書籍や文房具が購入できる「図書カードNEXT(ネクスト)」は、手軽なプレゼントやお礼の品として人気のあるプリペイドカードです。店舗だけでなく電子書籍ストアでの購入にも利用できるのがうれしいポイント。
本記事では「図書カードNEXT」の概要と購入可能な電子書籍やカードの使い方、残高の確認方法や注意点を解説します。
図書カードNEXTが使えるおすすめストア
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図書カードNEXTが使える電子書籍ストア3つ 使い方・残高確認方法も解説
最終更新日:2024年08月22日
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図書カードNEXTとは?
「図書カード」は日本図書普及社が発行していた、書店で利用できる商品券です。現在「図書カード」は発行が終了されており、それに替わるのが「図書カードNEXT」です。
「図書カードNEXT」は加盟店制度に加入している全国の書店のうち、図書カード読み取り機が設置してある店舗や一部のオンライン書店で、紙の書籍や電子書籍の購入に利用できるプリペイドカード。
出産や入学など子ども同士のお付き合いがある人や、入社・退職といった仕事関係の人への贈り物など、お祝いやお礼の品として広く利用されています。
図書カードNEXTが使える電子書籍ストア
「図書カードNEXT」は実際の店舗はもちろん、オンライン書店でも利用できるだけでなく、電子書籍や紙の書籍の購入にも使えます。
サービス | 電子書籍 | 紙の書籍 |
---|---|---|
おすすめ BOOK☆WALKER |
○ | × |
honto | ○ | × |
紀伊國屋書店 | ○ | ○ |
楽天ブックス | × | ○ |
e-hon | × | ○ |
学参ドットコム | × | ○ |
「図書カードNEXT」の加盟店のうち、電子書籍を販売しているオンライン書店を紹介します。
【おすすめ】『BOOK☆WALKER』電子書籍特化・多額のポイント還元もあり
「BOOK☆WALKER(ブックウォーカー)」は、出版社大手のKADOKAWAが運営する電子書籍ストアです。
マンガやライトノベルを豊富に取り扱っており「マンガ・雑誌読み放題」や「文庫・ラノベ読み放題」といった定額プランが利用できるのが大きな特徴です。
期間限定で無料で読める作品も多くありますので、マンガやライトノベルを気軽に楽しめる電子書籍ストアといえます。
『honto』多数の大型書店と連携
「honto(ホント)」は大手印刷会社である大日本印刷が運営するブックサービス。無料で利用できて、豊富なラインナップからお気に入りの一冊を探せます。
電子書籍はマンガから小説、実用書、ビジネス書、雑誌など、さまざまなカテゴリを取り扱っています。マンガのなかでも男性向けや女性向けなど、多様なジャンルが楽しめるストアです。
『紀伊國屋書店』電子と紙両方対応・近くに店舗があるならより便利
「紀伊國屋書店」は全国に展開する大型書店です。Webサイトでは店舗情報だけでなく、本の通販と電子書籍サービスも展開しています。
紙の本を探す場合は、全国の店舗での在庫検索や取り置き、配送ができます。また電子書籍サービス「Kinoppy(キノッピー)」はスマホはもちろんのこと、Windows版やMac版も提供しているためさまざまな端末で利用できるのが特徴です。
紙の本と電子書籍で共通のポイントもあるので買い物の楽しみが広がります。
【番外編】楽天ブックス:紙書籍限定・楽天ポイントが貯まってお得
2023年6月から「楽天ブックス」で紙書籍を購入する際に「図書カードNEXT」を利用できるようになりました。ただし、電子書籍は対象外・紙の書籍の購入にのみ使用できる点に注意が必要です。
楽天ブックスは、本や雑誌はもちろんDVD・Blu-ray・CD・ゲームなど350万点以上を取り扱うオンライン書店。
送料無料で最短翌日配送・コンビニ受け取りに対応しているほか、楽天ポイントを貯める・使う両方で活用できるので、楽天会員として日々サービスを利用している人は特にお得に利用できます。
図書カードNEXTを利用するメリット
図書カードNEXTのメリット
- 年齢を選ばないプレゼントとして喜ばれる
- ネットで手軽に購入できる
- 電子や紙両方の書籍で利用できる(サイトによって異なる)
「図書カードNEXT」は本に特化した商品券がデジタル化されて、ネット上でも利用できるようになったものです。本を購入できる金額だけが指定されているので、ネットさえ使えたら年齢を問わずに喜ばれるプレゼントのひとつといえます。
従来の図書カードとよく似ている「図書カードNEXT」ですが、何といっても電子書籍にも利用できるのが大きな違いです。
対応している店舗であれば、電子や紙の枠にとらわれず本を購入できる点もメリットでしょう。
図書カードNEXTで書籍を購入する方法
「図書カードNEXT」で商品を購入するときは、カードの裏にある16桁の「ID番号」と4桁の「PIN番号」を使用します。
ただし、電子書籍を購入する方法は電子書籍ストアによって異なりますので、それぞれの方法について説明します。
BOOK☆WALKER:コインに交換して利用
「BOOK☆WALKER」で「図書カードNEXT」を使って電子書籍を購入するためには「図書カードNEXT」の残高をBOOK☆WALKERコインに交換します。
BOOK☆WALKERコインは、電子書籍を買うと毎回付与されるポイントで、1コイン=1円分として使えます。
支払い確認画面で「図書カードNEXTの利用はこちら」を選択しBOOK☆WALKERコインと交換する残高を入力して購入手続きを進めてください。
1コインを1円として、自由に購入金額を選べます。
またBOOK☆WALKERコインは、交換した日から5か月後の末日が利用期限となります。
honto:hontoポイントに交換して利用
「honto」で「図書カード」を使い電子書籍を購入する場合は「図書カードNEXT」の残高をhontoポイントに交換し、ポイントで電子書籍を購入します。
hontoポイントは「honto」でのお買い物やキャンペーンなどで貯まり、1ポイント=1円で利用できます。
「ご注文内容の確認」画面または「お支払い方法選択」画面で「図書カードNEXTの利用」を選択し、ポイント交換手続き後、hontoポイントとして利用してください。
「図書カードNEXT」の残高からhontoポイントへの交換は、1回の交換につきカート内の商品合計金額分までのポイント交換が可能です。
交換したhontoポイントの有効期限は5か月後の月末となります。
紀伊國屋書店:支払い方法として選択
「紀伊国屋書店」で「図書カードNEXT」を使って電子書籍を購入する場合は、「図書カードNEXT」の残高をそのまま1円として利用できます。ポイントに交換する必要はありません。
お支払い情報設定画面にて「図書カードNEXTを利用する」を選択してください。
画面を下にスクロールし、「図書カードNEXTを利用する」にチェックを入れると、ID番号やPIN番号、利用金額の入力ボックスがあらわれます。
楽天ブックス:支払い方法として選択
「楽天ブックス」も、購入時の支払い方法を選択する段階で「図書カードNEXT」を選択する項目があります。
「ご購入の手続き」を選択したあとにログインをおこない、注文内容の確認画面を下へスクロールすると「図書カードNEXT利用」の項目が表示されています。
「図書カードNEXTを利用する」を選択するとIDとPIN番号を入力できます。
残高表示を確認してから利用金額を入力・追加して「内容を変更する」を選択すると内容が反映されます。
なお、購入しようとしている本が発売前の予約商品だと、「図書カードNEXT」が表示されず利用できません。発売後かつ在庫がある本にのみ使える点に注意が必要です。
図書カードNEXTの残高を確認する方法
「図書カードNEXT」の残高の確認方法は以下の3種類です。
図書カードNEXT・残高確認方法
- 専用サイトから確認する
- 図書カードNEXT取り扱い店に行く
- 電話で問い合わせる
もっともおすすめなのは、専用サイトから確認する方法です。この場合は自宅や外出先などどこにいても、残高や利用履歴を調べられます。
カードの裏面にあるQRコードをスマートフォンで読み取ったり、専用ページからID番号とPIN番号を入力したりすると、残額や利用履歴が表示されるので簡単です。
ほかに利用できるのは、取扱店へ行く方法と電話で問い合わせる方法です。
「図書カードNEXT」の取り扱い店では、店舗にある読み取り機設置カウンターにカードを持っていくことで残額が確認できます。
電話で問い合わせる場合は、カード裏面の「お客様専用フリーダイヤル」に電話をして、オペレーターにカード裏面のID番号とPIN番号を伝えると、カード残額・利用履歴が確認できます。
図書カードNEXTの注意点
電子書籍を購入したり、残高や利用履歴を確認したりできる「図書カードNEXT」には2つの注意点があります。
自分が「図書カードNEXT」をもらった場合にも、誰かに贈る場合にも共通する注意点ですので、事前に確認しておきましょう。
Amazonでは利用できない
「図書カードNEXT」はいくつかの電子書籍ストアで利用できますが、「Amazon」をはじめ、オンライン書店では利用できない場合があります。
また「図書カードNEXT」が使える電子書籍ストアの利用状況によっては、新たに会員登録が必要となることもありますので注意しましょう。
使用期限がある
「図書カードNEXT」には、前身である「図書券」「図書カード」とは異なり使用期限があります。使用期限はカードに記載されていますので、記載された期日までに使い切りましょう。
書店で販売している「図書カードNEXT」の有効期限は購入から10年間ですが、もらってから時間が経過している場合などは、念のため確認してください。
図書カードNEXTに関するQ&A
- 図書カードNEXTとは? どこで使える?
- 「図書カードNEXT」は、かつて書店で利用できる商品券として出回っていた「図書カード」の後継にあたるサービスです。プリペイドカードの一種として、電子書籍・紙の書籍の購入に利用できます。
「図書カードNEXT」は、対応している電子書籍サイトや店舗で利用できます。利用可能な電子書籍サイトについてはこちらを参照してください。
- 図書カードNEXTを購入・プレゼントする方法は?
- ネット上であれば「giftee(ギフティ)」のWebサイトから購入可能。200円から1万円まで6種類から好きな価格帯で選択できます。
プレゼントには無料の会員登録が必要ですが、メールアドレス登録のほかにもX(旧Twitter)やLINE・Apple IDのログイン・連携でも利用が可能です。
ちなみに、物として手に取れるカードタイプは種類も豊富で、中にはオリジナルデザインの作成も可能。手頃な価格で特別感のあるプレゼントを探している場合におすすめです。
- 図書カードNEXTを紙の本の購入に利用することはできる?
- 対応するサイト(「e-hon」「楽天ブックス」など)や店頭での利用であれば、紙の本であっても購入可能です。
ただし、電子書籍のみを取り扱うサイトでは「図書カードNEXT」未対応の場合も珍しくないので注意しましょう。「図書カードNEXT」で電子書籍を購入する場合は、ポイント還元率の高い「BOOK☆WALKER」がおすすめです。
図書カードNEXTを使って電子書籍を購入しよう
「図書カードNEXT」は店舗だけでなく電子書籍の購入にも利用できる便利なプリペイドカードです。普段は本を読まない人でも、プレゼントされると本を読みたくなるかもしれませんね。
利用するストアによって電子書籍の購入方法が異なりますので、ぜひ本記事で確認してから電子書籍ストアを訪れてみてください。
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