【スマホ/PC対応】Temuの領収書発行方法 PDF・印刷をケース別に解説

Temuで買い物をした場合、領収書は2パターンの方法で受け取ることが可能です。そのほかには、コンビニ払いで料金を支払えば店頭でレシートがもらえます。いずれもインボイス制度には対応していないため、事業者登録番号入りの領収書は発行されません。

①と②はどちらもTemuの公式サイトから自分でダウンロードできる領収書で、合計金額・注文日時・注文者の住所氏名・購入商品の詳細などが記載されています。

一方で、③のコンビニ払いを利用したときに店頭でもらえるレシートには、合計金額・支払日時・注文者の氏名は記載されていますが、購入した商品の詳細は記載されません。

金額だけわかればよいなら「店頭でもらえるレシート（③）」でも問題ありませんが、会計処理をするなら「Temuの公式サイトから発行できる領収書（①or②）」でなければいけません。

それぞれの領収書の受取り手順は以下からジャンプできます。

電子帳簿保存法の改正により、2024年1月以降は、電子データとして発行された領収書は電子データのままで保存することが義務付けられました（出典：国税庁）。

Temuは領収書をPDFデータで発行しているため、会計処理が必要な企業や個人事業主は、PDFデータの領収書を保管しておく必要があります。

PDFデータの領収書を紙に印刷してもよいですが、必ずPDFデータの領収書も保管しておきましょう。

業務用購入をした個人事業主や、経費精算をしたいサラリーマンなどは、「Temu」がインボイス制度に対応しているのかどうかも気になるポイントです。

「Temu」の領収書には、登録番号が記載されていないためインボイス制度に対応していません。仕入れ税額控除が受けられないため、インボイス制度対応の事業者から同じ価格で仕入れた場合と比較すると、消費税ぶんの負担が増えるといえます。

「Temu」のアプリやWebサイトで発行できるのはデジタル領収書です。まずはそのデジタル領収書の発行方法と、紙に印刷するまでの流れを画像付きで説明します。

デジタル領収書は、マイページから注文を選び「レシートを表示」を選ぶだけで発行完了です。印刷をしたり、スマートフォンやPCに保存したりするときは、次の手順を参考にしてください。

デジタル領収書が表示された状態で、右上のダウンロードアイコンをタップすると印刷画面に遷移します。プリンタが接続されていれば、そのまま印刷が可能です。

PCに送信する、メールで共有する、スマートフォンに保存するといった場合は、デジタル領収書が表示された画面で共有アイコンをタップすればOKです。

PC版「Temu」で領収書を印刷したい人は、以下の手順を参考にしてください。

PC版の「Temu」では、マイページから注文の詳細を開けば領収書の表示・印刷が可能です。紙に印刷したい人は、いったんPDF形式などでPCに保存してから印刷しましょう。

「Temu」でコンビニ払いにした場合、領収書は発行されるのか？ といった疑問に回答していきます。

「Temu」で発行された領収書に宛名は記載されていますが、購入後には変更できません。宛名に使用されるのは購入したときの名前と住所です。

宛名を変更したい場合は、購入前に名前や住所を変更しておく必要があります。変更は注文画面から行えるので、以下の画像を参考にしながら変更してください。

「Temu」で一度発行した領収書を紛失した場合でも、再発行は可能です。『Temuで領収書を発行する方法と印刷方法』で説明した手順に沿って、再度領収書を発行するだけです。

なお厳密には再発行という概念ではなく、アカウントを削除しない限り、いつでも（何度でも）表示・発行ができます。