『Amazon』の「ほしい物リスト」はAmazonの欲しい商品をリスト化し、気に入った商品のタイムセール通知をしてくれる機能です。
このリストはURLで共有し商品を買ってあげることも可能で、最近では感謝や応援の気持ちを込めてプレゼントをするのにも使われるようになりました。
本記事では、誰かに買ってほしい物がある方の「ほしい物リスト」作成方法とその公開方法に加え、匿名で商品を送りたい方の発送方法についても解説していきます。

Amazon「ほしい物リスト」作成と公開方法 匿名でも受け渡しが可能
「ほしい物リスト」とは? ただの買い物リストじゃない使い方
「ほしい物リスト」は登録した商品をリスト形式で管理できるシステムです。いわゆる「ブックマーク」機能ですが、アカウントに登録されてURLで公開もできるためPC・スマホ・SNSとどこからでも確認できるのがメリットです。
また公開された「ほしい物リスト」の商品は他人が買ってあげることも可能で、被災時の物資募集や一人暮らしの生活支援にも使われます。
登録している商品のタイムセール時には通知をしてくれるほか、公開しているだけでも誕生日や贈り物の目安になるので、ぜひ利用しましょう。
「ほしい物リスト」の作成・管理方法
「ほしい物リスト」の作成方法と商品の追加・削除のやり方をアプリ版とPCページ版で分けて解説していきます。
以下の解説ではアプリ版はiPhone SE (第2世代)を、PC版はWindowsのパソコンを使用します。OSや機種の違いにより一部ボタンの位置が変わっていることもありますのでご注意ください。
アプリ版の「ほしい物リスト」作成・商品の追加・削除方法
「ほしい物リスト」を作成する
1.画面内の[≡]ボタンをタップ
筆者のスマホでは右下にありますが、ボタンの配置が変わっていることがあります。
2.メニューから[ほしい物リスト]を選択
3.[+ほしい物リストを作成する]をタップ
4.リスト名を入力し、[ほしい物リストを作成]タップでリスト作成完了
「ほしい物リスト」に追加する
1.商品の情報画面にある[ほしい物リストに追加する]をタップ
気に入った商品の情報画面を開くと、[カートに入れる]や「今すぐ買う」の下に[ほしい物リストに追加する]があります。
追加する方法はこれだけです。以下に、追加した商品の確認手順を掲載しています。
2.画面内の人の形のアイコンをタップ
3.「ほしい物リスト」にある[すべてのリストを表示]を選択
4.追加された商品をチェック
商品がきちんと追加されていれば成功です。
「ほしい物リスト」の商品を削除する
1.「ほしい物リスト」の画面を開き、[・・・]をタップ
「ほしい物リスト」の画面へは画面内の人型アイコンをタップし、[すべてのリストを表示]から確認できます。
詳しくは先述の「ほしい物リスト」を作成する方法から確認できます。
2.[削除]をタップして削除完了
やり方は非常に簡単ですが[・・・]のボタンを押さないと「削除」の項目がでないため、初見だとわかりにくい気がします。
PC版の「ほしい物リスト」作成・商品の追加・削除方法
「ほしい物リスト」を作成する
1.画面右上の「アカウント&リスト」にカーソルを置いた後、[新しいリストを作成する]をクリック
[アカウント&リスト]にカーソルを置くと、下画像のように小メニューが開くので、[新しいリストを作成する]を選びましょう。
[アカウント&リスト]をクリックしてしまうと、アカウントサービスのページに飛んでしまうので注意しましょう。
2.リスト名を入力し、[リストを作成]をクリックで作成完了
リストは非公開と公開を選べます。後からでも変更できますが、公開予定のある人は[公開]を選択しておくと楽です。
ほしい物リストに商品を追加する方法
気に入った商品ページの[カートに入れる][今すぐ買う]といったボタンの下に表示される[ほしいものリストに追加する]をクリックするだけです。
ほしい物リストの商品を削除する方法
1.[アカウント&リスト]にカーソルを置き、作成したリスト名をクリック
「リスト」の下に自分で作成したリストの名前が表示されているので、クリックしましょう。
[アカウント&リスト]をクリックしてしまうと、アカウントサービスのページに飛んでしまうので注意です。
2.リストから削除したい商品を選んで[削除]をクリックして完了
匿名で「ほしい物リスト」をSNSに公開する方法
アプリ版ではiPhone SE (第2世代)を、PC版はWindowsのPCを使用します。OSや機種の違いにより一部ボタンの位置が変わっていることもありますのでご注意ください。
アプリ版でのやり方
ほしい物リストの公開設定
1.「ほしい物リスト」の右側にある[・・・]をタップ
公開したい「ほしい物リスト」を開き、[・・・]をタップすると小メニューが表示されます。
2.[リストの設定]をタップ
3.「公開」に設定し、受取人にハンドルネームを入力
リストを管理する画面から「公開/非公開の設定」の欄を「設定」に変更して、受取人の名前をハンドルネームに変更しましょう。
ここに実名を入力してしまうと、リスト作成者の名前に実名が表示されてしまいます。
4.届け先の住所の下のチェックを入れ、[変更を保存]タップで公開準備完了
お届先住所の項目を確認して、間違っていなければすぐ下にあるチェック欄にチェックを入れましょう。
最後に[変更を保存]をタップして公開の準備は完了です。
ここが抜けるとプレゼントする人に住所が伝わってしまいます。
「ほしい物リスト」をSNSなどに共有する方法
1.「ほしい物リスト」の右側にある[・・・]をタップ
公開したい「ほしい物リスト」を開き、[・・・]をタップすると小メニューが表示されます。
2.[リストの共有]をタップ
3.[表示のみ]を選択
下の[表示して編集]は団体で一つの欲しい物リストを共有する時に使います。一人で利用するなら気にしなくていいです。
4.[リンクのコピー]でURLを入手
5.コピーしたURLをSNSのメッセージ欄に貼り付けて完了
TwitterやFacebookなどのメッセージ欄にコピーしたURLを貼り付けて投稿すれば、他の人も欲しい物リストを確認できます。
PC版でのやり方
ほしい物リストの公開設定
1.「その他」にカーソルを置き、[リストの設定]を選択
「その他」にカーソルを当てると小メニューが開くので、[リストの設定]を選択してください。
2.「公開」に設定し、受取人にハンドルネームを入力
リストを管理する画面から「公開/非公開の設定」の欄を「設定」に変更して、受取人の名前をハンドルネームに変更しましょう。
ここに実名を入力してしまうと、リスト作成者の名前に実名が表示されてしまいます。
3.お届け先住所の下にあるチェック欄をチェックして[変更を保存]
お届先住所の項目を確認して、間違っていなければすぐ下にあるチェック欄にチェックを入れましょう。
最後に[変更を保存]をタップして公開の準備は完了です。
ここが抜けるとプレゼントする人に住所が伝わってしまいます。
「ほしい物リスト」をSNSなどに共有する方法
1.「ほしい物リスト」の右側にある[リストの共有]をクリック
2.[表示のみ]をクリックし、[リンクのコピー]をクリック
下の[表示して編集]は団体で一つの欲しい物リストを共有する時に使います。一人で利用するなら気にしなくていいです。
3.コピーしたURLをSNSのメッセージ欄に貼り付けて完了
TwitterやFacebookなどのメッセージ欄にコピーしたURLを貼り付けて投稿すれば、他の人も欲しい物リストを確認できます。
匿名で「ほしい物リスト」の商品を、リスト作成者へ送る方法
送りたい人の「ほしい物」リストから商品を購入する時に、簡単な操作をするだけです。
アプリ版もPCページ版も操作は変わらないので、今回はアプリ版で説明します。
アプリ版ではiPhone SE (第2世代)を、PCページ版はWindowsのPCを使用します。OSや機種の違いにより一部ボタンの位置が変わっていることもありますのでご注意ください。
1.「ギフトの設定」にチェックを外して[レジに進む]をタップ
「ギフトの設定」にチャックを入れてしまうと名前も住所も受取人に伝わってしまうので注意しましょう。
2.リスト制作者の名前にチェックを入れて、[この住所に届ける]をタップ
相手が非公開に設定している場合住所は表示されませんが、リスト作成者の名前の欄にチェックを入れることで問題なく送れます。
匿名で送る方法はこれだけです。後は画面の内容に従って購入手続きを行ってください。
完全匿名にしたいなら、支払いはAmazonギフト券がオススメ
クレジットカードでは受け取り人にカードの請求先住所が伝わってしまう可能性があるようです。
匿名で送りたい場合は、Amzonギフト券(通称:アマギフ)での支払いをオススメします。
詳しい手順はコチラ
「ほしい物リスト」は作成したほうがいいの?
もしSNSなどのネットで繋がっている人がいるなら、ある方が便利
『ほしい物リスト』はプレゼントの目安にもなります。もしネット上で繋がりのある友人がいるならば、感謝の気持としてプレゼントを送ることがあるかもしれません。
そういった時、相手が何を欲しがっているかわかると安心です。もしほしい物がない場合でも、アマゾンギフトカードくらいは入れておきましょう。
対象商品のタイムセールを告知してくれるため、損はない
冒頭で少し触れましたが、ほしい物リストに登録している商品は、割引価格で販売されている時にお知らせしてくれます。
人に見せる目的でなかったとしても、リストを作っておいて損はないかと思います。
タイムセールの通知について詳しくはコチラ
「ほしいものリスト」公開、発送における注意点
送り主側はリスト作成者の住所を途中まで追えてしまう
送り主はまずAmazonのどこの配送センターから送られるのかが確認できてしまいます。これによりリスト作成者のおおまかな居住地域が特定可能です。
さらに送り主側にはその商品がきちんと届いているかを確認するためのトラッキングIDが手に入ります。これはきちんと商品が輸送されている経過を確認するものですが、どこの市町村に商品が移動しているかまで確認可能です。
善良な相手であればそこまで細かく見ることはありませんが、悪質なケースもあります。
不安であれば近隣の信頼できる喫茶店などに配送先を変更するか、住所が必要ないアマゾンギフトカードのみをリストに入れておくことをおすすめします。
アカウント名を実名にしていると、他の人から見える可能性有り
過去に『Amazon』の仕様で、他者の「ほしい物リスト」を保存した時にアカウント名が表示されてしまう時期がありました。
今はそんなことないかとは思いますが、未だにアカウント名が表示されてしまうという話も噂程度ですがあるようです。
実名を公開するのが嫌な方は、アカウント名までしっかり変更するようにしましょう。
見えない相手からの見える気持ちを受け取ろう
ただ買いたい物を整理するだけではなくなった「ほしい物リスト」。ネットを通してできることが増え、ネット上での交流にも盛んに利用されるようになりました。
感謝の気持ちを込めた贈り物や、災害における支援活動など使用目的も様々。
時に送ったり、時にもらったり。「ほしい物リスト」を活用して人間同士の交流を深めましょう。
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