ネットショッピングサイト(ECサイト)としておなじみの『楽天市場』にはさまざまなショップが出店されており、国内最大級の品揃えを誇っています。
しかし支払い方法もショップにより異なり、どれを選ぶのが最適なのか分かりづらいもの。そこで本記事では、『楽天市場』に対応している支払い方法全19種について徹底解説! 手数料が無料になるおすすめの決済手段、支払い時の注意事項などを紹介します。

『楽天市場』の支払い方法は19種類 手数料無料のお得な決済は?
『楽天市場』手数料無料のおすすめ支払い方法4選
『楽天市場』の支払い方法は多様で、あらゆるユーザーからの要望に応えられるようになっています。今回は数ある支払い方法のなかでも、手数料無料でおすすめの支払い方法を4つ紹介します。
「クレジットカード」手数料無料&ポイント二重取りでお得
『楽天市場』ではクレジットカード払いが手数料無料で利用可能。くわえて各クレジットカードの通常利用ポイントと楽天ポイントの二重取りができてお得です。
また楽天カードなら毎月「5」と「0」のつく日はポイントが5倍になるキャンペーンが実施されており、楽天カード利用者はかなりお得に『楽天市場』で買い物ができます。
▶ポイント5倍キャンペーンのエントリーはこちら
利用可能なブランド
・VISA
・MasterCard
・JCB
・AMEX
・Diners
※ショップにより利用可能なブランドが制限される可能性あり
出典:楽天カード
『楽天市場』は楽天カードでの支払いがお得
楽天カードがお得な理由3点
- 『楽天市場』で買い物するとポイント3倍
- さまざまなカードデザインが選べる
- 豊富なキャンペーンでお得に発行可能
楽天カードを『楽天市場』で利用するとポイントが最大3倍還元されて、キャンペーンと併用するとさらに還元率がアップします。くわえて、楽天銀行や楽天トラベルなどの楽天関連サービスを利用することで、ボーナスポイントも付与されます。
また楽天カードは5,000ポイント還元の新規入会キャンペーンが常に開催されている点でもお得です。
楽天カード | |
---|---|
年会費 | 無料 |
ポイント還元 | 1%(楽天市場内での買い物最大3%還元) |
付帯サービス | ETCカード、家族カード |
電子マネー | Rakuten Edy |
旅行傷害保険 | 最大2,000万円の海外旅行傷害保険 |
ショッピング補償 | - |
「コンビニ決済」多くのショップで手数料無料。現金派はこちら
クレジットカードの利用が不安な人、持ってない人にはコンビニ決済で現金払いがおすすめ。カードに比べてポイントのお得さは劣る分、安全性はこちらが上です。
購入手続き後、全国のコンビニで支払いが可能です。一部例外もありますが、多くのショップで手数料が無料。現金払いの中で最も安く買い物ができます。
対応コンビニ一覧
・セブン-イレブン
・ローソン
・ファミリーマート
・サークルKサンクス
・ミニストップ
・セイコーマート
※ショップにより対応コンビニが限られるケースあり
「代金引換」一定額以上の買い物で手数料無料になるショップあり
商品到着時に配送業者に代金を支払う「代金引換」。こちらは多くの場合で手数料がかかりますが、一定額以上の買い物で無料になるショップもあります。各ショップのヘルプを確認してみてください。
▲税込5,400円で代引手数料無料など。まとめ買いする前に確認しておきたい。
出典:【楽天市場】よくあるご質問 > お届け・お支払いについて:レバンテ 楽天市場店
「銀行振込」楽天銀行同士なら振込手数料無料
指定の銀行口座へ代金を支払う「銀行振込」。通常は各金融機関ごとの振込手数料がかかりものですが、楽天銀行同士の場合は振込手数料が金額に関係なく無料になります。
楽天市場のショップならまず振込先を楽天銀行に指定しているので、こちらも楽天銀行の口座を持っていればOK。口座開設の手間はかかりますが、支払いを安くしたい人はぜひ覚えておきましょう。
その他の支払い方法15種類を解説
おすすめの支払い方法を紹介しましたが、ほかにも15種類の支払い方法があります。それぞれの特徴を詳しく紹介していきましょう。
楽天バンク決済
楽天銀行の口座から自動引き落としで買い物ができます。事前に楽天会員登録と楽天銀行口座の紐付け登録が必要なほか、支払い金額に応じて以下の決済手数料がかかります。
総合計金額(商品代金+消費税+送料) | 決済手数料(税込) |
---|---|
30,000円未満 | 155円 |
30,000円以上 | 257円 |
※総合計金額は商品代金・消費税・送料などを含めた合計金額からポイント利用分を差し引いた金額
楽天ポイント払い
『楽天市場』では、商品注文金額の全額に対してポイントを利用できます。注文時の送料や消費税なども含めてポイント利用できる点でお得です。
『楽天市場』で楽天ポイントを使用して購入する場合、毎回の注文画面で支払い方法の選択をする必要があるので注意が必要です。
楽天ポイントを使った注文のキャンセルは注意が必要
楽天ポイントを使った注文のキャンセルには注意が必要です。通常ポイントを利用した場合は、ショップの金額修正・キャンセル処理と同時に自身の楽天ポイント口座に返還されます。
しかし、期間限定ポイントを利用した場合、その利用期限が過ぎて注文をキャンセルすると、ポイントが失効扱いになってしまうので返還されません。せっかく貯めたポイントが無駄になってしまうので、期間限定ポイントを利用する際は注意しましょう。
くわえて、楽天スーパーSALEなどの大型セールが開催されている際は、ポイント返還までに通常よりも時間がかかる場合があります。ポイントが変換されたかについては、楽天市場のポイント実績で確認が可能です。
後払い
商品の注文後に請求書を郵送し、コンビニまたは銀行から支払いを行います。1回の支払いごとに250円の手数料がかかります。支払い期限は請求書発行後14日以内。なお税込54,000円以上の注文の場合は利用できません。
楽天Edy
楽天の電子マネーである楽天Edyが利用できます。FeliCaポートが接続されたパソコン、または楽天Edyが利用できるおサイフケータイが必要で、5万円以下の決済が対象となります。
Apple Pay
Apple PayとはiPhoneやApple Watchなどで支払いが可能な決済サービスです。Apple Payを利用する場合は、事前にiPhoneへのウォレット登録が必要。Apple Payはクレジットカードなどと同様、手数料を支払う必要はありません。
iOSユーザーには便利な支払い方法ですが、対応店舗がやや少なめです。
Pay-easy(ペイジー)
Pay-easy対応の郵便局ATMやインターネットバンキングからの支払いが可能です。決済手数料が無料の場合が多いですが、対応ショップは少なめです。
auかんたん決済
auユーザー限定ですが、auの携帯電話料金とあわせて支払いが可能です。手数料は無料で、支払いにクレジットカードを利用すればau WALLET ポイントとクレジットカードのポイントの両取りが可能。
なお年齢に応じて利用限度額が設定されており、最大で毎月100,000円までとなっています。
年齢 | 利用限度額 |
---|---|
~12歳 | 1,500円 |
13歳~19歳 | 10,000円 |
20歳以上 | 10,000円~100,000円 |
Suica
Suicaインターネットサービス、またはモバイルSuicaが利用できます。クレジットカードを持っていない人でも比較的簡単にオンライン決済できるのが魅力。ただし対応店舗は少なめです。
Alipay(支付金)
中国で圧倒的なシェアを誇るアリババグループのQR・バーコード決済です。対応店舗は徐々に拡大しつつあります。
UnionPay(銀聯)
UnionPayは中国版デビットカードのようなものです。中国ではVISAやMasterCardのようなクレジットカードよりも、UnionPayのシェアが圧倒的に高いです。
PayPal
PayPalにクレジットカードやデビットカード、銀行口座を登録しておけば、IDとパスワードの入力だけで安全なオンライン決済ができます。基本的に一括払いのみですが、セキュリティの面でオンラインショッピングは不安だという人におすすめです。
ショッピングクレジット
おおよそ10万円以上の高額商品を扱うショップでは、個別にローンを組むショッピングクレジットが利用できます。クレジットカードを持っていなくても申し込みが可能で、ショップによっては一定の支払い回数まで手数料が無料となるところもあります。
オートローン
楽天市場では自動車やバイクの購入もできますが、その際にオートローンが利用できます。
リース
業務用機器など、法人向けにリース契約が可能な商品もあります。
請求書払い
こちらも法人向けが中心となりますが、請求書払い(掛け払い)に対応しているショップもあります。
『楽天市場』での支払い方法変更のやり方
『楽天市場』では商品注文後に「支払い方法を変更してください」とメールが来た場合は、希望の支払い方法では決済できなかったことを意味するので変更が必要です。また一定期間内(※)に支払い方法の変更がない場合、注文は自動キャンセルとなります。
くわえて、注文に翌日配達サービスの「あす楽」を利用していた場合、支払い方法を変更した時点での締め切り時間を超えていると、「あす楽」対象外になることを理解しておきましょう。
※クレジットカード・Apple Pay・後払い決済は7日以内、コンビニ払い・ATM・PayPal・Alipayは14日以内
支払い方法についての注意点
楽天市場には多様な支払い方法が用意されていますが、注意すべきポイントが3つあります。
ショップによって支払い方法は異なる
上記で紹介した支払い方法は、必ずしも楽天市場に出店しているすべてのショップが対応しているものではありません。クレジットカードやコンビニ決済は多くのショップで利用可能ですが、後払いや代金引換はショップにより対応はまちまちです。
支払い方法によって支払い期日も異なる
クレジットカードや楽天Edyなどは注文と同時に支払いが完了となりますが、後払いやコンビニ決済、ショッピングクレジットなどは支払い期日が異なります。
またコンビニ決済の場合、指定の期日内に支払いが行われないと注文自体がキャンセルになってしまいます。
支払い方法を変更できない場合はショップに直接問い合わせる
「楽天市場アプリ」やWebから注文後、支払い方法の変更ができなかった場合は商品を購入したショップに直接問い合わせましょう。『楽天市場』に問い合わせるよりも、購入したショップへ問い合わせる方が確実でスピーディに対処してもらえる点でおすすめです。
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