ネットスーパーおすすめ14社比較 料金・エリア・受取方法 失敗しない選び方と注意点

ネットスーパーとは、パソコンやスマホから生鮮食品・日用品・ベビー用品などを購入できる宅配・配達サービスで、「店舗出荷型」と「センター出荷型」の2種類に分けられます。

最寄りのスーパーに足を運ばなくても、好きな場所から空いた時間にいつでも買い出しできるのが魅力です。オンラインショップや産地直送型の食材宅配サービスとは異なり、注文から最短当日で配送してくれる特長も。

また、店舗出荷型のネットスーパーなら普段買い慣れている店舗から商品が届くため、品質や価格に関しても安心感があります。

ネットスーパーを選ぶときに、確実に押さえておきたい3つのポイントを下記にまとめました。

筆者は複数のネットスーパーを登録・利用してきましたが、一部のサービスは「使いづらい」「欲しい商品が出てこない」などを理由に退会・放置しています。同じような問題に直面しないよう、事前にしっかり以下の内容を確認しておくのがおすすめです。

同じチェーン店でも、全店舗がネットスーパーに対応しているとは限りません。店舗が近くにあってもネットスーパーとして利用できないケースもあるため注意が必要です。

また、ネットスーパー対応の店舗が近くにある場合でも、お届け先住所が配送可能エリアから外れていると利用できません。

ネットスーパーは現地で買い物するのとは異なり、配達時に約110〜490円か、それ以上の送料が必要です。

しかし「〇〇円以上の購入で送料無料」「〇〇会員なら送料無料」のように、利用する店舗によっては購入時の条件次第で送料を節約できるケースがあります。現地と変わらない値段でネットスーパーを利用したい場合は、送料無料の条件も比較しておきましょう。

ネットスーパーは、利用する店舗によって購入できる商品のジャンルや品揃えが異なります。

特にお気に入りのメーカー・商品が購入できないネットスーパーは要注意。プライベートブランドの違いはもちろん、店舗によっては取り扱っているメーカーに偏りがあるケースもあるため、事前に売り場・取扱商品を確認しておくのがおすすめです。

食品や飲料のほかにも、一部のネットスーパーではベビー用品・医薬品・衣類などのさまざまな商品を購入できるので、ぜひチェックしてみてください。

「おうちでイオン イオンネットスーパー」は、39都府県で利用できる業界トップクラスのネットスーパーサービスです。食品や日用品はもちろん、ベビー用品・文具・衣類・医薬品などさまざまな商品をまとめて購入できます。特に野菜やお肉などは、売り場におけるプロの目利きで厳選されるため、安心して商品選びを任せられます。

「楽天西友ネットスーパー」は、全国327店舗を展開する創業60周年の大型スーパーマーケット「西友（SEIYU）」の商品を自宅まで届けてくれるサービスです。24時間いつでも注文できるほか、2018年10月から楽天との協働運営が本格化され、ネットスーパーでの買い物でも楽天ポイントが貯まります。曜日ごとにポイントアップイベントが設けられているため、楽天ポイントを集めている人におすすめです。

「イトーヨーカドーネットスーパー」は、100年以上の歴史と実績を誇る総合スーパー「イトーヨーカドー」の商品を届けてくれるネットスーパーサービスです。プライベートブランド「セブンプレミアム」をはじめ、店内の商品ならどれでも1点から配達しています。さらに、交付から4年以内の母子健康手帳を登録すれば、4年間の送料が半額になる独自のお得なキャンペーンを実施しているのも魅力。系列店で1ポイント1円で使えるnanacoポイントも貯まります。

「ダイエーネットスーパー」は、イオングループの子会社「ダイエー（daiei）」の商品が届くネットスーパーサービスです。送料110円から注文できるほか、購入金額に応じてWAON POINTが貯まります。

最低注文金額2,000円の条件付きではあるものの、新規入会向けのお得なクーポンを毎月発行しているため、初めてならお得に利用できます。当編集部が調査した14社のなかで唯一、電子マネー「PayPay」が使えるネットスーパーです。

「Amazonフレッシュ」は、新鮮な生鮮食品や日用品はもちろん、ミールキットや業務用商品などもまとめて購入できます。さらに、週替わりで特売がおこなわているのも魅力のひとつ。朝8時から深夜0時まで2時間単位で配達希望日を設定できるため、朝方・夜型に関係なく、忙しい日でも時間を気にせず商品を受け取れます。

Amazonプライム会員なら追加費用0円で今すぐ注文できるほか、初めての人なら会員特典を30日間無料で体験できるのも魅力です。

「ライフネットスーパー」は、近畿圏に33店舗、首都圏で28店舗を構える「ライフ」が運営するネットスーパーサービスです。こだわりの生鮮食品・総菜・プライベートブランドはもちろん、食パン・菓子パン・サンドイッチなど『ライフの手作りパン』も一緒に注文できるのが魅力です。

「デリシアネットスーパー」は、長野県内のみ利用できる地域密着型のネットスーパーサービスです。「信州生まれ 信州育ち」の自社ブランドや各地で仕入れた鮮度の高い生鮮食品を取り扱っています。配達する商品はすべてスタッフが責任とこだわりをもって目利き・ピッキングしているのも特徴。

ネットスーパー限定のクーポンも配布されているため、実店舗よりもお得に手間なく商品を購入できる魅力があります。

「Green Beans（グリーンビーンズ）」は、イオングループのネットスーパーサービスです。『産地→倉庫→お届け先』まで徹底した品質管理・在庫管理にこだわっています。

取り扱い商品の数は生鮮食品・日用品・ベビー用品などの含む合計30,000点以上。AIが最短45秒で買い物リストを提案してくれるスマートカートや、レシピから必要な商品だけをカートにいれるレシピ機能などを備えているのが魅力です。

「ヤオコーネットスーパー」は、埼玉県を中心に首都圏で184店舗を構える「ヤオコー（YAOKO）」のネットスーパーサービスです。生鮮食品や日用品などの商品をはじめ、店舗によっては花も一緒に購入できます。

独自のヤオコーポイントは、500ポイント貯まると次回から使える500円分の割引クーポン券との引換が可能。初回に限らず、2回目以降でも毎月6回目以降から送料無料で利用できます。

「マルエツオンラインデリバリー」は、ショッピングアプリ「Scan&Go」から「マルエツ」の商品が購入できるサービスです。ネットスーパー機能に限らず、家電・雑貨が購入できるオンラインショップや、近くのレストランで食事を注文できるデリバリーサービスとしての機能も備えています。

ネットスーパーで注文した商品を車に乗ったまま受け取れるピックアップステーションも用意されており、配達に限らずドライブスルー感覚で気軽に利用できるのも魅力です。

「オーケーネットスーパー」は、オーケークラブ会員限定が使えるネットスーパーサービスです。関東を中心に1都3県で140店舗以上を展開する「オーケー（OK）」では、『高品質・Everyday Low Price』をモットーに、生鮮食品や日用品、直輸入商品など幅広いジャンルを取り扱っています。

ネットスーパーでは適用されませんが、オーケークラブ会員になると、実店舗において3％相当額の割引も受けられます。

「コープネットスーパー（こーぷ＠ねすぱ）」は、茨城県を中心に埼玉県・千葉県・東京都の計4都県で利用できるネットスーパーサービスです。生協組合員であれば追加料金0円で利用可能。最寄りの「コープ（店舗）」から商品を自宅まで配達してくれます。

「東急ストアネットスーパー」は、「東急ストア・プレッセ」の商品を東急ベルのベルキャストが自宅まで配達してくれるネットスーパーサービスです。

注文した商品は食料品から日用品まで、売り場の専門スタッフが厳選。「TOKYU CARD」を使えば、ネットスーパーの利用でTOKYU POINTが1.5％貯まります。商品を届けてもらうのと同時に、玄関先で資源ごみを回収してもらえるのも魅力です。

「サンエーネットスーパー」は、沖縄県のみでサービスを提供する地域密着型のネットスーパーです。他のネットスーパーとは異なり、月会費330円がかかるほか、配送料ではなく1回の注文につきサービス料220円が発生します。階段2階以上の建物になると、追加料金も発生するため実店舗よりもやや割高です。

しかし、食料品・日用品に限らず、ベビー用品・文具・ペット用品など他社に劣らない豊富な商品を取りそろえています。

下記の点を意識してネットスーパーを使うと、より効率的に節約できます。

まとめ買いするほど購入金額に応じて1回あたりの送料を安くできるほか、買い物の頻度が減ることで総合的な出費も抑えられます。ネットスーパーの買い物でも使える・貯められる共通ポイントがあれば、さらにお得です。

また、不在時でも受け取れるように置き配や留め置きなどのサービスを活用しましょう。ネットスーパーによっては再配送手数料が発生するため、事前に対策を立てておくことが大切です。

スーパーよりも高品質で安心できる食材を自宅に届けてほしいときは、「パルシステム」「コープ」「オイシックス」などの宅食・食材宅配サービスもおすすめです。

有機野菜や無農薬野菜をはじめとした農産物の栽培方法、畜産物の飼育、漁港エリアなど、各サービスが独自のこだわりをもっています。ネットスーパーよりも商品単価がやや割高ですが、生産者の顔が見える新鮮な旬の食材を食べられるのが魅力です。