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  • EMS美顔器は効果がない? 顔のシワやたるみにリフトアップ効果でアプローチ
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EMS美顔器の効果が注目されています。EMS(Electrical Muscle Stimulation)は、電気的筋肉刺激のことを指し、微弱な電流を流すことで表情筋にアプローチする技術です。

このEMS美顔器は、顔のたるみやシワを改善し、リフトアップ効果をもたらすと言われています。しかし、その効果の実際や、選び方について知っていますか?「効果ない」という声もあるため、実際に使った方の口コミも調査しました。

この記事では、EMS美顔器の真の効果と、その最大化のための使いこなし方について詳しく解説します。

監修者:清仁美

薬機法管理者・コスメ薬機法管理者

薬機法管理者、コスメ薬機法管理者資格を有するTOPICS編集者。大学卒業後、編集プロダクション勤務。アトピー、脂漏性皮膚炎、酒さでひどい肌荒れに悩んだ経験から美容にハマる。調理師免許、ソムリエ資格も所持し、体のなかと外の両方から美しくなることを追求。

EMS美顔器が効果がないと言われる理由

EMS(Electrical Muscle Stimulation:電気筋肉刺激)美顔器は、微弱な電流を使って筋肉を刺激し、肌を引き締める効果が期待される美容機器です。しかし、全ての人が同様に効果を実感するわけではありません。以下に、EMS美顔器が効果がないと感じる可能性のある要因をいくつかまとめます。

1. 正確な使用方法を守らない
使用時間、頻度、強度など、指定された使用方法を守らないと効果が出にくいです。

2. 使用頻度が不足
定期的な使用が推奨されていますが、それを守らないと効果は出にくいでしょう。

3. 電極パッドの位置
電極パッドの位置が不適切だと、効果が出にくい可能性があります。

4. 肌のコンディション
乾燥肌、敏感肌など、肌の状態によっては効果が出にくい場合もあります。

5. 機器の品質
安価な製品や偽造品を使用していると、期待する効果が得られない可能性が高いです。

6. 高すぎる期待
EMS美顔器も即効性はありません。継続的な使用が必要で、高すぎる期待を持つと効果が感じにくいです。

7. 既存の皮膚疾患や健康状態
皮膚に何らかの疾患がある場合や、特定の健康状態(例えば心臓のペースメーカーを使用している等)によっては、使用が推奨されないか、効果が出にくい場合があります。

以上が、EMS美顔器が効果がないと感じる可能性のある要因です。使用前には、必ず製品の取扱説明書を読んで、正しい使用方法や注意点を確認してください。何らかの皮膚トラブルや不調を感じた場合は、使用を中止し専門の医師に相談することをお勧めします。

EMS美顔器が効果ないという口コミ

EMS美顔器が効果がないという声もあるので、「X(旧ツイッター)」を調査しました。

EMS美顔器は、顔にビリビリとした刺激を感じることもあり他の美顔器に比べると「効いている」「筋肉が動いているから効きそう」と実感を持ちやすいのかもしれません。

口コミのなかにあった「歪みがあると効果がわかりにくい」というのは納得感がありますね。ジェルの量や使用期間など他にも効果を感じない要素はあると思われますが、正しい使い方で継続することや歪みがないかチェックすることも大事です。

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EMS美顔器の効果とは:肌環境を整え、むくみの原因にアプローチ

肌環境を整え、むくみの原因にアプローチ

EMSの美顔器は、肌環境を整え、むくみの原因にアプローチしてくれます。

コロナ禍でマスク生活が長くなり、リモートワークなども影響し無表情で表情筋をほとんど使わない生活で「マスク老け」する方が増えているそうです。

筋肉がずっと動かずに凝り固まってしまうと、顔の水分も下へ下へと下がり、溜まってむくみにつながってしまいます。

EMS美顔器で表情筋を刺激することが、凝り固まった筋肉を動かして、むくみの原因にアプローチ。美顔器を使うだけではなく、普段から表情筋を意識することも大事です。

表情筋を刺激し、ハリのある肌に

表情筋を刺激し、ハリのある肌に

EMS美顔器は、表情筋を刺激しハリのある肌に導いてくれます。動かずに固まった顔は、表情筋がどんどん衰えてたるんだ印象に。

部位によって筋肉を「ほぐす」「動かす」を使い分けられるタイプのEMS美顔器もあり、表情筋が適切に刺激された結果、使われずにたるんでしまった表情筋が引き締まってハリのある肌に近づきます。

普段から筋トレをしている人と、運動をしない人の体のシルエットに差が出るのと同じで、顔の表情筋も鍛えれば引き締まりハリのある印象に。

ハリのある肌にし、シワ・ほうれい線に対応

ハリのある肌にし、シワ・ほうれい線に対応

EMS美顔器をシワ、ほうれい線対策に使われる方もいますが、これはEMSが表情筋にアプローチするから。

使われずに固まった表情筋は、支える力を徐々に失っていき顔のたるみの原因につながっていきます。

表情筋が垂れ下がった結果、表面にある皮膚も支えきれなくなって折りたたまれ、シワやほうれい線、マリオネットラインの引き金になるので、表情筋を適切に鍛えることはシワ・ほうれい線対策になります。

顔の細かい筋肉をすべて自力で動かすことは難しいので、美顔器の力を借りてみるのも良いでしょう。

たるみ、リフトアップ対策につまみ流し、お顔を上向きの印象に

たるみ、リフトアップ対策につまみ流し、お顔を上向きの印象に

本格的なたるみの改善、リフトアップをしようと思ったら美容医療の領域になりますが、固まってたるんだ顔に対してほぐし、つまみ流し、セルフマッサージを併用しながらEMS美顔器を使うことでお顔の肌を引き締め、上向きの印象に。

ハンディタイプのEMS美顔器では、顔の下から上に向けて動かす必要がありますが、固定式のタイプではEMS装置の動く部位、順番でつまみ流す順番をコントロールしてくれるので、手ぶらで使用できるタイプも。適切に選んでリフトアップ対策を。

肌環境を改善する

肌環境を改善する

EMS美顔器は、肌環境の改善効果も。EMS機能が表情筋や頭筋にアプローチすることで、冷えて凝り固まった顔や頭皮の筋肉がほぐれ、巡りがよくなって肌の柔軟性を保つ、肌のハリやなめらかさを保つなど肌環境を整える効果が期待できます。

また、アタッチメントを交換することで頭皮にも使えるヘアブラシ型のEMS美顔器も多く出ていますが、顔と頭皮はつながっているので、顔だけ刺激するよりも頭皮もあわせて刺激してあげたほうがバランスよいアプローチができるでしょう。

EMS美顔器でアプローチできる表情筋の種類とは?

EMS美顔器でアプローチできる表情筋の種類とは?

EMS美顔器でアプローチできる表情筋には「頬筋(頬のたるみに関連する筋肉)」「咬筋(エラを張らせてしまう筋肉)」「口角下制筋(口角を下げる筋肉)」「頤筋(フェイスラインを支える筋肉)」があります。

これらは、口、顎、頬の周りにある筋肉ですが、美容面でも大きく影響します。

筋肉が凝り固まってしまうと、そこが突っ張って他の部位の皮膚を引っ張ってしまうのでたるみやシワの原因にもなります。表情筋のコリや疲れをとってあげることは美容面でも重要です。

頬筋(きょうきん)

頬筋

頬筋とは、顔の両頬の下側から口の横にかけての部分にある筋肉を指します。

頬筋は口を開けるなどの動作を行うときに伴って連動する筋肉なので、人との会話の機会が減った昨今では衰えが気になる箇所でもあります。

頬筋は、顔の表情を作り出す上で重要な役割を果たします。頬部についている筋肉がしっかりあると、表面の皮膚や脂肪のたるみ防止にもなるので若々しい印象に。

頬筋を鍛える方法としては、筋トレやフェイスマッサージなどがあります。EMS美顔器も頬筋に働きかけることができます。

咬筋(こうきん)

咬筋(こうきん)

咬筋とは、顔の「エラ」と言われる顎の外側から耳に近い部分から頬骨にかけて縦に伸びる筋肉で、「咀嚼筋」と言われる食べ物を咀嚼するときに使われる筋肉の一部です。

歯を食いしばったときにギュッと力が入る部分になります。

顔のエラ張りは多くの女性の美容の悩みとして挙げられますが、歯の食いしばりや歯ぎしりで咬筋が発達した結果、エラ部分も大きくなってしまう方が多いので、咬筋のコリをとってあげることが重要です。

また、咬筋が凝り固まっていると、頬骨の周囲の皮膚や脂肪も顎の方に引っ張られるのでたるみの原因にも。EMS美顔器では主に、咬筋の筋肉を刺激し、ほぐしてあげることに使われます。

口角下制筋(こうかくかせいきん)

口角下制筋(こうかくかせいきん)

口角下制筋(こうかくかせいきん)は、口の横に位置し、オトガイ三角筋ともいわれる筋肉で、顔の表情筋のひとつ。

口の横から下あごにかけてついている小さいパーツの筋肉で、上唇や口角を下に引っ張る機能を持っています。

口角下制筋が凝り固まっていると、口角が下がってへの字口になったり、たるみや二重顎の原因になることがあります。

「怒ってる?」「不機嫌そう」などと言われたことがある方は要注意。口角下制筋が凝って口角が下がった顔になってしまっているのかもしれません。

EMS美顔器では、口角下制筋をケアする機能がついたタイプもあります。

頤筋(おとがいきん)

頤筋(おとがいきん)

頤筋(おとがいきん)は、口の周りの筋肉でも下唇から下顎の中央部分にかけてついている筋肉。

「おとがい」とは下顎のことを指し、ここが衰えると周囲の脂肪や皮膚が下がってフェイスラインのもたつきにもつながります。

また、歯や口の形が前に出ているタイプの方は、口を閉じたときに梅干し状のシワが出ることもあります。無理に口を閉じようとして頤筋が緊張した状態になっており、シワが寄って梅干し状の凹凸ができてしまうのです。

自分で意識して動かすのが難しい箇所であり、口周りの見た目を整えるために歯列矯正や顎の外科手術、ボトックス治療などで対応する方も少なくありません。

EMS美顔器による表情筋ケアで上向きの印象に

EMS美顔器による表情筋ケアで上向きの印象に

小顔効果やリフトアップ機能を求めて使われるEMS美顔器ですが、即効性を求めるなら美容医療の力を借りる必要があります。

EMS美顔器はそれ単体だけですぐに効果が出るというものではありません。凝り固まった部分をほぐして巡りをよくし、表情筋にアプローチして肌のハリを保っていきましょう。

筋トレと同じで、決められた時間を守って適切に使用し、普段の姿勢や食生活、表情筋を歪ませる習慣を見直すなど生活のなかに取り入れて継続していくことが大事です。

顔の下から上に向かって引き上げて使い続けることで、マッサージ効果でお顔も上向きの印象へ近づいていくでしょう。

EMS美顔器の選び方

EMS美顔器の選び方

EMS美顔器にはEMS単体の機能のものと、プラスアルファの複数の機能を備えたタイプがあります。

EMS美顔器と併用して使われることが多い美顔器の機能は、「RF」「超音波」「イオン導入」「クレンジング」「光エステ」「エレクトロポーション」などがあります。

複数の機能がひとつになっている方が何個も美顔器を買わなくても良いので便利ですが、その分本体が重くなる、価格が高価になるというデメリットもあります。

EMS美顔器の選び方は、自分がどんな目的で使うかや予算、お手入れに使うシーンを想像して決めましょう。

主な美顔器の機能:EMS美顔器には「RF」「超音波」「イオン導入」「クレンジング」「光エステ」「エレクトロポレーション」などの機能がついた商品もあります。それぞれで異なる特徴や効果を理解し、目的にあわせて選んでいくことがおすすめです。

EMSにプラスして自分が欲しい機能で選ぶ:EMS美顔器には複数の機能が搭載された商品もあり、他の機能が搭載されている美顔器を選ぶことで、スキンケアの幅を広げることができます。

形や重さなどの使いやすさで選ぶ:EMS美顔器の形状はさまざまで、形や重さなど使い勝手のいいタイプで選ぶこともポイントです。手に持ったとき疲れない重さやしっかり肌に当てることができる形状で選ぶと使いやすさがあるでしょう。

ランニングコストで選ぶ:EMS美顔器はジェルを使うタイプが多く、製品によっては専用ジェルが必要となる場合もあります。市販ジェルを使う場合は安くてコスパのいいものもありますが、専用ジェルは高くなりやすいためランニングコストとしてジェルの予算をチェックしておきましょう。

お手入れ方法や使用シーンを確認して選ぶ:丸洗いできる防水タイプや充電の持ちの良さなども購入前に確かめておくことがおすすめです。シンプルな操作方法・管理方法であれば、めんどくささもなく自分のライフルタイルにも取り入れやすいです。

機能性や使いやすさ、コスト面をチェックしたうえで選ぶと、無理なくお手入れを続けられて効果も実感しやすくなります。

EMSにプラスして自分が欲しい機能で選ぶ

EMSにプラスして自分が欲しい機能で選ぶ

せっかくEMS美顔器を購入するなら、EMS以外にも機能が搭載されているものを選ぶと、器具のお手入れの手間や価格面での負担も減らせます。

EMSと同時に搭載されることが多い機能としては「光エステ」「RF」「イオン導入」「超音波」などが挙げられます。

たとえばリフトアップ系の美顔器では、EMSとRFが同時搭載されているタイプが多く、RF美顔器のラジオ波で肌をあたためながらEMSで表情筋にアプローチするタイプが一般的です。

毛穴の汚れを落としたい、肌の潤いを求めたいなど自分の欲しい機能が搭載された美顔器を選ぶとよいでしょう。

主な美顔器の機能

主な美顔器の機能

主な美顔器の機能はこちら。

EMS…電気刺激で表情筋や真皮にアプローチする
RF…高周波やラジオ波とも呼ばれ、肌を奥から温める
超音波…超音波で肌に微細な振動を与えてマッサージ
イオン導入…美容液成分を肌に高浸透させていく
クレンジング…毛穴汚れのケアをサポート
光エステ…LEDの光で肌の深層部にアプローチ
エレクトロポレーション…電気の力で美容成分を浸透させる

どのような種類があり、どのような機能性があるのかを理解し、効果的に美顔器を選びましょう。

EMS美顔器は、形や重さなどの使いやすさを重視して選ぶことがポイントです。EMS美顔器は「いつの間にか使わなくなってしまった」という方が多い美顔器でもあります。

それは、「重くて手が疲れてしまうからいつの間にか使わなくなった」「箱から出すのが面倒で使わなくなった」など、日常のお手入れにうまく取り入れられなかったことが主な原因。

顔に装着するタイプは、目の部分まで覆われるタイプだと他の作業が何もできなくなるのでつい手が伸びにくくなるもの。

手に持ったときに疲れない重さかどうかも意外と大事な点です。軽く感じるくらいのものの方が疲れずに使えるでしょう。

ランニングコストで選ぶ

ランニングコストで選ぶ

EMS美顔器は、初期費用が安くてもランニングコストが高い場合もあるので、1年、2年単位で見たときの総額で選ぶのが正解です。

EMS美顔器は基本的に顔を濡らした状態での使用を推奨されているものが多いですが、そのさいに「専用ジェル」が必要になることも。

例えば、本体が1万円だったとしても専用ジェルが月に5,000円かかるとすると年間のコストは70,000円になります。

専用ジェル不要で使えるタイプの3万円のEMS美顔器と比較すると、年間のコストでは4万円もの差がついてしまいます。

トータルでいくらかかるのか?というランニングコストまで計算して選ぶと良いでしょう。

お手入れ方法や使用シーンを確認して選ぶ

お手入れ方法や使用シーンを確認して選ぶ

EMS美顔器は、お手入れ方法や使用シーンも確認して選びましょう。

丸洗いできるタイプなのか、拭き取りでしか手入れできないのか? ウエアラブルタイプの場合は、洗い物やテレビを観ている間にも使えますが、お風呂で使える防水タイプの方がお手入れをまとめて行えるので長続きするという方もいます。

また、EMS美顔器は充電式のものが主流ですが、「充電時間が長い」「充電の持ちが悪い」なども使おうと思ったときに電池が切れているとテンションが下がってそれから使わなくなってしまう方が多いようです。

面倒くさくなく使えるかどうか?を意識して選んでみるとタンスのこやしになってしまうことは避けられるはず。

EMS美顔器の使い方 リンパの流れを意識して、指定の専用ジェルを使用するのがコツ

※監修者は「EMS美顔器」について監修をおこなっています。
※掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
※本記事における「浸透」とは角質層までのことをさします。
※「ノンコメドジェニックテスト済み」はすべての人にニキビが発生しないということではありません。
※本記事でいう「美白」とはメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことをさします。
※本記事でいう「エイジングケア」とは年齢に応じたケアのことをさします。
※本記事における「リフトアップ」とは、下から上に引き上げるお手入れのことを指します。