200万冊以上もの電子書籍が読み放題の「Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)」。読み放題の対象本のジャンルに偏りがあるので、人によっては読みたい作品が見つからない場合も……。
ただ、一部のベストセラー作品が読み放題の対象外なだけで、隠れた名作や人気作品は何冊も配信されています。特定の読みたい書籍がそんなに多くない人でも、さまざまなジャンルのおもしろい作品を楽しめるのがKindle Unlimitedの魅力です。
それでもKindle Unlimitedが向いていない人はいるので、おすすめしない4つの理由を踏まえて、どんな人が利用すべきでないのか紹介します。また、Kindle Unlimitedが不向きな人のために、代替えの電子書籍サービスも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
Kindle Unlimitedをおすすめしない4つの理由 利用すべきでない人の特徴とは
最終更新日:2024年02月06日
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Kindle Unlimitedをおすすめしない4つの理由
Kindle Unlimitedをおすすめしない4つの理由は以下のとおりです。
- 本のジャンルに偏りがある
- 新刊の発売(配信)が遅いことがある
- 読み放題の対象から外れることがある
- 検索しにくい・読みたい本が探しづらい
それぞれのおすすめしない理由について詳しく説明していきます。
本のジャンルに偏りがある
Kindle Unlimitedは200万冊以上の取扱冊数を誇りますが、ほとんどが洋書で和書(日本語で書いてある書物)は12万冊以上です。200万冊以上のうち12万冊以上と聞くと少なく感じますが、12万冊でもほかの読み放題サービスより格段に多いです。
ただ、Kindle Unlimitedで読み放題の対象になっている書籍のジャンルには偏りがあります。小説や実用書、ビジネス書、自己啓発本などのジャンルに強い一方で、漫画やラノベの取扱いは少なめです。そのため、人によっては読みたい本が見つからない可能性があります。
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小説はベストセラー・有名作家の書籍が少ない
小説は4万冊以上が読み放題ですが、ベストセラーや有名作家の書籍が少ない印象です。
例えば『容疑者Xの献身』や『白夜行』など、ミステリーやサスペンスで有名な東野圭吾の作品は、どれも読み放題の対象ではありません。
また、池井戸潤の作品の一部は読み放題ですが、『下町ロケット』や『半沢直樹』といったベストセラー作品は読み放題ではありません。
なお、Kindle Unlimitedで読み放題対象外の小説は、基本的に他サービスでも読み放題ではないことがほとんど。読みたい小説が読み放題ではなかった場合は、「ebookjapan」や「DMMブックス」など、購入型の電子書籍サービスがおすすめです。
初回90%OFFで購入できたり70%OFFクーポンを配布したり、お得に小説を買える機会が多いです。
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新刊の発売(配信)が遅いことがある
雑誌も読み放題のKindle Unlimitedですが、新刊の発売日よりも遅れて配信されることもしばしば。発売日当日に新刊を読みたい方は、雑誌専門の読み放題サービスである「楽天マガジン」や「dマガジン」がおすすめです。
雑誌専門なだけあって、Kindle Unlimitedよりも読み放題の雑誌が豊富です。
雑誌中心に読み放題サービスを探している方はこちら!
読み放題の対象から外れることがある
Kindle Unlimitedは毎月1日に新しいタイトルに更新され、読み放題のラインナップが変わります。そのため、先月は読み放題の対象だった作品が、読み放題で読めなくなるケースも。
もしKindle Unlimitedで読むつもりの本がある場合は、月が切り替わる前にダウンロードしておきましょう。ダウンロードをしておけば、仮に読み放題の対象から外れたとしても読むことができます。
また、ダウンロードもしくはライブラリに追加した本は、利用中のタイトルに残っている限り、読み放題の対象外になってもKindle Unlimitedのサービスに加入している間は読み続けることができます。なお、ダウンロードできる本は20冊までです。
Kindle Unlimitedでは頻繁に読み放題の対象本が入れ替わるので、対象本ではなくなった作品が再び対象本になることもあります。
検索しにくい・読みたい本が探しづらい
Kindle Unlimitedは、電子書籍ストアである「Kindleストア」と同じ括りのため、ただ単に検索した場合は読み放題対象ではない作品もヒットしてしまいます。絞り込み機能を使って、「Kindle Unlimited 読み放題」をタップする手間がかかります。
また、読み放題の対象でない書籍を検索した場合、絞り込み機能のなかに「Kindle Unlimited 読み放題」の項目が表示されません。一度の検索で読み放題の対象であるかも判断できないため、少し不便さを感じるかもしれません。
Kindle Unlimitedをおすすめしない人
以下に当てはまる人は、Kindle Unlimitedの利用はあまりおすすめしません。
- 月に1冊程度しか読まない人
- 新刊を好む人
- 漫画・ラノベをメインで読みたい人
Kindle Unlimited以外にもおすすめの電子書籍サービスはあるので、ほかの読み放題サービスもしくは電子書籍ストアの利用を検討してみましょう。
月に1冊程度しか読まない人
Kindle Unlimitedは月額980円(税込)のため、最低でも月に2冊以上は読まないとコストに見合いません。月に1冊程度しか本を読まない・読む時間を取れない人は、Kindleストアで本を購入したほうがお金を抑えられます。
プライム会員であれば、1,000冊以上の小説やマンガが読み放題の「Prime Reading」を無料利用できます。Prime ReadingはKindle Unlimitedのお試し版みたいなサービスなので、Prime Readingで使い勝手を確認するのもよいでしょう。
新刊を好む人
Kindle Unlimitedでは、雑誌によっては新刊の配信が発売日よりも遅れる場合があります。毎回、発売日当日に新刊を読みたい人は、Kindle Unlimitedよりも「楽天マガジン」や「dマガジン」がおすすめです。
どちらも月額が税込400円台で、Kindle Unlimitedの半額以下の料金で雑誌が読み放題です。
漫画・ラノベをメインで読みたい人
Kindle Unlimitedは小説やビジネス書などに比べると、漫画やラノベなどのジャンルは弱いです。『薬屋のひとりごと』『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』など、TVアニメ化した有名作品も読み放題の対象ですが、全巻ではなく最初の1巻のみです。
有名作品は基本的に2巻目以降は読み放題の対象外なので、漫画やラノベを中心に読み放題サービスを利用したい方は「コミックシーモア」や「BOOK☆WALKER」がおすすめです。
Kindle Unlimitedはいろんな本を読んでみたい人向け
Kindle Unlimitedは特段読みたい作品はないけど、いろんなジャンルのおもしろい作品を読みたい人におすすめです。例えば、利用目的が実用書やビジネス書を読むためであっても、他ジャンルの漫画や小説を楽しむことができます。
また、おすすめしない理由としてジャンルの偏りを挙げましたが、特定のベストセラー作品や有名作家の作品が読み放題の対象ではないだけで、隠れた名作や人気作品は数多く配信されています。
Kindle Unlimitedでは、2ヵ月99円や30日間無料キャンンペーンを実施しているので、お試し利用しやすいです。
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