読書好きならお風呂でも本を読みたい人が多いですよね。Amazon(アマゾン)が販売する電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」には、防水機能が搭載されています。
防水機能って言われても、どれくらいまで耐えられるの? 防水機能があると何ができるの? などの疑問に答えるため、本記事では防水機能のメリット・デメリットと耐水性能を実際の検証を交えて紹介!
防水機能が搭載されていない「Kindle」をお風呂で使う方法も掲載しています。
Kindle端末の「防水機能」を実際にお風呂で検証! 非搭載機種はケースで対応
最終更新日:2020年12月08日
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『Kindle』の防水性能ってどれくらい?
「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」にはIPX8等級の防水機能が搭載されています。この2機種のIPX8等級は、水深2メートルの真水に最大60分まで耐えられる性能です。
そのためお風呂などで使う分には、まったく問題ありません。お風呂読書がしたい人は、「Kindle Paperwhite」か「Kindle Oasis」を購入しましょう。
各機種の比較表
Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | Kindle | Kindleキッズモデル | |
---|---|---|---|---|
防水機能 | あり | あり | なし | なし |
価格 | ¥13,980〜¥22,980 | ¥29,980〜¥40,980 | ¥8,980〜¥10,980 | ¥10,980 |
本体カラー | セージ / トワイライトブルー ブラック / プラム |
ブラック | ブラック / ホワイト | ブラック |
ディスプレイ | 6インチ/300ppi | 7インチ/300ppi | 6インチ/167ppi | 6インチ/167ppi |
本体サイズ | 167 mm x 116 mm x 8.18 mm | 159 mm x 141 mm x 3.4-8.4 mm | 160 mm x 113 mm x 8.7 mm | 162 mm x 119 mm x 14 mm (キッズカバー含む) |
重量 | Wi-Fi:約182g / Wi-Fi+4G:約191g | 約188g | 約174g | 約288g (キッズカバー含む) |
容量 | 8GB / 32GB | 8GB / 32GB | 8GB | 8GB |
通信方法 | Wi-Fi / Wi-Fi+4G | Wi-Fi / Wi-Fi+4G | Wi-Fi | Wi-Fi |
防水機能の検証
実際に「Kindle Paperwhite」(第10世代)を利用して、防水機能の検証をします。
お風呂で利用する際、問題なく使えるのでしょうか?
シャワーをかけてみる
シャワーをかけている最中は、ページが自動的に切り替わったり、フォントサイズが勝手に変更されたりしました。
シャワーから出ている水が、画面をタップしていると誤認してしまうようです。基本的にシャワーを浴びながら読むことはないと思いますが、シャワー中には全く使えないと思っていいでしょう。
読み終えたKindle端末を浴室に置いていて、シャワーがかかってしまって故障するといったことは起こりません。
浴槽に入れてみる
「Kindle Paperwhite」を浴槽のお湯につけながら使ってみると、タップしても反応しなくなりました。もちろん浴槽内のお湯につけて使うことはないと思いますが、使い物になりません。
また何度か浴槽内に沈めてみましたが、勝手に動くことはありませんでした。数回の検証した結果なので、シャワー同様の誤作動を起こす可能性もあります。
故障してしまうことはないので、うっかり浴槽に落としてしまっても安心です。
検証結果
今回の検証から防水機能といえ、画面が濡れたままの状態では使えないことがわかりました。ディスプレイのどこをタップしても、何も反応がなく使えたものではありません。
しかし水分さえ拭き取ってしまえば、すぐに利用可能です。お風呂で読む際は、水がついても拭けるようにタオルなどを持ち込みましょう。
また検証後に時間を置いて使ってみましたが、問題なく使えています。防水機能がしっかり働いているので、お風呂読書を安心して楽しむことが可能です。
防水機能のメリット
お風呂で読書が可能
読書好きならお風呂での読書をしたことがあるはずです。
紙の本をお風呂で読むと、湿度が高くふやけてしまったり、水没してしまったり大切な本が読めなくなってしまう可能性があります。
ですが防水機能搭載の『Kindle』なら、そんな心配は必要ありません。電子書籍なので本が痛むこともなく、デバイスも壊れづらいので、安心してお風呂読書が可能です。
突然の雨にも強い
外出中に突然の雨にも防水機能があれば心配いりません。
ゲリラ豪雨のような激しい雨の場合、カバンに入れていても中の物までビショビショになってしまいますよね。「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」なら、そんな時でも壊れません。
筆者はゲリラ豪雨でスマホを壊した経験があるので、防水機能の大切さが身に染みてわかります。
飲み物をこぼしてもすぐに対応すれば大丈夫
パソコンやスマホに飲み物をこぼしてしまうことは、注意していても起こってしまうものです。防水機能がない場合は、かかってしまった段階で故障につながってしまいます。
防水機能が搭載されている機種なら、すぐに対応すれば故障しない可能性が高いです。
IPX8等級では”真水”にのみ対応しているので、ジュースなどがかかってしまった場合、放置すると壊れかねません。
飲み物などがかかってしまった場合、すぐに水道水で洗い流せば、故障を免れやすくなります。
万が一壊れても交換してくれる
保証期間中なら万が一壊れてしまっても交換可能です。
通常は購入してから1年の保証期間がついていますが、延長保証プランも購入時に入れます。心配な人は加入しておくのがおすすめ。
各機種によって延長保証プランは異なるので、購入時は間違えないように気をつけましょう。
防水機能のデメリットは価格だけ
基本的に防水機能がついていることのデメリットはありません。デメリットを挙げるとするならば、端末価格が高くなってしまうということくらいです。
防水機能を搭載している機種は「Kindle Paperwhite」と「Kindle Oasis」なので、最安の「Kindle」と比べてしまうと最低でも5,000円高くなってしまいます。
少しでも価格を抑えたい人は防水カバーを購入する
予算を少しでも抑えたい人は「Kindle」を選ぶと思いますが、防水機能がついていないためお風呂場では使えません。
それでもお風呂で「Kindle」を使いたいという人は、防水カバーを購入しましょう。Amazon純正ではありませんが、1,000〜3,000円程度で購入可能です。
筆者としてはお風呂で読みたい人は、5,000円高くなっても「Kindle Paperwhite」をおすすめします。防水機能だけでなく画質が高くなり、容量なども選べるからです。防水カバーの購入代を考えるとなおさら、「Kindle Paperwhite」がいいですね。
防水カバーの価格も抑えたい人はジップロック
低価格で防水を得たい人の最終手段はジップロックです。
ジップロックは入り口をしっかりと閉めることで、「Kindle」を水にさらさず利用できます。ジップロックの口が開いてしまうことや、穴が開いている可能性もあるので注意して使いましょう。
注意していても見落としてしまうこともあるので、あまりおすすめはできません。
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