TERASSの評判・口コミがやばい？ 購入・売却利用者に聞いてわかったメリット・デメリット

「TERASS」は、従来の不動産プラットフォームとは異なり、マンションなどの不動産を購入したい人や売却をしたい人に厳選された不動産エージェントが物件の紹介や査定を行ってくれる提案型サービスです。

自分が許可するまで匿名でのやり取りができるという特徴があります。やり取りも基本チャットとなるため、すぐに営業電話がかかってきたりメールが届き続けるといったストレスはありません。

またTERASSに登録できるのは、平均選考通過率5％という厳しい基準をクリアした不動産プロフェッショナルのみ。マイページでは登録されているエージェントの得意なエリアや資格なども細かくチェックできるので相性が良さそうな人を選ぶことも可能です。

「TERASS」の評判・口コミを忖度なしで調査しました。口コミはクラウドワークス経由で回収しています。

「TERASS」の特徴である「エージェントを選べる」ということが、人によっては手間に感じたり、質の差を感じたりといった口コミが見られました。

「自分で気に入ったエージェントを探したい」「色々な提案をもらいたい」という方にはおすすめですが、多くのエージェントから探していくよりも、1つの会社に任せたいという人は一般的な不動産仲介業者の方が向いているかもしれません。

ただし、家の購入・売却は慎重に進めるべきことなので、自分自身が信頼できるエージェントを探すというのは大切です。提案・紹介・相談などは完全に無料なため、悩む人は不動産仲介業者・TERASSどちらも登録だけしておいてもよいでしょう。「TERASS」は電話営業などこないため、登録後の面倒さはありません。

他不動産仲介サービスと比較し、「TERASS」の大きなメリットは「手軽さ」です。匿名から無料で始められ、他不動産サービスでよくある営業電話・メールなどが来ないため、気軽に始めることができます。

サービス料がその分かかるといったこともなく、登録されている不動産エージェントの提案を元に、自分のタイミングでやり取りを開始できるので、心理的ストレスも低いでしょう。

通常、物件を探す際は毎回物件ごとに連絡が必要ですが、「TERASS」であれば、複数のエージェントからの提案を待つだけなので、一度希望条件さえ入れてしまえば、効率が良いです。

売却利用の場合、査定までの時間も短いといった口コミが多く、手軽に不動産価値を把握したい場合にもおすすめです。

口コミで共通していた不満点としては、サービスエリアが限定されていることと、エージェントの質に差があることです。ただし以前よりサービスエリアは拡大しており、2024年1月現在は⾸都圏（東京・千葉・埼玉・神奈川）・東海・関⻄・九州エリアと広がっています。

エージェントの質については、各エージェントで得意なエリア・物件タイプなどが異なります。プロフィールに所有資格や強みなどが記載されているため、やり取り前に自身の希望する条件に合っていそうかを確認しましょう。

最悪、やり取りが始まってから信頼ができないと感じたら、そのエージェントとは連絡を辞め、新しいエージェントを見つけるのがおすすめです。無理に提案に乗ることは避けましょう。

なお、2023年10月からは、エージェントのレビュー機能が付いたため、やり取り前の情報がより多くなり使いやすくなりました。

TERASSを匿名で登録してみましたが、沢山の担当者から電話がきたりなどはまったくありませんでした。

むしろ簡単なプロフィールと希望条件の登録のみでは、数日連絡がきませんでした。ただしその時点では希望条件の詳細について12％のみの入力だったため、より詳細の希望条件を入れることで情報量は80％ほどになり、チャット経由でエージェントからの連絡が来るようになりました。

購入の場合は、気になる物件の紹介をしてくれた担当者と連絡を交わし、オンライン面談をするといった流れ。売買の場合は、エージェントから売却想定金額など査定情報とプロフィールが送られていくるので、そこから自分が気に入ったエージェントであればやり取りを開始するという流れです。

電話やメールが面倒なほどくるといったトラブルはなく、適切なやり取り量で助かりました。

仲介手数料の上限は宅建業法で次の式に決まっています。

仲介手数料＝売却価格✕3％＋6万円＋消費税

「TERASS」も上記計算式での手数料を上限としています。そのため、他仲介業者よりも手数料が高額ということはありません。さらに「TERASS」では何人のエージェントと何度相談しても料金は一切かかりません。登録料や相談料は無料です。あくまで物件の成約がしない限りは料金は発生しないため安心して利用ができます。

ただし、通常のサービスに含まれない周囲への聞き込みや広告作成を依頼する場合は、別途追加料金が発生します。

「株式会社TERASS」の設立は2019年と新しい会社ですが、資本金は13億円を調達しており市場の期待度が高いです。また日本経済新聞やForbes Japanなど大手メディアで取り上げられ、注目度も高いと言えます。

会社の代表である江⼝ 亮介さんはYoutubeで住まいや資産運用についても解説しており、チャンネル登録者数は1万人を超えます。

「TERASS」と一般的な不動産仲介会社では特に以下の点が異なってきます。

不動産仲介会社の場合は、特定の会社が担当となるのに対して、「TERASS」の場合は登録している不動産エージェントとなります。

仲介タイプについては、仲介料をどちらからもらうかという違いになります。片手仲介の場合は売り主・買い主どちらかから仲介料が発生しますが、両手仲介の場合はどちらもから発生します。

売却目的で、売り主としてTERASSを利用するのであれば、TERASSは片手仲介のため売り主に仲介料が発生。その分、エージェントも売り主の要望に応じた取引を心がけてくれます。

両手仲介となると、売り主・買い主どちらからも仲介料が発生するため、買い主の要望も反映され希望の価格よりも安値になってしまう可能性が高まるなどデメリットが生じます。

売買を目的とするなら、売り主目線にたってもらいやすい片手仲介のサービスを利用するのがよいでしょう。

売却目的の利用であればコチラの公式ページへ。

購入目的の利用であればコチラの公式ページへ。

購入の場合も同様に3ステップで無料登録から自身の希望エリアなどの条件を入力し、不動産エージェントからの連絡を待つ流れとなります。1分ほどの登録で済むので登録は楽でした。

なお、購入・売却同様に詳細条件を入力しないと、エージェントが情報を仕入れられないため、連絡が来づらいです。しっかり提案をもらいたい人は、希望の詳細条件を80～100％にしていきましょう。

これまでの不動産売買では、物件相談・一括査定などで登録すると多くの営業電話がかかってきてしまったり、一度決まったら仲介業者を変えづらいなどの不便さがありました。

「TERASS」であれば、匿名から気軽に始められ営業電話も来ることなく、自分が気に入った不動産エージェントとやり取りが可能です。これまでの不便さを解消し、まずは物件・査定提案を気軽に受けてみましょう。