コンビニや家電量販店でインターネットショッピングサイトなどで使える、プリペイド式のカードが販売されているのを見たことがある方も多いでしょう

これらは「POSAカード」というもので、年々対応サービスも増加しています。この記事ではPOSAカード(ポサカード)とはいったい何なのか、使うメリット、具体的な利用シーン、使い方などを詳しく解説していきます。

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POSAカードとは? 買い切りで使えるプリペイド式のカード

POSAカードとは「Point Of Sales Activation」の略称。一言でいえばコンビニエンスストアや量販店などの店頭で販売されているプリペイド式のカードです。

売り場の一角やレジ横などに厚紙のようなものがぶら下がっているコーナーがありますが、まさにこれらを総称したものをPOSAカードと呼びます。

指定の金額で購入して対応サービスに登録することで、月額サービスを利用したりショッピングをしたりできます。

POSAカードの陳列。

▲店頭にずらりと並ぶPOSAカード。

POSAカードの代表例5つ

POSAカードにはさまざまな種類がありますが、代表的なものとしていくつかご紹介します。

Amazonギフト券

Amazon内でのショッピングに使います。また、プライム会員の月額料金にあてることも可能です。

詳しくはこちら
Amazonギフト券の使い方まとめ 格安の購入法や有効期限、買取について

Amazonギフト券

AppStore & iTunes ギフトカード

一般的に「iTunesカード」と呼ばれるPOSAカードです。

iPhone・iPadユーザー向けのもので、有料アプリの購入、アプリ内課金(ガチャや有料機能)、iTunes Storeでの楽曲・動画の購入などに使えます。

詳しくはこちら
iTunesカードの使い方 チャージ方法、残高確認、キャンペーン情報など

iTunesカード

Google Play ギフトカード

Androidユーザー向けのPOSAカード。iTunesカード同様、有料アプリの購入、アプリ内課金、Google Playでの楽曲・動画の購入などに利用可能です。

詳しくはこちら
「Google Play ギフトカード」の使い方 購入、チャージ、使い道、割引など

Google Play ギフトカード

LINE プリペイドカード

LINE内のスタンプ・絵文字・着せかえなどの購入、LINEマンガなど関連サービスのコイン購入、LINE MUSICの月額料金などに使えます。

LINE プリペイドカード

出典:LINE STORE

プレイステーション ストアカード

PlayStationのゲーム、ビデオ、PS Plus利用権の購入などに利用可能。PS Plusの利用券購入・更新専用の「プレイステーション プラスカード」もあります。

プレイステーション ストアカード

出典:PlayStationオフィシャルサイト

POSAカードのメリット。こんな人におすすめ!

クレジットカードなど他の決済方法があるなかで、POSAカードを活用するメリットは何なのでしょうか。今回は6つのポイントをご紹介します。

お金の使いすぎを防止

お金の使いすぎを防ぐことができます。

クレジットカードやキャリア決済だとお金を使っている感覚が薄く、際限なく利用してしまいかねません。気付いたときには想定以上の利用額に達していたという経験がある方もいるのではないでしょうか。

POSAカードであれば、あらかじめ決められた範囲内での決済しかできません。POSAカードでチャージしてサービスを利用するようにすれば、予算以上に使ってしまう心配がなくなります。

クレジットカードがなくてもサービスを利用できる

インターネット上での決済ではクレジットカードを利用するケースが一般的です。しかし事情によってクレジットカードが利用できない、クレジットカードを持っていない方もいます。

POSAカードはクレジットカードとは異なり審査の必要もなく、誰でも気軽に購入が可能。クレジットカードを使わずに月額サービスを利用したり、オンラインショッピングをしたりできます。

未成年でも安心して利用可能

クレジットカードのような審査が必要ないということは、未成年でも手軽に利用できるメリットがあります。

お小遣いのように毎月決まった金額を親がPOSAカードで渡し、子どもはその範囲でやりくりするようにしてもいいでしょう。

プレゼントや記念品にもぴったり

POSAカードは1,000円程度から購入できるものが多く、ちょっとした贈り物としてもぴったりです。

Amazonギフト券、iTunesカード、Google Play ギフトカードなどは用途の幅が広く、受け取った相手はゲーム、音楽、映画、ショッピングなど好きなものに使えるのもポイント。

相手の好みをよく知らない場合や、誰が受け取るかわからない景品の場合、POSAカードにすると嫌がられることはあまりないでしょう。

カードとして現物があるものなので、デジタルのギフトコードよりも”贈った感”があるのも良いところです。

セキュリティ面も安心

インターネット上の取引に、クレジットカードや口座情報を登録しておくのは気が引けるという人も少なくありません。

POSAカードであれば万が一情報が漏れたとしてもクレジットカードなどセンシティブな情報は含まれないため、安心して利用できます。

増額キャンペーン、ポイント還元などのお得な特典も

iTunesカードやGoogle Play ギフトカードなどは、購入金額の10%分ボーナスなどがもらえるキャンペーンをしばしば開催しています。例えば1,000円購入すると、100円分のボーナスがもらえるといった感じです。

また店舗によってはnanaco、WAON、ファミペイなどの電子決済で買える場合も。この場合はキャッシュレス決済サービス側のポイント還元が受けられます。

こういった機会を見逃さずに利用すれば、普通にクレジットカード支払いをするよりもお得になりますよ。

POSAカードの購入方法・使い方

購入はコンビニや家電量販店などの店頭で

POSAカードはコンビニや家電量販店などの店頭に置いてあります。そのカードをレジまで持っていき、購入してください。

POSAカードは金額が決まっているものと、好きな金額を1円単位で指定きる「バリアブル」形式の2種類あります。バリアブルの場合はレジで「○○円でお願いします」と言えば、好きな金額で購入可能です。

POSAカードによっては同じ金額でもデザインが異なるものも。プレゼントとして贈る場合は、カードのデザインにこだわるのもいいでしょう。

Google Playギフトカード

▲左は金額が決まっているタイプ。右は範囲内で金額を自由に設定できるバリアブルタイプ。

購入後にカード裏面のコードを入力

POSAカードを手に入れたら、カードの表面または裏面に記載されたコードをスマートフォンやパソコンから入力します。

コードが記載された欄はシールが貼られていたり、コインでスクラッチするような仕様になっているものがほとんどです。

iTunesカードの裏面

▲iTunesカードの場合。シールを剥がしてコードを確認。

コードの入力先はサービス毎に異なります。

例えばAmazonギフト券ならAmazonサイトのアカウントページから、iTunesカードならApp Storeアカウントページから、Google Play ギフトカードならGoogle Playからといった感じです。

以上でチャージは完了。

Amazonギフト券の登録ページ

▲これはAmazonの場合。専用ページからコードを入力して登録。

現金派にも嬉しい! 実はメリットがたくさん

POSAカードは店頭で購入する必要があるため、クレジットカードやキャリア決済などに比べれば少し手間はかかります。

しかし、現金派の方でも様々なサービスを利用できるようになり、お金の管理やセキュリティ面でのプラス要素も。

POSAカードならではの良さがあるので、賢く活用しましょう!

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