ヴィンセントになじられ、銃で撃たれてしまう。患者を救えなかったことへの自責の念に加え、妻との不仲にも苦しむマルコム。そんな中、マルコムはコールという名の少年に出会う。

コール少年は、死者が見えるという第六感に悩まされていた。彼を救おうと治療に尽力する体験を通し、自らの心も癒されていくのを感じるマルコムだが……。

怖いけれど感動もできるストーリー性の高いホラー映画が観たい。そんな方には、名作「シックス・センス」をおすすめします。

突然現れる幽霊にドキっとするシーンや作品全体に漂う暗さや緊張感といったホラー要素はありますが、このコーナーで紹介しているほかの2作品に比べると怖さの程度はかなり軽めです。

それでも『シックス・センス』をおすすめしたい理由は、物語の美しさにあります。マルコムをはじめとする登場人物の内面を丁寧に深掘りすることにより、怖さと同じくらい温もりや優しさを感じられる作品に仕上がっているのです。

特に、ラスト付近の展開には胸がジーンとするような感動を覚えるはず。怖いのに愛おしくて、何度も観たくなる……そんな映画体験を味わいたい方に、ぜひ鑑賞してほしい作品です。

公開年(制作国) 1999年(アメリカ)
レーティング なし
上映時間 107分
主要キャスト ブルース・ウィリス
ハーレイ・ジョエル・オスメント
オリヴィア・ウィリアムズ
スタッフ 監督: M・ナイト・シャマラン
製作総指揮:サム・マーサー
製作:フランク・マーシャル/キャスリーン・ケネディ/バリー・メンデル
脚本:M・ナイト・シャマラン
撮影:タク・フジモト
編集:アンドリュー・モンドシェイン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
主な動画配信サービス※ Amazonプライム・ビデオ(有料)

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ジェーン・ドゥの解剖

『ジェーン・ドゥの解剖』作品イメージ

▲出典:Netflix

あらすじ

火葬場を経営する傍ら、検視官としても働いているトミー。彼の元に、身元不明女性の遺体──通称「ジェーン・ドゥ」の検視依頼が入る。

息子のオースティンとともに、検死解剖を始めるトミー。しかし、彼女の遺体には、至る所に不可解な点があり……。

リアルでグロテスクな解剖シーンに加え、得体の知れないオカルティックな存在への恐怖も味わえる作品が「ジェーン・ドゥの解剖」です。

ほの暗い密室でジェーン・ドゥの美しい遺体が淡々と解剖されていく様子は、それだけで観る者にショックと恐怖感を与えます。さらに、解剖が進むごとに次々と発生する異様なできごとに、観る者は否が応でも緊張感をあおられることに。

「今にもジェーン・ドゥが動き出し、襲いかかってくるのではないか」という不安も緊張に拍車をかけ、冷や汗をかくほどの恐ろしさを味わえますよ。怖いのに目が離せない、そんな作品を求める方におすすめです。

公開年(制作国) 2016年(アメリカ)
レーティング R15+
上映時間 86分
主要キャスト エミール・ハーシュ
ブライアン・コックス
オルウェン・ケリー
スタッフ 監督: アンドレ・ウーヴレダル
製作総指揮:スチュアート・フォード/マット・ジャクソン/スティーヴン・スクイランテ
製作:フレッド・バーガー/エリック・ガルシア/ベン・ピュー/ロリー・エイトキン
脚本:イアン・ゴールドバーグ/リチャード・ナイン
撮影:ロマン・オーシン
編集:パトリック・ラーシュゴード/ピーター・グヴォザス
音楽:ダニー・ベンジー/ソーンダー・ジュリアーンズ
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオHulu

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精神に来る「サイコ・スリラー」ホラー映画のおすすめ3選

続いては、精神的に追い詰められるような恐怖感を味わえるホラー映画を3作ピックアップします。観賞後に心がどんより落ち込んでしまったときのために、気分転換のご用意をお忘れなく!

ミスト

『ミスト』作品イメージ

▲出典:Netflix

あらすじ

町が激しい嵐に見舞われた翌朝。デヴィットは息子のビリーを連れて、スーパーマーケットで買い物をしていた。すると、突然老人が店内へ駆け込み、「霧の中に何かがいる」と叫ぶ。

気づけば、町は深い霧に覆われていた。霧に隠れて徘徊する恐ろしい怪物たちから、何とか身を守ろうとするデヴィットたちだが……。

あまりに悲惨なストーリーから、「鬱映画」と称されることも多い「ミスト」。霧に閉ざされた町で襲いくる怪物ももちろん怖いのですが、それ以上に強烈なのがパニックに陥った人間の恐ろしさです。生々しく描かれる集団心理の恐怖に、ぞくりとさせられますよ。

特に衝撃的なのが、原作者であるスティーヴン・キングも絶賛したという物語のラストシーンです。熾烈な戦いの末に、デヴィットが迎える結末は……驚きを最大限に味わうために、ぜひネタバレは見ずに鑑賞してみてくださいね。

「善人なら生き残れる」「諦めずに立ち向かえば救われる」といった甘い希望は、この作品には一切通用しません。物語にスッキリとした後味を求める方にはおすすめできない、途方もない絶望感を味わえる作品です。

公開年(制作国) 2007年(アメリカ)
レーティング R15+
上映時間 125分
主要キャスト トーマス・ジェーン
マーシャ・ゲイ・ハーデン
ローリー・ホールデン
スタッフ 原作:スティーヴン・キング『霧』
監督:フランク・ダラボン
製作総指揮:リチャード・サパースタイン/ボブ・ワインスタイン/ハーヴェイ・ワインスタイン
製作:フランク・ダラボン/リズ・グロッツァー
脚本:フランク・ダラボン
撮影:ロン・シュミット
編集:ハンター・M・ヴィア
音楽:マーク・アイシャム
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオ

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ミザリー

『ミザリー』作品イメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

ポール・シェルダンは、大人気ロマンス小説「ミザリー・シリーズ」を手掛ける小説家。ある日、自動車事故で重傷を負った彼は、「ミザリー・シリーズ」の大ファンだという女性・アニーに助けられた。

骨折して動けないポールを、親切に看病するアニー。しかし、少しずつ彼女の異常さが明らかになっていき……。

初めは優しく親切な女性に見えたアニーが、猟奇的に変貌する様子が恐ろしい「ミザリー」。本当にこんな人が身近に潜んでいるかもしれない、自分もこんな目に遭うかもしれないという、リアリティのある恐怖を味わえます。

映画の恐ろしさを格段に高めているのが、アニー役であるキャシー・ベイツの渾身の演技です。人のよさそうな彼女が突然鬼のような形相に変わる瞬間の恐怖は、まさに圧巻。あまりの怖さに衝撃を受け、しばらく彼女の出演作品を観られなくなった人もいるほどです。

雪深いひなびた田舎町という舞台設定によるもの寂しさや息苦しさも、作品全体の雰囲気をいっそう恐ろしいものにしています。なお、グロテスクなシーンは出てこないので、「血は苦手」という人も安心して恐怖体験を楽しめますよ。

公開年(制作国) 1990年(アメリカ)
レーティング なし
上映時間 108分
主要キャスト ジェームズ・カーン
キャシー・ベイツ
スタッフ 原作:スティーヴン・キング『ミザリー』
監督:ロブ・ライナー
製作:ロブ・ライナー/アンドリュー・シェインマン
脚本:ウィリアム・ゴールドマン
撮影:バリー・ソネンフェルド
編集:ハンター・M・ヴィア
音楽:マーク・シャイマン
主な動画配信サービス※ U-NEXTAmazonプライム・ビデオ(有料)

※「U-NEXT」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」より、配信中のサービスを記載

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CURE

『CURE』作品イメージ

▲出典:Netflix

あらすじ

被害者の首から胸にかけて「X」型の傷を刻むという、奇妙な手口の連続殺人事件が発生した。事件の謎を追う刑事の高部は、記憶障害を患った男・間宮の存在にたどり着くが……。

映画「CURE」では、人間の持つ狂気の恐ろしさ静かに、かつ非常に生々しく描き出されています

「突然叫んで暴れ出す」といった分かりやすい狂気ではなく、歯車がズレるように少しずつ狂っていく恐ろしさ。危険だと分かっていて近づいたはずなのに、気づけば自分も狂気の淵に落ちている……そんな丁寧な狂気の描写が、ゾッとするような恐怖感を与えてくれます。

不気味な演出やノイズ、臨場感のあるカメラワークの中で当たり前のように行われる殺人など、不安と緊張をあおる要素もたっぷり詰まっている本作。怖い作品なのに、なぜタイトルが「CURE」(癒し)なのか……その真相は、ぜひあなたの目で確かめてみてくださいね。

公開年(制作国) 1997年(日本)
レーティング なし
上映時間 111分
主要キャスト 役所広司
萩原聖人
うじきつよし
中川安奈
スタッフ 監督:黒沢清
製作:加藤博之
脚本:黒沢清
撮影:喜久村徳章
編集:鈴木歓
音楽:ゲイリー芦屋
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオ(有料)、Hulu

※「U-NEXT」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」より、配信中のサービスを記載

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コワくて楽しい「コメディ」ホラー映画のおすすめ3選

次に、笑える要素が満載のコメディテイストなホラー映画を紹介します。まずはホラー映画の雰囲気から味わってみたいという初心者さんや、怖すぎるストーリーは苦手な方にぴったりの作品を集めました。

アダムス・ファミリー

『アダムス・ファミリー』作品イメージ

▲出典:Netflix

あらすじ

とある街の洋館に住む当主のゴメズ、魔女の血を引く妻・モーティシアらのアダムス一家。悪趣味なことや不幸なできごとが大好きな一家だが、家族同士愛しあい、仲むつまじく暮らしていた。

資産家であるアダムス一家には、顧問弁護士のタリーがいた。金に困っていたタリーは、アダムス一家から財産を奪い取るためのある計画を思いつくが……?

奇人・変人ばかりだけれど、家族仲は最高。そんなアダムス一家にまつわる騒動を描いた作品が「アダムス・ファミリー」です。世界観はダークでゴシックですが、話そのものは明るくコミカルなので、ホラーが苦手な方も楽しめますよ。

特に、ゴメズ・モーティシア夫妻をはじめとするアダムス一家の愛と絆には心がホッと温かくなります。ミステリアスで妖艶なモーティシアの美しさや、耳にのこるキャッチーな音楽にもご注目ください。

物語はハッピーエンドなので、後味もとても良好。過激な暴力や暴言を伴うシーンもなく、誰もが安心して観られるホラー・コメディです。

公開年(制作国) 1991年(アメリカ)
レーティング なし
上映時間 100分
主要キャスト アンジェリカ・ヒューストン
ラウル・ジュリア
クリストファー・ロイド
スタッフ 原作:チャールズ・アダムス『アダムス・ファミリー』
監督:バリー・ソネンフェルド
製作:スコット・ルーディン
脚本:キャロライン・トンプソン/ラリー・ウィルソン
撮影:オーウェン・ロイズマン
編集:デデ・アレン/ジム・ミラー
音楽:マーク・シャイマン
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflix

※「U-NEXT」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」より、配信中のサービスを記載

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ショーン・オブ・ザ・デッド

『ショーン・オブ・ザ・デッド』作品イメージ

▲出典:Netflix

あらすじ

うだつのあがらないダメ男のショーン。無気力で冴えない彼は、ついに恋人のリズにも愛想をつかされてしまう。傷心から酔いつぶれた翌朝、なんと町は人を襲うゾンビであふれかえっていた。母親とリズを助けようと、親友・エドとともに奮闘するショーンだが……?

ゾンビ映画の金字塔「ゾンビ」(1978)のパロディ作品である「ショーン・オブ・ザ・デッド」。怖いゾンビが登場するのはもちろん、笑いあり、涙あり、ラブストーリーあり見どころが盛りだくさんの作品です。

主人公のショーンたちは、ゾンビが迫る中でもコミカルな行動を見せてくれます。ゾンビを倒そうと手に取った武器がレコードだったり、ゾンビのマネをしてピンチから抜け出そうとしたりと、笑えるシーンが盛りだくさんです。

その一方、ゾンビであふれる街で義父や母親と対話するシーンや大切な人を守るために成長していくショーンの姿には、ホロリとするような感動も味わえますよ。

どちらかといえばホラー要素よりもコメディ要素が強いため、恐怖度は控えめです。ただし、血や内臓といったグロテスクな表現は多く登場するので、残酷描写が苦手な方は注意してくださいね。

公開年(制作国) 2004年(イギリス/フランス/アメリカ)
レーティング R15+
上映時間 99分
主要キャスト サイモン・ペッグ
ニック・フロスト
ケイト・アシュフィールド
スタッフ 監督:エドガー・ライト
製作:ニラ・パーク
製作総指揮:ティム・ビーヴァン/エリック・フェルナー/アリソン・オーウェン/ナターシャ・ワートン/ジェームズ・ウィルソン
脚本:エドガー・ライト/サイモン・ペッグ
撮影:デヴィッド・M・ダンラップ
編集:クリス・ディケンズ
音楽:ダン・マッドフォード/ピート・ウッドヘッド
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオ(有料)

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ハッピー・デス・デイ

『ハッピー・デス・デイ』作品イメージ

▲出典:Netflix

あらすじ

自己中で異性関係にだらしがない女子大生のツリー。誕生日の朝、ツリーは同じ学生寮に住むカーターの部屋で目を覚ます。いつものようにワガママ三昧の時間を過ごしていたツリーは、突如現れたマスク姿の人物に刺し殺されてしまった!

ふと目覚めると、そこはまたしてもカーターの部屋。誕生日の1日が繰り返されていることに気づいたツリーは、犯人を見つけてループを止めようと決意する。

殺されても殺されてもめげずに立ち向かっていく、主人公のツリーがとても魅力的な本作。ループを通して少しずつ人間的に成長していくツリーの姿に、気づけば彼女を応援している自分に気づくはずです。

不気味なマスクをかぶった殺人鬼に追われるシーンではしっかりと恐怖を味わえますが、血が大量に流れるようなグロテスクな描写はありません。また、声を上げて笑えるようなシーンも多く、全体的にカラリとした雰囲気を楽しめるのもポイントです。

2019年に公開された続編「ハッピー・デス・デイ 2U」もまた、本作と同等の高い評価を得ています。ちょっぴり怖いけれどスカッと笑える作品を観たいときには、ぜひ「ハッピー・デス・デイ」シリーズを候補に入れてみてくださいね。

公開年(制作国) 2017年(アメリカ)
レーティング なし
上映時間 96分
主要キャスト ジェシカ・ローテ
イズラエル・ブルサード
ルビー・モディーン
レイチェル・マシューズ
スタッフ 監督:クリストファー・B・ランドン
製作:ジェイソン・ブラム
脚本:スコット・ロブデル
撮影:トビー・オリヴァー
編集:グレゴリー・プロトキン
音楽:ベアー・マクレアリー
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオ(有料)

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大定番! 「ゾンビ」ホラー映画のおすすめ3選

続いては、ホラー映画のなかでも圧倒的な人気を誇るゾンビ映画を3つご紹介します。「自分や愛する人が恐ろしい存在に変わってしまうかもしれない」という普遍的な恐怖とともに、重厚なストーリーの面白さも味わえる作品を集めました。

ランド・オブ・ザ・デッド

『ランド・オブ・ザ・デッド』作品イメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

ある日突然現れたゾンビの増殖により、人類がごく少数にまで追い込まれた時代。庶民が苦しい暮らしを送るなか、一部の権力者は傭兵部隊に物資を集めさせ、高層ビルで優雅な生活を謳歌していた。

物資調達の傍らで、ゾンビを虐殺していく傭兵部隊。その様子を目の当たりにしたゾンビのビッグ・ダディは、胸の内に憤りをたぎらせていた……。

もしもゾンビに知性があり、明確な殺意を持って人間を襲うようになったら……。本作「ランド・オブ・ザ・デッド」では、そんな意思を持つゾンビとの熾烈な戦いが描かれています。

「意思を持つゾンビ」という存在の恐ろしさや、血と肉塊が飛び散る残虐シーンの怖さは一級品。さらに、身勝手な欲望のために弱者を食い物にして無益な虐殺を行う「人間の汚さ」による恐怖も味わえるのが本作のポイントです。

本作を手掛けたジョージ・A・ロメロ監督はゾンビ映画の名手であるとともに、作品に社会風刺のメッセージを盛り込むことでも知られています。「ランド・オブ・ザ・デッド」でも、ロメロ監督の作品らしい「怖くて考えさせられる」映画体験を楽しめますよ。

公開年(制作国) 2005年(カナダ/アメリカ/フランス)
レーティング PG12
上映時間 93分
主要キャスト ジョン・レグイザモ
サイモン・ベイカー
デニス・ホッパー
アーシア・アルジェント
ロバート・ジョイ
ユージン・クラーク
スタッフ 監督: ジョージ・A・ロメロ
製作:マーク・キャントン/バーニー・ゴールドマン/ピーター・グルンウォルド
製作総指揮:スティーヴ・バーネット/デニス・E・ジョーンズ
脚本:ジョージ・A・ロメロ
撮影:ミロスラフ・バシャック
編集:マイケル・ドハティ
音楽:ラインホルト・ハイル/ジョニー・クリメック
主な動画配信サービス※ U-NEXTAmazonプライム・ビデオ(有料)

※「U-NEXT」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」より、配信中のサービスを記載

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新感染 ファイナル・エクスプレス

『新感染 ファイナル・エクスプレス』作品イメージ

▲出典:Netflix

あらすじ

仕事人間のソ・ソグは、妻のナヨンと別居中。母親に会いたいとねだる娘のスアンを連れて、ソグは釜山行の高速鉄道KTXに乗り込んだ。

発車直後、スアンは何者かが駅員に飛びかかる様子を目撃する。そして、列車の後方には血管を浮き上がらせた異様な姿の女が乗り込んでおり……。

韓国の人気ゾンビ映画「新感染」シリーズ。その記念すべき第一作目にあたるのが、「新感染 ファイナル・エクスプレス」です。

本作の怖さのポイントは、高速で走る列車の中という逃げられない環境でのサバイバルが描かれるところです。さらに、「感染者に噛まれると、5分も経たずにゾンビ化する」という設定も恐怖と緊張感を格段に高めています。

また、ソグとスアンの父娘をはじめ、乗り合わせた乗客たちが織りなす人間ドラマも見どころです。命の危機においても大切な人を守ろうと奮闘するソグたちの姿に、恐怖だけでなく感動も味わえますよ。

なお、本作はゾンビ映画ではありますが、グロテスクな要素は少ないためレーティングはありません。ただし、ゾンビの造形はしっかり怖いため、お子さまやホラーが苦手な方は注意してくださいね。

公開年(制作国) 2016年(韓国)
レーティング なし
上映時間 118分
主要キャスト コン・ユ
チョン・ユミ
マ・ドンソク
スタッフ 監督:ヨン・サンホ
製作:イ・ドンハ
製作総指揮:キム・ウテク
脚本:パク・ジュスク/ジョースーク・パーク
撮影:イ・ヒョンドク
編集:ヤン・ジンモー
音楽:チャン・ヨンギュ
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオ(有料)

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アイアムアヒーロー

『アイアムアヒーロー』作品イメージ

出典:Netflix

あらすじ

鈴木英雄は、冴えない漫画家アシスタントの35歳。漫画家デビューを目指すも鳴かず飛ばずで、恋人の徹子との関係も険悪になりつつあった。

ある日、英雄はゾンビのような姿に変わり果てた徹子に襲われる。揉みあう中、床に置いてあったトロフィーが徹子の後頭部に刺さり、彼女は動かなくなった。徹子を殺してしまったと思い、恐怖から逃げ出す英雄。しかし、町はすでに大混乱に陥っており……。

本作は、花沢健吾さんの人気漫画「アイアムアヒーロー」を実写映画化した作品です。劇中では、謎のウイルスに感染してゾンビのような食人鬼「ZQN」(ゾキュン)と化した人々と、感染を免れた主人公・英雄らの凄惨な戦いが描かれています。

怖さのポイントは、並のホラー映画とは一線を画す過激な残酷表現です。血肉が飛び散る容赦ない人体破壊描写と、本当にこんな事件が起こるかも……と思わせるリアルな世界観が相まって、生々しい恐怖感を味わえますよ。

そして、気弱で冴えない青年だった英雄が成長していくストーリーも本作の大きな魅力のひとつです。怖くてグロくてしっかり面白い、見ごたえのある国産ゾンビホラーを求める方におすすめします。

公開年(制作国) 2016年(日本)
レーティング R15+
上映時間 127分
主要キャスト 大泉洋
有村架純
吉沢悠
岡田義徳
片瀬那奈
長澤まさみ
スタッフ 原作:花沢健吾『アイアムアヒーロー』
監督:佐藤信介
製作:山﨑倫明/城戸史朗
製作総指揮:山内章弘
脚本:野木亜紀子
撮影:河津太郎
編集:今井剛
音楽:ニマ・ファクララ
主な動画配信サービス※ NetflixAmazonプライム・ビデオ

※「U-NEXT」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」より、配信中のサービスを記載

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出会いたくない「アニマル」ホラー映画のおすすめ3選

次に、動物や魚といった生き物をテーマとしたホラー映画のおすすめ作品を紹介します。「B級・C級ばかり」と誤解されがちなジャンルの印象をくつがえすような、しっかり怖い作品をピックアップしました。

『鳥』作品イメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

若く美しいメラニーは、気になる男性・ミッチに会うためにカリフォルニアのボデガ・ベイを訪れた。突如カモメに襲われて、負傷するメラニー。これを境に、鳥たちは無差別に人を襲うようになり……。

サスペンスの巨匠・ヒッチコック監督による傑作パニック・ホラー「鳥」。誰にとっても身近でありふれた生き物である鳥たちが、突如群れをなして人間に襲い掛かって来る恐怖を描いています。

軽妙なラブコメディのような前半の明るさから一転してみるみる地獄絵図に陥っていくストーリーは非常に鮮やかで、観る者に強烈な印象を与えます。

また、音楽を使わず鳥の鳴き声や羽音といったリアルな音だけが聞こえる点も、恐怖感を格段に高めているポイントです。

メラニーやミッチ、ミッチの元恋人や母親たちによる緊張感のある複雑な人間ドラマを味わえる点にも注目したいところ。ホラー映画好きなら一度は観たい、時代を超えて輝き続ける傑作です。

公開年(制作国) 1963年(アメリカ)
レーティング なし
上映時間 119分
主要キャスト ティッピ・ヘドレン
ロッド・テイラー
ジェシカ・タンディ
スザンヌ・プレシェット
スタッフ 原作: ダフニ・デュ・モーリエ
監督:アルフレッド・ヒッチコック
製作:アルフレッド・ヒッチコック
脚本:エヴァン・ハンター
撮影:ロバート・バークス
編集:ジョージ・トマシーニ
主な動画配信サービス※ U-NEXTAmazonプライム・ビデオ

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ロスト・バケーション

『ロスト・バケーション』作品イメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

医学生のナンシーは、母を亡くしたばかり。彼女は休暇を利用して、亡き母が教えてくれた秘密のビーチを訪れる。楽園のようなビーチで思い出に浸るナンシーだが、突如現れた巨大なサメに襲われてしまう。

脚を負傷しながらも、何とか小さな岩場にたどり着くナンシー。絶体絶命の窮地に陥りながらも、生き残ろうと奮闘するが……。

「ロスト・バケーション」は、サメVS美女というシンプルな構図のパニック・ホラームービーです。潮が満ちるごとに足場が狭くなる焦り、岸は見えているのにたどり着けない絶望感……正統派サメ映画の恐怖感を、存分に味わえますよ。

ケガを負ったうえに頼れる人が誰もいない状況でサメと戦わなければならない孤独感も、恐ろしさに拍車をかけています。危機的状況を冷静に対処しつつ勇敢にサメに立ち向かうナンシーの、手に汗握るサバイバル模様をご堪能ください。

なお、流血描写や痛みを感じさせる描写はありますが、グロテスクさの度合いはさほど高くありません。後味も悪くないため、怖すぎる作品は苦手な人も鑑賞しやすい作品です。

公開年(制作国) 2016年(アメリカ)
レーティング PG12
上映時間 86分
主要キャスト ブレイク・ライヴリー
オスカル・ハエナダ
ブレット・カレン
スタッフ 監督:ジャウム・コレット=セラ
製作:リン・ハリス/マッティ・レシェム
製作総指揮:ダグ・メリフィールド/ジャウム・コレット=セラ
脚本:アンソニー・ジャスウィンスキー
撮影:フラビオ・ラビアーノ
編集:ジョエル・ネグロン
音楽:マルコ・ベルトラミ
主な動画配信サービス※ U-NEXTAmazonプライム・ビデオ

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ジョーズ

『ジョーズ』作品イメージ

▲出典:Netflix

あらすじ

アミティ島の平和なビーチで、突如発見された無残な遺体。サメの襲撃を疑った警察署長のブロディはビーチの閉鎖を提案するが、市長らの対応の不手際によって第二・第三の犠牲者が出てしまう。

事態を見かねたブロディは海洋学者のマットと手練れの漁師・クイントと共に船に乗り込み、サメ退治に出立するのだった。

スピルバーグ監督の名を世に知らしめた傑作「ジョーズ」。なかなか姿を現さない人喰いサメへの恐怖はもちろん、現実から目を反らそうとする集団心理の恐ろしさや、刑事のブロディ・漁師のクイントらが織りなす人間ドラマも楽しめる骨太な作品です。

ジョン・ウィリアムズによる地を這うような不気味なBGMも、不安と緊張をさらに高めます。死亡シーンにもしっかりとリアルさ・グロテスクさがあり、まるで実際に事件に巻き込まれたかのようなハラハラ・ドキドキ感を楽しめますよ。

計算されたカメラワークも素晴らしく、まるで自分も襲撃の現場に居合わせたかのような臨場感を味わえます。今やサメ映画の定番となった、水中から忍び寄るサメ目線の映像にもご注目ください。

公開年(制作国) 1975年(アメリカ)
レーティング PG12
上映時間 124分
主要キャスト ロイ・シャイダー
ロバート・ショウ
リチャード・ドレイファス
ロレイン・ゲイリー
マーレイ・ハミルトン
スタッフ 原作:ピーター・ベンチリー「ジョーズ」
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作:リチャード・D・ザナック/デイヴィッド・ブラウン
脚本:ピーター・ベンチリー/カール・ゴットリーブ
撮影:ビル・バトラー
編集:ヴァーナ・フィールズ
音楽:ジョン・ウィリアムズ
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオ(有料)

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ハラハラ・ドキドキ「サスペンス」ホラー映画のおすすめ3選

続いては、張り詰めた緊張感を味わえるサスペンス色の強いホラー映画を紹介します。恐怖感と一緒に、手に汗握るハラハラ・ドキドキ感を楽しんでくださいね。

ヘイトフル・エイト

『ヘイトフル・エイト』作品イメージ

▲出典:『ヘイトフル・エイト』公式サイト

あらすじ

ある寒い夜、吹雪に足止めされた7人の男と1人の女がロッジに集う。互いに面識もなく人種も年齢もバラバラの彼らは、それぞれが腹に一物を抱えた「ワケあり」の者たちだった。

互いに互いを訝しみ、疑心暗鬼に陥っていく8人。そして、緊張がピークに達したとき、ついに最初の殺人が発生する……。

西部時代のアメリカを舞台に、ウエスタン仕立ての密室殺人ミステリーを描く本作。厳密に言えばホラー映画ではないのですが、「閉ざされた山小屋」というシチュエーションや過激な暴力描写により、緊張感や恐怖感をしっかり味わえる作品に仕上がっています。

かなり長尺の前半の会話シーンと、タランティーノ監督らしいド派手なバイオレンス・アクションシーンのコントラストもポイントです。ぎりぎりまで緊張感を高めてからの残虐シーンは鮮烈で、痛快さすら感じられますよ。

悪党ばかりなのに魅力的な8人のキャラクター像や、「タランティーノ節」とも言うべきクセのあるセリフ回しにもご注目ください。3時間近くにも及ぶ長いドラマの果ての、想像を超えるラストシーンは必見です。

公開年(制作国) 2015年(アメリカ)
レーティング R18+
上映時間 167分
主要キャスト サミュエル・L・ジャクソン
カート・ラッセル
ジェニファー・ジェイソン・リー
ウォルトン・ゴギンズ
デミアン・ビチル
ティム・ロス
マイケル・マドセン
ブルース・ダーン
スタッフ 監督:クエンティン・タランティーノ
製作:リチャード・N・グラッドスタイン/ステイシー・シェア/シャノン・マッキントッシュ
製作総指揮:ボブ・ワインスタイン/ハーヴェイ・ワインスタイン/ジョージア・カカンデス
脚本:クエンティン・タランティーノ
撮影:ロバート・リチャードソン
編集:フレッド・ラスキン
音楽:エンニオ・モリコーネ
主な動画配信サービス※ Amazonプライム・ビデオ(有料)、Hulu

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ブラック・スワン

『ブラック・スワン』作品イメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

バレリーナのニナは、舞台「白鳥の湖」の大役であるスワン・クイーンに選出される。無垢な白鳥・オデットの踊りは完璧にこなせるニナだが、奔放で妖艶な黒鳥・オディールの役が一向につかめずにいた。

焦りとプレッシャーに苦しむニナ。何とか役を掴もうとするうちに、次第に幻覚を見るようになり……。

本作では、ナタリー・ポートマン演じる美しいニナが狂気に堕ちていくさまが描かれています。怪物やスプラッター的な表現は出てきませんが、迫真の演技と巧みな演出のおかげで恐怖度は抜群。背筋が寒くなるような、じっとりとした怖さを味わえます。

また、思わず「痛い!」と目を背けたくなるような表現が多く登場する点も、本作の特徴のひとつです。少しずつ追い詰められておかしくなっていくニナの苦しみを、より生々しく体感できますよ。

現と幻の境界があいまいな世界の中で、憎悪や嫉妬といった人間の薄暗い感情が克明に描かれる「ブラック・スワン」。なお、エロティックなシーンも多く登場するため、苦手な方は注意してご鑑賞くださいね。

公開年(制作国) 2010年(アメリカ)
レーティング R15+
上映時間 108分
主要キャスト ナタリー・ポートマン
ヴァンサン・カッセル
ミラ・クニス
スタッフ 原案:アンドレス・ハインツ
監督:ダーレン・アロノフスキー
製作:スコット・フランクリン/マイク・メダヴォイ/アーノルド・メッサー/ブライアン・オリヴァー
製作総指揮:ジョン・アヴネット/ブラッド・フィッシャー/ピーター・フラックマン/アリ・ハンデル/ジェニファー・ロス/リック・シュウォーツ/タイラー・トンプソン/デヴィッド・スウェイツ
脚本:マーク・ヘイマン/アンドレス・ハインツ/ジョン・J・マクローリン
撮影:マシュー・リバティーク
編集:アンドリュー・ワイスブラム
音楽:クリント・マンセル
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パラサイト 半地下の家族

『パラサイト 半地下の家族』作品イメージ

▲出典:Netflix

あらすじ

浪人生のキム・ギウは、半地下のアパートで暮らす貧しい一家の長男。ある日、ギウは友人から家庭教師のアルバイトを持ちかけられる。ギウは妹のギジョンが作った偽の学生証を使い、名門・ソウル大学の学生と偽って富豪のパク家に入り込むのだった。

パク夫人に気に入られ、高い給与を受け取って味をしめたギウ。パク家の幼い息子・ダソンの美術教師として、妹・ギジョンもパク家に取り入らせようと考えるが……。

本作は、第72回カンヌ国際映画祭にてパルム・ドール(最高賞)を受賞しました。話の前半部分はブラックな笑いが散りばめられた愉快なコメディ仕立てで進んでいきますが、果たして後半は……?

本作の怖いところは、国際的な問題である「格差社会」の闇が描かれている部分にあります。

お金持ちでも真に満たされてはいないパク家に、スキルがあるにも関わらず貧困からチャンスに恵まれないキム家。そして、キム家よりもさらに下に生きる人々……別々の場所で生きていた彼らが重なり合ったとき、事件は起きてしまいます

光が僅かにしか差さない「半地下」からパク家に寄生(パラサイト)することで這い上がろうとするキム家の人々は、どのような結末を迎えるのでしょうか。ただ「怖い」「面白い」だけでは済まない物語を、ぜひあなたの目で確かめてみてください。

公開年(制作国) 2019年(韓国)
レーティング PG12
上映時間 132分
主要キャスト ソン・ガンホ
イ・ソンギュン
チョ・ヨジョン
チェ・ウシク
パク・ソダム
スタッフ 監督:ポン・ジュノ
製作:クァク・シネ/ムン・ヤングォン/ポン・ジュノ/チャン・ヨンファン
脚本:ポン・ジュノ/ハン・ジンウォン
撮影:ホン・ギョンピョ
編集:ヤン・ジンモ
音楽:チョン・ジェイル
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオHulu

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未知の恐怖! 「SF・モンスター」ホラー映画のおすすめ3選

続いては、現実には存在しない怪物たちが登場するホラー映画を紹介します。異形のモンスターはもちろん、透明人間や吸血鬼といった誰もが知っている怪物が登場する作品もピックアップしました。

トレマーズ

『トレマーズ』作品イメージ

▲出典:Netflix

あらすじ

小さな田舎町で便利屋を営むバルとアールは、不審な遺体を次々と見つける。助けを呼ぼうとするも、電話が繋がらない。仕方なく車を走らせようとすると、タイヤに得体の知れない怪物の遺骸が絡みついているのを発見した。

怪物の正体は、地中深くに潜む巨大なモンスター「グラボイズ」。通信手段を断たれて陸の孤島と化した町で、猛スピードで襲い来るグラボイズたちとの壮絶な戦いが始まった!

地面の中から突如襲い掛かって来るグラボイズが恐ろしい「トレマーズ」。「グラボイズは視覚ではなく音や振動で獲物を察知する」という設定も、ハラハラ感にいっそう拍車をかけています。

また、グラボイズに立ち向かう人々の活躍を楽しめるのも本作の特長のひとつです。知恵を絞って怪物に立ち向かうバルとアールのコンビはもちろん、中盤で登場するガンマー夫妻の痛快なアクションにもご注目ください。

パニック映画らしい残酷シーンとともに、コミカルなシーンもふんだんに盛り込まれている点も魅力的です。ドキドキの緊張感とともに、スカッと爽快なカタルシスも味わえます

公開年(制作国) 1990年(アメリカ)
レーティング R18+
上映時間 96分
主要キャスト ケヴィン・ベーコン
フレッド・ウォード
フィン・カーター
マイケル・グロス
リーバ・マッキンタイア
スタッフ 原案:ブレント・マドック/S・S・ウィルソン/ロン・アンダーウッド
監督:ロン・アンダーウッド
製作:ブレント・マドック/S・S・ウィルソン
製作総指揮:ゲイル・アン・ハード
脚本:ブレント・マドック/S・S・ウィルソン
撮影:アレクサンダー・グルツィンスキー
編集:O・ニコラス・ブラウン
音楽:アーネスト・トロースト/ロバート・フォーク
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオ(有料)

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透明人間(2020)

『透明人間』作品イメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

起業家のエイドリアンと同棲中のセシリア。恋人の異常な束縛に疲れ果てたセシリアは、彼が寝ている隙に屋敷から逃げ出し、友人の家に身を寄せた。

いつ彼が追いかけてくるかと怯えるセシリアのもとに「エイドリアンが500万ドルの遺産をセシリアに遺し、自殺した」という知らせが届く。それを境に、セシリアの身の周りで次々と怪現象が発生するようになり……。

本作「透明人間」は、1933年の映画「透明人間」を現代風にリブート(作り直し)した作品です。監督・脚本は、「SAW」シリーズを生み出したことで知られるリー・ワネル氏が手掛けました。

2020年版「透明人間」のストーリーは、「死んだはずの恋人が透明人間となって襲いに来る」というものです。じわじわと迫る透明人間の恐ろしさはもちろん、相手が透明であるゆえに被害を信じてもらえないシーンが多く描かれる点も恐怖と絶望感をあおります。

さらに怖いのが、はじめは怯えるばかりだったセシリアが恐怖のなかで次第に豹変していく点。セシリア役のエリザベス・モスの素晴らしい演技により、狂気に陥った人間の恐ろしさをまざまざと感じられますよ。

公開年(制作国) 2020年(アメリカ/オーストラリア)
レーティング PG12
上映時間 124分
主要キャスト エリザベス・モス
オルディス・ホッジ
ストーム・リード
ハリエット・ダイアー
マイケル・ドーマン
オリヴァー・ジャクソン=コーエン
スタッフ 原作:H・G・ウェルズ「透明人間」/ジェイムズ・ホエール「透明人間」(1933)
監督:リー・ワネル
製作:ジェイソン・ブラム/カイリー・デュ・フレズネ
製作総指揮:リー・ワネル/ローズマリー・ブライト/ベン・グラント/ベアトリス・セケイラ/ジャネット・ヴォルトゥルノ
脚本:リー・ワネル
撮影:ステファン・ダスキオ
編集:アンディ・キャニー
音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
主な動画配信サービス※ U-NEXTAmazonプライム・ビデオ

※「U-NEXT」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」より、配信中のサービスを記載

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インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』作品イメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

記者のダニエルが、美しい黒髪の紳士・ルイにインタビューを行う。はじめに職業を尋ねると、ルイはこともなげに「ヴァンパイア(吸血鬼)」と答えるのだった。

冗談だと思うダニエルだが、ルイは目の前で高速移動の能力を見せつけ、人間ではないことを証明する。驚くダニエルの前で、ルイはその数奇な半生を語り始めたのだった……。

「吸血鬼」や「ヴァンパイア」という言葉に、どこか耽美な魅力を感じる……そんなあなたは、ぜひ「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」をどうぞ。

この作品の見どころは、トム・クルーズやブラッド・ピットといった豪華俳優陣が演じるヴァンパイアたちの生きざま。若く美しい姿のままに永遠を生きるヴァンパイアの苦悩や愛憎模様が、華麗かつドラマティックな映像で描き出されています。

殺人シーンや流血シーンはありますが、怖さ・グロテスクさは軽めなのでホラー映画にあまり慣れていない方も比較的安心して楽しめますよ。「恐怖感」よりも、陰鬱でダークな世界観やどこか退廃的な美しさを求める方におすすめです。

公開年(制作国) 1994年(アメリカ)
レーティング なし
上映時間 123分
主要キャスト トム・クルーズ
ブラッド・ピット
キルスティン・ダンスト
クリスチャン・スレーター
スティーヴン・レイ
スタッフ 原作:アン・ライス「夜明けのヴァンパイア」
監督:ニール・ジョーダン
製作:スティーヴン・ウーリー/デヴィッド・ゲフィン
脚本:アン・ライス
撮影: フィリップ・ルースロ
編集:ミック・オーズリー
音楽:エリオット・ゴールデンサール
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオ(有料)

※「U-NEXT」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」より、配信中のサービスを記載

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背筋も凍る「ジャパニーズ」ホラー映画のおすすめ3選

最後に、じっとりとした恐怖表現が魅力の国産ホラー映画を3作品紹介します。眠れなくなるような、しっかり怖い作品をピックアップしました。

仄暗い水の底から

『仄暗い水の底から』作品イメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

夫と離婚調停中の淑美は、娘の郁子を連れて引っ越しをする。マンションで新生活を始める親子だが、淑美は上階の物音や天井のシミが妙に気になっていた。そんななか、次第に郁子がおかしな言動を見せ始めて……

全体を通して暗くどんよりとした空気感が流れる「仄暗い水の底から」。悲鳴を上げるような派手な怖さというよりも、どこか寂しさや悲しみを伴うようなじっとりとした怖さを感じられる作品です。

本作には、至る所で「水」が登場します。蛇口をひねると出てきた水に髪の毛が混じっていたり、突然汚水があふれだしたり……誰にとっても身近な「水」だからこそ衝撃が生々しく想像でき、リアルな恐怖と嫌悪感を味わえますよ。

恐ろしい展開のなかにも愛や絆を感じさせる、物悲しいストーリーもポイント。物語のラストでは、キャッチコピーである「ずっとずっといっしょだよね、ママ」という言葉の意味がずっしりと響いてきます。

公開年(制作国) 2002年(日本)
レーティング なし
上映時間 101分
主要キャスト 黒木瞳
小日向文世
菅野莉央
水川あさみ
スタッフ 原作:鈴木光司「仄暗い水の底から」より「浮遊する水」
監督:中田秀夫
製作:一瀬隆重
脚本:中村義洋/鈴木謙一
撮影:林淳一郎
編集:高橋信之
音楽:川井憲次
主な動画配信サービス※ U-NEXTAmazonプライム・ビデオHulu

※「U-NEXT」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」より、配信中のサービスを記載

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黒い家

『黒い家』作品イメージ

▲出典:U-NEXT

あらすじ

生命保険会社に勤める若槻は、保険契約者の男・菰田(こもだ)の家を訪れる。襖を開けた若槻が見た者は、菰田の継子・和也の首つり遺体だった。

菰田とその妻・幸子から、和也にかけられた保険金の催促を受ける若槻。あまりにも執拗な菰田の姿勢に保険金殺人を疑った若槻は、密かに菰田夫妻についての調査を始めるが……

非現実感よりもリアルさや生々しさを求める方におすすめしたいのが「黒い家」。幽霊や怪奇現象の類は一切なく、生きた人間の恐ろしさを徹底的に描いた作品です。

一見普通なようで次第に異常さが垣間見える登場人物たちが本当に怖い! 「狂演」と称されるほどの凄まじい演技にノイズや色彩を使った不気味な演出が絡み合い、物語のおぞましさを最大限に高めています。

邦画ホラーのなかでも、特に怖い作品としてしばしば名の挙がる本作。「トラウマになった」「精神的にぐったり疲れた」という人も多いため、鑑賞の際は心して臨んでくださいね。

公開年(制作国) 1999年(日本)
上映時間 118分
主要キャスト 内野聖陽
大竹しのぶ
西村雅彦
スタッフ 原作:貴志祐介「黒い家」
監督:森田芳光
製作:柘植靖司/三沢和子/山本勉
脚本:大森寿美男
撮影:北信康
編集:田中愼二
音楽:山崎哲雄
主な動画配信サービス※ U-NEXTAmazonプライム・ビデオ(有料)、Hulu

※『U-NEXT』『Netflix』『Amazonプライム・ビデオ』『Hulu』より、配信中のサービスを記載

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冷たい熱帯魚

『冷たい熱帯魚』作品イメージ

▲出典:Netflix

あらすじ

小さな熱帯魚店を営む社本は、後妻の妙子と死別した前妻との娘・美津子との3人暮らし。妻と娘の不和から目を反らす社本の態度は、娘・美津子の万引きという非行を招いてしまう。

美津子が万引きをはたらいたスーパーに呼び出される社本。そこで場を取りなしてくれたのが、大型熱帯魚店の経営者・村田だった。これをきっかけに、社本は村田一家と家族ぐるみでの付き合いを始める。しかし、一見親切な村田には恐るべき裏の顔があり……。

あまりに残虐でショッキングな内容から、「トラウマ映画」として名高い「冷たい熱帯魚」。性的暴行や人体損壊といった吐き気を催すようなシーンを一切の妥協なく描き切っているため、こうした残酷シーンが苦手な方は鑑賞を避けた方が無難です。

特に怖いのは、社本やその家族がずるずると村田のペースに巻き込まれていくところ。物理的に拘束されているわけではないのに逃げられず、奴隷のように悪事に加担してしまう社本たちの姿に、ゾッとするような「洗脳」の恐怖を感じられます。

この映画が実際に起きた殺人事件をモチーフに作られているという点も、鑑賞する者の心に重くのしかかります。幽霊より、お化けより、何より恐ろしいのは人間の悪意……そんな気持ちを、嫌というほど味わえる作品です。

公開年(制作国) 2010年(日本)
レーティング R18+
上映時間 146分
主要キャスト 吹越満
でんでん
黒沢あすか
神楽坂恵
梶原ひかり
スタッフ 監督:園子温
製作:杉原晃史
プロデューサー:千葉善紀/木村俊樹
脚本:園子温/高橋ヨシキ
撮影:木村信也
編集:伊藤潤一
音楽:原田智英
主な動画配信サービス※ U-NEXTNetflixAmazonプライム・ビデオHulu

※「U-NEXT」「Netflix」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」より、配信中のサービスを記載

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次はどんな恐怖を楽しむ?

一説によれば、ホラー映画の鑑賞は不安やストレスの軽減に役立つ可能性があると言われています。自宅で非日常の恐怖を味わえるホラー映画は、毎日のちょっとしたスパイスにぴったり!

この記事を参考に、ぜひお気に入りのホラー映画を見つけてください。

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