カーリースの車検、費用はかかる?手続きや車検の受け方を徹底解説
2024.02.21
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もくじ
公道を走る車には、新車は3年、それ以降は2年ごとに「車検」を受けることが義務付けられています。カーリースにおいても車検は必要ですが、リース会社にお任せできるのか、費用はどうなるのか、また、車検を受ける場所は決まっているのかなどを把握しておかなければ、直前になってあわてることになってしまいます。
また、事前によく確認しておかないと、車検の際にまとまった出費が必要になることもあります。費用や手続きの心配なく車検を迎えられるように、カーリースの車検について詳しく見ていきましょう。
【この記事でわかること】
✔カーリースの車検費用と自己負担が発生するケース
✔カーリースの車検の受け方や依頼先、契約満了時はどうするのかについて
✔カーリースで車検を受ける際の注意点
カーリースの車検費用とは?誰が支払う?
カーリースの月額料金には、車両本体価格のほかにもさまざまな費用が含まれています。車検費用についても、月額料金に含まれている範囲なら実費負担はありません。
ただし、月額料金に含まれる内容はリース会社によって異なるため、まずはどの費用が対象になるかを確認しておく必要があります。車検費用の内訳と併せて確認していきましょう。
車検費用の内訳
車検費用は、大きく分けて「法定費用」「車検基本料」「部品代」の3つに分けられます。内訳はそれぞれ次のようになります。
法定費用
車検の法定費用とは、法律で金額が決められている費用のことで、「自動車重量税」「自賠責保険料」「印紙代」を指します。
自動車重量税は、軽自動車は一律なのに対し、普通車は車両の重量によって税額が変わります。自賠責保険料は軽自動車か普通車かで保険料が異なります。いずれも1年ごとにかかる費用ですが、車検の際に、次の車検までの2年分をまとめて支払うのが一般的です。
印紙代は車検における各種手続きの手数料で、車検を受ける工場やナンバーの分類番号によって金額が決められています。
車検基本料
車検基本料は車検を依頼する業者に支払う費用で、検査料や事務手数料などが含まれます。金額は車検業者によって異なります。
部品代
車検の際に部品交換や油脂類の補充などが必要になった場合は、車検基本料とは別に、部品などの代金と工賃が必要になります。
カーリースの月額料金に含まれる車検費用はどれ?
車検費用のうち、カーリースの月額料金に含まれているケースが多いのは「法定費用」です。一方、車検基本料や部品代などは、初めから含まれている所もあれば、オプションのメンテナンスプランで月額料金に含められる所など、さまざまです。
車検基本料などが月額料金に含まれていない場合は、車検費用の総額から法定費用を引いた残りを実費で負担することになります。車検基本料や部品代などが含まれるメンテナンスプランをつけている場合は、対象となる項目以外の費用が発生しない限り、実費負担はないでしょう。
月額料金やメンテナンスプランに含まれる項目は各社で異なるため、思わぬ出費とならないように、車検の前に詳細を確認しておくことが大切です。
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カーリースの車検はどうやって受ければいい?
カーリースで車検を受ける場合も、所有車と同様に、自身で予約をしてから、約束の日時に車検業者へ車を持ち込みます。車検後の支払いは、リース会社から車検業者に振り込まれる場合や、利用者が立て替えて、後日リース会社に請求する場合もあります。
なお、実費負担が発生した場合は、その場で利用者が支払わなければなりません。
カーリースで車検を受ける際の手続きや流れはマイカーとほとんど変わりがありませんが、大きく異なる点といえば、車検時期を知らせてもらえることでしょう。
車検は2~3年に1度、車検の有効期限内に受けなければなりません。また、通常は車検の有効期限が切れる前の1ヵ月間が対象期間となるため、忘れていたり、ギリギリに気付いてどこも予約が取れなかったりして車検を受けそびれ、車に乗れなくなってしまう恐れがあります。
その点、カーリースでは車検期間が近づくと案内してくれるケースが多いので、うっかり車検の有効期限を過ぎてしまうという心配がありません。
カーリースの車検はどこで受ける?
マイカーの車検をどこで受けるかは所有者が決められますが、カーリースの場合は、リース会社で決められているケースが大半です。
一般的に、メーカーや大手ガソリンスタンドといった整備工場を有する会社や、車検を取り扱う企業などが提供するカーリースでは、自社の工場を指定する傾向があります。利用者にとっては安心感が高い半面、自宅近くに指定の工場がない、予約が取りづらいなど、不便を感じることもあるでしょう。
整備工場を持たないカーリースでも車検業者を指定しているケースは多いですが、対象店舗はリース会社によって異なります。指定する店舗数が多いサービスであれば、昔から利用している整備工場や、自宅近くのカー用品店などで車検を受けられる可能性もあります。
なお、許可なく指定先以外の業者で車検を受けた場合、費用は全額負担となるケースもあるため、指定先以外の店舗で車検を受けたい事情があるときは、事前にリース会社に相談するようにしましょう。
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契約満了前の車検は受ける?受けない?
3年や5年、7年といった車検のタイミングと同じ契約年数の場合、返却前に車検を受けるのか、気になっている方も少なくないようです。
車検の年に契約満了を迎える場合は、原則として車検を受ける必要はありません。返却日は原則として車検の有効期限が切れる前に設定されるため、最後まで車検の心配をせずに乗り続けられます。
ただし、再リースや買取りなどでそのまま乗り続ける場合は、車検を受ける必要があります。再リースの場合は新たに契約を結び直すのが一般的で、車検費用は月額料金に含まれるケースが多いでしょう。
一方、買取りの場合はそのまま自身の所有車となるため、自身で車検を受けなければなりません。
カーリースの車検を受ける際の注意点
費用が月額料金に含まれることで車検の際に大きな出費の心配がなく、車検業者も指定の中から選ぶだけで、自身で探す必要がないなど、カーリースでは車検を受ける際のメリットが多くありますが、一方で注意しなければならない点もあります。
法定点検費用が含まれてないと自己負担になる
車検の際は、24ヵ月点検といわれる法定点検もいっしょに受ける必要があります。車検費用が定額になるカーリースでも、法定点検費用が料金に含まれていなければ、車検の際に実費で負担することになってしまいます。
法定点検費用が対象になっているか、事前に確認しておきましょう。
限度額や交換回数が決められていることがある
車検業者によって金額が異なる車検基本料や、利用者によって交換頻度が異なる部品代などは、金額や交換回数に上限が設けられていることがあります。
上限を超えてしまった分は自己負担となるため、限度額や回数を確認して、オーバーしないように車検業者を選びましょう。
法定費用が月額料金に含まれてないケースもある
法律で金額が決められている法定費用は多くのカーリースで月額料金に含めていますが、中には購入時の1回だけというケースもあります。その分、月額料金が安くなるというメリットはありますが、車検時の自己負担が増えるため、家計状況なども踏まえて慎重に検討しましょう。
実際の利用者はカーリースの車検をどう感じている?
2~3年に一度とはいえ、まとまった出費となりやすい車検。クラベルさん編集部が車を持つ全国の男女1,251人を対象に行った車検費用に関するアンケート*¹では、直近の車検で支払った金額は「50,000~99,999円」が35.95%、「10万~14万9,999円」が34.09%となり、92.4%の方が「車検費用を高いと感じる」と回答しています。
対して、カーリースを利用している方は車検についてどう感じているのでしょうか。実際の利用者の声*²を見ていきましょう。
Oさん(30代)
Yさん(40代)
月額10,000円台で新車に乗れて、車検も面倒見てくれるなんて、そんなうまい話はないと思っていたのですが、本当でした(笑)。メンテナンスプランの保証内容を選べたし、アフターフォローもしっかりしていて、安心して利用できています。
Oさん(20代)
車に詳しくないので、メンテナンスのタイミングや内容もサポートしてもらえるのはとても心強いです。もうすぐ車検の時期ですが、知らせてもらえると聞いているので安心してます。
Mさん(40代)
以前所有していた車の車検が修理費込みで数十万円と言われて、カーリースで乗り換えました。毎年車検の時期になると憂鬱になっていたのですが、カーリースなら家計が安定するし、心理的な負担もなくなってとても助かっています。
*¹ クラベルさん編集部が2023年1月17日~1月23日に、車を持つ全国の男女1,251人を対象に調査ツール「Fastask」で行ったインターネット調査
*² クラベルさん編集部が「おトクにマイカー 定額カルモくん」の利用者に行ったインタビュー
カーリースの車検をお得に受けるには事前の確認が大切
車検費用は一度に10万円を超えることもあり、家計に大きな負担となります。カーリースであれば月々の定額料金で車検費用の多くをまかなえるうえ、信頼できる車検業者に車を預けることもできます。
メンテナンスプランに加入していれば、車検以外の時期に必要なメンテナンスの費用も定額になるので、良好なコンディションを保ちやすくなるでしょう。
とはいえ、車検時の対応はカーリースによってさまざまです。車検費用の多くが定額になるか、どのような業者で車検を受けられるか、事前しっかり確認しておきましょう。
※この記事は2023年8月時点の情報で制作しています
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毎日家事と子育てで忙しくしていたので、家計管理や手続きが簡単そうなカーリースを選びました。子供の学費がかかる時期に車検で大きなお金の移動がないのは、とてもありがたいですね。