Fishlle!（フィシュル）の口コミは良い？ 悪い？ 実際に注文して味・料金・デメリットを検証

本記事について
※料金はすべて税込価格です。
※1パック・1食あたりの料金は小数点以下を四捨五入しています。

「フィシュル」が提供するミールパックの特徴は、ふだんは市場に出ない未利用魚も使っていること。水揚げ量が不安定な魚、形が少し悪くなってしまった魚など、珍しい魚も含め「フィシュル」なら美味しく堪能できます。

魚はすべて国産なので、産地が気になる人も安心して利用可能です。美味しく食べてフードロスに貢献できる点も魅力といえます。

「フィシュル」のミールパックは、無添加であること・新鮮であることにこだわっています。

ミールパックの味付けだけでなく使われている魚が変わるのも、旬に合わせて鮮度の良い海の幸を選んでいるからです。特殊な凍結技術を使っているので魚の臭みが少なく、鮮度をキープできます。

保存料・着色料を使っていないのでナチュラルな食事を求めている人にもおすすめです。

「フィシュル」は単品購入用のサービスではありません。購入できる方法は、「サブスク」とも呼ばれる定期購入。選んだセットが希望の周期で配送されるので、毎回注文し直さずに済んで便利です。

用意されているセットはすべて内容がランダムの「おまかせ便」。多種多様な味付けのミールパックが毎回詰められているので、開封する楽しさが増します。

定期購入プラン「おまかせ便」は全部で3種類。お手軽に試せる「6パックおまかせ便」や3～4人家族の食卓にぴったりな「10パックおまかせ便」、まとめてミールパックを購入したい人に適した「16パックおまかせ便」があります。

1パックあたりの価格がもっとも安いのは「16パックおまかせ便」です。まとめ買いしても冷凍庫のスペースが圧迫されない余裕があるのなら、「16パックおまかせ便」の購入がお得でおすすめ！

ミールパックの数が多いほど1パックあたりの価格がお得になる「おまかせ便」ですが、どのプランを選んでも初回限定30％OFFクーポンを使用できます。

まとめて購入すると味の好みや調理が不安……という人は、まず「6パックおまかせ便」でお試ししてみてください。

なお、クーポンは初回限定なのでリピート注文には適用外な点に注意しましょう。

今回ラクタさん編集部は、「フィシュル」を利用したことがある人の正直な口コミを、独自にアンケート調査しました。実際のリアルな評価を良い口コミ・悪い口コミともに紹介します。

「フィシュル」を利用して良い印象を持った人のうち、理由は「コスパの良さ」「珍しい魚が食べられる」「調理の手間が少ない」などさまざまでした。

女性だけでなく男性からの良い口コミも複数あり、男女問わず手軽さや魚のおいしさを堪能できるミールパックだとわかります。

「フィシュル」の悪い口コミで目立ったのは「料金の高さ」でした。良い口コミでは美味しさと値段とを比べてコスパが良いと答える人がいましたが、一方で「量のわりに料金が高い」と感じてしまう人も……。

「フィシュル」のミールパックは温めるだけで完成なので手間がかかりませんが、便利だからこそ料金が高くて続けられないことへの不満が出るようです。

また「フィシュル」の定期購入はすべて内容がおまかせなので、嫌いな味のものを後回しにしてしまう悩みを抱えている人もいました。

今回注文した「フィシュル」のミールパックは、『6パックおまかせ便』。それぞれ味付けの異なるミールパックが6種類入っています。

ラインナップは以下のとおりです。

6種類のミールパックのうち、今回は『ジェノバソース』『煮切り醤油漬け』『魚醤ガーリック』の実食レビューを紹介します！ いずれも彩りを添えるアレンジを加えていますので、調理するときの参考にしてみてください。

”ミールパック”という名のとおり、しっかりと密閉されたパックが冷凍の状態で届きました。

冷凍されているので鮮度が落ちる心配がなく、冷凍庫のスペースも気にしなくてよいので、思いついたときにすぐ魚を食べられるのは魅力的です！

「フィシュル」のミールパックを実際に食べるときは、水を張ったボウルにミールパックを入れて解凍するだけと非常に簡単。生食用と書かれたミールパックなら、シンプルに食べたいときは中身をお皿に盛り付けるだけで1品完成です。

ややミールパックの切り口が固く、開けるのに少しだけ手間取りましたが、鮮度を保つためにしっかりと密閉されている点に安心感が持てました。

1食目に選んだのは『ジェノバソース』。一般的にジェノベーゼソースと呼ばれるもので、日本ではバジルソースの名前でよく見かけます。イタリアン料理として使いやすそうな味付けです。

使用されている魚はイトヨリダイ。スーパーでは高級魚として扱われていることが多い鯛を、気軽に食のサブスクで楽しめるだけでお得な気分です。

洋風な料理にしか使えなさそうな『ジェノバソース』ですが、今回はパスタではなくそうめんに使いました！

大葉とミニトマトを用意しました。たくさんの食材を別途用意しなくてもメインの料理が作れるのは、「フィシュル」のミールパックのいいところです。

「フィシュル」のミールパックはもともと味付け済みなので、アレンジをしない場合は特に追加で調味料を用意しなくても問題ありません。

今回は『ジェノバソース』の風味に合うオリーブオイルのほかに、味にさっぱり感を出すためのレモン、アクセントのしょうがや塩・コショウを使いました。和のテイストを足すためにそうめんのつゆを入れるのもポイントです。

大葉はこまかく刻み、ミニトマトは半分にカットしておきます。いずれも少しだけ包丁を使えばできるので、料理が苦手な人でも作れます！ 洗い物が少ないのも嬉しいポイントでした。

すべて盛りつけ終わった図がこちらです。

日常的に食べるそうめんよりも彩りが良く、パッと食卓が華やかになります。いつものそうめんに飽きてしまったときや、簡単におしゃれな料理を作りたいときにぴったりです。

肝心の魚はというと、箸でつかむとしっかりとした厚みを感じます！ 『ジェノバソース』の味付けとアレンジで入れた大葉がマッチし、非常に香りがよいので食欲がないときも美味しく食べられそうです。

切り身はどれもぷりぷりとしていて、冷凍されていたものとは思えない歯ごたえでした。

2食目は和風な味付けのミールパックをチョイス。『煮切り醤油漬け』はごはんに合いそうだと感じたため、シンプルな食べ方で実食！

完成した料理がこちらです。

驚いたのは、通常の丼に敷き詰めたご飯がすっぽり隠れるほどの魚のボリュームです。1切れが大きいのにも驚きましたが、口コミでボリュームの少なさに不満を持つ人が多い印象だったため、全体的なボリュームの多さにさらにびっくり。

味付けもしっかりしているので、ご飯に乗せるだけでパクパクと美味しく食べられます。

『煮切り醤油漬け』の魚もまた、『ジェノバソース』と同じく厚みと歯ごたえを感じる鮮度の良い状態。ミールパック内に残っている調味ダレの量もそれほど多くないので、丼の仕上げにかけても味が濃くなりすぎずちょうどよいです。

今回は卵黄とネギを乗せて軽くアレンジしましたが、もともとの味付けとマッチしてとても美味しかったです。

3食目は『魚醤ガーリック』です。魚醤は昔から日本にある醤油ですが、今ではなじみがない家庭も多いでしょう。

魚醤自体にややクセがあると予想し、いろいろな風味の食材と合わせやすいパスタに使いました。なお、こちらのミールパックは"加熱用"なので、解凍後にフライパンで焼く工程が必要です。

『魚醤ガーリック』に使われている魚はヘダイです。こちらもタイだったので、コスパのよさに感激です。タイはそのままだと淡白な味わいなので、魚醤とガーリックという強めな味付けでどう変わるのかわくわくしました。

完成した料理がこちら。

ほんのり焦げ目をつけると、ふわっと魚醤の深い香りがキッチンにたちこめました。それだけで食欲をそそります。

火が通ったらパスタに乗せ、『ジェノバソース』のアレンジでも使ったミニトマトと大葉を合わせれば、あっという間に外食で食べるパスタのような仕上がりに！ ガーリックと魚醤がシンプルなタイの旨味と絶妙に合います。

『魚醤ガーリック』のミールパックに入っている切り身の量は、パスタ1.5束分くらいはありました。夫婦2人暮らしであれば十分足りるボリュームです。

「フィシュル」のミールパックはとても可愛い段ボール箱に入れられて届きました。開封前からわくわくさせてくれるのは嬉しいポイントです。

ミールパック以外に、箱の中にはお礼の言葉が書かれた紙や、未利用魚に関する図鑑が入っていました。

「ありがとうletter」と書かれた紙はやさしいタッチのイラスト付きで、「フィシュル」でサービス提供してくれている人のぬくもりを感じられます。

「お魚図鑑」には写真ではなくカラフルなイラストがたくさん！ 子どもと一緒に学びながら食事をするにはぴったりのおまけです。

筆者は未利用魚について詳しく知らなかったので、この図鑑であらためて知識を得られました。

『6パックおまかせ便』に入っていたミールパックは、いずれも味がしっかりとついています。ただ味が濃すぎるとは感じなかったので、かなりさっぱりめの味付けが好きな人以外なら美味しいと思うでしょう。

ボリュームについても、ミールパック1つでメイン料理を1つ作れると考えれば、物足りなさは感じない結果に。解凍後に使いきれず余らせてしまう……とならないので、食べたいときに食べきれるちょうどよい量です。

アレンジするとしても調味料を新しく買いこむ必要はなく、好きな野菜を添えたりフライパンで焼いたりするだけで料理ができあがるのは好印象！ 鮮度に関しては言うまでもなく満点です。

スーパーで並んでいる魚の切り身と見比べると、確かに「フィシュル」のミールパックは高く感じるかもしれません。しかし「フィシュル」なら骨抜き・味付けといった下ごしらえがまったくいらないので、忙しい人が魚料理を楽しめるコスパ良好なサブスクといえます。

実際に「フィシュル」を実食した感想や口コミをふまえ、利用するうえでのおすすめしたいポイントを紹介します。

注意しておきたいポイントについても解説しますので、これから初めて利用する人はぜひ参考にしてください。

「フィシュル」の特徴である未利用魚のミールパックは、スーパーでは買えない珍しい魚・貴重な魚を食べられるのが大きなメリット。子どもの食育にもぴったりです。

魚料理になれていない人でも、味付けが施されている「フィシュル」のミールパックなら失敗知らずで料理が作れます。野菜をはじめ自宅にある食材と組み合わせてアレンジできるので、料理好きな人であればより楽しみながら食事ができます。

「フィシュル」をリピートしにくいを感じる大きな要因は、ミールパックがややボリューム不足で、コスパの悪さを感じてしまう点です。美味しい魚をたくさん食べたい！ という人にはデメリットといえます。

おまかせで届くミールパックはいずれも味が選べないため、味の好き嫌いが多い人には不向きです。味付けは濃いめなので別の調味料で味を上書きするのは難しく、どうしてもミールパックを余らせてしまう人もいるでしょう。

また「フィシュル」のミールパックは、基本的に水に入れて解凍すれば食べられますが、おしゃれに仕上げたいなら多少の調理・工夫が必要なものも。米を炊いたり薬味を切ったりなどの事前準備が苦手な人にはデメリットといえます。

「フィシュル」は魚の鮮度がよく、それだけでコスパの良さを感じる人も少なくありません。普段は作らない味付けの魚料理をわくわくした気持ちで食べられる人なら、どのミールパックも楽しめます。

また、「フィシュル」のミールパックは冷凍庫のちょっとした隙間でも保管できるので、魚の鮮度を保ちつつストックしておきたい人にぴったり。スーパーで魚を買ってもすぐに傷ませてしまう……と悩んでいる人に強くおすすめします。

「フィシュル」のミールパック「中華風カルパッチョ」に、冷凍レモンと玉ねぎを添えるだけの簡単アレンジレシピです。

ミールパックに入っている漬け汁もそのまま使えるので、無駄なく夏にぴったりな1品が完成します！

「フィシュル」のミールパックは下ごしらえ・味付けが完了しているので、少し手を加えるだけで彩の良いアレンジが可能。

焼いてメインのおかずにする、おにぎりの具として使う、押し寿司を作るなど、アレンジの幅は自在です。もっと魚が好きになります。

「フィシュル」公式サイトでは、商品購入ボタンの近くに初回限定で使えるクーポンコードが掲載されています。

「30％OFFで申し込む」ボタンからも同様に注文可能ですが、画像にある「回数縛りなし」というのは、クーポンの使用回数ではなく定期購入の最低注文回数のことですので、注意してください。

ほかにも「フィシュル」公式のコラムページにて、2023年8月現在クーポンが配布されていますが、割引率は30％で、利用条件も定期便の初回注文なので先述した割引と内容は同じ。

初めて購入するなら、注文画面とクーポン利用画面が同時に確認できるページを利用するのがおすすめです。

「フィシュル」の定期購入を解約するのは簡単です。以下の手順で解約をおこなってください。

解約したい定期便を選択して画面を進めていけば、そこで定期購入がストップします。休止・再開についても同じボタンから手続き可能。手軽に使えるシステムもうれしいポイントです。

なお、お届け予定日の4日前になると配送の都合上、解約やキャンセルができません。継続するか迷っている人は十分に気をつけてください。

また、お届け予定日の5～9日前であれば、お問い合わせフォームからの解約・休止連絡ができると公式サイトに掲載されています。ボタンから手続きがうまくいかない場合も、お問い合わせフォームを活用しましょう。