カーリースは年収いくらで契約できる？審査基準とおもな４つの対策を紹介

カーリースは年収いくらから契約できる？

カーリースの審査でもっともポイントとなることのひとつは、月々の料金を滞りなく支払い続けられる能力の有無だといわれています。年収はその支払い能力に大きく影響する項目ですが、審査基準はカーリース会社によって異なり、また、一般に公表されていないので、いくらなら契約できるかといった具体的な数字については一概にはわかりません。

ただ、マイカーローンの審査において年収200万円以上がひとつの目安になっていることから、カーリースの審査でも同様の年収額以上が目安になっていると考えられます。なお、審査では年収を含めたさまざまな項目に対して総合的に判断されるといわれており、年収200万円に満たなくても契約できる可能性があります。

年収と同様にカーリースの審査通過の目安となる返済負担率とは？

申込者の支払い能力を判断するひとつの指標として使われているのが「返済負担率」です。これは年収に対し、ローンやカーリースの利用料など年間に返済・支払いしなければいけない金額の割合を示すもので、「年間の返済（支払）額÷年収×100」で算出できます。この数字が30～35％以下だと、一般的に収入と毎月の支払い額のバランスがとれていて、滞りなく利用料金を支払える状態にあるとみなされ、審査に通りやすい傾向があります。つまり審査にあたっては、年収と同様にこの返済負担率にも気を配るようにしましょう。

ただし、注意したいのがこの返済総額には、今回契約したいカーリースの利用料や現在組んでいる住宅などのローンのほか、携帯電話の本体代金などの分割払いも含まれることです。特に携帯電話の本体代金などは見落としがちなので忘れずに確認し返済負担率を算出するようにしましょう。

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審査通過後は専任のマイカーコンシェルジュに相談しながら、希望の車種やプランで車選びを行えます。お試し審査は24時間365日いつでも申し込めるので、下のバナーからさっそく試してみましょう。

年収のほかにカーリースの審査でチェックされる４つのポイントと対策

カーリースの審査では、年収以外の項目を含め総合的に審査されるといわれています。先にお伝えしたとおり、その具体的な審査方法や基準は公開されておらずカーリース会社により異なりますが、一般的にチェックされるといわれているポイントは下記になります。対策と併せて一緒に見ていきましょう。

１：勤務先・雇用形態・勤続年数

安定した収入があるかを判断するため、一般的に勤務先や雇用形態もチェックされます。その際、非正規雇用のパートやアルバイトの方は、収入の安定性から正社員の方より審査に通りにくい傾向があるといわれていますが、必ずしも非正規雇用だからといって審査に通らないわけではありません。

同様に、勤続年数も収入の安定性を判断する上でのひとつの指標となります。一般的に勤続年数3年以上が審査に有利に働くといわれ、1年未満の場合は審査に通りにくい傾向があります。

勤務先・雇用形態・勤続年数に不安がある場合の対策

パートやアルバイトなど非正規雇用の方は、安定した収入があることを証明できる書類を用意しておくといいでしょう。また、今後転職を考えている方は、先にカーリースの審査を済ませるなど計画を立てて行うようにしましょう。

２：年齢

カーリース会社によっては申込条件に年齢制限が設けられていることもありますので、事前にチェックが必要です。20〜75歳までを条件とするカーリースがほとんどで、制限から外れる場合は原則利用できません。中には20歳未満、75歳を超えていても申込みができるカーリースもあるので、そちらを選ぶようにしましょう。

年齢に不安がある場合の対策

申込条件の年齢に合致したカーリース会社を選ぶことが先決です。ただし、カーリースの中には、親や配偶者、子供など、家族の誰か契約した車を、ファミリーカーとして生計を一にする家族で利用することが可能な会社もあります。

年収に不安があるときは、審査に通る可能性の高い家族に契約してもらい、車を共有するのもひとつの方法でしょう。なお、契約者本人が実際に車を利用しない意図的な「名義貸し」は違法行為にあたりますので、行ってはいけません。

３：借入れの状況

カーリースの審査では、一般的に返済中のローンなどの借入状況もチェックされます。すでにある返済額に加えてカーリースの利用料金を毎月滞りなく支払えるかを判断するためです。

その際に目安となるのが上記で説明した「返済負担率」です。ローンやほかのリース料金、携帯電話端末代の分割払いなどに今回申込みをするカーリースの利用料を加えた年間の支払額金額が、年収の30～35%程度以下に収まっていると、審査に通りやすい傾向があるといわれています。

借入れの状況に不安がある場合の対策

審査を有利に進めるためには、既存の借入れを可能な限り返済しておくことが望ましいといえます。一括で全額返済するのが難しいようならば、家計を圧迫しない範囲での繰上返済も検討しましょう。また、複数の借入がある場合は、一本化することで利息分の返済額を減らせるケースもあります。

４：信用情報

過去の税金やローン、クレジットカードの支払履歴など、いわゆる信用情報もカーリースの審査に影響することがあります。信用情報に過去の支払いの遅延・未払い、また、債務整理や自己破産などの記録が残っている場合、審査通過が難しくなる傾向があるといわれています。

特に債務整理や自己破産などの金融事故の記録は信用情報機関に5〜7年程度残るといわれています。自身の信用情報は開示請求もできるので、不安な方は先にチェックしておくといいでしょう。

信用情報に不安がある場合の対策

滞納や未払いがある場合は、申込み前に完済しておきましょう。なお、個人の信用情報については、下記のような信用情報機関に開示請求が可能です。その方法などは公式サイト等をチェックしましょう。

• JICC（指定信用情報機関　株式会社日本信用情報機構）：消費者金融などの利用履歴
• CIC（割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関）：銀行などの金融機関の利用履歴
• KSC（全国銀行個人信用情報センター）：クレジットカードや信販会社などの利用履歴

上記に加え、持ち家などの資産の有無も審査の際に確認される場合があります。持ち家があれば、住宅ローンの返済中でも、資産価値があると見なされ審査で考慮されることがあるといわれています。なお、住居などの資産は補足的に見られる傾向があり、賃貸住宅だからといって審査での評価がネガティブになるというわけではありません。

年収に不安がありながらもカーリースの審査に通った方の体験談

年収に不安を感じながらも、カーリースの審査を無事通過した方は多くいます。ここからは、どのくらいの年収で、どのようなポイントが審査に有利に働いたと実感しているか、それぞれのリアルな声をご紹介します。

30代・男性

ホンダの「N BOX」を契約年数7年で申し込みました。年収200万円台だったので審査に不安がありましたが、保証人を立てたことが有利に働いたのか、無事に契約ができました。

40代・女性

電気自動車を3年間の契約で希望しました。年収は230万円ほどで、カーリース自体が初めてだったので不安でしたが、勤続年数が長いことが評価されたのか、審査に通過してよかったです。

40代・男性

年収は360万円程度。ただ、希望する車種が年収の半分以上の価格だったのでやはり不安はありました。結果として審査に無事通過しましたが、資産として土地を持っていることがプラス材料になったのだと思っています。

これら3名の体験談から、カーリースの審査では、年収に不安があってもほかにプラスに働く要素があれば無事に通過する可能性があることがわかります。審査では総合的な面から判断される傾向がありますので、前項で説明した内容を基に対策し、審査にのぞむようにしましょう。

*クラベルさん編集部がチャット調査ツールSprintにて「カーリース利用者」を対象として行ったインターネット調査を基に掲載

カーリースの審査に落ちてしまった場合の４つの対処法

通常、審査に落ちた理由は明らかにされません。そのため、再審査のために大切なことは、自身の状況から落ちてしまった要因を推測し、審査に不利になりそうな要素をカバーすることです。そのうえで、再審査に向けて以下のような対処法も検討しましょう。

１：連帯保証人を立てる

保証人を立てることで審査に通る可能性が高くなる傾向があります。連帯保証人は、契約者の返済が滞った際に、代わりに債務を請負う人物のことで、一般的に成人で安定した収入が見込めることが条件になります。万が一の場合に負担をかけることがあるので、家族や親族に依頼するのが通例です。

なお、カーリース会社によっては保証会社を紹介してもらえる場合もあります。同じく審査に有利にはたらく可能性がありますので、提案された際は前向きに検討してみましょう。

２：車種やグレード、プランを変更する

カーリースの料金は車種やグレードによっても異なり、高額な車種や上位グレードほど月額料金が高くなる傾向があります。審査に落ちてしまった歳は、その車種やグレードを安いものに変更し、返済負担率で見られる年間の利用料金を抑えることで、審査に通る可能性を上げやすくなると考えられます。

また、オプションプランなどをつけている場合は、不要だと思われるものや後付けできるものを外すなど利用料金を抑える対策を検討しましょう。

３：契約期間を長くする

契約期間を長くすることも効果的な再審査対策になります。カーリースの場合、車両価格や諸費用の総額を契約月数で割って月額料金を算出する仕組みがとられており、契約期間を長くすることで月々および年間の利用料金を抑えられます。それにより、返済負担率における年間の支払額が減るので、審査のハードルが低くなると考えられます。

４：支払いの遅延や未払いを解消する

税金やローンなどの返済の遅延・未払いが原因であると思われる場合は、忘れている支払いがないか再確認し、完済しましょう。審査前に個人信用情報を確認していない場合は、上記で説明したとおり、情報開示請求をして確認することをおすすめします。

また、返済中のローンや割賦払いについても、返済負担率に影響を与えるため、完済しておくと審査に通る可能性を上げられると考えられます。完済が難しいようならば、負担のない範囲で繰上返済するのも有効です。また、複数の借入がある場合は、一本化すると利息を減らせる可能性があるので併せて検討するといいでしょう。

カーリース会社を変えるのも効果的な対策のひとつ

同じ車種でもカーリース会社ごとに月額料金は異なります。審査に落ちてしまった場合、安いカーリース会社に変更することも効果的な対策のひとつといえます。

定額カルモくんは業界最安水準の料金設定を実現したカーリースで、月々10,000円台から利用できる人気車種も多数そろっています。特に収入の面で不安のある方は、比較的安い車種で先に審査を済ませて、後からゆっくり車選びを行える定額カルモくんのお試し審査おすすめです。

年収に不安がある方におすすめのカーリース会社選びのポイント

審査対策として大切なのは、返済負担率を審査に通りやすい範囲内に抑えることです。そのためにはカーリース会社選びも重要になってきます。特に収入に不安のある方は、下記のようなカーリース会社を選ぶといいでしょう。

月々の利用料金が安いカーリース会社

年収に不安がある場合、まずおすすめしたいのが料金の安いカーリースを選ぶことです。先に説明したとおり、月額料金が安いほど返済負担率を抑えることができ、審査に通る可能性が高まるといえます。

なお、リース料金を比較する際は、ボーナス払いの有無も注意しましょう。ボーナス払いがある場合、月々の料金が安くてもボーナス月の支払額が高くなるため、年間の支払額が高額になってしまうケースもあります。利用料金は年間の金額で比較するといいでしょう。

車種や契約期間の選択肢が広いカーリース会社

取扱車種が多いカーリース会社は、低価格帯の車も豊富にそろっている傾向があり、自身が審査に通りやすい価格帯の車、かつ自分の希望条件を満たした車種が探しやすいといえます。

また、カーリース会社によっては選択できる契約期間も異なります。先述のとおり契約期間を長くすることで、年間の利用料金を抑えることができますので、契約期間の選択肢が広いカーリース、特に長い契約期間のプランを提供しているカーリースを選ぶと審査対策がしやすくなります。

事前に審査が通るかを確認できるカーリースが安心！

カーリースの審査は通常、車種やプランを決めた後に行われます。しかし一部のカーリース会社では、月額料金の安い仮の車種で、審査通過の可否を先にチェックできるサービスも提供しています。

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【年収別】カーリースのおすすめの車種

車を購入する場合、ひとつの目安とされているのが、年収の半分程度以下の車両本体価格の車を選ぶことです。ここからは車選びの参考として、年収の半分以下程度のおすすめの車種と主要な５つのカーリース会社の料金*をご紹介していきます。

なお、カーリースの審査ではこれまで説明してきたとおり、返済負担率を含めさまざまな項目から総合的に判断されます。必ず契約できるわけではないので、ご注意ください。

※Googleのキーワード検索「カーリース」における上位5社。月額料金はボーナス払いなしの月々均等払いにした場合。2023年12月時点の公式ホームページの最安料金を掲出。

年収200万円の方におすすめのカーリースの車種：スズキ「アルト」

年収200万円の場合、その半分である100万円程度の車両本体価格の車がひとつの目安となります。おすすめは、車両本体価格106万4,800円からのスズキ「アルト」です。

燃費の良さに定評があり、WLTCモードで27.7km／Lと軽自動車の中でもトップクラス。ブレーキサポートやESP（横滑り防止機能）などの機能も標準装備されているので、初めて乗る1台としてもおすすめです。カーリースならば、月額料金14,000円台から利用可能です。

※2023年12月時点の公式サイト情報より

年収300万円の方におすすめのカーリースの車種：スズキ「ハスラー」

年収300万円台の場合、車両本体価格150万円程度の車が目安となり、車両本体価格136万5,100円からのスズキ「ハスラー」などがおすすめです。

ハスラーは軽自動車でありながら高い走破性を備えたSUV。街乗りにもちょうどいいサイズ感で、通勤や買い物、週末はアウトドアにとさまざまなシーンにフィットする点もポイントです。カーリースの場合、月々17,000円台から利用可能です。

※2023年12月時点の公式サイト情報より

年収400万円の方におすすめのカーリースの車種：トヨタ「ヤリスクロス」

年収400万円の場合、200万円以下が車両本体価格の目安です。軽自動車だけでなく、コンパクトカーやミニバン、SUVも検討できます。おすすめの車種はトヨタ「ヤリスクロス」で価格は189万6,000円からになります。

ヤリスクロスは、SUVらしい走行性能に加え、スポーティーで上品な外観や、使い勝手の良い荷室スペースが魅力。また、トヨタの安全性能や燃費性能が搭載されているのも特徴です。カーリースでは月額料金28,000円台から利用可能です。

※2023年12月時点の公式サイト情報より

年収500万円の方におすすめのカーリースの車種：ホンダ「ヴェゼル」

年収500万円の場合、250万円以下が車両本体価格の目安となり、239万9,100円からのホンダ「ヴェゼル」がおすすめの車種のひとつです。

ヴェゼルは2013年発売のコンパクトSUV。SUVの力強さとクーペ風スポーティーさが特徴で、高い燃費性能や優れた安全性能も人気の理由として挙げられます。カーリースの場合、月々30,000円台から利用できます。

※2023年12月時点の公式サイト情報より

年収600万円の方におすすめのカーリースの車種：トヨタ「ハリアー」

年収600万円の場合、300万円程度が車両本体価格の目安になります。おすすめはトヨタ「ハリアー」で312万8,000円から。

ハリアーは1997年に登場したクロスオーバーSUV。洗練されたたくましさや上質な車内空間、走りの良さや低燃費が魅力。また、全グレードにトヨタの先進安全予防パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備されており、安全装備や運転支援装置を求める方にも人気です。カーリースでは月々44,000円台から利用できます。

※2023年12月時点の公式サイト情報より

年収に不安がある方におすすめの業界最安水準のカーリース

年収に不安がある場合、料金が安く車種やプランの選択肢が多いカーリースに申し込むのが鉄則です。

定額カルモくんは、業界最安水準のカーリース。先に審査に通るかチェックできる「お試し審査」のサービスも設けています。また、知識豊富なマイカーコンシェルジュが条件に見合った車種やプランを提案してくれるので、カーリース初心者にも好評です。

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※この記事は2023年12月時点の情報で制作しています