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  • 格安SIM『IIJmio』メリット・デメリット・注意点 家族で使えばもっと安く

老舗のインターネットプロバイダ『IIJ』社が提供する格安SIM『IIJmio』。1つの契約で2枚目のSIMカードを追加してもらえたり、月額料金が大幅に安くなるキャンペーンを開催していたりと特徴的かつ有力な格安SIMサービスです。

『IIJmio』について調べる中で、他社と比べてどんな長所・短所があるのか? 実際のところ料金はどれくらいになるのか? 通信速度は速いのか遅いのか? いろいろな疑問があるでしょう。

この記事ではそんな疑問にフェアな立場で答えつつ、『IIJmio』の内容を詳しくご紹介していきます。

目次

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『IIJmio』とは?

『IIJmio』の読み方は「アイアイジェイミオ」。

IIJ(Internet Initiative Japan)は会社名、mioは「私のもの」を意味するイタリア語で、ユーザーが自分に合ったインターネット環境を構築できるようにとの想いを込めて名付けられたそうです。

楽天やLINEに比べるとあまり聞き慣れない会社名かと思いますが、古くから官公庁や企業相手に通信サービスを提供してきた立派な上場企業です。

『IIJmio』のメリット

家族で利用すると大幅におトク

『IIJmio』の大きな特徴の1つが、1つの契約で2枚以上のSIMカードを持てること。家族で通信量を分け合いながら使う、あるいはスマホとタブレットそれぞれにSIMカードを挿して活用できます。

単身で使うとしてもごく平均的な料金水準なので、これを複数人でシェアできるとなると相当おトク。

さらに家族間では通話料が20%オフになることもあり、家族利用のメリットがとても大きいサービスです。

低速状態でも快適な「バースト機能」

『IIJmio』のデータ通信量は3GB、6GB、12GBの3プラン。3GBや6GBだと通信量が枯渇しやすいですし、ましてや家族とシェアするならなおさら。そこで通信量を節約する機能として低速モードが用意されています。

スイッチをオン・オフするだけで高速通信・低速通信を切り替え、低速通信(下り最大200kbps)なら通信量がカウントされないシステムです。

▲専用アプリを使って、高速・低速通信の切り替えができる。

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IIJmioクーポンスイッチ

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……と、これ自体はほかの格安SIMでもよくある定番機能ですが、凄いのはここから。

『IIJmio』には、ページを読み込んだ瞬間だけ高速通信してくれる「バースト」機能があり、ちょっとしたWebサイトやSNSをチェックするくらいなら問題なく高速で読み込めるのです。

▲通信し始めの一定量は低速を解除して高速通信するため、軽いサイトやTwitterのタイムラインくらいは素早く読み込める。
出典:IIJmioの特長は?|格安SIM/格安スマホのIIJmio

専用アプリで通話料が半額に

『IIJmio』の通話料は20円/30秒。ですが専用の通話アプリ『みおふぉんダイアル』を通して発信すると、半額の10円/30秒で通話できます。

先ほど家族間では通話料が20%オフになると書きました。つまりこのアプリと併用すれば60%オフの8円/30秒で家族間通話ができます。

▲通話アプリ『みおふぉんダイアル』。

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みおふぉんダイアルアプリ

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アプリの動作面で不具合や不便さを報告するレビューが多く見受けられますが、何ならこのアプリを使わずとも電話番号の頭に「0037-691」を付けるだけでもOKです。

追加料金なしでテザリングが行える

スマホから電波を飛ばし、タブレットやノートPCなどをインターネット接続する「テザリング」が無料で行えます。

他の格安SIMでは有料サービスだったり、そもそもテザリング不可だったり、できても機種が限定されていたりしますが、『IIJmio』はiPhone XSを含む多くのスマホが対応。

具体的な対応機種はこちらで確認できます。
動作確認端末 | IIJmio

データ通信量の繰り越しが他社より親切

余ったデータ通信量を繰り越しできること自体はかなり定番のサービスですが、その仕組みが親切です。

大手3キャリアの場合、当月分の通信量を使い切ってから繰り越し分を使う仕組み。つまり当月分を使い切らないと、繰り越し分が無駄になってしまいます。

『IIJmio』の場合は先に繰り越し分から消費されるため、余った通信量が無駄にならず有効活用できるのです。

20GBや30GBの大容量オプションもある

動画視聴などでがっつりデータ通信したい人向けに、通信量を20GBまたは30GB追加するオプションが用意されています。

20GBプランがあるわけではなく、利用中のプラン(3GB・6GB・12GB)に追加するシステム。

20GB:3,348円(税込)
30GB:5,400円(税込)

にて利用でき、2つ併用して最大50GB追加する手もあります。

セット販売されるスマホが充実&割安

SIMカードと合わせてスマホを購入することも可能。iPhoneはありませんがAndroidスマホのラインナップは他社より充実しています。

また契約プランの面でも2年縛りや更新月が無く、3年目を迎えてもデータ通信量が減らない(他社では減るケースがある)、3年目から料金が安くなるなどメリットが大きいです。

いくつか注目の機種を見てみましょう。

HUAWEI P20 lite

格安SIM各社で扱われているメジャーなモデルですが、『IIJmio』は端末価格が少し安いメリットがあります。

『P20 Lite』各社の一括価格(税込)
IIJmio:30,024円
UQモバイル:31,212円
mineo:31,752円
楽天モバイル:34,538円
LINEモバイル:34,538円

出典:HUAWEI P20 lite | 格安SIM/格安スマホのIIJmio

片手操作しやすいコンパクトなサイズと、アウト・インともに1600万画素の高性能カメラが特長。セキュリティは指紋認証・顔認証どちらにも対応しています。

ASUS ZenFone 5

こちらも格安SIM各社で扱われる主要モデル。やはり端末価格が割安になっています。

『ZenFone 5』各社の一括価格(税込)
IIJmio:52,704円
mineo:57,024円
楽天モバイル:57,024円
LINEモバイル:57,024円

出典:ASUS ZenFone 5 | 格安SIM/格安スマホのIIJmio

切り欠きのあるベゼルレスディスプレイや顔認証などスマホのトレンドを盛り込んでいることに加え、バッテリー寿命を最大限引き伸ばすための「AI充電」機能を搭載。

バッテリーが少ないときは約30分で50%まで急速充電しつつ、バッテリーが満タンになってきたら過充電を防いでくれるのが親切です。

OPPO R15 Pro

『OPPO』というメーカーをご存知でしょうか。日本ではまだ知名度が高くありませんが、2017年のスマホ販売台数でアジア1位・世界4位のシェアを誇るメーカーです。

そんなOPPOのフラッグシップモデルが『IIJmio』では扱われています。

出典:OPPO R15 Pro | 格安SIM/格安スマホのIIJmio

FeliCa搭載、IPX7等級の防水、そして「A.I.インテリジェントカメラ」と呼ばれる機能が特長。

アウトカメラ・インカメラ共にAIを搭載し、被写体が人間か料理か景色か……など見分けながら美しい仕上がりにしてくれます。

motorola Moto E5

リーズナブルな価格でありながら、1.5日ほど持つ4,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、指紋認証も搭載したスマホです。

出典:Motorola Moto E5 | 格安SIM/格安スマホのIIJmio

ハイエンドスマホのように突出した機能はなくとも、分割払いなら月1,000円を切る安さで入手できるのは魅力ですね。

『IIJmio』のデメリット

混雑時間帯の通信は遅い

他の格安SIMにも共通することですが、やはり12時~13時などの混雑時間帯で通信が遅くなるのは避けられません。

Wi-Fiスポットを活用するなどして対策したいところです。

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支払い方法はクレジットカードのみ

支払いはクレジットカードのみ。請求は月末締めで翌月7日頃に行われます。

Vプリカなどのプリペイドサービスやデビットカード、口座振替などは利用できません。

低速通信ですら利用制限がある

下り最大200kbpsの低速通信モードを使えば、データ通信量がカウントされることなくネット接続できます。

しかし低速モードなら無制限に使えるわけではなく、3日間で366MBを超えると通信規制がかかってしまいます。ますます低速になってしまい快適な通信が行えないので、気をつけなければなりません。

『IIJmio』のプランと料金

主にデータ通信量の違いで3種類のプランが用意されています。比較的シンプルな内容なので理解しやすいでしょう。

またdocomo網を利用した「タイプD」、au網を利用した「タイプA」どちらも用意されています。

SIMカードのみのプラン

※税抜価格。
※「タイプA」ではデータ通信専用SIMがなく、SMS付きSIMの価格が900円/1,520円/2,560円と安くなる。
※「ミニマムスタートプラン」「ライトスタートプラン」は、2枚目のSIMカードを発行すると月額料金が400円高くなる。
※「ファミリーシェアプラン」は、4枚目のSIMカードから月額料金が400円ずつ高くなる。
※その他より詳細なオプションや細則はこちらにて。

他社の格安SIMと比べてもごく標準的な価格帯です。

音声通話付きSIMの場合、1年間の最低利用期間を設けているところが多いですが、本サービスは翌月末ですぐに解約できるのが特長。もし仮に気に入らなかったとき、すぐ解約しても違約金が発生しないのは安心です。

スマホと無料通話がセットになった「コミコミセット」のプラン

1. スマホ
2. 音声通話付きSIM(通信量は3GBのみ)
3. 3分以内の通話かけ放題
がセットになった「コミコミセット」プランもあります。

このプランの長所は、3年目以降の内容が他社よりおトクなこと。たとえば『Y!mobile』や『UQモバイル』の類似プランは、3年目からデータ通信量が減ります。しかし本プランはデータ通信量が変わらず、しかも3年目から料金が安くなるのです。

かんたん入門モデル

【選べるスマホ】
●HUAWEI nova lite 2
●ASUS ZenFone 4 Max

【月額料金(税抜)】
1年目:1,880円
2年目:2,880円
3年目:2,200円

標準モデル

【選べるスマホ】
●SHARP AQUOS sense lite SH-M05
●HUAWEI P20 lite
●富士通 arrows M04

【月額料金(税抜)】
1年目:2,480円
2年目:3,480円
3年目:2,200円

高機能モデル

【選べるスマホ】
●HUAWEI honor 9
●ASUS ZenFone 4 カスタマイズ
●Trinity NuAns NEO [Reloaded]

【月額料金(税抜)】
1年目:2,980円
2年目:3,980円
3年目:2,200円

どのプランも2年目で1,000円高くなりますが、これは他社の類似サービスも同様です。

また2年縛りや更新月がないのも『IIJmio』独自の特長。スマホの端末代金は24ヶ月かけて払うため、もちろん2年未満で解約すれば残債は払わないといけません。しかしプランを解約すること自体の違約金はないので、いつ解約しようと損はしません。

SIMとスマホを単独で購入

上記「コミコミセット」は通話オプションが付いておトクな料金となるので、もしLINE電話しか使わずほとんど電話しない人なら、SIMとスマホを単独で購入したほうが安上がりです。

支払いは一括払いか24回払いかを選択可能。24回払いなら単純に24分割した額が月々のSIM料金にプラスされます。

具体的なスマホと価格はこちらにてご確認ください。

SIMフリースマートフォン端末ラインアップ|格安SIM/格安スマホのIIJmio

家族利用のメリットが大きい格安SIM

単身で使う場合、料金プランやデータ通信量などは標準的な内容。しかし1つの契約で2~10枚のSIMカードを発行できるのが独自のメリットで、家族利用をすれば携帯料金がかなり抑えられます。

人数が増えれば1人あたりの通信量も少なくなるので、たとえばインターネットをしない高齢の家族と一緒に使う手がありそうですね。そうすれば携帯料金は抑えつつ、通信量を1人でたっぷり使うことができます。

自分の利用環境に合うかどうか、検討してみてください。

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この記事を書いたライター

あぷりぬ

Applivの中の人。IT・スマホ・ゲーム関連の記事が得意です。