本サイトは一部にプロモーションを含みますが、記載されている情報は一切その影響は受けておらず、公平・中立な立場で制作しております。

生まれてから人生の幕を閉じるまで、食事は毎日欠かさずおこなうもです。料理をしたくない・作りたくないと感じたとき、どのように対処・回避すればいいのか。当記事では、何気ない工夫でやる気を引き出すおすすめの対処法を紹介します。

料理をしたくない・作りたくない原因や、忙しい日でも気合でサッと作れる10分前後の簡単レシピもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。どうしてもつらい日は、調理不要の便利サービスを活用するのもおすすめです!

料理したくない原因 前向きになれない理由8つ

料理をしたくないと感じるおもな原因・理由を以下にまとめました。なぜ料理をしたくないと感じるのか、解決策を知る前に現状を整理してみましょう。

料理したいない主な原因

  • 料理を作るのが苦手・興味がない
  • 仕事や家事で疲れて意欲が湧かない
  • 栄養バランスや献立を考えるのが苦手
  • 料理を作るよりも後片付けが嫌い
  • 健康上の食事制限で管理が面倒くさい
  • 自分または誰かのために作る気になれない
  • キッチンを含め掃除が苦手で場所がない
  • 自炊の手間や食材コストに負担を感じる

料理を作るのが苦手・興味がない

料理を作るのが苦手・興味がない場合は、「料理をする」という選択肢が無意識に消えている可能性があります。コンビニやスーパーの総菜弁当は、昔と違ってとても豪華です。何もせずに500~800円前後で食事がとれるなら、自然と足が向いてしまうのも無理はありません。

仕事や家事で疲れて意欲が湧かない

仕事・家事・育児、常に何かに追われていると、ふと息切れしてしまう日は誰にでもあります。やらなければならないことが山積みになっていると、料理を作る優先度が下がり、外食や持ち帰り、デリバリーに頼ってしまう日があっても珍しくありません。

栄養バランスや献立を考えるのが苦手

料理といえど、冷蔵庫の残り物を確認しながら献立を考え、栄養バランスが乱れないように食材を選別し、毎月の予算に合わせて買い出しするなど、作る前からさまざまな手間がかかります。

料理に関わるすべての工程を1人で抱えていれば、料理について考えること自体が億劫になる日も増えがち。特に誰かのために料理を作っていると、毎日違うメニューを考えるのに苦労することもあります。

料理を作るよりも後片付けが嫌い

料理を作るのは楽しくても、後片付けが苦手な人もいます。特に調理器具は油汚れが付着していて、洗い落とすにも時間がかかるので面倒です。筆者は、油汚れを洗ったあとにスポンジが汚れるのがとても苦手。何度も経験すると、「汚れるからいやだな」「さっきキレイにしたばかりなのに……」などとモチベーションが低下する日もあります。

健康上の食事制限で管理が面倒くさい

糖尿病や腎臓病を患っていると、かかりつけ医から糖質やタンパク質の制限食を指示される場合があります。各栄養素をグラム単位で制限されるため、手作りを中心に生活していると毎日の食事管理が大変です。家族のうち誰か1人のためとなると、作り分けする手間が増え、料理に対する意欲が低下するケースは珍しくありません。

自分または誰かのために作る気になれない

自分ひとりのために料理するのは手間と時間がもったいない、料理を作っても喜んでくれないから誰かのために動く気になれない、といったことが料理する気力を奪っているパターンも。各家庭によって”人”が原因になっている場合が多々あります。

キッチンを含め掃除が苦手で場所がない

キッチン含め掃除が苦手な人だと、料理するスペースそのものがない場合も……。「料理が好きでも場所がないからできない、作る気になれない」と感じている人は、掃除の仕方から見直す必要があります。

自炊の手間や食材コストに負担を感じる

物価高がニュースでも取り上げられるなか、野菜やお肉など食材自体の値段が上がっています。食材を無駄にするリスクがある自炊と、1回で食べきれる外食やスーパーの総菜・お弁当などと比べたとき、家庭によっては料理を作ることにメリットをあまり感じられないこともあります。

やる気スイッチON! 料理したくないときの打開策

料理をしたくない・作りたくない理由には、さまざまな原因がありました。しかしきっかけがあれば「料理をしたい」「継続していきたい」と考えられるようになります。

そこで以下で、料理をしたくない人におすすめしたい8つの打開策をまとめました。すべて一気にやるのではなく、できることから始めてみてください。

やる気を引き出す8つの打開策

  • まずは調理スペースを整理整頓する
  • モチベーションが上がる食器類を買う
  • 新しい調理スキルを学んで自信を付ける
  • おかずの品数や手作り料理にこだわらない
  • 献立や買い出しリストはまとめて決める
  • 惣菜・レトルト・冷凍食品をフル活用する
  • 出前やテイクアウトに罪悪感を抱かない
  • 後片付け問題は洗剤選びを工夫してみる

まずは調理スペースを整理整頓する

まずは食材や調理器具が置けるように、キッチン回りを整理整頓してみましょう。キッチンが狭い・広いに関係なく、物をスムーズに出し入れできる導線を確保すると、料理中の効率もあがりストレスが減ります。

モチベーションが上がる食器類を買う

料理を盛り付けたくなる、作るのが楽しくなる調理器具・食器類を買いそろえるのもおすすめです。すべてではないですが、筆者は「使わないともったいない」と自分を鼓舞できるよう、あえていつもより高い調理器具や食器を選んでいます。

新しい調理スキルを学んで自信を付ける

料理が苦手な人は、新しい料理スキル(ちょっとした裏ワザ)を学んでみるのもおすすめです。皮むきに手間がかかる「じゃがいも」や「にんにく」は電子レンジで一度加熱すると剝きやすくなる、味付けは甘い調味料から順に使うと安定するなど、些細なテクニックで問題ありません。成功体験を積んでいくと、自然と料理のモチベーションが高まります

おかずの品数や手作り料理にこだわらない

料理を作る前から自分でハードルを上げすぎないのもコツです。おもてなし料理ならまだしも、普段の料理を誰かに評価・監視されるケースは少ないはず……。余程のことがない限りは「お腹を満たせればOK」と思えるくらいの勢いで、品数(副菜)や手作りにこだわらず、その日の体調や気分にあわせて料理を楽しむのがおすすめです。

献立や買い出しリストはまとめて決める

食材を無駄にしないためにも、献立や買い出しは3日・1週間・1ヶ月と、まとめて考えるとスムーズです。たとえば、カレーを作る週は、同じような材料で肉じゃがも作れます。商品の多くはまとめ買いでお得になる傾向があるため、似ているようで違う献立を組み合わせながらうまく管理していくと、食費の節約にもつながります。

惣菜・レトルト・冷凍食品をフル活用する

メインの料理は決まっているのに副菜が決まらない……。そんなときは、総菜やレトルト食品、冷凍食品を活用するのがおすすめ。特に共働き世帯が増えた現代では、冷凍食品に力をいれているメーカーが売り場の大部分を占めています。使えるものは遠慮なく使って、料理の効率とモチベーションを上げていきましょう。

出前やテイクアウトに罪悪感を抱かない

毎日外食・出前・テイクアウトだとさすがに栄養バランスが気になりますが、忙しくて料理をする気に慣れない日は積極的に取り入れてみてください。

実際に当編集部が専業主婦・主夫を対象に実施した世論調査では、外食やテイクアウトに罪悪感を抱く人は3割以下。半数以上の人が罪悪感を抱かず、前向きに利用しています。「料理は毎日しなきゃ」と考えるのではなく、休憩を挟みながら楽しむのが大切です。

アンケート調査の結果

アンケート調査をもっと詳しく見る

専業主婦・主夫の5割弱がレトルトやお弁当に頼ることに罪悪感 食費・手間をかけていない・栄養の懸念が要因に

後片付け問題は洗剤選びを工夫してみる

後片付け(おもに皿洗い)が億劫に感じるときは、食器洗剤で工夫してみるのもおすすめです。たとえば、除菌・消臭だけではなく、速乾性に優れた食器洗剤や、こすらず泡で洗浄してくれるスプレータイプなど、さまざまな洗剤がドラッグストアで入手できます。

特に「キュキュット クリア泡スプレー」は筆者のお気に入り。油汚れに強いので魚グリルやハンバーグ後のフライパンも泡を吹きかけて数分放置しているだけでサッと洗えます。こすらないと落ちない汚れもありますが、スポンジが汚れにくくなるので便利です(※個人の感想)。

料理したくないときにおすすめの時短&簡単レシピ

料理したくない日でも、勢いと気合いでサッと作れる時短&簡単レシピを厳選しました。

【味ぽん3カウントで作る】鶏のさっぱり煮(ミツカン)

材料 2人分

  • 鶏手羽元 8本
  • ブロッコリー 適量
  • ミツカン 味ぽん 200ml
  • 水 200ml

「ミツカン」の味ぽんを使った鶏の手羽元さっぱり煮です。

包丁を使わず、お鍋1つで作れる簡単レシピ。鍋に水・味ぽん・手羽元を入れたら蓋をしめて15分煮込んで完成。お好みでゆで卵やブロッコリーを付け合わせると見映えも抜群です。

詳しいレシピは、「ミツカン」公式サイトまたは上記の動画を参考にしてみてください。

魚のハーブ焼き!スパイスクッキング(ハウス食品)

材料 2人分

  • 魚の切り身 2枚(200g)
  • サラダ油 大さじ1
  • スパイスクッキング(魚のハーブ焼き) 1袋

「ハウス食品」のスパイスクッキング(魚のハーブ焼き)と魚の切り身を使った一品料理です。

作り方はスパイスクッキング(魚のハーブ焼き)を魚にまぶして焼くだけ。動画では生鮭が使われていますが、ほかにもメカジキ・スズキなどの魚でも代用できます。

詳しいレシピは、「ハウス食品」のYouTube公式アカウントが配信している上記動画を参考にしてみてください。

豚の生姜焼(モランボン)

材料 2人分

  • 豚肉(生姜焼用) 300g
  • 生姜焼のたれ 90g
  • トマト・千切りキャベツ 適量
  • 水 200ml

「モランボン」の生姜焼のタレを使った簡単レシピです。

中火で生姜焼用の豚肉に焼き色を付けたあと、生姜焼のタレを入れて絡めるだけ。お好みで千切りキャベツやトマトをトッピングしたら完成です。サラダはカットサラダを使うと、より簡単に食事を用意できます

詳しいレシピの内容は、「モランボン」公式サイトまたは上記動画を参考にしてみてください。

料理したくないストレスを解消! 便利サービス3選

料理したくないときは、料理をしなくてもお腹満たせる便利サービスを使うのが一番手っ取り早いです。以下では、料理をしたくない・作りたくない日に役立つ便利サービスを3つ紹介します。

出前・デリバリー

一番身近なサービスは、出前(デリバリー)です。

出前館」「Uber Eats(ウーバーイーツ)」「W⁠o⁠l⁠t(ウォルト)」などは、注文後すぐにできたての料理を自宅まで届けてくれるのが魅力。思い立ったその日から利用できるため、買い出しを忘れてしまった、時間がなくて料理が作れなくなってしまったなど、急な予定変更時にとても役立ちます

ただ、栄養バランスに関しては外食しているのとほぼ変わらないので、適度に使うのがおすすめです。

毎日お得なキャンペーン実施中!

Woltを使ってみる

宅食・宅配弁当

宅食・宅配弁当は、栄養バランスを意識した冷凍・常温のお弁当を自宅まで届けてくれるサービスです。冷凍されたお弁当を自宅で温めるタイプの「nosh」「三ツ星ファーム」や、スタッフが毎日届けてくれる「ワタミの宅食」など、用途や利用シーンに合わせて様々なサービスがあります。

サービスによっては、専門の管理栄養士が監修しているほか、タンパク質・糖質・塩分などを独自の栄養基準で制限されているのが特徴。コンビニやスーパーのお弁当を食べるより、健康的な食事を取り入れられる魅力があります。

ほとんどのサービスが注文から配達までに3日以上かかるため、当日中に利用したい場合はやや不便です。

合計3,000円オフ!

noshを使ってみる

宅配弁当サービスについてもっと詳しく見る

冷凍宅配弁当おすすめ人気15社ランキング 味・料金・口コミ 実食して徹底比較

家事代行・料理代行

栄養バランスはもちろん、食の好みに合わせて手作り料理を楽しみたいときは、家事代行・料理代行サービスがおすすめです。

ほかのサービスと比べて融通が利く点がポイント。記念日には一流シェフを呼んだり、産前産後は栄養バランスを考えた食事を頼んだりできるほか、子どものために離乳食を作ってもらうなど、さまざまなシーンで使い分けられます。

なお1回あたりの利用料金に交通費などが含まれるため、自炊・出前・宅食サービスなどと比べると出費がかさみます

料理をしない・ご飯を作らないメリットデメリット

料理をしない・ご飯を作らないメリット・デメリットには何があるのか、それぞれのポイントをまとめました。最後になりたい自分を想像しながら、料理に対する姿勢を見つめ直してみましょう。

料理をしないメリット

  • 買い出しをはじめ料理にかかる時間を節約できる
  • 自分では作れない料理を楽しむ時間が増える
  • 料理に対するストレス・悩みが軽減される

料理をしないデメリット

  • 栄養バランスの偏りが心配になる
  • 衛生面の不安を感じる機会が増える
  • 料理スキルが今以上に低下する

料理したくないに関するFAQ

何も作りたくないときの夕飯は何がおすすめ? 「なんにも作りたくない!」という日は何を作ればいい?
何も作りたくない日の夕飯は、10分前後で簡単に調理できる献立がおすすめです。詳しくは「料理したくないときにおすすめの時短&簡単レシピ」を参考にしてみてください。「ミツカン」の味ぽん、「ハウス食品」のスパイスクッキングを使った簡単レシピをまとめています。
料理したくないと思うのは病気? うつと関係ある?
必ずしもそうとは言い切れませんがあまりにも「料理をしたくない」と強く感じるときは、適切な医療機関にかかることも視野に入れましょう。おもな状態は下記のとおりです。

・気分がすぐれず、何に対しても興味/意欲が湧かない
・だるさを感じて起き上がれない
・思考がまとまらない など
出前やテイクアウトに罪悪感を抱くのは自分だけ?
専業主婦・主夫を対象に実施した独自アンケートにおいて、出前・テイクアウトに関しては罪悪感を抱く人が全体の2~3割程度でした。食費はもちろん、手間をかけていないことや栄養バランスの乱れを心配している方が多い印象です。

詳しくは「専業主婦・主夫の5割弱がレトルトやお弁当に頼ることに罪悪感 食費・手間をかけていない・栄養の懸念が要因に」を参考にしてみてください。

こちらの記事もおすすめ!

【調理要らず】自炊がめんどくさいときの解決法11選! 一人暮らしが外食をやめる節約術
子どもに冷凍宅配弁当を与えるのは抵抗がある? 意見が二分される 懸念の理由は「保存料・添加物」