カーリース審査に通らないときの対処法！今すぐできる対策と審査通過の条件を解説

カーリースの審査に通らないときの対処法

カーリースの審査はカーローンよりも難度が低めといわれていますが、何かしらの事情で落ちてしまうことはあります。そのようなときでも、対処することで再びチャンスを手に入れることは可能です。

審査に通らないからとすぐにあきらめるのではなく、まずは次のことを試してみましょう。

連帯保証人を用意する

カーリースの審査落ちの理由はさまざまですが、年収が基準に若干足りない、パートやアルバイトなどで収入が不安定と判断されたといった可能性がある場合、連帯保証人をつけることで審査に通る可能性が上がる場合があります。

連帯保証人も契約者と同等の基準で審査されるので、安定した収入を得ている成人で、返済や支払いの遅滞や未払いがないなどの条件を満たしている方にお願いしましょう。

また、負わされる責任も契約者と同じになるため、家族や親族などに、返済計画を示したうえでお願いするのが望ましいでしょう。

車種やプランを変更して金額を下げる

カーリースの審査では、年収に対して、年間のリース料金の総額がどれくらいの割合を占めるかを表す「返済負担率」を重視される傾向があり、年間のリース料金が年収の30～35％を超えていると、審査通過が難しくなるといわれています。

そのような場合は、車種を変えたりグレードを下げたりする、オプションをやめる、プランを見直すなどして、返済負担率が目安を下回るように再考しましょう。

なお、返済負担率における年間の支払額には、ローンの返済額や分割払いの支払いなども含まれます。すでに借り入れがある場合は、それらを返済して年間の支払額を下げるのもおすすめです。

個人信用情報の開示請求をする

カーリースの審査では一般的に、これまでや現在に滞納や自己破産などのネガティブな情報がないか、個人の信用情報を確認します。個人信用情報とは、金融機関や消費者金融での借入れ状況、クレジットカードの利用履歴や携帯電話料金の支払い状況などの記録を差し、株式会社 シー・アイ・シー（CIC）、株式会社日本信用情報機構（JICC）、全国銀行個人信用情報センター（KSC）という3つの信用情報機関に保管されています。

審査に落ちる心当たりがないのに通らないといったときは、信用情報機関に開示請求をして、自身の信用情報を確認してみましょう。うっかり支払いを忘れていたなどで、知らないうちにネガティブな情報が載っている可能性もあります。

リース会社を変えて申し込む

同じ車種でも、月額料金はリース会社によって異なります。そのため、年間のリース料金を抑えられるカーリースへ変更して申し込むと、返済負担率が下がって審査に通る可能性を上げられます。

また、カーリースの審査を行う提携先の信販会社も、リース会社によってそれぞれです。申込先を変えることで信販会社が変わり、審査難度が下がるケースもあります。

自社審査のカーリースに申し込む

自社審査とは、信販会社を通さずに、リース会社独自の基準で行う審査のことです。個人信用情報を問い合わせないケースが多いうえ、現状の支払い能力を重視する傾向があるので、信用情報にネガティブな履歴が残っている、収入の安定性が低い、転職したばかりで勤続年数が短いといった場合でも審査に通ることがあります。

ただし、利用できる車は中古車になることが多く、契約期間も短めです。また、月額料金が高かったり、別途保証料が必要だったりすることもあるため、よく確認してから、慎重に検討しましょう。

業界最安水準で審査を試せる！

カーリースの「おトクにマイカー 定額カルモくん」には、とりあえず審査に通るか確認できる「お試し審査」があり、業界最安水準の月額料金で審査を試すことができます。

結果は通常翌営業日、キャンセルも自由なので、気軽に申し込んでみましょう。

カーリースの審査に通らない理由とは？

カーリースの再審査を受けるにあたり、一度目の審査で落ちた理由を把握しておくことは大切です。

しかし、カーリースの審査基準は公表されていないうえ、審査ではさまざまな条件から総合的に判断されるため、審査に通らない理由を明確に知ることはできません。

とはいえ、一般的にいわれている審査基準や自身の状況などから原因を探ることは可能です。カーリースの審査に通らない場合に考えられる原因について詳しく見ていきましょう。

年収と申込み内容が見合っていない

カーリースの審査では、契約満了まで滞ることなく支払える能力があるかを確認されます。その際、目安の一つとされるのが年収とリース料金のバランスです。

年収が一般的にいわれる200万円という基準に満たない場合や、年収が200万円以上あっても高額な車種で審査を受けていた場合などは、年収とのバランスが理由で審査に落ちた可能性が考えられます。

すでにほかの借入れがある

年収に対して安めの車種で申し込んでいた場合でも、ほかに借入れがあると審査に通らないことがあります。

前述のとおり、カーリースの審査では、収入に対して年間のリース料金の支払総額が占める割合を示す「返済負担率」を重視する傾向があります。返済負担率は30～35％程度が目安とされていて、年間の支払総額にはすでに借り入れているローンなどの返済額も含まれます。

そのため、ほかの借入れの年間の返済額が大きいことで、安い車種でもリース料金を合わせた際に返済負担率の目安を超えてしまい、審査に通らなかった可能性があります。

雇用形態や勤続年数が基準に満たない

カーリースの審査で重視される収入の安定性には、雇用形態や勤続年数も影響するといわれています。

パートやアルバイト、個人事業主など、収入が不安定とみなされやすい雇用形態や働き方の場合、また、正社員でも勤続年数が1年に満たない場合などは、審査に落ちた理由の一つとして考えられるでしょう。

個人信用情報にネガティブな情報が載っている

カーリースの審査では、信用情報機関に個人信用情報を問い合わせ、過去に遅滞や未払い、自己破産などの履歴がないか、現在も支払っていない滞納はないかなどを確認します。そのような情報が載っていた場合、信用度が低いとみなされて、審査に通るのが難しくなります。

情報開示請求を行ってネガティブな情報が載っていた場合は、それが原因だった可能性が考えられます。

申込書に嘘の記載があった

申込書に嘘の記述が見られたときは、審査をクリアできる条件がそろっている方でも審査に通るのはほぼ不可能になります。正確な数字がわからないからだいたいで書いた、書き誤ったという場合でも、嘘とみなされれば信用度は大きく下がります。

また、カーリース以外の審査にも通らなくなる可能性が高くなるうえ、虚偽申告と受け取られると罪に問われる場合もあります。

再審査を受ける前にしておきたい対策

再審査を受ける際は、1回目の審査に落ちた原因と思われる事象を想定し、クリアにしておかなければ同じ結果となってしまいます。カーリースの審査に通らない原因別に、対策を見ていきましょう。

返済負担率が基準を超えている場合の対策

返済負担率が30～35％を超えている場合は、車種やプランを見直したり、月額料金の安いカーリースに変更したりして、年間のリース料金の総額が基準内に収まるようにしましょう。

また、頭金を入れられるカーリースであれば、多めの頭金を支払うのも返済負担率を下げるのに有効です。

なお、ほかの借入れがある場合は、まずはそれらを完済させることを優先したほうがいいでしょう。

雇用形態などから収入が不安定とみなされた場合の対策

一番の対策は、収入の安定性があるとみなされる正社員や公務員になって、勤続1年を過ぎるのを待つことですが、簡単ではありません。

パートやアルバイト、個人事業主などのままで再審査に臨む場合は、連帯保証人を用意したり、収入の安定性を示せる書類を用意したりすると、審査にプラスに働くことがあります。

個人信用情報にネガティブな情報が載っていた場合の対策

個人信用情報に載っている記録は一定期間保存されます。そのため、ネガティブな情報が消えるのを待ってから再審査に申し込みましょう。削除されるまでの期間は内容によって異なるため、事前に確認しておくと残りの年数がわかりやすくなります。

なお、記録が消えるのは、未納などが解消されてから一定の期間後となります。延滞や未払いのものがある場合は、すぐに完済することが最優先です。

すべてのケースに共通する対策

カーリースの審査に通らない理由が何であれ、再審査の際には共通してやっておきたい3つの対策があります。

複数のリース会社に申し込まない

とにかく審査に通りたい一心で複数のリース会社に申し込む方が見受けられますが、個人信用情報には申込みの履歴や審査結果も残るため、かえって信用度を下げることになります。多くても2～3社程度に留めておきましょう。

初回の審査から6ヵ月以上あける

一度審査に落ちてからあいだを開けずに次の申込みをしていると、経済的に困っているとみなされ、信用度が下がります。6ヵ月ほど期間を開け、そのあいだに再審査に向けた準備を行っておきましょう。

お手軽審査ツールを試してみる

リース会社の中には、車種やプランを決めなくても、最安値の車種で審査に通るか確認できるサービスを要しているところもあります。インターネット上から簡単に申し込める上、キャンセルもできるので、審査が不安な場合はこのようなツールを利用してみるのもおすすめです。

審査結果が翌営業日にわかる！

業界最安水準のカーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」には、5分程度の入力で、通常翌営業日に結果がわかるお試し審査があります。

カーローン審査に通らなかった方の利用実績もある定額カルモくんで、とりあえず審査に通るか確認してみてはいかがでしょうか。

再審査でカーリース審査に通った方はどんな対策をした？口コミをご紹介

いくら対策をして再審査に臨むとしても、一度目に落ちた理由が明確にわからない以上、十分に対策ができているのか、再審査で通るのか、不安はつきまとうでしょう。

そこで、一度カーリースの審査には通らなかったものの再審査で通過できた方の口コミ*から、どのような対策を行ったのか参考に見てみましょう。

20代男性

クレジットカードの未払いがあったせいか、カーリースの審査に通りませんでした。未払いを解消し、ほかの借入れも減らして、半年ほど置いてから再審査に申し込んだら無事に審査通過できました。

20代女性

最初の審査は年収が低かったこと以外に落ちる要素が思いあたりませんでした。転職をして年収を上げたら、再審査に通ることができました。

50代男性

一度目の審査に落ちたのは、年収と金融事故情報が影響していたと思います。再審査まで5年ほどあけて、リース会社も変えて申し込んだら審査に通り、日常的に車を利用できるようになって満足しています。

リース会社から審査に通らない理由を教えてもらうことはできませんが、いずれの方も、自身の状況から考えられる原因を探り、再審査までにしっかりと対策を行っている様子が見てとれます。

再審査に臨む際は、審査に通らない理由を落ち着いて分析し、適切な対策を行うことが通過のポイントといえるでしょう。

*クラベルさん編集部が、チャット調査ツールSprintにて「カーリースの審査に落ちた経験があるが、カーリースを利用できた（利用できている）方」「カーリースの審査に通らなかった方で、年収が理由で落ちたと思う方」を対象として行ったインターネット調査を基に掲載

カーリースの審査に通らないときでも車をあきらめる必要はない

カーリースの審査に通らなくても、対処法を取り入れたり、対策をして再審査を受けたりすれば、利用できる可能性が高まります。とはいえ、再審査でも審査に通らないこともあるでしょう。そのようなときは、レンタカーやカーシェアリングを利用する、家族と共用で車を使うなど、ほかの方法で車を利用しながら一定期間をあけましょう。

そしてそのあいだに、審査に通る可能性を高める対策をしたり、月額料金が安いカーリースを探したりしておけば、次にカーリースに申し込んだ際に審査のハードルを下げることができるでしょう。

※この記事は2023年7月時点の情報で制作しています