Amazonでの返品(交換)をしたことがない方は、「手続きが難しそう」というイメージを持っているかもしれません。
筆者もそうでしたが、いざやってみるととても簡単、そして何より親切でした。Amazonの「地球上で最もお客様を大切にする企業」という標語は伊達じゃありません。
この記事では、Amazonの返品方法やよくある疑問を丁寧に解説していきます。
Amazonの返品方法は簡単! 送料・返送先住所・梱包方法など徹底解説
最終更新日:2023年06月06日
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返品できるもの・できないもの
商品に欠陥があった場合だけでなく、自己都合でもほとんどの商品が返品可能です。ただし一部できないケースもあります。
記事を読み進める前に、自分の返品したい商品が返品可能かどうか下記を参照してください。
Amazon.co.jp発送の商品は”ほぼ”返品・交換可能
Amazon.co.jpが発送する商品は、一部を除いてほぼ返品できます。商品到着後30日以内に返品をおこなってください。30日を過ぎるといかなる場合も返品不可となります。
返品は開封済みでも可能。ただしこの場合、返金は商品代金(税込)の50%となります。
返品できるもの
●「Amazon.co.jpが発送する商品」の大半
●Kindle電子書籍
※購入から7日以内・カスタマーサービスへの連絡必須。Amazonの裁量で可否が決まる
●Prime Video
※購入から48時間以内・ダウンロードやストリーミング再生を一度もおこなっていないこと
返品できないもの
●デジタルミュージック
●ゲーム&PCダウンロード商品
●Androidアプリストアから購入した商品(アプリ、アプリ内課金、Amazonコイン)
●金庫
●プリペイド式商品(イベントチケット、サービスチケット、プリペイドカードなど)
●受注生産品、特注生産品、刻字入り商品
自己都合の返品ができないもの
●本、雑誌
●ペット用品
●ドラッグストア、ビューティー
●飲食品
●ピアス、ボディピアス
●植物
●ファッション福袋
●原付き、車やバイクのバッテリー
●大型の家具や家電、DIY資材
より詳細な返品条件はAmazonの「返品・交換の条件」をご覧ください。
出品者が発送する商品(Amazonマーケットプレイス)は例外あり
Amazon.co.jpの倉庫から発送するのではなく、個人や企業が発送する「Amazonマーケットプレイス」で販売されている商品は返品方法が異なります。Amazon.co.jpではなく出品者に直接返品しなければいけません。
返品条件はAmazon.co.jpと同等の条件にしているところが多いですが、独自の条件を設定している出品者もいます。出品者のプロフィールページ「返品および返金について」から、条件の詳細を確認してください。
返品のやり方
「Amazon.co.jpが発送する場合」と「出品者が発送する場合」で返送の手順が異なります。
まずはオーソドックスな「Amazon.co.jpが発送する場合」からご紹介します。
Amazon.co.jpが発送する商品の返品手順
たくさん画面遷移しますが、手順は簡単。今回はスマホのスクリーンショットを掲載しましたが、PCでも同じ手順でおこなえます。
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STEP1
下部人型アイコンから「注文履歴」を選択
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STEP2
注文履歴から返品したい商品→「商品の返品」を選択
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STEP3
返品の理由を選択・詳細を記入後に「次に進む」を選択
「具体的な理由をご記入ください」の箇所に入力しなければ「次に進む」を選択できない仕様です。簡単に事情を記載しましょう。
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STEP4
商品の交換もしくは返金を選択して「次に進む」
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STEP5
返品方法を選択後に「返送手続きを開始」を選択
このあとは案内に従って手続きを進めると完了です。
決済方法と返金方法
クレジットカード:
商品到着後1~3日ほどでカードに返金。
代金引換:
商品到着後1~3週間ほどで返金。Amazonギフト券か銀行振込。ギフト券であれば口座登録の必要がないため、銀行振込より早い。
コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い:
商品到着後1~3日ほどで返金。Amazonギフト券か銀行振込。
携帯決済:
商品到着後1~3日ほどで、携帯決済サービス事業者経由で返金。
PayPay:
商品到着後1日ほどで返金。返金分はPayPayアカウントに反映。
Amazonギフト券:
商品到着後1~2日ほどで、ギフト券残高に戻される。
Amazonポイント:
商品到着後1~3日ほどで、ポイント残高に戻される。
パートナーポイントプログラム:
商品到着後3~5日ほどで、Oki Dokiポイント(JCB)の残高に戻される。
Amazon.co.jp ヘルプ: 返金について
出品者が発送する商品の返品手順
個人や企業が発送する「出品者が発送する商品」の場合は、返品可否の判断や返品方法は出品者が決めます。
返品の申し込み手順は上記と同じですが、詳細な返品の流れは各出品者とメールでやり取りしてご確認ください。
よくある疑問
- 電話でも返品できる?
- 返品可能です。電話のほかにも、メールやチャットでの手続きも可能です。ただしこちらから電話をかけるのではなく、Webで問い合わせてAmazonから電話をかけてもらう流れになります。
詳しくは、Amazonの問い合わせについて解説したこちらの記事を参照してください。
- 返品するのに伝票の用意が必要?
- 現在は伝票を用意する必要はありません。伝票は配送業者が用意してくれるので、返品したいにもつの梱包だけで手続きできます。
ただし、Amazon以外の出品者へ返品する場合はその限りではありません。指示に従って手続きを行いましょう。
- 開封済み・使用済み・箱を捨てた場合でも返品できる?
- 返品は可能です。ただし、お客様都合の返品で開封済みの場合は返金額が50%になります。
配達時の段ボールは無くても問題ありませんが、商品の化粧箱は必要です。逆に「化粧箱にキズが付いているのが気に食わない(本体は無傷)」という場合は返品できません。
- 送料・手数料はいくら?
- 不良品の返品なら着払いで送料負担はありません。自己都合なら商品によりますが、追加の手数料は発生しません。
送料は単純に運送業者次第なので、各運送業者の基準に従ってください。
- いつまで返品できる?
- 商品の到着から30日以内です。それ以降の返品はいかなる理由でも受け付けてもらえません。
- 購入時についたAmazonポイントはどうなる?
- 返品時に差し引かれます。
もし引かれる前にAmazonポイントを使い切っていたら、不足分が返金額から差し引かれます。
- 受け取り拒否で返品できる?
- できます。
「注文したけどやっぱりいらない」という場合は、配達時に受け取り拒否すればOK。Amazonがそのやり方を認めており、問題なくキャンセルされます。
- 返品しすぎるとブラックリストに入れられる?
- 返品しすぎて警告メールが来た、もしくは警告なしでアカウント停止になった、という報告がネット上に散見されます。
Amazonに問い合わせてみたところ、その件については社外秘で回答できないとのこと。基準はわかりませんが、ともかく返品のやりすぎは控えたほうが良さそうです。
必要に応じてAmazonの返品制度を活用しよう
手順を細かく説明してきましたが、実際にやってみると想像以上に簡単。返品申し込み開始から梱包完了まで10分ほどでした。
このような制度があると、高めの商品でも安心して注文できます。もし不良品に当たってしまった際は、泣き寝入りせず返品してみてください。
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