電子書籍のメリットの一つに、ダウンロード機能があります。電子書籍を端末に保存しておけば、紙の本のようにネット回線を気にせずいつでも読めるのが魅力です。
本記事では、電子書籍のダウンロードに対応したおすすめのストアを紹介。各サービスごとにダウンロードの方法も記載しています。
そのほかダウンロードするときの注意点や、ダウンロード方法についても触れていくので、電子書籍サービスを選ぶのに悩んでいる人はぜひチェックしてみてくださいね。
電子書籍をダウンロードするならここ!おすすめストア7選と保存方法解説
最終更新日:2022年11月08日
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電子書籍がダウンロードできるストアは?
ここではまず、ダウンロードに対応している電子書籍サービスについて紹介していきます。先にダウンロードの注意点について知っておきたい人は、下記ボタンを押すと詳細箇所へ飛べます。
全ての電子書籍サービスがダウンロードできるわけではない
近年では大半の電子書籍サービスがダウンロードに対応しており、サービスを選ぶ基準としてはあまり重要な要素ではなくなってきています。
本記事で取り上げているサービスはすべてダウンロード可能なサービスですが、ごくまれに対応していないサービスも存在する点に注意しましょう。特に連載系のマンガアプリ(※)では、ダウンロードに対応していないことがあります。
※ 「少年ジャンプ+」や「マガポケ」はダウンロード機能あり
ダウンロード可能な主要サービス15選
サービス名 | 無料作品 | 総冊数 | 特筆ジャンル | 特徴 |
---|---|---|---|---|
Kindle |
50,000冊 | 700万冊 | オールジャンル (洋書・ビジネス・経済に強い) |
取り扱い書籍数が多く、欲しい商品を探しやすい。購入やダウンロードも1Stepで簡単。 |
楽天kobo |
5,500冊 | 400万冊 | オールジャンル | 国内最大級の品揃えで、楽天ポイントが使える |
ebookjapan |
5,000冊 | 100万冊 | マンガ | 独占・先行・オリジナルの漫画作品が豊富。ダウンロードも1Stepで簡単 |
コミックシーモア |
17,519冊 | 97万冊以上 | マンガ・コミック誌 | 読み放題対象が11万冊以上。コミック誌に強い |
ブックライブ |
24,741冊 | 148万冊 | オールジャンル | 無料作品が2万本以上 |
BOOK☆WALKER |
20,000冊 | 103万冊 | ラノベ | ラノベの取り扱いが豊富 |
DMMブックス |
12,953冊 | 非公開 | マンガ・ラノベ | 初回70%OFF! 成年向け専用サイトあり |
まんが王国 |
3,000作品以上 | 非公表 | マンガ | 毎日最大50%のポイント還元あり。長期利用におすすめ。 |
Amebaマンガ |
4,000冊 | 40万冊以上 | マンガ | 異世界・TL・BLに強い。100冊まで40%OFFでまとめ買いに最適 |
U-NEXT |
8,165冊 | 80万冊 | マンガ・雑誌 | 読み放題が追加料金なし!購入時は最大40%ポイント還元 |
FODプレミアム |
6,495冊 | 非公開 | マンガ・雑誌 | 動画見放題のほか、メジャーな雑誌が読み放題 |
honto |
22,691冊 | 72万冊 | オールジャンル オーディオブック |
大型書店との連携あり。紙書籍との併用におすすめ。 |
auブックパス |
非公開 | 非公開 | オールジャンル | 全ジャンルの読み放題あり |
dブック |
7,000冊 | 60万冊 | オールジャンル | dポイントが使える&貯まる |
青空文庫 |
1万5千冊以上 | 1万5千冊以上 | 小説 | 完全無料で利用でき、テキストやPDFなど好きな形式で保存可能 |
ダウンロードに対応している主要な電子書籍サービスを紹介しましたが、サービスが多すぎて絞り切れない人も多いでしょう。
そこで主要な電子書籍サービスをピックアップし、その魅力や特徴を上の表でまとめました。ぜひ自分に合うサービス選びの参考にしてみてください。
目的別おすすめ電子書籍サービス7選
より目的に合った電子書籍サービスを選べるように、目的ごとのメリットに着目しておすすめサービスを紹介します。すでに目的が決まっている方は、該当のリンクを押してみてください。
「ebookjapan」毎日100件以上のセールあり! 操作性も良好
100万冊以上の配信数を誇る中、その大半がマンガジャンルというマンガの品揃えに非常に強いのが特徴です。アプリ版では「マンガebookjapan」となっていますが、文芸やビジネス書なども多少取り扱っています。
また一部作品では独占先行配信をおこなっています。2022年8月現在は「令嬢もの」や「青春恋愛系」などの少女マンガジャンルが豊富なため、女性向け作品も多い印象です。
最大の魅力は毎日100件以上のセールイベントが開催されており、欲しかった作品が50%オフで購入できたり、話題の人気作が無料で読めたりすることもあります。
またPayPayを使った時のキャッシュバックキャンペーンなどもあるため、PayPayユーザーならこのサービスを選ぶメリットが大きいです。
配信数 | 100万冊以上 |
---|---|
主なジャンル | 漫画・ライトノベル |
初回購入特典 | 6回まで70%OFF※1※2 |
ポイント購入 | なし(都度購入) |
支払い方法 | クレジットカード / キャリア決済 / PayPay / WebMoney / BitCash |
運営会社 | LINEヤフー株式会社 株式会社イーブックイニシアティブジャパン |
ダウンロードの手順
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「青空文庫」完全無料で使えてPDF化も可能!
「青空文庫」は有志の方のボランティアで運営されている、著作権が切れた書籍の読み放題サービスです。完全無料で利用でき、1万5千冊以上の本が読めます。ジャンルは小説や学術書、歴史書などで、マンガは扱っていない点に注意です。
最大のメリットは現状唯一アプリを使わずにファイル形式でダウンロードが可能なこと。テキストファイルかXHTMLファイルかを選択でき、スマホや電子端末で直接開けるのは便利です。
外部ツールを使えばPDFファイル化も可能なので、自分が読みやすいスタイルで読書を楽しみましょう。
配信数 | 1万5千冊以上 |
---|---|
主なジャンル | 小説・評論・学術書・児童書 |
初回特典 | なし |
ポイント購入 | なし (完全無料) |
支払い方法 | なし (完全無料) |
利用可能なポイント | なし (完全無料) |
運営会社 | なし ※ |
ダウンロードの手順
「Kindle」書籍数700万冊以上! 欲しい書籍がほぼ見つかる
電子書籍といえば定番なのはAmazonの「Kindle(キンドル)」でしょう。海外ジャンルも含めてあらゆる本を読み尽くしたい読書好きの方にはオススメです。
書籍数は700万冊以上と非常に多く、話題作や人気作は基本的に全て揃っています。配信数では後述の「楽天kobo」と並んで国内最大級。作品のおすすめページをチェックすれば、読みたい本が何かしら見つかるでしょう。
趣味・実用書などのジャンルの作品も豊富で作品を探しやすいのも特徴です。他サービスでは扱っていないような本でもKindleに置いてある場合があるので、探していた本も見つかるはず。
また購入にAmazonポイントやAmazonギフト券が使えるのもポイントで、ネットショッピングで貯めたポイントを本の購入に費やすことができます。
配信数 | 非公開 |
---|---|
主なジャンル | オールジャンル |
初回特典 | 70%OFF※ |
ポイント購入 | なし |
支払い方法 | クレジットカード / キャリア決済 / Paidy / Amazonギフト券 |
利用可能なポイント | Amazonポイント |
運営会社 | Amazon Services LLC |
ダウンロードの手順
2.表紙をタップ(PC操作の場合はダブルクリック)
3.進捗状況が表示されるため、100%になれば完了
オールジャンルで読み放題の「Kindle Unlimited」もおすすめ
また「Kindle Unlimited」という定額読み放題サービスがあり、月額980円(税込)で洋書を含めれば読み放題サービスだけでも130万冊以上の本が読めます。完全無料で利用できる30日間の無料体験キャンペーンもあるので、興味のある方は試してみましょう。
「Amebaマンガ」初回購入時100冊まで40%OFF
株式会社サイバーエージェントが運営するサービスです。最大の魅力は、初回特典で100冊まで好きなマンガどれでも40%OFFクーポンがもらえること。他サービスでは1冊までなどの制限が多いため、まとめ買いでここまで安くなるのは非常に貴重です。
作品のラインナップとしては女性向け(TL,BL含む)が多めのため、そういったジャンルが好きな人にもおすすめです。(もちろん他ジャンルのマンガも充実しています)
配信数 | 100万冊以上 |
---|---|
主なジャンル | 女性向けマンガ(BL・TL含む)・ライトノベルなど |
初回特典 | 100冊まで全部50%OFF |
マンガコイン購入 | 都度購入100円~33,000円 月額300円~33,000円 |
支払い方法 | Amebaコイン / マンガコイン / クレジットカード / PayPay / LINE Pay / 楽天ペイ / キャリア決済 |
運営会社 | 株式会社サイバーエージェント |
ダウンロードの手順
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「honto」紙の本購入で電子書籍が50%OFF
「honto(ホント)」はハイブリッド型総合書店と銘打った書籍全般のサービス。電子書籍の配信はもちろん、丸善・ジュンク堂などの大型書店と連携して幅広いサービスを提供しています。
「honto」は実店舗と連携していることで、紙の本を購入すると同名タイトルの電子書籍購入が50%OFFになるキャンペンーンがあり、他のサービスには無い特徴です。 気になっている紙の本は丸善・ジュンク堂で取り置きしてもらえる点もポイント。
紙の本も持ちたいけれど、出かけるのに荷物を増やしたくない……という場合も自宅には紙の本、外出先ではスマホやタブレットから電子書籍という使い分けも可能です。
配信数 | 約150万冊 |
---|---|
主なジャンル | オールジャンル |
初回特典 | 電子書籍初回会計70%OFF(最大2,000円) |
ポイント購入 | 都度購入1,000円~5,000円 |
支払い方法 | hontoポイント / クレジットカード / spモード決済 / auかんたん決済 / ソフトバンクまとめて支払い / WebMoney / BitCash / リクルートかんたん支払い / LINE Pay / PayPay / 楽天ペイ / 図書カードNEXT |
運営会社 | 大日本印刷株式会社(DNP) |
ダウンロードの手順
2.[ライブラリ(すべて)]を開く
3.本を選択してタップでダウンロード完了
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「ブックパス」オールジャンル読み放題が月額618円でコスパ良好
auで有名なKDDIの電子書籍配信サービス。携帯電話の時代から電子サービスの○○放題に強い印象でしたが、「ブックパス」も読み放題サービスがアツくなっており、定額サービスでたくさん本を読みたいならオススメです。
au会員ならそのままアカウントを利用できるので使いやすくなっています。2018年にはau会員以外もアカウントを作成できるようになり、登録さえすれば誰でも使えるようになりました。
月額618円(税込)で読める書籍は約3万冊。競合と比較してもコストに対して読める量が多いので、漫画はもちろんその他のジャンルの書籍も幅広く読み漁れます。雑誌だけ読みたい方には月額380円(税抜)で約300種以上の雑誌が読めるプランもあります。
ダウンロードする際、アプリからではなく公式サイトからでないと購入作品をダウンロードできない点に注意しましょう。
配信数 | 100万冊以上 |
---|---|
主なジャンル | マンガ |
初回特典 | 30日間無料体験 |
利用料金 | 総合コース:月額618円 マガジンコース:月額418円 |
支払い方法 | クレジットカード / auかんたん決済 / au PAY 残高 |
運営会社 | KDDI 株式会社 |
ダウンロードの手順
「DMMブックス」セール時ポイント50%還元! 成年向けコンテンツに強い
「DMM(ディーエムエム)ブックス」は、ネット通版やビデオ・オン・デマンドを取り扱う企業「DMM.com」が提供する電子書籍サービスです。成年向け作品のラインナップが豊富なのが特徴。
DMMと聞いて「アダルトはちょっと……」と考えるかたもいるかもしれませんが、成年向けは「FANZA」と住み分けされており、ビジネスや実用書のラインナップも充実しています。
初回購入時に最大100冊70%OFFクーポン(上限3,000円)があるほか、スーパーセール時には50%以上のポイント還元があり、長期的な利用がお得なコンテンツです。
またDMMはゲームや動画などのコンテンツも提供しており、還元されるDMMポイントはそれらの購入にも使用可能。総じてお得になりやすい電子書籍サービスです。
配信数 | 98万冊以上 |
---|---|
主なジャンル | 漫画・小説など |
初回特典 | 90%OFF※ |
ポイント購入 | 都度購入500円~50,000円(税込) |
支払い方法 | クレジットカード / DMMプリペイドカード / PayPal / toreta+ |
運営会社 | 合同会社DMM.com |
ダウンロードの手順
2.購入済み作品が表示されるので、「ダウンロード」をタップ
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電子書籍をダウンロード(保存)するメリットは?
電子書籍をダウンロードするメリットは主に3つ。共通して言える大きなポイントは、「インターネット回線を使用しないこと」です。
メリットについて知る前に、まずダウンロード対応の電子書籍サービスがどんなものかを知りたい人は、下記ボタンリンクを押すと、記事内の一覧表へ移動できます。
その1.ネット回線不要だから外出先で楽しめる
普通にアプリやブラウザで電子書籍を読もうとすると、どうしてもインターネット環境が必要になります。購入したデータが端末でなく電子書籍サービスのクラウド内で管理されているためです。
しかしダウンロードして端末に保存しておけば、ネット環境を使用せずオフラインで楽しめます。
電波が届かない山の中や通勤で使う地下鉄の中など、インターネットに接続できない環境でも電子書籍を楽しめるため、外出が多い人は使う価値ありです。
お手軽な価格で購入できるタブレットとして、Amazonが提供するFire HD 10がおすすめ。画面サイズが10インチと大きく、大抵の電子書籍アプリが利用できます。
メーカー製の10インチタブレットは平均2万~3万円ほどしますが、Fire HD 10は15,980円(税込)で購入可能。セール時には更なる値引きが期待できるのも特徴です。
その2.データ通信量を気にせず読める
ダウンロードした電子書籍は読むのにインターネット接続をしないため、Wi-Fiのない環境で使用してもデータ通信量がかかりません。
契約している内容によってはデータ通信量に上限があったり、一定以上使うと追加料金が取られてしまったりするため、データ通信量を使わずに電子書籍が読めるのはメリットでしょう。
その3.一度ダウンロードすればサクサク読める
電子書籍を読む場合、大抵は1ページめくるごとにインターネットへの接続が必要です。そのため回線状況によっては、1ページ読み進めるだけで数分かかってしまうこともあります。
ダウンロードした電子書籍は端末内に既にデータが入っているため、サクサク読むことが可能です。
電子書籍をダウンロードする方法
電子書籍のダウンロードは以下の2つのタイプに分けられています。
スマホや電子端末にアプリ経由ダウンロードする
専用の閲覧アプリがあり、そこからスマホや電子端末に作品をダウンロードして、アプリ内でのみ閲覧ができるタイプのこと。大半の電子書籍サービスはこのタイプです。
大まかな手順は以下の通りです。サービスごとに手順が前後したり、全く違う手順だったりするので、あくまで大まかな目安としてチェックしてみてください。
ダウンロードの手順
2.アプリ内のライブラリ(本棚)画面を開き、ダウンロードしたい作品をタップ
3.作品ページの[ダウンロード]をタップ
※ビューワー or 本棚アプリと呼ばれることが多い
なお電子書籍をダウンロードできる代表的な電子端末は以下の通り。画面サイズや特徴で比較してみました。専用の端末を持っておきたい人は参考にしてみてください。
電子端末 | 画面サイズ | 特徴 | カラー対応 |
---|---|---|---|
スマホ | 4~6インチ | 通話やSNSと併用して使いやすい。アプリの多くがスマホ向けに開発しているため、UIが使いやすい | 対応 |
タブレット | 7~10インチ | バッグに入れて携行できる大きさながら、大き目の画面で楽しめる | 対応 |
ノートパソコン | 12~15.6インチ | PDFファイルデータなども保存・閲覧ができる。持ち運べるが大きいため、携行には専用のバッグが必要 | 対応 |
電子書籍リーダー | 6~8インチ | 文字を読むことに特化しており、目が疲れにくい仕様になっている。しおりや付箋機能などが充実し、まるで一冊の本のように使いやすい | 非対応 |
PDFやテキストデータで本体に直接ダウンロードする
テキストデータやPDFなどのファイル形式で作品をダウンロードし、外部ツールを使って閲覧するタイプです。
誰でも制限なしに利用できるため違法アップロードなどの温床となり、現在このタイプのサービスはほぼありません。ビジネス書や実用書を中心に、「SEshop」や「マイナビBOOKS」で取り扱いがあるくらいです。
2022年8月現在、完全無料でファイル形式でダウンロードできるのは「青空文庫」のみです。
電子書籍サービスをダウンロードする際の注意点
Wi-Fii環境がないとダウンロード時にデータ通信量がかかる
ダウンロードした電子書籍にデータ通信量はかかりませんが、ダウンロードするときにはデータ通信量が発生します。
制限なく利用できるWi-Fi環境であれば問題ないのですが、外出先などでダウンロードする場合はデータ通信量をチェックしておきましょう。
作品をまとめてダウンロードしたり、容量の大きな書籍をダウンロードしたりするときは通常より多く消費してしまうので、注意してください。
マンガ系は容量を圧迫しやすい
全て画像データでダウンロードする必要があるマンガは、容量の小さいテキストデータで保存できる小説と違い容量が大きくなりやすいです。
マンガをまとめてダウンロードするときは、端末の空き容量をきちんと空けておくように注意しましょう。
サービス終了すると読めなくなることもある
これは実際にサービス終了してみないとわからないことですが、サービスによっては作品をダウンロードしていても、サービス終了後に閲覧不可になる場合があります。
紙の本は「本の所有権」を購入しているのに対し、電子書籍は「サービス内で読む権利」を購入しているに過ぎないため、最悪の場合購入したデータがすべて見られなくなる可能性がある点には注意しましょう。
電子書籍をダウンロードする容量はどのくらい?
ダウンロードする際、電子書籍の容量はどのくらいなのかは気になるところ。そこで現在筆者が利用している「Kindle」で種別ごとに一冊あたりの容量をチェックしてみました。
電子書籍サービスによって若干の差はあると思いますが、販売データが同じであれば大きく変わることは無いと思うので、目安としてチェックしてみてください。
電子書籍1冊あたりの容量
種別 | 容量 | 補足情報 |
---|---|---|
コミック | 約90MB | 200ページ程度 |
新装版コミック ※ | 約250MB | 400ページ程度 |
小説 | 約8MB | 挿絵なし、300ページ程度 |
ラノベ | 約20MB | 挿絵あり、300ページ程度 |
ビジネス書 | 約14MB | 挿絵付き150ページ程度 |
雑誌 | 約100MB | フルカラー180ページ程度 |
容量のイメージとして、4~5分の音楽ファイル(WAV形式)1曲で40~50MBくらいです。マンガ1冊で大体音楽2曲分の大きさになります。
小説は画像ファイルではなくテキストファイルで保存されるため、大抵10MB以下の容量で保存が可能です。
実際に調べてみてわかった、容量が大きくなるチェックポイントは以下の通り。
容量が大きくなるチェックポイント
- 画像データが多い(コミックはすべて画像データ)
- フルカラーである
- A5以上の大判本である
- ページ数が多い(平均は150-300ページ)
上記の条件を満たせば満たすほど容量は大きくなり、作品によっては500MBまで届く可能性があるので注意しましょう。
よくある質問
ここでは電子書籍のダウンロードについて、よく質問される内容をFAQ形式でまとめました。
- 電子書籍のダウンロード方法は?
- 電子書籍をダウンロードする方法には、アプリを経由してスマホや電子端末にダウンロードする方法と電子書籍をテキストファイルやPDFファイルで直接端末に保存する方法の2種類があります。
近年では違法アップロード対策などの観点からアプリ経由でしかダウンロードできない電子書籍サービスが大半です。
- 電子書籍のPDF化はできる?
- 2022年現在、著作権フリーの「青空文庫」を除いて原則電子書籍のPDF化は対応しておらず、外部ツールを用いてのPDF化は違法です。
大抵の場合、電子書籍は「DRM(※)」というものが設定されており、特定のアプリ以外では読めないようになっています。
勝手に解除してPDFファイル化するとサービス提供者側にバレてアカウント停止処分されることもあるため、絶対にやめましょう。
※ デジタルデータにおける著作権管理技術や手法の総称で、不正コピーを防ぐためにある技術。
- ダウンロードした電子書籍の保存期間は?
- サービスによって変わりますが、大抵の場合保存期間はありません。
- サービス終了後もダウンロードした本は読める?
- 運営会社により変わります。基本的に電子書籍は専用のリーダーやアプリを通して読むことがほとんどであるため、Webサイトのドメインがなくなったり、アプリのサービスを完全停止されてしまったりした場合は、読めなくなる可能性が高いです。
もちろん、アプリを購入した電子書籍のリーダー用に残してくれる運営もあるので一概には言えません。
AmazonのKindleやYahoo!のebookjapanなど、電子書籍以外にもたくさんのコンテンツを提供している電子書籍サービスであれば、サービス終了をしてしまった場合でも何らかの補填をしてくれる可能性があるかもしれません。
- PCでのダウンロードに対応している電子書籍サービスは?
- 電子書籍サービスをPC(パソコン)で使いたいという人のために、本記事で紹介した動画配信サービスが、PCでのダウンロードに対応しているかについてもまとめてみました。
電子書籍サービスのPCアプリにはブラウザ視聴にのみ対応しているものもあるため、PCでの利用をメインに考えている人はチェックしておくようにしましょう。
【結論】ほとんどの電子書籍サービスはダウンロード対応
近年では大抵の電子書籍サービスがダウンロードに対応するようになりました。そのため電子書籍サービスを選ぶときは、どんなセール・キャンペーンがあるのか、どんな支払い方法に対応しているのかなど、自分にあったスタイルで利用できる電子書籍サービスを探しましょう。